昨日は、午前中ずっとオランダ大使館で協議。ドナー調整会議だった。
僕はいつも会議には余裕を持って出かける習慣があり、今回も受け付けのところでしばらく待っていた。無駄な時間と思われるが、意外な発見もあり、むだではないのだ。
受付近くにオランダ政府関連のパンフレットが置かれている。中で興味あったのが、
DutchWaterSector 2013-2014
という文書。
大使館だが、民間の活動にも熱心だということが分かる。大使館は民間の活動と連携することは重要であり、こうした活動の表れを示している。
この文書は、オランダにおける水セクター全体を網羅するパンフで、90ページもある。オランダ皇太子の序文から始まり、官民学の活動と関連機関が詳細に紹介されている。
国を挙げてのプロモーションである。
凄いね。
日本政府も官民学でPPPを海外で展開しているようだが、こうした文書(当然英語だが)をついぞ見たことがない。
英語ができないこともあろうし、センスの問題だし、連携がうまく行っていないこともあろう。
オランダのコンサルも世界的に大健闘しており、日本工営を代表とする日本のコンサルとは比較にならない活発な活動を展開している。
こういういい文書がさりげなく大使館に置かれていることに関心した。僕でも結構利用できるものだしね。
お・も・て・な・し
の能力はまだ日本の水セクターにはなさそうだ。明日三菱商事さんに会うので助言してみようかね。
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