ある郡から戻る。
いやー、いい経験しましたね。調査するたびに新しい事例が登場。
4州目だからインタービューも3州での情報などがあるので新情報に出会える。
今日の踏査では、小学校のWASH状況を見たが、今まで見たどこの州よりもすばらしい。先生と子供たちの活動がうまく行っている。なるほどねえ、と感心。4州目でやっと出会えた、優れた実践。
施設的には立派ではないが、水と衛生の統合化が出来上がっている。
現場百遍とは言うが、多くの現場を見ないと何とも言えないね。4州目で各州のまとめをするのが気持ち的に嫌だった理由が判明した。要するに、5州全部見ないと比較にならないし、評価できないのだ。もちろん途中結果は書かなければならないが、それだけではコンサルとしては当たり前。
結論を急ぐ必要はなかったわけだ。じっくり攻めていく余裕が必要。
これで何とか報告書がまとまるね。次の段階にうまく結びつけなければいけない。
人の行動と施設。施設として何が最低限必要か?
学校と家庭、コミュニティの連携をどうするか?
プログラム管理の持続化として何が最も必要か?
ルール化と情報化と文化の関係?
文書化されていない伝統的習慣の評価?
地域間格差の是正?
どんどんテーマが出てくるね。実に面白い文化人類学的開発手法の検討だ。
Windowsのアップデートがやっと終了。メール出さないと。
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