今日からパラグアイ業務の2週目に入る。
1週間経ったので、体調も良い。50肩もずいぶん楽になった。ホテルは6時から朝飯なので、4時半ごろに起きている。オフィスは7時開始だ。これが南米の特徴。
明日また現場に行く。ある施設の設置状況の検査。1泊で帰る予定。本チャンの調査はまた来週に予定。今日その調査の予定を電力会社の職員と協議予定。
さて、首題。
もうJICAの技術協力プロジェクトが民間主導で始まって10年以上になりますか。気が付いたら調査計画(マスタープラン、FSなどの開発計画)の案件が水セクターでもほとんどなくなっている。不思議ですね。ハードからソフトへの移行でしょうか。
流域管理でもほとんどすべて技プロだ。4年とかね。
そのため調査計画で常識の科学および技術的な調査がちょっと抜け落ちている。課題の詰めがなく、いきなり対策の一部が始まっている。プラットフォームの構築とか環境教育など。。。
課題、例えば土壌流出のモデルに関してもないよね。そういう専門家も派遣されることがあまりない。要するに、科学技術的なアプローチなしに、いきなり住民参加型の流域管理になっている場合が多い。
それで問題ないならいいのですが、やはり調査や分析がないとねえ。
僕のモット―。
計測なくして、管理なし。
そういう問題をそろそろ気づく方が現れてきた。いいことですねえ。
その方法論についてもお問い合わせがクライアント側からあった。僕の経験から、方法、期間、コストなど大まかな推定をお送りした。
具体の案件が出てくるといいね。
ただねえ、今所属している会社はもう滅びる寸前。できる人材が枯渇している。他の会社の知り合いに聞いてみよう。専門家いるかどうか。
超複雑系の調査計画の案件がもっと増えないと、コンサルの技術は上がらないね。業務調整が専門です、なんて言いだす若手が増えないことを祈ります。
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