日本の水資源管理については知見がない。日本の水資源管理はお金、人材、物が潤沢に投入されてきたので、海外の途上国には適用できないのではないかと大雑把に思っている。
今日入ってきた情報だが、野村総研が作成している。
タイトルは、
「総合的な水資源管理の必要性と鍵となる未使用淡水資源の活用」
である。特集:水ビジネスの地平線―Blue Goldというシリーズだと云う。
2040年の未使用淡水資源の活用と総合的な水資源管理を論じている。
内容は論じるほどのものでない。総合的な水資源管理と云う発想が分からない。参考文献は全て和文だ。総合的な水資源管理の定義もない。
水ビジネスの地平線って何ですかね。それと、ブルーゴールド???
野村総研って三菱総研とともに日本を代表とするシンクタンクだからそれなりの権威があるんでしょうが、水に係る論文を始めてみたし、その内容があまりにも世界のすう勢と合わないので不可思議である。
以前、あるIWRMのセミナーに参加したが、知り合いのコンサルが勇敢にも、
「日本にIWRMってあるんですか?」
と質問してた。会場の人はあまりの過激な質問にビックリしていた。答えはなかった。
答えのない質問ってあるよねえ。
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