Count it all joy, my brothers, when you fall into various temptations. (Jacob 1.2)
2025年6月28日土曜日
2981:転職の奇跡ではなく、軌跡
1981年大学院終え、工営から社会人がスタート。8月の転職を前にちょっと総括してみようか。
1.N工営:22年間お世話になった古巣。守破離で言えば、守りの期間。水資源、エネルギー、防災、環境、システム最適化などに関わった。技師、副参事という人事上の位置。プロジェクトベースでは、専門家補助、専門家、副総括、総括。JICA、JBIC,ADB,世銀の調査計画、設計施工監理に関わった。22年でほぼ完成。
2.T電設計:4年間。工営の部門とほぼ同じだから、他流試合。守りから破りへの第1歩。ただ、自分で案件を発掘し、提案し、実施するという主導的な立場。次長程度。ここから僕の契約社員という立場が確立。給与的にはあんまり変化なし。ただし、会社幹部とそりが合わなければ1年で終わりという宿命。スリルがあるし、転職が可能という、成長の機会ができた。また、JICAの事前調査の経験ができて、個人の力量で仕事を取るきっかけができた。これも成長のカギ。
3.M機構:東電天下りの海外事業本部長の意地悪で1年契約更新がなくなり、転職の必要。知り合いの紹介で理事長推薦で入社。ここでも契約社員。2年いたかな。IWRMの案件を八千代エンジとやった。八千代が素人でとん挫。僕は途中で不参加。これもねえ、八千代の不誠実がでてね。そんなこんなで2年でバイバイ。ただ水資源の専門家というお墨付きができて、その後役に立つことに。。。
4.K開発アソシエイツ:これも知り合いの推薦で入社。ここからは個人事業主が6年間始まる。離れる、という段階に。組織からね。この会社は実力主義。案件を取れば、88%の人件費を頂ける。いい会社。ただし能力がないと一銭も入らない。厳しいね。優秀な人材は天国。マラウイ、パラグアイ、モザンビークの3か国の専門家派遣で大儲け。よかったな。でも、その後初代社長がECFAの会議で不正を大宣伝。JICAの怒りをかって自滅し破産。馬鹿だねえ。認知症のおじいちゃんにいい会社が滅ぼされた。
5.C開発:この段階で60歳。もう歳だし、コンサルは無理かなと誤解。半信半疑で面接したが合格。4年いた。組織的には1986年ごろのJICA課長補佐不正事件で2年間の指名停止で没落。それから30年が過ぎていた。海外メンバーはアサインできる可能性があるのは数人。部長は評価分析だけ。彼も入社したその年に事件に巻き込まれた。すでにプロジェクト案件を受注できる体制はない。僕は自分の力量で2年間専門家派遣で生きた。その後、外資系リクルーターからのお誘いがあり、バイバイ。社長が3代目。お公家さんみたいな人。あれから10年経っても一切成長なし。
6.ドイツのハイテクEPCコンサル会社:東広島のマイクロン半導体新工場建設の工事管理に関わる。1年くらいかな。総工費4000億円の大事業。すごかったな、毎日が。この会社のEPC能力が日本の状況では評価されずコンサル契約が1年でストップ。10点満点で2点だってさ。ほぼ全員解雇。僕は施主側の人たちと親しかったので、別の契約で継続。。。
7.マイクロン:施主である会社のファシリティー部門で最後まで管理業務を務めた。9か月だったか。初めから最後まで事業に関わる最初の経験。これがその後活きてくる。
8.K防災:2019年のコロナ直前。この段階で64歳かな。北浦和の支店勤務。なかなかいいコンサルが見つからなかったので、避難所として。この会社は国内の防災コンサル。海外部門強化中だが、部長課長の無能無策で低迷中だったかな。プライドだけが高く無能。最悪。僕の個人的な案件に参加して、1年強で辞めた。あれから5年かな。JICAの不正事件を起こし、まず成長はないね。
9.ソラリグ:スペインのEPC会社で太陽光発電事業を日本で展開。事前の設計、調査、法律関係などを支援した。数か月かな。事業が延期したので正式入社は見送った。今はもう事業展開が聞こえてこない。あんまり儲からない状況だしね。
10.K開発:初めてゼネコンに入社。上記事業に関係したおかげで、担当者からお誘い。ゼネコンの実態を知ることができた。また、事業計画、経営企画に関わり、ここから戦略コンサルの経験につながる。3年いたかな。新事業を進めていく社員の能力不足。ゼネコン的で雑。外資系の再エネ事業で15億円の赤字。工事契約を全く認知せず進めたためだ。僕はその契約内容を知っていたが、定期的に工事の進捗に関わらせてくれれば契約違反はなかったはずだ。残念。4年目の契約内容が、その赤字のために社員全員の報酬が減額。ジョブ型雇用の僕なんだが、影響を受けて減額だった。それで転職を決めた。
11.今の会社:1年以上適任者が見つからなかったPMの仕事があるリクルーターから舞い込んだ。会長が僕の経歴に評価したそうだ。業種は違うが業務内容は面白そうだったので、数回の面談を経て入社。10か月が経過した段階だ。いろいろ難しい問題を抱えた会社。社長は2代目。会長は健在。会長派と社長派に分断。僕は当然自分の意志に関係なく会長派だねえ。仕方ない。社長とも飲んだりして決して問題はないんだけど。寄生虫の社員は会社の成長とか関心なし。ただただ、在籍しただけの人ばかり。
12.次の会社?:さてここで12社目だ。具体は言えない。守破離の最終的な離れの会社かな。でもどこかで繋がっている。エネルギー、グリッド、最適運用、防災、などなど。振り返ると上記企業や組織の成長はあんまり期待できそうもない感じを受ける。古巣の工営も東京海上に買収された。次の会社はまさに日本で一番成長している会社。どうなりますか。乞うご期待。
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