罠はおとり捜査だったのか。
ショーン・コネリー主演の映画である。99年の映画だからコネリー69歳。現在81歳でうちのお袋と同じ年だ。69歳当時でも結構魅力がある。彼もそういう気持ちで演じている。
キャサリン・セタ・ジョーンズも30歳。非常に魅力的な女性だが、お茶目で純真な乙女という演技がいいですね。口元が可愛いんだね。
おじいちゃんのプラトニックな恋愛映画と見るべきだろう。一応アクション映画なのだが、全編にそういう雰囲気が流れていていいね。キャサリンの演技とその魅力が存分に表れている。
最初、「罠」と見ている側に思わせておいて、実は「おとり捜査」だった、というのも面白い展開。その後さらに思いがけない展開が2つ待っている。見る側をハラハラさせるのが憎い。
余談だが、KLの新都市に相応しくない水辺の水運風景とかが合成されていて、マレーシア人には失礼なことだったらしい。マレーシア人のプライドが傷ついちゃったようだ。99年当時だから、かなりのイスラム系女性はスカーフをしていたと思うが、そういう女性は一切でてこない。これもちょっとKLらしくはない。
しかし、美人と云うのは泣いても、笑っても、怒ってもさまになるからいいね。ショーン・コネリーのはにかんだ顔も素敵だね。意外と別の映画では出て来ないシーンだった。彼も美人との共演で嬉しかったはずだ。
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