Count it all joy, my brothers, when you fall into various temptations. (Jacob 1.2)
2012年6月13日水曜日
1389:16年の長さ
午前から単独行動に入る。
やはり知った土地での行動は一人に限る。タクシーも使えるし、日本人の同行者に気を使う必要もない。
まず、郊外のある機関に行く。電力調査庁。残念ながら組織改革で水力や水文調査部門は別の国家水利庁に統合されたし、人員は水省にも移ったと聞いた。
タクシーで国家水利庁に向かう。
ここの建物も外見上は変わらないが、セキュリティーチェックもあり、また内装がよくなった。日本人ということでまずはえらいさんの秘書に連れて行かれた。そこからさらに気象関連部門に行く。
まだ、だれも知らない。そりゃそうだ。20年も前の仲間だ。ある気象関連部門の管理者と会うと、僕のことを知っているという。話を聞けば嘘ではない。
そうこうしていると、だんだんその当時の知り合いの名前がでてくる。彼が早速行先などを捜査しはじめた。何人かはさすがに定年で辞めている。若手も退職しコンサルとかやっている。
一番知りたかった元計画局部長のことが分かった。97年に退職し引退していた。彼と電話がつながり話ができた。来週以降に仲間を集めて会うことになる。中堅の技術者の家に遊びに行った時のかわいい女の子は今は大学卒業したそうだ。当時は英語ができなかったが今はできそうかな。
雑談をしていると面白い話が飛び込んだ。その話を今回の調査で知りたかったのだ。次の訪問時は総裁などえらいさんを通じて面談することになる。
16年ぶりの国家水利庁も省内は禁煙。外で吸っている職員には酷だね。
女性のキャリアも多く、当地では女性の社会進出が目立つ。午後の会議でも参加者の半分は女性管理職。顧問の大学教授も女性。聞いたら、彼女の指導教授は僕の知り合いの名誉教授だった。世界は狭い。
明日は早朝からヨーロッパ側に行く。ある工科大学や市庁などと協議予定。2泊して戻る。
いろんな省庁で協議をしているが、やはり国家水利庁の職員ほど気心が知れた方々はいない。土木工学を専攻した共通項は偉大だね。地質とか都市計画とか専攻している方々とは今一つ心が通じないのはなんででしょうね。
省庁の雰囲気というのはマクロに見ていると大きな違いを感じることに驚く。
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