この国で初めて水セクターの組織が出来たのは、独立して直ぐのこと。水省が出来るずっと前のことであった。
水省には水資源委員会事務局が設置されているが重要な組織ではない。水資源委員会は年4回開催されることになってはいるが、予算不足なのか前回は09年9月。従って、1年4カ月ぶりの開催となる。
メンバーは全国に跨っており、水関連省、水公社、学者など多くが参加している。
先ほどまで午前から昼食なしで会議していたようだ。遅い午後の食事が終わったメンバーの数人とばったり会った。会議の内容は明日聞くことにしよう。
省から独立した水資源委員会の設立は内閣承認されているがまだ設立には至っていないのが実情だ。この新委員会が水資源管理を流域ベースで推進している中心的な組織となる。
まだ設立には数年かかると予想される。
金、人、物が不足しているのでそう簡単には出来そうもない。
SWAPがメカニズムとしてうまく機能していくかも疑問だが、やはり水資源委員会があるのならそれをうまく利用する価値はあろう。しかし、この委員会の存在を知っているドナーが少ないのは困った話でもある。
0 件のコメント:
コメントを投稿