ナマクラ郡庁舎に行くと、公園付近に珍しい車両が止まっている。
同行者に聞くと、移動銀行車とのこと。
昔、日本でも移動図書館があって、田舎の村に図書を届けるサービスだ。
この州では、地方の郡(銀行の支店がない)に州都から移動銀行車が定期的に出ているらしい。面白いシステムだね。
州都では、多くの銀行の支店がある。いつもATMには人の行列。
このご時世、銀行振り込みが普通になったようだ。しかし、郡レベルでは銀行がないから、こうして移動車がでている。
一見、屋台の移動車と見える。強盗に襲われる心配はないのかね。
この州は、デルタで稲作が行なわれている。灌漑は一般的でないが、日本の支援でかんがい事業も徐々に進んではいる。ヴェトナムとの共同支援という珍しい形態だ。デルタは、まるで南ヴェトナムのメコンのようでもある。
道路沿いには、ヤシの木が多く、まるでアジアのようだ。アチェから東へ移動中もそうだったね。あの付近も津波で被害があっただろうね。
アジアの風景も懐かしい。
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