母親のわが子に対する気持ちは父親には到底分からない。
産みの苦しみとは良く云ったものだ。
56歳になっても80歳の母親はずっとわが子と云う思いがある。
それは兎も角、コンサルが案件形成に係ることが多いが、いい案件を見つけて精査し、関係者の合意を経て実現に少しずつ前進していく過程にもさまざまな試練がある。
今日もそのハードルの一つをやっとこさ超えた。また次もあるでしょう。
僕は器用でないのでコンサルの様々な段階を全て経験したわけではない。ちょっとづつか。
この7、8年はまさに案件形成から携わっている。所謂技術営業的な仕事だ。
あっちこっちの関係者との協議調整は気苦労も多いが、案件が生まれる時までわが子のように思える。うまく云ってもずっと付き合うわけではなく、自分の係りが終われば、次の段階に引きついでもらう。
産みの苦しみと育ての苦労はまた違うだろう。
工事監理専門のコンサルはそれがコンサルで最も大事だとご主張される。ごもっともである。
僕の領域は調査計画部門だからF/Sが終われば、次はあまり関係しない。しょうがないことであるし、F/Sまでが責任の範囲で、そこに賭けている。餅屋餅屋である。
最近は期待以上に案件が次々と形成されるのでアップアップの状態でもある。中々一つ一つにじっくり対応できないので、急な展開があると慌ててしまう。
マルチタスクをモットーとするコンサルだけれど、部下はパソコンだけだから頑張るしかないね。
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