以前このブログでも紹介したが、会社経営学の論文集であるハーバード・ビジネスレビューで「ミドルライフの薦め」という提案があった。
中年になったら会社に依存するのではなく、それまで築きあげた経験と知見を中年以降さらに開花させ、個人として自立する意義が論じられていた。ハーバードだからとても意外だった。
さて、長い海外生活もいろんな生活のパターンがあるが、究極は、
一人でどれだけ快適に生活できるかが勝負である。
食事、洗濯など雑用を自分でこなすことが重要である。仕事的なことは報酬を頂いている以上当たり前だが、案外自分の身の回りの世話を自分でちゃんとすることに慣れていないと苦労する。
対外的な活動も大事だが、誰も見ていない(神様は見ているが)日常の雑用をこなせないようでは自立しているとは云えない。
50代から死ぬまでどういう状況になるか分からないが、せめて自分のことは自分でできるようにしたいものだ。そういう意味で海外の単身生活はいい練習になる。
対外的にカッコよくても、身の回りが杜撰では生きている意味がない。
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