この案件には、3回係った。
FSが93年ごろ、そして世銀のMPで94年ごろ。そして、DDが96年。
案件に3回も連続して参加するのも珍しいが、その後DDが遅れに遅れ、SVが遅れに遅れ、やっと2012年末に完成したことが今日分かった。その間、いろいろあったことは聞いてはいた。
93年から数えて20年。長かったね。援助総額は約1000億円。FSでは、取水堰だと500億円で、ダムだと1000億円ではなかっただろうか。ずいぶんお金がかかったようだ。
昨年夏、アンカラのDSI本部で聞いた時は、完成はちょっと遅れていると聞いてはいた。計画したDSIのソイサル元部長とも会って酩酊するほどラクを飲んだ。彼も70歳を超えているが、相変わらず元気だね。当時の元総裁、局長、水文屋も今はトルコ最大のコンサルであるテメルスーに在籍していた。
兎に角、完成して良かったね。2071年までの水需要が賄えるという。すごいね。そんなに長期に賄えるとの推定は超意外だ。
イスタンブールも89年、93年、94年、96年、そして16年後の2012年と行ったが、この4半世紀の都市の変貌は目を見張る。まるで、浦島太郎さん状況。
もうすぐ、災害リスク評価の案件も始まる。それには参加しないが、また1年半後以降には行きたいものだ。応札できる案件があると信じている。
それまで、専門性という守備範囲を固めておこう。
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