いよいよプログラム管理の仕事も佳境に入ってきた。
活動改善計画書とその運用マニュアル案もできた。
今はその適用のための普及活動を各州で行っている。
プログラム管理は、すべてのプロジェクトを対象とするため、それらのいい面悪い面の両面を評価することになる。
関係者にはちょっと悪いかなという印象もある。実際、関係者と協議したりすると、僕の方が悪いところを追及していると勘違いされることがある。
中でも、日本の援助で実施された事業は、ほぼ100%の成果があったと公表され気味なので、対応は難しい。
7割は良かったが、残り3割には若干問題があったという評価でも差支えないのだが、なかなかねえ。係ったコンサルから見れば、大きなお世話なのだ。
その辺が、プログラム管理の難しいところ。
教訓には、いい場合と悪い場合があることを知らしめないといけない。だから、その失敗あるいは不成功を次の案件に活かし、良き実践に導く謙虚さが必要であるし、そのことでプロジェクトだけでなく、プログラム全体の改善につなげていこうとしている。
何か、監査官のようでプロジェクト関係者には申し訳ないが、その辺のところを理解して頂かないとコンサルも成長しない。
プロジェクトからプログラムという視点でセクター全体を見る目が必要なご時世である。
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