この1年、国内コンサルの社長さんとメール交換しているが、事情は悲惨になるばかりだと云う。
僕も海外の仕事にシフトすればと助言させていただいた。応札基準も大分ゆるくなって応札しやすくなっている。
ある会社では100人も国内から海外に移籍させている。すごい数だ。それで業績が上がればいいのだが。
国内では60歳の定年で最後。後はないと云う。これも大変だ。海外ならまだまだアサインはある。
僕自身はこの30年で1回だけ国内の仕事を手伝った経験しかない。流域面積が3km2しかない、内水排除の計画だった。海外では、数千から数万km2を対象とすることが普通だから、国内での経験は中々応用しがたい。特に水文データの収集は自分で調べる必要がある。日本のように、気象協会から気象データを得て、クライアントから膨大な水文データや解析ソフトをお借りすることも海外ではあり得ない。
中国あたりだと英語で報告書を書くことがないから良さそうだが、データ収集だけは難関だ。
30,40代でいやいや海外に飛ばされたら、それこそストレスだ。
コンサル業もさびしい状況になって来たのか。ゼネコンはもっと深刻だから、それよりはまだマシかもね。
国内コンサルの深刻な実情は表面に出ないから、意外と実態が分からないようだ。
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