夕方から衛星放送の具合が悪い。当分復旧しそうもなさそうだ。徳永英明の音楽を聞きながらお風呂に浸かっていた。
そうだ、そろそろあの本を読み始めようと思った。あの本とは、以前書いたが、
Nisei Linguists
Japanese Americans in the Military Intelligence Service during the World War II
である。アメリカ陸軍省が発行する戦史である。太平洋戦争の終焉を数年早めたといわれる日系2世通訳の歴史書である。ヨーロッパ戦線の442連隊はヒーローとして戦後有名になったが、MISの活躍は秘密事項もあり、80年代まで世に知らされることがなかったのだ。そうした彼らの活躍を纏めた本である。500ページを超す大作のため少しじっくりと読んでいこうと思う。
今日は前書きまで読んだ。
作者はアメリカ軍人で戦史家であるが、
義理と恩という概念の違いを述べるほどの日本文化通と察した。
妻にはよく「あなたの前生は日系人じゃなかったの」、と言われる。「アウェー」の再骨頂であるアメリカ日系2世、特に帰米2世(日本で教育を受けアメリカに戻った2世)には昔からずっとシンパシーを感じていて、帰米2世が活躍したMISの歴史には以前から興味があったが、適当な本がなかったのだ。これからじっくり読んでいこうと思う。
いつかLAの日系アメリカ人博物館には行ってみたいものだ。
ここまで書いた段階で、BBCが戻ってきた。
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