一人用のコーヒーを入れた。モンカフェ。うまいねえ。
オフィスで、隣の部屋のクレメンテさんがサングラスをかけている。真っ黒いのね。どうしちゃったの、と聞いたら、白内障のオペ後なんでサングラスだと申された。
欧米人は、サングラスが似合うねえ。歳をとってもだ。日本人にはまねのできない一例でもある。
彼とは、これまで親しくしていただいて、暇なときには彼の部屋に行って雑談。彼も時々やってくる。
喫煙組なので喫煙所でもよく出くわす。そこでも雑談。話が尽きないのだ。彼は定年までUNICEFでローカルスタッフとして働いてきた経歴を有する。
独立前、独立後の話。この国の秘話。現状の分析。話題に事欠かない。
そういう点では、黒人の人にはあまりいない。英語に不自由だからかな。白人のアフリカ人。南アにも多いね。レソトでもそういう方と仲良しだった。
兎に角、海外で雑談ができる人は貴重だ。いろんな話が出てくるからね。
そういう話題満載な方々も以前は日本の会社にも大勢いたものだ。余裕があったんだね。今はたぶんいないね。
今の会社でも話好きの人が多いが、赤門出身者が多いので聞いていてもつまらない。我が強いというんでしょうかねえ。ああいう性格は枯れても治らないんですね。
僕もサングラスが似合う老人になりたいものだ。
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