水管理と気候変動というテーマ
本テーマについては数年前から世界的に動きがあり、多少フォローしてきたが実際の案件で扱うのは来年だ。今回はまだ余裕がなかった。
日本からもハンドブックとガイドラインがでたというお知らせが来た。
既に世界的にはガイドラインとハンドブックが出ている。国連とNGOである。
帰国したら、まず国連とNGOのものを精査してみよう。それから日本のものを比較してどっちが使えるか検討してみる。コンサルがケニアでやった調査は以前見てみたがどうも不完全だ。気候変動との因果関係がはっきりしていない。
流行に囚われるのはいけないが、じっくり取りかかろうと思っている。不確かな調査や計画は実務では避けるべきだ。実際、気候変動と海面上昇というテーマは20年以上前にやろうとしたがデータがないので諦めた経験がある。
我々にとっては、洪水と渇水が気候変動によってどう変わるかが具体のテーマである。水文気象という水資源で最も重要な基礎がなくてはいけない。久々に、水文気象専門家としての活動が予想される。
いよいよ、管理と水文気象が繋がってきた。いいことだね。経験を重ねることで団長ばかりしていると、意外なところで若手がやるような水文気象を扱えなくなるから注意が必要だ。
コンサルにとってのお勉強は死ぬまで、広く、深く、続く。
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