2018年9月29日土曜日

2880:時を作る、心が創る (素晴らしい大林組のスローガン)

久々の投稿である。FaceBookでの投稿が主体となっているので、こちらの方はご無沙汰。

半導体工場建設プロジェクトに参加してすでに8か月が過ぎている。もう慣れてきて、超純水および排水処理再利用システムという新領域の仕事も毎日サクサクこなしている。最近は、EHSやQAQCにも配慮する余裕が出てきた。

EHS担当者もクライアント、コンサルタント、そしてゼネコンやベンダー各社にいるが、はっきり言って専門家ではない。素人集団。

専門家は、Industrial Hygienist、即ち工業衛生士でなくては意味がないが、ほとんど100%安全しか対応していない。環境や衛生には無力。安全も設備関連には無力で、精々高所ではハーネス着用とか転ばないよう整理整頓とかサルでもできる。

日本だと、概ね組織のEHS担当者は専門性もなく社内で浮いている人がなっている。感情的で主観的な判断しかできなく、安全という錦の御旗の下でかなり高圧的で形式的な対応しかできない。困ったものではある。JHA、即ちJob Hazard Anaysisも分析的ではなくチェックリストだけ。素人ね。理性的で客観性のある人はいない。

先日もクライアント、業者などすべての関係者に向けてある安全対策の事前勧告をメールで送ったが、真っ先に対応したのはクライアント側のアメリカ人最高責任者だった。彼が早速安全担当に対応するようにメールを出し、僕の説明を現場で聞くようにした。末端のEHS担当者は対応できないため気が付くと現場から逃げていた。全員アメリカ人で、日本人は僕だけ。

さて、首題に戻ろう。プロジェクトのゼネコンは日本の大林組。一応大手なんでしょうが、責任者は英語できないし、話す英語は下品。知性というものが感じられない。態度は大柄で横暴。

クライアントやコンサル会社が無能なため、大林の横暴が止められない。最悪な案件である。

その大林のモットーが首記である。会社のモットーは実態と真逆なのは常であるが、大林の場合はかなり極端。

早くまともなプロジェクトに戻りたいですね。