BBCやCNNで連日イラクやシリアのISISの状況を伝えている。作業しているので、おおざっぱな情報しか得ていない。歴史的背景があるようだね。
ISIS:イスラム国
イラク、シリアなどの中東諸国を、ヨーロッパの線引きにより作られた「サイクス・ピコ体制」だとしてこれを否定し、武力によるイスラーム世界の統一を目指しているらしい。
Caliphate:カリフ
新聞からの情報だと、
イラク北部で「カリフ」が就任したという。しかも、なだたる過激派の頭目がカリフと名乗って、イスラーム世界全体が従うよう主張したというのであるから、ただごとではない。
驚く理由の一つは、「カリフ」という古色蒼然たる称号である。高校の世界史でお馴染みのこの称号は、主として7~13世紀に使われ、モンゴル軍が当時のイスラーム世界の首都であるバグダードを陥落させる時まで栄光が続いた。今回主張されているのは、7世紀に成立した初期イスラーム的な「カリフ」のイメージである。ということは、イスラーム共同体全体の理想的指導者を意味している。
疑念として「この時代錯誤な語感を持つ語が、21世紀に大まじめで使われるのはどういうことか?」と感じるのは、イスラーム史を知っていればごく自然なことである。
驚きのもう一つの理由は、アルカイダ系の過激派が国家を樹立したと主張し、しかも主張するに値するだけの領土を支配している点にある。
BBCやCNNも最初はISISと言っていたが、そのうちにCaliphateを使うようになった。
イラクは混乱状態だし、シリアも同様。どうなるんでしょうね。
僕が海外にいるとこういう混乱が起こる感じだ。偶然だね。何しろ年半分以上海外だし。
エボラに関しても、アジアへの広がりを示唆する情報もある。ミャンマーやヴェトナム。。。
ミズーリーの暴動も無視できない。
日本は広島の土石流ですか。
パレスティナも治まらない。
しばらく目が離せないな。
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