今度行く南米の案件は、大河からの直接取水です。
いろいろ取水方法はありますが、取水塔がよかろうと。。。
大河川だから堆砂・洗堀といった河床変動の影響を考えます。取水塔だと局所洗堀ね。
堆砂も検討すべきですが、通常取水地点は蛇行部の凸部のみお筋に選定します。安定したみお筋ね。
深浅測量結果が現地から送られ、概略検討。みお筋の洗堀状況も若干位置によって違うね。
現状では、フローティングインテイクが設置されている。これも暫定的と見られがちだが、そうでもない。エジプトのナイルにもJICA支援で灌漑用水用にある。劣化はするがしっかりとした恒久的構造物。日本にはさすがにないのであまり知られていない。
水位データは100年分あり、解析甲斐がある。せいぜい10年でしょう、海外は。確率計算によって高水位、低水位を決定する。
取水施設というのは、水道、灌漑、水力といろいろ目的があるが、取水堰の経験は多いが、意外と取水塔というのは初めて。まあ日本及び世界の事例研究は終わっているので不安はないが、無償なんでね、しっかり検討しよう。
防災及び気候変動の主流化という傾向も留意。あと何か月で行けるんでしょうかね。
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