いやー、随分と時間がかかった。
ここ何ヶ月か、水道事業経営に係わるコミュニティー参加について調べていた。
地方給水のレベル1や2では普通の考え方だが、レベル3、すなわち通常の水道事業体に対するコミュニティー参加型はあまり知られていない。
日本でも海外でも。。。
最初に日本の事例を調べて、やっと1例発見し、それをもとに基本計画を作る事業体も発見。あまり事例がないことを結論として分かった。
さて、海外。
これについては、国際機関も熱心で、村落給水と同じような考え方を都市給水にも適用しようとしているのが分かった。ある国では、ある国際機関がガイドラインを作成しているほどだ。
ということで、日本と途上国のコミュニティー参加型の水道事業経営実態の点と線が繋がった。
これで、いろいろ提案ができるね。
今の技プロでは、そういう発想が水道事業経営改善の項目に乏しいのだ。
そのことを提案したかったのだが、よき実践の良例を日本と海外で知る必要があったので、やっと自信をもって提案できるようになった。
受注して、本邦研修が当然あるが、日本での研修先も提案するが、所謂政令指定都市の水道局と議論してもかみ合わないね。
上記のガイドラインは正式に対象国政府に承認されているのがすごいね。実際どう運用されているかは別問題だが。
水道事業はどこでも独立採算制だから、当然ビジネスプランはないといけない。日本では中期経営計画と呼ばれる。
経営と市民参加。どちらも大事な要素である。
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