久々、今年のJICA案件の応札状況と結果を精査した。
単独型だけだが。
案件数も前より減っているように感じる。以前多かった、水資源や防災、水供給も案件数としてはやはりずっと少ないの現状だ。
一方、評価分析や環境影響評価はそれなりに案件数はあるが、かなりの数の応札会社があり、1位指名を頂くのは超難関になっている。
評価分析や環境影響評価は、セクターに関係ない分野でもあるので、案件数は多いが、その分競争相手も多いという難しさがある。
知り合いの方々(応札会社名で概ね担当者の名前が浮かぶ)も今年の初めからかなり苦戦しているのが結果から分かる。自分もそうだけれど。
案件が多ければ、1位指名された人から裁けていくので、2位ぐらいにいればいずれ自分にもチャンスが周ってくるとは期待するが、案件減少で競争激化だから、ずっと3位以下だとかなりめげる。
個人で応札したり、会社名が個人名と同じだったりすると、失注が続くと恥ずかしいしね。これがコンサルの試練ではある。半年も失注が続くと資金も目減りする。個人であっても会社と同じような余剰資金が、少なくても半年分は要るのだ。
競走がないような難解な案件や危険な調査地域などを目指すのも一案である。それはそれで試練だけれど、コンサル業としては面白いのだ。受注すれば何とかなる。
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