ネットのお陰で、何か疑問があれば簡単に答えが得られることが可能になった。
それに依存すると何でもかんでもネットでと云うことになるかもしれない。
それが犯罪にまで至ったのは今回の京大その他で発覚した試験中のヤッフー知恵袋によるカンニング。
常識的に、試験会場でそうした不正がなぜ可能だったかである。試験官は見抜けなかった。
どんな問題か調べると、いずれも簡単な問題だった。その程度の問題を解けないようでは当然合格するレベルではない。だから不正をした学生が合格する確率はかなり低い。
それでもこの事件は社会問題と思う。
分からなければ簡単に人に聞く。ネットでは待ってましたとばかりご親切に回答をする方々が存在する。追記:回答者がグルということもある。
優しさの時代。そんなこと自分で考えろ、調べろと云うのは嫌われる。
携帯依存の時代でもある。携帯がなければ生きられない。
不正を意識する感覚もなくなったのだろう。
いずれ不正者は分かると思うが、合格発表までに分からないと大学側の信頼も落ちるかもしれない。
公正で厳粛な試験管理が求められる。
僕自身もネットのお陰でかなり難解な問題に取り組むことができるが、数分で解決させる課題はない。
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