以前中央アジアで水資源と電力の地域連携調査を実施したが、既存調査でNATOの調査があったことにちょっとびっくりした。
その後はそれほど意識していなかったが、今日届いた洋書は、NATOの首記プログラムが纏めた「環境安全保障」というシリーズの中の本である。
気候変動とその水資源への影響
今日的な課題でもあり、ずっと前に予約していた本だ。
数日後にアフリカに出張するのでタイミングがよい。出張の調査対象だからだ。
NATOが主題に関して主催した先進的研究セミナーの発表論文集である。トルコ人の発表者が多い。
気候変動適応や水資源管理に係る調査も多いが、コンサルの力量が落ちている昨今では、
官学民連携で取り組む必要があるのではと考えている。できれば、一国を対象とせず、地域や流域を対象とし多国間連携を同時に進めていくアプローチがいいと思う。
いい成果を標準化させ、コンサル単独実施に対して指針を与える。
5年くらいかけてじっくり取り組むのが良いだろう。南部アフリカならザンベジ河。アジアならメコン河だろうか。
コンサルも科学の習得と実践への適応が必要だ。
さて、来週は西アフリカだ。新世界へ。
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