先輩からのコメントが気になって業界の知り合いの諸氏に聞いてみた。
果たしてクライアント側の過剰な要求なのか、あるいは?
ある会社の例では、N国の全国水資源管理計画調査で、報告書の再提出があったそうだ。その会社のレベルはひどく、別の国(S国)の調査でも相手国側から報告書のやり直しが要請されていたほどだ。だから、コンサルの出来が悪かったのはある程度予想できる。
昔と違って、今は開発計画のMPやFSだけでは計画にならない。水資源管理計画の策定を政策・戦略から見直して管理計画を策定するのだが、コンサルは管理計画などの経験がほとんどないため、成果が出ないのは当たり前だ。ある会社の幹部(水資源開発部長)は管理とは施設の維持管理だと思っていたほど。そういうのが団長だからね。その程度の認識しかない。国家的水資源開発管理計画などできるわけがないのだ。
そういう事情は、大手コンサルでも同様だと思う。さすがに60代以上の方はできる。
ちょっとクライアント側が厳しくなったら、とても対応できない。勉強不足なのに、愚痴を言っている類だ。
やはり、昔のように官の作業監理委員の必要性はあるかもしれないね。勉強しない民間コンサルには対応できない。
以前、クライアント側から頂いた資料に内部資料が紛れ込んでいて、コンサル、特に調査団長のレベルの低さが詳細にまとめられていた。クライアント側もそうした事情をずっと認識してるのだ。
コンサルが愚痴を言っている場合じゃないと思う。お勉強しなさい、できなければ撤退すべきである。若手のころからの修行がなかったようだね。残念!!
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