2010年6月14日月曜日

682:PCCP

土日は久々国内旅行であった。目的地は福島の郡山市。途中の宇都宮まで妻と一緒に行き餃子を堪能した。大宮からは新幹線だったので24分とあっという間。宇都宮も2年ぶりかな。前回は車で長女と3人で行った。

3時過ぎにはまた新幹線で郡山に向かい妻とは駅で別れた。郡山も1年半ぶりかな。駅前の大病院も新ビル建設が始まっていた。

5時半から飲み始め終わったのは12時を過ぎていた。級友とも話が弾み、お店も何軒か回った。最後はジュークボックスがあるという小さなバーに。シングルモルトを2杯で最後の祝杯でお開きだった。郡山は毎年千軒お店が潰れ、新たに千軒のお店が開店するとのことだった。地方都市もどこも衰退気味だが、まあまあの活気はあるようだ。

UNESCOからメールが入り最新動向が伝えられた。その中では、オレゴン州立大学の「Water Governance and Conflict Management 2010」が興味深い。アーロン・ウォルフ教授もまだお元気のようだ。水統治とコンフリクト管理に関してはオレゴン州大は定評がある。今更アメリカに行くほど暇はないが、講座シラバスだけは入手した。最近のアメリカの大学も学生のレベルが低いのか、シラバスもご丁寧過ぎると感じた。クラスでのルールなんて入っているし、子供向きだ。こんな程度の学生(大学院生だよ)に教える先生も大変である。昔、お師匠のクレメス博士がCSUの水文部門を頼まれたが断った理由も分かる。課題を自分で見つけて独力で個性的な研究する学生は少ない。学生の指導というのは昨今大変なことなんだね。シラバスで示された教科書だけは買ってみよう。「コンフリクトの転換」というタイトルである。2003年だそうだ。アマゾンで入手可能。本の目次は以下の通り。

1. Conflict Transformation?3
2. The Lenses of Conflict Transformation7
3. Defining Conflict Transformation14
4. Conflict and Change23
5. Connecting Resolution and Transformation28
6. Creating a Map of Conflict34
7. Process-Structures as Platforms for Change40
8. Developing Our Capacities48
9. Applying the Framework61
10. Conclusions68
11.Endnotes72
12.Selected Readings72
13.Related Books by John Paul Lederach 73
14.About the Author74

実は、このOSUの講座もUNESCOとの連携がある。特に、PCCPプログラムと関係がある。PCCPは、

PCからCP

という意味だ。これも10年ほど続くプログラムで最初は日本政府も支援していた。あんまり知られていない。

日本といえば、OSUのウォルフ教授も10年ぐらい前には、高知工科大の先生と一緒に論文を書いていたね。高知工科大の先生は元は日本工営でコンサルしてた。彼ももう定年かな。

まとまりのない内容だったが、この辺で終わり。明日から国際セミナーが続く。

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