この32年で25か国でのお仕事をしてきた。
情報収集活動からすべてが始まるが、色んな国の色んな組織で、図書館あるいは文書管理室を探す。
図書館がある公的機関は意外と少ない。僕の領域が水関連ということであんまり広い領域での業務経験がないので一概には言えないが、図書館あるいは文書管理室の存在を確かめたのは、
ベトナム
フィリピン
マラウィ
だけだ。
べ国のある組織は、文書管理が素晴らしく多くはべ語だが、かなり古い時代からしっかり整理されている。社会主義国家らしい。
比国の事例は、経済開発関連省の地方事務所。米国の影響か、こちらも図書室があり、ライブラリアンのおばさんが常勤。日本や欧米と同じようなシステム。
マ国は水関連省の図書室。イギリスの植民地だけあって、あるにはあるが、倉庫代わりという具合。ライブラリアンとよく雑談したが、図書館機能の支援を日本がしてくれたらと懇願された。
前号で紹介した白人の方は、僕がいる機関の部の文書管理を支援するために来たそうだ。開発パートナーからの資金がでている。文書管理の重要性を認識しての支援だろう。
倉庫のような文書保管庫から面白い報告書を発見するのは、考古学にも匹敵する。
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