１０５６：インスタントラーメンで乗り切る

このホテルは水省から歩いて数分。

それでこのホテルを選びもう２年近くなる。街中のホテル滞在や車両の利用ができれば、何もこんなホテルに泊まることはないのだが、タクシーも往復数千円では毎日のことでもあるし、ずーとこのホテルにいる。

修道院のようなものである。

食事についても不自由はある。お昼はいいとしても、夕食はホテルになるがまずい上に高い。

そこで、前回から隣や近所のスーパーでインスタントラーメンを買って、ラーメンポットで食べる習慣を得た。わびしいものだが、それで前回の３カ月は乗りきった。

今回は、出来るだけ多くのインスタントラーメンを日本から持参したが、それでも限りはある。近所のスーパーでは既に入荷はなく、今日は偶々街中に行ったので市場調査を実施。

なるほど、町には腐るほどある。試しに売っているものを全品１個買ってきた。

日本からのものがなくなれば、町で補充できることを確認。兎に角ここは内陸。在庫がなくなれば、入荷にはすこぶる時間がかかるし、入ってこないことも多い。

車が利用できれば、こんな惨めな食生活はないのだが、これもいい経験だし、ダイエットになるので丁度いい。

これまで調査団や宿舎生活が当たり前だったが、こういうのもいい。まさに修道院生活そのものだし、清貧とまではいかないが、貧しさを身を持って経験するのもよかろう。

スーパーによってインスタントラーメンの種類が違うが、今日は久々中国湖北省の今野ラーメンがあった。

これはかなりうまく気にいっているので助かった。

前回と違う点は、前回おバカにも常温からラーメンポットを熱していたが、今回はまず湯沸かしポットで水を沸騰させ、そのお湯をラーメンポットに入れで熱する方法に変えた。これで２０分が１０分にできた。

偉そうなことを言っているコンサルタントも１食１００円程度のラーメンで夕飯とは随分情けないが！！