ヨルダンのワディアラブダム建設に行ったのが1982年。左岸の丘の上から遠方にティベリウス湖が見えた。あの時の感動がクリスチャンになることに導いていたのか。
帰国して、1984年イグナチオ教会で洗礼。その時の司祭はハンガリー人のネメシュギ神父だった。婚約式は上智大のチャペルで司式はネメシュギ神父にお願いした。
結婚式は三軒茶屋教会で、イタリア人のピンチ神父。あれから随分年月が経った。ピンチ神父は他界された。
あの聖性のあったネメシュギ神父はその後ハンガリーにお戻りになったと聞いていたが、消息は聞いていなかった。ルーマニアにはその後行ったが、ハンガリーには行く機会がなかった。ネメシュギ神父は日本語が堪能で、教理研究会の後の食事会では新道通りの中華屋・来来軒で雑談したものだ。妻もいつも一緒だった。
85年当時でもかなりのお年だったからもう天に召されたと思っていたが、まだお元気である記事が麻布教会に載っていた。
「2009年8月のお知らせ。
ハンガリーからペトロ・ネメシェギ神父様が2年ぶりに来日される:ペトロ・ネメシェギ神父様と主任司祭 藤井神父様の共同司式で行われます。皆様ぜひご参加ください。
ペトロ・ネメシェギ(Nemeshegyi Peter SJ)神父様のご紹介:
1923年、ハンガリー・ブダペスト生まれ。1944年、ブダペスト大学政治学科卒。イエズス会へ入会。1952年、司祭叙階。1956年、教皇庁立グレゴリアン大学で神学博士号取得。1956年来日。同年から1983年まで上智大学神学部教授。1984年から1994年まで東京・千代田区麹町の聖イグナチオ教会で、毎週土曜日に「キリスト教信仰案内講座」を開講。現在ハンガリー在住。」
去年のお知らせだから、ネメシュギ神父は、今年87歳ということになる。日本にも何度も来られていたんだ。
長生きされているんですね。86歳で日本まで来られているとするとまだまだお元気なんだろう。僕にとっては恩人のような方。
カナダのブラザーアンドレ、イグナチオのネメシュギ神父と、今日はいい思い出を頂いた。
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