TORを知らない国立大学の先生方が以前いた。
ある教授職の最終面談での質問だ。TORって何ですか。
あまりの無恥さにこちらがビックリ仰天。大学の国際戦略担当教授の試験だから2度びっくり。5年間の国際戦略計画を英語でプレゼンして、その後の質問は日本語でいいですか?、だって。その段階で、もういいやこの大学と直感し、その気持ちが顔に出た。
当然のことで、結局落ちたが、残念な気持ちはない。その後2年経つが、その大学が国際戦略を着実に進んでいる事実は聞かない。このことは以前書いた。
さて、TORは我々コンサルの仕事の全てを規定する大事なものだ。時には、TORをコンサルタントが作成する場合もあって、このTORで他のコンサルができるかどうか思案もする。自分でできないTORを作成する矛盾はないが、他のコンサルさんの力量も測りかねるし、競争があればいいが1社だけの入札だと受注したコンサルがTORを満足する仕事ができるかどうか悩ましいところだ。今はそんな悲しい時代。
terms of ....
という表現は多くあるが、ちょっと変わったところで、
terms of endearment
という表現がある。このタイトルの映画もあるが、意味は日本語ではちょっと難しいが、
愛情の条件(表現とか行為など)
かね。ニュアンスが違うかも。
要するに、人に対する愛情表現の条件なんだけど、これが中々難しい。TORどころではない。
自分で思っていても相手にしっかりと伝わり理解してもらうことだし。韓流スターじゃない日本人の我々おじさんには無理かもね。
TORよりTOEの方がずっと難解なことだ。
TOEについては、日々反省である。
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