すでに書いたことだが、30年以上コンサル業をしているが、国内でのコンサル活動は1件しかない。
82年当時か。
あのころは海外コンサル事業が保守本流であり、国内のコンサル部門はマイナーだった。内水排除の案件で、対象流域はわずか40km2。国内コンサルのある会社で解析ソフトを頂き、フォートランで走らせた。
あれから30年。今回は45km2程度の小流域での水資源開発計画を実施する。海外では珍しいことだ。
しかし、水文情報も少なく、水専門家としては遣り甲斐のある対象である。
去年の今頃はアフリカのガーナだったが、対象流域はガーナ全体の3分の2を占めるという大流域。コンサルというのは大変面白い商売。30年やっていても飽きないのは、案件は一つとして同じではないということだ。
それと、国によっていろいろ政治的な問題もあり、正論だけではうまく行かない。
祭りごとは汚れの中に「真」を見つけること。
昨日見た「剣客商売」で60歳の主人公が言っていた通りだ。
コンサルも剣客商売のようにのびのびと活動できるとコンサルらしさがでて面白い。
今はサラリーマンコンサルの方々のストレスを感じない心地よさをエンジョイしているしね。
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