今日は本チャンの仕事は担当者が海外出張中で進まなかった。
ただ、関連するプロジェクトやプログラムの支援業務は多々あった。
業務調整とかいうと雑用とか或いは若手がやるのと考えられるが、実は違うのである。官民いずれの組織でも調整業務は重要なのであって、様々な業務内容を含んでいる。
所謂、プログラム管理である。プロジェクト管理はもう一般的であるが組織全体から見れば、一つのプロジェクトではなく、多くのプロジェクトの集まりであるプログラムを効率的・効果的に管理する必要がある。当たり前の話だが、海外途上国の官庁ではこのプログラム管理と云う概念と実施が遅れている。
その強化が小生の業務である。
プロジェクトの概念化やデザイン、モニタリングと評価などを含む。僕はM&Eではなく、
M&C
即ち、モニタリングと評価だけでなく、最終的なコントロールが入ると考えている。
プログラム管理者が組織のあらゆる部署で働けば、組織も活性化するだろうという期待がある。
情報管理、コンプライアンス、ファンド獲得(途上国では最も重要である)、技術支援なども入る広範で責任ある仕事である。
コンサル会社では若手が専門家としてアサインできず、何年も業務調整で腐ってしまうと聞くが、そういうアクティビティーは10年、20年、30年経って益々重要なのである。そういうことを中堅や幹部が若手に知らしめないと次から次へと辞めてしまうのではないか?!僕の場合は、新入社員から直ぐ稼ぐアサインを与えられたし、大プロジェクト調査団員の報告書のチェックと纏めや解析・報告書作成など業務調整以上の専門的役割を得たので幸いだった。幹部に大物が沢山いた時代だ。
だから、流石に専門家としての長い経験や知見がないと組織のプログラム管理の指導・助言はとても実践できない。
これも「ニワトリとたまご」の議論になってしまう。
久々、ちょっとまともな内容になったかな。具体の業務内容は守秘義務があって中々書けないのである。コンサル会社の批判ばかりだと天罰を受けてしまうけど、自分を律することも大事だね。
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