2014年7月31日木曜日

2473:今日はいい天気、気温も上昇

お昼休みは、ショッピングモールへ。

数日前は、ラマダン明けの休みで、モスレム信徒が沢山いたね。ホテルにも親戚などが集まっていた。

Kiri



生卵を買った。

Kiriも探したら首都でもあった。味がいいしね。チーズとしては良く日本でも買っていた。卵は6個入り。小さいのでラーメンに入れるときは、3個。二日分だね。日本だと時々アレルギーがでるが、アフリカの卵は絶対にそういうことがない。

野菜も売っているが、加工するのにホテルだと面倒くさいので買わない。日本のようにいくつかの野菜がもう切ってパックされているのがあるといいね。この国では、あと10年以上はかかるかね。

今日までの仕事はすでに終わったので、あとはメールで送るだけ。まだ3時間半ある。ギリギリに送ろう。

このオフィスのコピー機も最新式で、コピーしたものをPDFで僕のメルアドに送れるから便利だ。当たり前の機能だが、隣国の内陸国ではなかったね。

さて、そろそろ第2番目の報告書作成にかかろう。

2472:Tさんのこと

今日は7月最終日。いよいよ8月に入るねえ。

加速度的に日にちが経っていく。いいことだね。

作業も一段落ついた。

81年来お付き合いのある大先輩T大兄とメール交換させていただいた。Tさんはバングラのお仕事を終えたのを切っ掛けに古巣の会社を離れたらしい。もう75歳は過ぎていると思う。60歳定年後、ずっと嘱託で残っておられた。

まだまだお元気で、なかなか素晴らしいお仕事をされていたのだ。誰にでもできることではない。

彼のようにありたいといつも思っており、僕にとってのお手本でもある。70歳過ぎてもコンサル活動をし続けるのは並大抵のことではないからだ。

T大兄は僕が入社した時の課長さんだった。そのころ、派閥ではないが、海外部門にはお二人の精鋭がおられて、その下に部下が連なっている状況があった。二つの大きな勢力だね。僕はK部長の傘下に自動的に入った。というのも、彼の推薦で入社できたようなものだったから。もう一人の精鋭はS部長。丁度S部長が本社から比国事務所に転勤が決まり、入れ違いにS部長傘下の部に配属された。新部長は、Oさん。Oさんは、K部長の愛弟子みたいな存在。さて、Tさんは、S部長の愛弟子だから、当然O部長とは合わない。後で聞いた話だと、TさんもK部長とは喧嘩していたようだ。

そういう複雑な人間関係の中に、僕はうぶな新入社員として入ったわけだ。だから、結構、Tさんには厳しくされた。今思えば、そういう厳しさが底力になっているんだけど、当時はかなりこたえた。

あれから33年。

Oさんは若くして亡くなり、KさんやTさんはすでに引退。

そして、75歳過ぎたT大兄も今年3月で退職された。

僕も今年60歳。あと10年は現役でコンサルを続けたいと思っている。

帰国したら、T大兄と半蔵門ののイタリアレストランでまたお食事でもと楽しみにしている。

2014年7月30日水曜日

2471:久々のワイン

7月も30日か。早いね。

お昼に買い物に出かける。いつもの隣のショッピングモール。

赤ワインも久々に購入。精神的に余裕が出てきたおかげだね。

今日のはちょっと安い。1000円を切る。たぶん南アだろうか。見たら、ポルトガル製だった。

明日の分も終わったので今日も残業はなし。夜は、ワインでも飲みましょう。

モールが隣にあるのでずいぶんと助かったねえ。去年の5月からだからもう1年以上だ。今日の最高気温は30度近い。いい感じだね。長そでシャツも腕まくり状態。

帰国まで39日。いよいよ40日を切ったねえ。

作業的には予定よりちょっと早いペースだ。プロですからね。失敗はない。

8月いっぱいが勝負だね。9月の1週間は帰国準備でしかない。作業していたらまずい。

隣国でも2年、ここでは1年半。こういう仕事はいいですね。自己完結型である。

年に3,4回事前調査で行くのもそれはそれで面白いが、あくまでお手伝い的。いろんな国に行けるメリットはある。

これまでの6年は、ほぼ長期短期の繰り返し。それで6か国ですから満足ですね。

この国で丁度25か国目のお仕事。あとどれだけ行けるかね。

行ける国はクライアント次第なんでね。政策にも影響される。アジア重視の政策が出てくれば、久々東南アジアにも行けるのだが、なかなかチャンスはない。

さて、1時。作業再開だ。雑務だね。

2470:久々の本の要旨へのコメント

千田琢哉『ギリギリまで動けない君の背中を押す言葉』の要旨とコメント

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

・成功する人は、ベストコンディションを待たない。(確かにベストだと思ったらだめだよね)


・緊張しないためには練習でがんばること。
「これだけ準備してダメなら清々しい」と思えるくらい準備する。(御意)


・負け試合を最後まできちんと戦える人が、次代を創る。
負け試合を真剣に戦っている人を、実力者は決して見逃さない。
見ている人は見ている。
大差で負けている時こそ、その人の素顔が出る。(大差かどうかは分からないが、コンサルも失注した際は徹底的に猛省し、改善案を精査することが次に勝つためには必須だね)


・言い訳しているうちは、準備不足の証拠。(御意)


・前例がないほうが、失敗しても許される。(確かに)


・よく考えて行動する人は、何も考えないで行動する人には敵わない。
ロジカルに愛を伝えてはい けない。
抱きしめてから「好きだ」って言わないと、君の本気は伝わらない。(急に愛ですか。抱きしめる前にすることあるでしょう?!)


・とりあえずやっていないと、本当の意味はわからない。(現場百遍)


・最初の1回目をやるより100回やるほうが、ずっとやさしい。
「はじめの一歩」をいかに早く経験するかで人生は決まる。(そうなんですね。ゼロから1までが大変。その次は簡単だ。)


・圧倒的「仕事量」で周囲を驚かせた人が、将来大物になる。
上司やお客様から依頼されたら、相手の期待の10倍の量をこなしておくことだ。
10倍の量をこなすためには10倍のスピードが求められる。
量とスピードを圧倒的にこなす人が、将来抜きん出てくるのだ。(ちょっと大げさな言い方だけど、コンサルだと20%増しぐらいかな。10倍はちょっとできない。情報量は成果の10倍はあるけどね)


・20代ではまず量をこなす。
30代では、もっと量をこなす。(50代でもそうでした)


・とことん凹んだら、おいしいものを食べて泥のように 眠る。(一晩ぐらいは落ち込みましょう。2日目はケロッとしている)


・プレゼン当日には、訪問先で会った人すべてに自分から挨拶する。
秘書や受付での挨拶は超重要だ。
大人の挨拶は、すべて自分から発信するもの。(ですねえ)


・同じ会社から3人以上でゾロゾロやってくる人は、二流。
伸びる会社の訪問者数はいつも一人。
沈む会社の訪問者数はいつも3人以上。(僕はいつも一人です。プロのコンサルですから)


・過去の栄光を手放すと、その10倍の栄光がやってくる。
夢を実現させたかったら最初に過去の栄光を捨てる。(過去の栄光にしがみ付いているコンサルは多いね。特に団塊の世代。もう彼らも65歳以上。敵ではない)


・成功に必要なことは、現在の延長線上にはないことを知る。
もし、今の延長線上にあなたが目指す大成功がないと気付いたとしよう。
最初にやることは簡単だ。
これから10年間は、今までの人間関係をすべて断ち切ると決断することだ。(御意、異論なし)


・人脈は作るものではなくて、勝手にできるもの。
人脈が豊富な人ほど、一人で行動している。(意外とそうだね)


・いい異性がいたら、さらりと予約を入れておく。
恋愛の予約は、拍子抜けするほど早く順番が巡ってくるときもある。(また恋愛の事例ですか。それは違うな)


・「いい出逢いがない」と言う人は、いい出逢いの前で相手にされない。
出逢いの可能性は、100%自分次第。(当って砕けろ)


・迷うくらいだったら、絶対に結婚するな。
本当に好きな人とだったら、全世界を敵に回してでも地獄の超特急に二人で飛び乗れる。
真の本命の前では、人はいっさい迷わない。(うちの奥さんのこと?)


・世界中を敵に回してもいいと思えるなら、迷わず結婚する。(敵はいないんですけど)


・量をこなすのは、謙虚になるため。
歴史に名を残す偉人たちは、遺した「量」が桁 違い。(御意)


・権力は必ず滅びるが、学問は永続する。(御意)


・ジョン・ロブの靴を履いた瞬間、迷いが消えた。
社会人になりたての頃、ジョンロブの靴を買った。
ちょうど10万円だった。
初任給の手取りの大半がぶっ飛んだが、未だにこの靴から学ぶことは多い。
何か一つでいいから、若いうちから本物を身につけてみる。(靴だけすか?背広やシャツはどうなの?)


・高級ホテルに通うと、幸せ菌に感染できる。
ホテルで待ち合わせ場所に指定したり、
ラウンジでコーヒーを飲む機会を増やしたりすることをオススメしたい。
人は同じ空気を吸っている人同士で、人生を創っていく。(そういうことはないな)


・値切るたびに、人望を失っている。
理不尽に値切り倒す人や組織は、まもなく消滅していった。(確かに)


・どちらの本を買 うか迷ったら、2冊とも買えば年収が2倍になる。(知識が2倍でしょう。年収はねえ?)


・世間体を捨てると、嘘のように人生が楽になる。
世間の正体は、たったの数十人。
どうってことはない。(たぶん精々数人だよ。いつも子供たちに言っている。世間体は捨てると気が楽になるよって。お父さんが言うのだから間違いない)


・どんなに大きな悩み事でも、すでに誰かが経験している。(前例はs英海のどこかにあるんです!!)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

結構いい本じゃないですか。買わないけど。

2014年7月29日火曜日

2469:やっとPLNも気付いてくれましたか、唯一の最適案を!!

Consulting Services for the Update of Existing Studies on Poko and Bakaru II Hydropower Projects in Indonesia

Funded by Kreditanstalt für Wiederaufbau - KfW | World Bank - WB
Location Indonesia
Status
Small Opportunity Size
Deadline
Deadline not specified
PLN has expressed its interest in exploring the
support of KfW and the World Bank in developing
the green-field Poko Hydropower Project and an
extension of the downstream located and existing
Bakaru Hydropower Plant, the Bakaru II
Hydropower Project, on Mamasa River in Western
Sulawesi. A feasibility study on Poko Hydropower
Project was completed in 1997 and a detailed
design report on Bakaru II Hydropower Project in
1998, however, neither of the existing studies
envisaged a cascade development of the two
projects.

The required Consulting Services comprise the
update of the existing studies on both Poko and
Bakaru II hydropower projects taking into account a
combined development of the two projects.

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

上記の入札公示は、去年の4,5月ごろか。今気付いた。

なるほどね。いいじゃない。

僕が考えていた最適案が出てきたね。下流の流れ込み式の堆砂問題は、上流に貯水池タイプのダム発電所を築いて、何とか解決させるしかないんですね。

知っていたけど、元いた会社諸君には伝えなかった。どうせお馬鹿さんだからね。

PLNも気付くのに一体何年かかったんでしょうかね。

もう公示から1年以上たったけど、どこが取ったかはまだ分からない。

2468:お元気ですか?、まで言おう

7月29日朝。出社前だ。

結婚30年目の第1日目。来年はどこにいますかねえ。

さて主題。

さっきもホテルの従業員に、最近ポ語がうまくなったねえ、と感心された。このごろよくある出来事。

うまいわけじゃなくて、おはようやこんちには、の後、必ず、

お元気?

と問いかけている。発音は正確にね。

これで随分ポ語の能力の違いがでる。

トルコでもそうで、トルコ語上手いねと褒められる。

外国語の挨拶は、やはりそこまで踏み込まないとダメなんですね。

それ以上に会話が進むことはあんまりないからね。

言葉って、言霊ですからね。心に通じればいいのだ。

さて、出社だ。

2014年7月28日月曜日

2467:今日は29回目の結婚記念日

1985年7月28日は、29年前で、僕たちが結婚した日だ。

もうそんなになるんだね。

長くもあったが、あっという間でもある。

感謝の日々ですね。

2003年は、苦しい1年だったし、それから11年はいろいろあったが、今は仕事的にも充実しているし、子供たちも成長し、3番目の長女も20歳になった。

仕事が海外なので、船乗りさんのようにいつも家にいない。たぶん年半分は海外ですね。

初めて会ったのは、82年だから、もう奥さんとは32年の長きに亘ってのお付き合いになるね。

海外の仕事もあと何年続くか分かりませんが、これまで通り仲良くいきたいね。

お互い気持ちが若いので、あんまり老夫婦ではないけど、同じ方向を向いて行きたいねえ。

2466:NHKスペシャルを見た

日本時間夜9時のNHKスペシャルもアップロードされていて、長女に教えられたウェブで見た。

3時間遅れだね。それでも見れて良かった。

こんなアフリカだしね。

内容は、これまで見たり聞いたりした中で一番分かりやすいものだった。NHKもやるじゃん。

僕の印象でも、やはり不正だね。

でもそれ以上に組織の問題でもある。

有り得ないものなのに、可能性あるかもと嘯いて時間稼ぎ。科学も地に堕ちたね。

この番組の影響はかなりあると思うよ。

今はもう深夜。明日のネットでも取り上げられるでしょうね。

ほぼリアルタイムで見れて良かった。長女に感謝。

2465:韓国系アメリカ人俳優の台頭

日曜の夜。

始めの映画は、

Fast & Furious 6

最新作だね。

これにも出ているのが、韓国系アメリカ人俳優の

Sung Kang

最近見た映画でも出てた。

もう一人は、

Ken Jeong

この人も脇役で結構でている。二人とも英語は完璧。

昔は、中国系と日系が大半だったけど、今は、韓国系がすごい。

何しろ、170万人もの韓国系アメリカ人がいるので、俳優ぐらい数人でてきてもおかしくはない。日系人は100万人切っているんじゃないかな。移民の時期が早いから人口的には韓国人流入に敵わない。

昔、1976年ごろは、LAの韓国人通りと言っていたのが、もう韓国人街だもんね。80年代だけで35万人も移住していたそうだ。今は、南米も多くて、金ができたら北米に移動するらしい。

韓国人も逃げ出したくなる祖国なんだね。日本人は日本嫌って海外に移住しないもんね。大きな違いだ。

2014年7月27日日曜日

2464:今日のネット記事から

日光東照宮等に掲示されている『神君(家康公)御遺訓』は、当人が書き遺したものではなく後世の作とされるが、そこには現代人の道標となる格言がちりばめられている。

 「人の一生は、重荷を負ふて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず。
  不自由を常と思えば不足なし。心に望み起こらば困窮したる時を思い出すべし。
  堪忍は無事長久の基。怒りは敵と思え。
  勝つことばかり知りて負くるを知らざれば、害その身に至る。
  己を責めて、人を責むるな。及ばざるは過ぎたるに勝れり」

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

なるほどね。

この1年半の南部アフリカの仕事と生活はまさに辛抱そのもの。

少しは成長したかな??




2463:中国製ラーメンの新製品

中国製インスタントラーメンで好きなのは、康師傳。

これまで2種あって、

香菜辛辣四川味噌面

紅焼牛肉面

これに最近、チキン味が登場。名前の漢字は、書けない。

今お昼で、煮ている。マッシュルームを入れた。

これがうまければ三種となる。香菜は現在品切れ中。

まあ2種か。

この会社の味と麺の感じがいいんですね。海外では。具もちょっとあるし。

あと42日ほどで帰国だが、結局日本製のやや高級な麺類は残る可能性が高い。

持って帰るのも重たいしね。どうしましょうか?

アフリカ人は、麺は食べないしね。「シマ」という味気のないのが主食。僕はアフリカも4年だけど、「シマ」はダメなんだよね。パンはいいけど。

2462:作業再開

27日朝。朝飯を数日ぶりに食べた。日本人が一人いたね。ゼネコンさん曰く、学生を伴った研修グループのようだ。

最近は、神戸大とか名古屋大とかに国際協力を専攻する大学院も増えたからね。柏キャンパスの東大の場合は、大学院は文系の人が多いそうだね。国際河川政治学とかあったかな。中山先生とも最近はお会いしていないなあ。帰国したらメールでもしてみましょう。

イギリスのSOASもいいんだけどね。あんまり日本人は行っていない。ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(the School of Oriental and African Studies, 通称 SOAS)。

さて、昨日は風邪気味もあって作業はなし。一日ぼーーっとしていた。そういう一日も頭の整理には丁度いい。朝起きたら、これからの作業がまとまってきた。

7時半。コーヒーでも入れましょうかね。

8月末までの作業計画は完了。粛々と進むだけ。いいプロセスだね。好きだねえ、こういう最後のまとめ。これまで1年と3か月のまとめだ。隣国での2年間を思い出す。

いろいろコメントも頂戴し精査していく。何せ、膨大な情報の基に作っているわけだから、コメントいただいても対応可能なのだ。すべては自分自身が一番知っているのだからね。分析のもとに文責がある。なんのこっちゃ。

さて、コーヒーが入った。

2014年7月26日土曜日

2461:ナイロビは酷いらしい

1990年ごろのナイロビは平和だったなあ、と昨日は感心した。

昨日ゼネコンさんの方が、ナイロビの最新事情を語ってくれた。

日本食レストランも韓国勢に圧倒されている。

夜間の外出は現地人でもしないようだ。危険極まりない。日本人倶楽部も市内から移動したようだ。

チリソース和えのカニがうまかったあのタマリンドやフルコースを頂けたノーフォークホテルはまだ繁盛している模様。

案件はあんまりなさそう。

ケニアに行くこともまあなさそうだが、去年もモールでのテロがあったね。そうそう、あの事件の時は、日本人学校の集まりがあって大方の日本人は無事だったらしい。通常だったら、日曜日だし、あのモールに行く人も多かったらしい。偶然行けなかったのは幸いだったようだ。

2460:ちょっと二日酔い

昨日は、このホテルで偶然お会いしたゼネコンの方々と会食した。

歩いて10分ぐらいにあるポルトガル料理店。

今日開店したそうだ。僕は夜はほとんど外食しないので、お三人で行動されている人は近くのレストランの情報をよく知っているね。

なかなかのお値段だが、おいしくいただいた。

昨日初めてお会いした方もアフリカ経験が豊富で、僕の知り合いらをよく知っていたね。

元鹿島の赤堀さんのことも。赤堀さんってタンザニアが長かったが、現地で飛行機会社を設立したそうだ。きのう初めてその話を聞いた。ゼネコンでは有名な方だったようだね。

コンサル側にも詳しく、特にケニアのサイロ工事とか灌漑案件の関係者も知っていたね。彼らもとっくに定年だが、どうしてますかね。

2次会は別のポルトガル料理店。こちらはお酒だけ。

なんだかんだで、7時から12時まで。

ずーーと、お酒は飲んでいなかったので、朝から二日酔いだ。でも、久々の盛り上がった宴会で楽しませていただいた。感謝。

海外も一人で気軽なところがあるが、複数の団員で一緒というのもいいよねえ。勿論、いい仲間が条件。

今日はちょっとお休みだ。作業は明日の日曜からにする。

2014年7月25日金曜日

2459:新人事

へー、と思った。

最大手コンサル会社の社長が交代だそうだ。久々に、事務屋さんが社長になるね。現社長さんは会長に。

なるほどねえ。意外ですねえ。

新社長は概ね社内的な方。エンジニアじゃないしね。まあそういう方も95年ごろもいたね。備忘録書いてたねえ。

そうか。何があったんでしょうかね。早速、知り合いにメールした。そのうち事情が掴めるでしょう。

でもねえ、コンサルの社長が事務屋でいいんですかね。と、他人事ながら思ってます。

大きなお世話ですが。

新社長が決定すれば、幹部の交代もあるね。現社長のお気に入りで奇跡的に幹部になった人もかなりいますからねえ。

9月からの新体制がお楽しみですね。他人事だから面白い。

さて、お昼は何にしますか?

2458:7月25日朝

朝はまだ寒いが、この部屋のベッドはブランケットが2枚あるので寒さも感じず熟睡できた。

部屋の備品にむらがあるのはアフリカだからしょうがない。

ベッドがいいね。同じものなのだろうが、腰の痛みが和らぐ。もう全く腰痛はない。やはりベッドのせいかな。これって微妙でね。日本の我が家でもそう。

まずは安心だ。

もう6週間で帰国だねえ。このぐらいの時期になると加速度的に日にちが過ぎる。そろそろヨハネスからのシンガポール航空のサテとか期待してしまうね。

中国人CAの対応は頗る良くてね、サービス満点。受け答えがいいんですねえ。

スコッチに氷と水、と頼むと、すかさず、

水割りにしますか、それとも別途、脇に氷入りでお持ちしましょうか?

とくる。

これがCAのお手本。

サテも、言わなくても、お代わりいかがでしょうか?と聞くしね。

一歩先んじたサービスなのだ。

当然、おつまみのミックス・ナッツは自動的にでてくる。

個人差があるようでは一流のCAじゃないんですけど、A380みたいに、ビジネスクラスが広いと手を抜く人も出てくるんですね。勿論、イェローカードを出しますけど。

帰国の時はあんまりクレームは出したくないね。

さて、次の作業にかかりませう。

2457:部屋の引っ越し

ホテルに戻ると、部屋を変えるように言われた。ホテルでは、徐々に部屋の改修をしているためだ。

019から028へ。移動も簡単で10分で済んだ。

WIFIも良くなり、窓もあり、快適になった。水道とお湯も出がいい。

机の目の前にあったテレビも横になり、邪魔にならない。

この部屋で最後まで居たいね。

奥さんとスカイプ。30分ぐらいか。ネットの調子も良くスカイプも快調だ。

報告書を出してしまったので、明日の協議まで暇だ。明日の夕飯は、ゼネコンの方と会う。いろいろ情報が得られるでしょうね。彼らもポ語には苦労しているようだ。

昔々、1989年ごろか、同じゼネコンの幹部がカラオケセットを貸してくれて、大宴会を開いたことがあった。ケニアのナイロビだった。あのころは何件もの案件があって、50人以上の社員が一同に集まったね。いい時代だったね。

ぼくが35歳だったから、大方の人はもう引退しているね。

明日会う方は、そういう時代を知っているから、面白いお話ができそうだ。

2014年7月24日木曜日

2456:お年寄りは何歳から?




 

 

上記表は、今日のネットニュースから引用したものだ。

24か国での調査結果。若い人たちに、お年寄りは何歳からかという質問の結果で平均を取ったものだ。

世界各地に行っている僕だから、大体の傾向は確かに現地事情を反映していると思う。

24か国平均は、63歳。なるほど。

左の国は概ね先進国。右は途上国が多い。

僕が若いころは、定年を向えた60歳の上司はやはりお年寄りに感じたね。だからこの30年ほどで、お年寄りの平均が68歳というのはうなずける。

右の表で異常なのは、インドネシア。51歳でお年寄り?僕もインドネシアは長いが、やはり60歳ぐらいの人はおじいちゃんだよね。でも、50歳ではそうは見えなかったが。

僕も今年で60歳。アジアだと10歳若く見えるらしいし、アフリカになると15歳以上若く見えるらしい。
あと10年はお年寄りと思われたくないが、どうでしょうか?

11月に中学校の同期会が開かれるが、60歳になった同期の風貌にも違いがあるんでしょうね。5年前でも若干あったように思えるが、おじいちゃんには見えなかったね。

2455:報告書1完成

今日の朝は寒かった。13度以下ではないか。辺境地では、11度との予想があった。

さすがに最高気温は、30度近いのが救いだ。

さて、報告書第1弾が完成。10日で100ページだから平均1日10ページ。

コンサルの報告書としては一般的な量だね。大体1日10ページぐらい書ければ、合格点。

読む量は100ページも読めればこれもオーケー。

2週間もあれば大体報告書が書けるのがプロのコンサルというものだ。

後は、精査して間違いを直そう。こういう作業も気持ちがいいものだ。

調査団だと団員の資質の差が著しいので、団長や副団長の作業は、ここからが勝負といえよう。

今回も一人調査団。気楽なものかもしれないね。

次の報告書2は、明後日から作業開始予定。余裕を持って20日ほどにした。最後の報告書3は、8月中旬から2週間。

それでバイバイだ。

オフィスの有線LANとホテルのWIFIが快調のため、USBタイプのインターネット接続はもう再契約はしていない。あと1か月半、この状態が続いてくれれば何の心配も要らないね。

缶入りのお魚だが、

シャケ
イワシ
タラ

の3種では、やはりシャケとタラがうまい。いわしはちょっと臭みがあるかな。いずれもポルトガル製だ。昔はトルコでも食べたかな。

2454:40年前の音源を聞く(パックインミュージック林美雄)

報告書の第1弾を10日で仕上げた。

明日ちょっとお化粧するけど、まあ99%はできたかな。

最後徹夜って嫌いでね。

最後の段階は、じっくり、のんびりとまとめるのが好きだ。

夜、10時半前。

YouTubeで、懐かしの音源を、ラジオのように聞いている。

1974年8月30日。TBSラジオの深夜放送、金曜パックインミュージック第2部。

林美雄。

なっちゃん・チャコちゃんが、深夜3時に終わり。そこから5時までだったね。

林美雄の登場は1970年。僕が高校1年生。懐かしいね。

1974年最終回の時は、ちょうど1浪後だから大学1年生。その頃は宿題で忙しく、試験の時ぐらいしか深夜放送は聞いてなかったかな。

高校生の時、よく深夜3時とか朝方5時までラジオ聞いていたよね。それで学校に行っていたんだからねえ。

林美雄の番組で、ユーミンも聞いたし、映画とかも知ったね。

彼も癌で2002年に58歳で亡くなっている。僕と同じ程度の歳だね。

彼の同期に、英語の達者な宮内さんもいたね。彼が紹介するアメリカ映画の予告編の音源も聞いたな。彼は別の日を担当だったかな。クールでね。ICU出身だ。

40年も前のラジオの音源を聞いているとタイムトラベルしているようだ。

そうだ。野沢那智も亡くなったね。白石冬美さんはどうしているのでしょうかね??

1か月半で帰国。ちょっとセンチメンタルになっているんでしょうかね。。。

2014年7月23日水曜日

2453:7月22日午後5時

ホテルでの作業に切り替える。

とは言え、すでに今日の分は終わっているので、ホテルでの残業も遅くまでは続けない。

最後のお化粧に近い感じかな。

報告書というのは、途中情報が足りなかったり、考えたりと、抜けもでてくるが、そういう時は迷わずすっ飛ばす。後で戻ればいいのだ。

試験と同じだね。解けないものは後でする。兎に角、目次に従って最後まで突き進む。

全体像が見えると、やり残したものも意外と解決するのだ。

今の報告書は、膨大な情報をあるクライテリアで整理するもの。だからあまり考えることは少ない方だ。

細々した項目にはあるけどね。

お昼を抜いたので、これから夕飯。

まあ適当だね。

明日で完了するでしょう。たぶん。

2014年7月21日月曜日

2452:パラノイアという映画

7月21日朝。昨日の映画で寝坊した。

首題は、その映画の題名。

Paranoia

予告編を見ていたので、深夜だったが見ることにした。去年の最新作だ。

IT業界の暗躍もの。

主演じゃないが、脇役で、

ハリソン・フォード

リチャード・ドレイフス

が爺さん役ででている。この二人、僕にとっては懐かしい共演だ。

アメリカン・グラフィティー(1972年作)で登場してきた俳優だ。もう40年も前の話。二人ともこれまで名優だしね。ドレイフスは当時30歳で18歳の高校生を演じていたからねえ。

さて、ハリソン・フォードは、これまでの役とはちょっと違う。言うと話がばれちゃうので書かないが。

ストーリーはあんまり面白くないが、二人が出ていたので見る価値はあった。それとセリフの瞬間予測ゲームもできたね。脚本のお勉強にはなる。

2451:ウクライナ危険空域の状況


上記図は、7月20日南部アフリカ時間6時過ぎのウクライナ危険空域における飛行機の運航状況を示している。

明らかなように、危険空域を避けるように飛んでいる。



2014年7月20日日曜日

2450:今日の作業終了

日曜午後1時半。

お昼を食べた。

もう仕事は終わり。残業してもいいが、予定通りに行っているので土日の作業はもう終わり。明日にする。

BBCとCNNを交互に見ている。

昨日の夜は寝る前に、Djangoの最後のところと、

Percy Jackson: Sea of Monsters

を見た。ギリシャ神話を知っているとより面白かったかもね。

でもまあ、結構面白い。映画でも見て、気分転換も必要だ。

今日はもう仕事なしだから、またいい映画があるといいね。

最近は、もうすでに見た映画が多いので、新作を見る機会はあんまりないが、映画って何度見てもいいよね。セルフがよりはっきりする。

映画のセルフを予想するというのも英語の勉強にはいい。脚本の勉強にもなるが、いろんなシチュエーションでどんな会話がでてくるかにはある程度法則があるのだ。それを見越して予想するとセンスが養えられる。

2449:The Museum of Innocence

ケマル・パムク。

トルコの小説家で、ノーベル賞を取っているトルコを代表とする作家である。

今、BBCで彼の代表作である、

The Museum of Innocence

を題材とした特集をやっている。昨日は途中から、今日は初めから。

いいね。トルコって。

彼は1952年生まれだから僕と同世代。

彼はトルコの上流階級の出身だ。そういう人たちにもトルコで随分会って話すと、彼の経験と僕の知り合いの話が重なってくる。

イスタンブールも何度行っただろうか?5回は行ったかな。だから、BBCの映像も懐かしいね。

彼の作品は一つも読んではいないが、帰国したらアマゾンで取り寄せてみようと思った。まずは、首題の無垢な博物館。

イスタンブールには、同じ名の博物館を彼が作ったそうだ。行ってみたいね。

案件は期待できないから、自費の観光で奥さんと行くかな。

トルコは僕にとって郷愁をそそるところなのだ。

トルコ音楽、ラク、ケバブ。。。。

2448:夜8時半

日中に今日の作業を終え、のんびりしていた。

予定通りに進んでいる。

映画で、Djangoの半分見て、BBCに変える。Djangoも面白いけど3回目。半分で厭きちゃった。

BBCもCNNもMH17便事故ばかり。進展しないね。

僕はシンガポール航空で帰国予定。信頼性は高い。

マレーシア航空に乗ったのは、いつだろうか?

1985年?奥さんと結婚する年かな。KLの往復だったかな。他国行きでも乗っていないね。勿論KLなどへはJALかANA。

KLからヨーロッパはあの辺を通過するのを初めて知った。我々にはあんまりなじみのないルートではある。

さて、明日で主要な項目の記述が終わる。その後、数日で各章の追記とまとめ。

あんまり報告書書きで徹夜はしない主義。徹夜っていいことないんですね。

夜の残業と土日に作業しているとまず絶対に徹夜に作業にはならないのだ。

今日も早く寝よう。

2014年7月19日土曜日

2447:7月19日土曜朝

朝から奥さんとスカイプ。1時間ぐらいかな。

9時。これから作業に入る。土日で、大事な部分の記述が終わる予定。

来週数日でまとめ。

いつものことだが、ピークは越えた。徐々に収束する段階。

書く量はかなり膨大だが、情報はすでに1年以上分あるので、引き出してくるので楽だ。どこに書いてあるかも分かっているし、適宜職員の情報も取り入れた。

コピペもあるけど、小保方さんとは違って僕が書いたものだからいいでしょうね。

この最終段階で新情報というのも変だが、こういうことはよくある。

さて、BBCでも見てからコーヒーでも飲みながら作業に入りますかね。



2014年7月18日金曜日

2446:週末午後

あっという間に今週も金曜。花金といういい方もあったねえ。

さて、今週は収穫が多い。これまで1年以上やってきて、最後のまとめの段階。

最終チェックを職員とすると、需要書類が次々に出てくる。これがアフリカ。

好意的にデータや資料をこちらの作業を察して自主的には出してこない。これは意地悪しているわけでなく、こちらの要求するものが分からないだけ。ただ、今の段階では、必要なものがピンポイントで彼らにも分かるし、僕の説明もかなり具体的になったからだ。

最後の段階で整理されるのは、僕も同じ。すべての資料が収束している。理解度が格段に上がっているのだ。

これが経験というものだね。たった1年でも、ちょっとでも事情通になる。

資料は徐々に捨てている。報告書に反映できれば、ソフトのPDFだけ残して紙は捨てる。

明日明後日の土日はホテルでの連続作業。

ところで、またマレーシア航空機が事件を起こした。昨日は作業中、あわただしいBBCの映像を見て思わず音声をあげた。あの大井真理子さんもなぜかシンガポールに移籍したんだね。だれもいなかったのか、マ国のことだし、シンガポール支局が報告し、彼女が担当したが、相変わらずはっきりしない話だね。自信がないのが良くわかる。まだまだ成長していないようだ。日本人として恥ずかしい。

もうBBCの対応もできてきたからTimとか出て来てるね。これからホテルに戻るがBBCもCNNもフォロー中でしょうね。

それにしてもマレーシア航空はどうしてあんなやばい空域を飛んだんでしょう。なぞだねえ。

さて、ホテル作業の準備をしようか。

今日は日中から温度が上がり、ウィンドブレーカーを脱いだ。

2014年7月17日木曜日

2445:奇遇ですなあ

今日の朝は寒かった。風邪を引かないよう気をつけよう。下着も半袖に切り替えた。ユニクロだっけか。

朝飯で丁度向かい側に東洋人。気分で声をかけた。あんまりこういうことはしないんですね。なんか東洋人見ただけで声かける習慣はないので。

そしたら。日本の方で、ゼネコンさん。僕のいとこが専務していた会社で、アフリカの無償に特化しているゼネコンだ。

話し始めたら、1980年代まで遡り、ケニアなどいい時代だったころの元いた古巣の人の名前がどんどん出てくる。

奇遇ですね。

この国の地方で橋を建設中だそうだ、その現場も4回行っているから良く知っている。

彼曰く、先日部屋の金庫から現金が盗まれたそうだ。頻繁にあるので、コンサル関係者はもうここには泊まらない。僕は、注意しているので盗難はなし。

また、夕飯でもご一緒しましょうと分かれた。

ゼネコンさんが来るようでないといけないね。この国の経済も盛んだし、ODA案件もまずまずあるのでゼネコンさんもご活躍ですね。

僕のいとこも最高幹部なんで、社員の人からは雲の上の存在だったようだった。XX兄ちゃんもぼーっとしている人だが、組織では偉かったんだねえ。改めて感心。

彼の人柄の良さは申し分なかったからね。僕とは真逆だ。

2444:日本史のお勉強

午後10時過ぎ。そろそろ就寝か。

今までYouTubeである録音を聞いていた。

渡部昇一先生の幕末からの日本史である。かなり面白い。先生自身が良く理解されているし、おしゃべりもなかなかいいね。いろんな知識が満載。

彼の講義は、古くは、英語言語学で、よく勉強したものだが、彼の歴史観のすごさは感心していて、YouTubeで探して聞いていたが、日本史に関する長い講義を聞くのは初めてだった。

2時間程度まで聞いたかな。後はまた後日。日清戦争勃発まで聞いた。

ネットの速度が速いからできることだ。

さて、今日は、2番目の報告書の追加執筆部分の検討をした。具体には書けないが、以前書いた事例があるので、それを加筆修正して書く。以前かなり苦労して作り上げたものだが、また役に立つとは思っていなかった。

第1番目の報告書の方は、順調で、政府職員と協議して中身の精度を上げている。僕の情報にちょっとでも彼らの知識が入るとリアルだねえ。

工程通りには進むだろう。34年もやっているが、常に報告書書きは緊張感の中でやっている。それとちょっとしたプロの余裕かな。まだまだ徹夜するほどの事態ではない。それは最後の最後。

十分寝るのも頭を整理するのは大切だ。

いいアイデアは突然どこからかやってくるんですね。「閃き」も大事な要素だ。

2443:ホーム化のいい面

もう1年以上もこの国にいると、そろそろ違った国に行きたくはなるが、それでも
いいことはある。

それは、生活や仕事上の人間関係が良くなることだ。

生活面では、ホテルの従業員、タクシーの運ちゃんあたりが、もう馴染になってるし、

仕事面では、当然省の職員との話題も尽きない。

雑談程度でも話し合えるし、今日なんか特に思ったが、課題など職員とかなり詳細な内容を
含む会話ができるようになる。

要するに、僕の方がこの1年以上で知見も増えたので、彼らとの情報交換が本質的なところまで
できるのだ。最初は信頼関係も薄く、僕も情報がないため、話がかみ合わないし大事な情報も
得られなかったのだ。今はそうしたこともなく、ピンポイントで回答が得られる。

また、こちらから彼らの知らない情報も提供できる。

相互の信頼と協力が成立したことになる。

1年以上もかかってしまったね。あるいは、1年で良くここまできたのかもしれない。

何しろ、ポ語の世界だ。英語の国では有りえないことも多い。

休暇中だった僕の相棒の職員と1時間ほど協議したが、これまで最終結論が出せなかった相当の数の問題をすべて彼との会話で解決したのは幸いだった。もう2週間ほど役所に来ないからね。

全て重要な情報で、報告書に自信を持って書くことができる。救われた。

2014年7月16日水曜日

2442:クライアントとの結合改善

良き実践事例も30以上集め、整理した。事例としては多ければ多いほどよいのだが、時間の制約もあり30程度にした。またあとで出てくることもあろう。

コンサルの作業は、当然のこととしてクライアント側の評価を受け、いろいろ貴重なコメントも頂く。いいことですね。

ブレインストーミングには、結合改善という概念がある。
 
「アイディアを結合し発展させる(結合改善):別々のアイデアをくっつけたり一部を変化させたりすることで、新たなアイデアを生み出していく。他人の意見に便乗することが推奨される。」

クライアントからのコメント対応も様々あるが、積極的にそれらを取り入れることが肝要だ。追加の作業にもつながるが、明らかにいい方向に行くことが多い。

コンサルの中には、クライアントに対して消極的な方もいる。なるべく発信をせず、追加業務をしない方向で考えている。その方が無難だとお考えになられているようだ。

僕の場合は、できるだけ議論し、積極的にクライアント側の意見や考えを取り入れることにしている。専門家だからといって、自分の考えがベストとは限らないのだ。

この対応は、クライアントだけではなく、カウンターパート職員でもそうだ。1年以上経て、この組織の職員との信頼関係は築かれている。

3者(コンサル、クライアント、カウンターパート)の結合改善の成果ももうすぐでてくるだろう。

2441:8時半、作業終了

今日の午後は、会議参加。

スイス支援案件のコンサルさんとの協議でした。フランス系ベルギー人のようだ。英語、フランス語、イタリア語、ポ語など自在だね。LinkedInでもつながった。

欧州、特にオランダとかベルギーとかの人は、兄弟語が大体できる人が多いね。得だねえ。うちの奥さんも西語の帰国子女だから、ここに1年も居たらポ語なんてへっちゃらだろうね。

行きのエレベーターの中で、現地の黒人と挨拶。普通は、そこで終わるんだけど、挨拶上手な僕だからか、そこから彼がポ語で早口で話しかける。もう挨拶のポ語は完璧なのだ。

いあやー、ポ語はできないのよ、というと、彼曰く、この国に居たらポ語できなきゃ、と申される。

こういう大きなお世話はいらないが、結構こういう主張する黒人が多いね。隣国でも英語が公用なのに現地語覚えろと仰る。

こういう傾向って、アジア諸国では少ない。アジア人はそういう失礼ないい方しないね。

フィリピン
ヴェトナム
インドネシア
マレーシア
タイ

どこに行ったって、挨拶程度の現地語で十分だ。カラオケ好きな日本人は、それ以降はカラオケで覚えているね。だから英語がうまくならない。

アフリカ人も狭い了見がある。

毒気のある僕は、嫌味なことで答えることもある。過去25か国に行っている、当地だけ現地語覚える暇はないんだよ。そこまで言われると、相手も引き下がる。

そうだ、南米のパラグアイでも言われたね。電力会社の局長だったかな。貴方も英語覚えてくださいと言ったら、後の会議からちょっとずつ英語使ってたね。

お互い様なんですよね。仕事の内容を評価してねといったけどね。

英語の通じる国に行きたいねえ。そろそろ。

2014年7月15日火曜日

2440:ふと気づくと、いつも境界線上だなあ

子供のころからだが、大体人のすることをまともにしない性格だった。

中学、高校、大学と、周りでやっていることにはあまり興味なし。

受験勉強も然り。

同世代が当然やるべきこと、興味のあることは、完璧に無視していたように感じる。

ずっと後になってやることも多い。

車の免許も27歳。などなど。

大学院くらいなると自分独自の勉強だから他と比べる必要が無くなって自然体。

英語もそうだね。中学の時は、学校で教わる英語は完璧に無視。自分のやり方とか興味だけで、今も続いている。47年間ずーーとね。

サラリーマン時代もそうかな。着実に会社内で出世することには興味なし。仕事の中身は、どんどん変わる。常にどっちつかずの境界線上を歩いてきた。

でも、今の仕事では、それが幸いして、いろンなセクターに跨る案件参加が多いね。

一つや二つの専門性じゃ務まらない。

だから、これからも複雑系の案件が増えることを願っている。意外と競争はないのだ。

2439:良き実践の選び方

午後9時過ぎ。

そろそろ閉店にしましょう。

さて、首題である。

色んな国のいろんなセクターで、教訓とか良き実践報告書をよく見る。流行だね。

ざっと見た感じでは、教訓と良き実践の定義があいまいなものが多い。自画自賛型もあるね。

論理的には、良き実践は過去の教訓によって上手くいっている場合に限られる。

最初から良き実践を決めるのではなく、

まずは100個程度をある基準で選び、委員会などによって徐々に絞り込む。議論は当然あり、その過程が必要だ。

30個ぐらいになると、最終的なベスト・プラクティスも絞られる。

最終的には、委員会などによって、精査され、承認されることになる。

だから、我々コンサルが漠然と選定した良き実践は、選定後篩にかけられなければいけない。

結構長丁場で慎重なプロセスなのだ。

安易に事例集を作って置いていっても役にたたないことを認識すべきである。

ベストプラクティスの集合体が、所謂マニュアルとなり普及されるのだ。自分の考えで簡単にマニュアルを作る傾向がコンサルにあるが、上記のようなプロセスを再認識しないといけないよね。

2014年7月14日月曜日

2438:作業順調

今日は午前に、CPの部長と協議し、今後の作業内容とスケジュールの調整を行い了承された。部長は女性だが、なかなか理解が早いね。別の情報も得た。総局の方針転換だね。具体は書けない。

協議後、早速作業開始。順調だ。いろんなコメントを頂くと複合改善の成果がでるね。

今は遅い昼食の準備。

それが終われば、夜の第2オフィス、ホテルでの作業開始だ。

膨大な事実を書くことは容易い。大事なことは、それらをどう分類し理論的におかしくない構成にするかだ。具体には目次だね。

誰かさんが、目次だけですか?、という質問をされたが、目次にあらゆるものが凝縮されて表現されているのだ。プロはそれで大体内容が分かるのだ。

さてさて、中学校の45年目の同期会のお知らせが来たそうだ。奥さんから案内のはがきの写真が送られた。11月ですか。5年前と同じですね。

行けるか?は神のみぞ知る、なんですね。案件参加次第だ。5年前は、ちょうど同じ案件の第1次とだ2次の狭間だったから日本にいた。参加されていた先生も同じお二方。もう85歳ぐらいじゃない。お元気だね。うちのおやじと同じだ。

東武伊勢崎線で通っていた奴が来るといいんだけど、いたかどうかも知られていない僕だからね。酔わないと喋れないんですね。国際コンサルタントも中学時代は情けな奴だったんですね。



2014年7月13日日曜日

2437:BBCリンダも益々快調じゃない

報告書1も大分書いた。お腹が減ったのでちょっと休憩。

BBCを見ながらやっているが、久々リンダ登場。

痩せたねえ。すごいね努力が。実力は満点だったが、プレゼンターとしてもかなり成長したし、服のセンスも良くなって、且つ、痩せましたね。

さすが、元ミス・メリーランド州を目指した台湾系アメリカ人だね。

アフガン系オーストラリア人のヤルダと並んで、期待度が高い人だね。

日本人はこうはいかないのが国際社会。

こういう違いは、世銀や国連機関でもあるんじゃないかな。精々アジ銀あたりでは優遇されているが、世界レベルはねえ。

BBC見ているだけでも、日本人の実力のなさが垣間見れるね。

残念!!逸材は出てこないんでしょうか??

今日の作業は終了。

2436:漏電かと思ったよ

パソコンで作業中、手にピリリと感じる。パソコンの端とかで。

ネットで調べるとそういうことがあるらしい。故障でないのを確認して一安心。机の狭いスペースで、パソコン、プリンターなど配線が込み入っているからか。あるいは、プリンターの不調か。

今は漏電はない。

人体の静電気や水分も影響するようだ。

ここでパソコンが使えないと致命的。

ちょっとヒヤッとしたが、何とか正常化した。

海外は想定外のことが時々発生するが、ネットで同じ経験者の質問があり、答えもあるので使えるね。

僕自身、かなり静電気が強く、電燈のスイッチに触っただけで、電燈が切れるということが良くあるのだ。この国でも4回以上はあるかな。

パソコンだけは壊れないことを祈りつつ、作業再開。

2435:報告書1の作成開始

7月13日日曜お昼。

7月もあっという間に中旬。早いね。今日から報告書の1番目の作成に入る。報告書は3つあるので、数週間ごとに分けて書く。

ホテルの部屋に設置したプリンタも何とか動いている。準備オーケーだね。

設定した目次に沿って書くことになる。通常は、目次の右に作業期間を書く。大体予定通りには進まないので、進捗に従って変更する。第1番目の作業期間は3週間を想定している。

8月初めが第1番目の作業の終了予定日だ。3週間は報告書書きには意外と長い。かなりのボリュームになるんですね、これが。朝から晩まで土日を入れますからね。でも楽しい作業だ。

以前も書いたが、目次を完成させるとほぼ全容が見えてくる。あとは書くだけ。

論理的な構成って大事なんですね。書くことは膨大にあっても、それをどう論理的にまとめるかは目次にかかっている。研究論文とも類似している。目次のセンスで内容はほぼ決まると言っても過言ではないのだ。それだけコンサルの経験と知見が必要になる。

さて、料理開始だ。



2434:目次の決定

午後8時半。

BBCを見ながら作業。もう止めよう。

追加の報告書の目次を大雑把だが決めた。

これは非常に重要なプロセスで、目次が固まってくると、後は中身を書くだけ。長年報告書を書いているが、目次が決まると、後は楽だ。

目次は、言わば、報告書の枠組みを決めることだから、目次が決まったということは大まかな構成ができたということ。

調査団の場合だと団長か副団長が決めて、目次の右に作成者を入れて団員に配る。

一人調査団は、書き手が一人だから、今回もすべて自分の作業だ。これは大変そうだが、意外と好きだ。団員によっては書けない人もいるし、なかなか出来が悪かったり、遅い人もいる。

自分しかいないのだから、すべて自己責任だが、すべて管理できるから気は楽ですね。

まあ、目次が書けるようになれば、コンサルとして一人前かな。

余談だが、BBCにあの大井真理子さんが出てこなくなったが、ある情報によると産休だそうだ。普通、産休の方はかなりお腹が目立つようになってから産休だが、彼女の場合はそういう感じは見られなかったね。まあいいか。ヤルダもまたイラクに行ったり、午後のプレゼンターも熟しているし、益々のご活躍ですね。BBC内でもかなり期待されているね。コレスポンデントとキャスター両方を自在にできるんですからね。美貌もあるし、才能あるよね。英語もネイティブだから分かりやすい。

2014年7月12日土曜日

2433:先人の肩に乗る作業

午前は、久々奥さんとスカイプ。2時間もおしゃべりした。話は尽きないね。33年も。

さて、その後は、これから書く報告書に関するケースを調べる。我々コンサルの仕事でも、研究者と同様に先人たちのいい事例が必ずある。

我々もコンサルタントであるから、あまり研究事例に関しては知りえない。しかし、まずは良き事例を一応概観する必要はある。

先人たちの経験知見のいいところを頂くのだ。決して物まねではない。まあそれでもいいが、自分の対象とは違うから物まねでは足りないのだ。

我々コンサルはパイオニア的な仕事ではない。必ず前例があり、良例もある。そこから学ぶ点は多々あるのだ。

根幹的なものから、テンプレートなど書式など学ぶことは多様でもある。

全て英語の場合が普通だ。だからそれら前例を読みこなさなければ進まない。10例として1例が平均100ページ。全体で1000ページ。

苫米地さんじゃないが、これを数日、あるいは1日で読む。

これって相当英語力がないとできないのだ。めげちゃうね、普通は。

しかし、プロのコンサルは必ずする当たり前のプロセス。

案件ひとつで修士論文一つ書いているようなものでもある。極論だけどね。10件もやれば博士論文にもなりうるかもしれない。

30年以上で、60件以上の案件に係っているわけだから、単純計算で6本の博士論文が書けるはずだね。

コンサルって暇がないし、案件が終わればまた新しい案件に係りそれの繰り返し。論文書く暇がないんですね。

ある知り合いが、博士号を目指して東大の博士課程に進んだが、いいことですね。そういう余裕があれば幸いだ。僕はそういう暇がないし。。。

ただ、面白いのは、以前も書いたが、著名な学者などと交流すると必ず返信でDr XXと書いてくる。光栄だけど僕は平凡なMrなんですね。そういう誤解もある意味うれしいけどね。

実際博士号を持っていても実力は変わらない。単なるお飾り。それ以上のことを期待する人がいるがそれは妄想なんですね、現実は。

小保方さんみたいな悲劇も起こっちゃうね。あるコンサル出身の教授は、あるクライアントからネガティブな評価を受けてもう参加してない事例もある。

僕は、Mrで十分ですね。技術士すらない。

2432:本の要旨のコメント(7月12日)

田村耕太郎『頭に来てもアホとは戦うな!』の要旨とコメント

今日の本は面白そうだ。さてコメントに。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
・私がこの本で送りたいメッセージは経営戦略に似ている。
「限られた資源を無駄使いするな」ということだ。(確かに。具体はいかに。)

・私の見てきた成功者は、みな空手より合気道である。
正面からの力のぶつかり合いではなく、相手の力を使って相手のバランスを崩し、
こちらの有利な体勢に持っていく。
そしてお互い怪我をしないよう決着させる。(まさに、その通りだね。乙のコンサルはクライアントと喧嘩していたら失業だ。)

・まず頭に来たら、相手に花を持たせて、いい気分になってもらうのだ。(難しいけど、心がけている。)

・私の先輩から聞いた素晴らしいアドバイスを披露しよう。
「俺には失うものがないから何も怖くないんだよ」
と常におっしゃっていた。(だねえ。僕も失うものないなあ。サラリーマンじゃないし。)

・彼は「弱きを助け、強 きをくじく」を地で行く人で、
それこそ「任侠映画から出てきたような人だった」
と別の先輩が言っていた。
だから後輩の面倒見は政治の世界では信じられないくらい、いい。
私に限らず多くの後輩の世話を引き受けて解決して、
そして特筆すべきは、それを絶対に自分の手柄にしなかった点だ。(どなたでしょう?)

・この世は任侠映画のようにはできていないことに、
気付いたこの人が使い始めたテクニックは、幽体離脱。
カッとしたときほど、自分の肉体を離れて自分を上から見る自分を強く意識するようにしているという。(一つの境地だね。まだそこまで行っていない。1日ぐらいは、気にするかな。)

・きまずいときこそ、無理にでも話しかける。(だねえー、御意。)

・議員をやめて、国内外の国際会議に出て、大事を成す人々に大勢会った。
こういう経験から確実に言えるの は、
頭のいい人は世の中に掃いて捨てるほどたくさんいるということだ。
真の叡智、他者から抜きん出るための人生最高価値は、単なる頭の回転ではない。
記憶力や発想力だけではないのだ。(これも御意)

・事を成すために、経営者だろうが、学者だろうが、政治家だろうが、
行政官だろうが、必要な能力がある。
それは「相手の気持ちを見抜く力」だ。
この能力を持つ人が一番賢い人であり、この力さえあれば、
あなたの人生は「鬼に金棒」である。(田村耕太郎)(コンサルにも必然の能力ですね。見抜こうとしているけどね、なかなか難しい。)

・人相はとても大事。
顔は最大の情報発信源であり、情報の宝庫である。
目に宿る精気や左右の表情のバランス、笑顔の様子や目も笑っているかなど、
顔はその人の心が最も表れやすい場所なのだ。(田村耕太郎)(まさにその通り。)

・淡々とこなす者が最後には勝つ。
得意淡然、失意泰然。(田村耕太郎)(気をつけようっと。)

・尊敬する先輩は数あれど、その中でも筆頭は、
参議院自民党のドンと言われた大物議員、青木幹雄さんだ。(ですか。)

特に、印象に残っているのは、
「物事に一喜一憂せずに淡々としている者が最後には勝つ」という教えだ。(御意)

・当初、私は常に無表情でメディアには答えない青木先生に物足りなさを感じた。
しかし、今ではあの淡々としていて飄々としているところが一番の強さだと思っている。
政界を離れた今でも失われることのない青木先生の力の源泉は、この淡々としたところだろう。

・ちょっとメディアに取り上げられ、バライティ番組や討論番組に出ていた私を
青木先生は快く思っていなかっ た。
「そんなことで目立っても政界での力とは関係ない。
メディアに利用されて足をすくわれることになる」
と注意された。

・青木先生はあれだけ有名でもメディアには決して出なかったし、
いつも多くのマイクを向けられていたが、それを取り払うようなことはされず、
むしろ丁寧な対応ながら何も答えなかった。

・あの安定感こそが長期にわたって力を持つ秘訣だと思う。
政治家として目立とうとせず、一切メディアにも出ず、決して贅沢もしない。
挨拶では無駄な話も自慢もない。
時の権力の攻防が決着をつける落としどころこそが、
日本の針路であると達観されていたのかもしれない。

・また「男の嫉妬より怖いものはない」ということも学んだ。
先輩 議員と会食したときも、若手政治家たちのことが肴になった。
当選1回で入閣した女性議員には、
「政治の実績や党での雑巾がけが全くないじゃないか。
答弁で困っても助けてやらないぜ」
という感じで憎しみの対象になっていた。(男の嫉妬は、仕事に絡むし、本人は嫉妬ではないと思っているから怖い。女性の嫉妬は可愛いね。)

・また青木先生からは、
「君がいくらある分野ですぐれていても、
だからこそ、先にそうでない人をみんな行かせて(出世させて)から君が行けばいい。
君はみんなを待ってもまだまだ若いほう。
そうやっていけば最後は皆がかついでくる」
と教わった。(余裕ですね。コンサルごときでは、なかなかそういう余裕がない。1位指名されないと失業しちゃう。)

・得意淡然、失意泰然で淡々と、男の嫉妬に気をつけながら、
「待つこと」「耐えること」に、「戦うこと」以上に価値を置いて人生を使い切っていこう。(田村耕太郎)
(結論ですね)

・テレ ビやスマホやタブレットも1日の使用時間を制限し、
情報や知識はスクリーンより紙の印刷物から得るようにする。
電子情報は早くて便利でありがたいが、それだけだとなかなか自分の中に入っていかない。
新聞や本のような、紙の手触りや厚みや重み、
匂いやシミや汚れなどの複合情報も同時に入ってくる媒体のほうが、
情報は自分の中に入ってきやすい。(一般論としてはそうですね。海外の最新論文でもPDFファイルを一旦プリントアウトしてから読み込んでいく。)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

男の嫉妬ほど怖いものはない。経験上、組織には10%程度いますね。隠れ嫉妬。

まず気をつけましょうね。

2431:最終工程案の作成

今度の日曜から帰国まで8週間。

今後の工程案作成案を考えている。すべて報告書作成だから計画は立てやすい。

2週間ごとに、3つの報告書を作成する計画とした。

最後の2週間の第1週は、提出、説明協議、修正加筆、最後の1週間、と言っても5日間だが、最終協議だ。国内作業もあるので、その期間での対応もある。

まあ、十分な期間かな。無理の無い工程だと思っている。

残業と土日に作業できるしね。オフィスの「9時5時」だけは終わらない。これがコンサルの必然。

以前、比国の世銀の仕事で団長していたけど、内陸水運の調査担当を設定していなかったので、僕が兼務で報告書を書いたが、その時は確か2週間だったかな。調査なしだから冷や冷やしたが、世銀のコメントはなかったね。ああいうことはしたくないね。

期間的には、ポ語の報告書は帰国後お願いすることになる。ポ語じゃないとほとんどの人は理解できないからね。帰国前に作成したいところだが、翻訳には少なくても3週間はかかるでしょうね。

残念だがしょうがない。

この国にまた来るかどうかは神のみぞ知る。

ポ語の世界だから、経験者は評価されるかもしれませんね。1年半もいると、最近はポ語がうまいねと誤解で褒められるけど、この経験を活かしてちょっとお勉強するのもいいね。西語より英語に近い感じがするからね。

まずはこの仕事を片付けてから。。。

2430:国際開発ジャーナルさん、ありがとう

ENRのおけるコンサルタント会社のランキングについて書いたのはもう4年も前のことだ。

2010年9月。

日本編と世界編で2つ書いた。その後も1,2回更新したランキングについても若干評論したかな。

その時に、国際開発ジャーナルさんは、コンサルから広告料をもらっているから書かないよね、と書いた。

上記のページもこの4年でいずれも200回程度のアクセスがあった。たぶんコンサルさんも読んでいるかなと期待したが、ジャーナルさんも読まれたのでしょうか。

国際開発ジャーナル紙の最新号で、ENRのランキング表が出され、なぜ日本のコンサル会社の競争力が低迷しているか各界からのインタービュー記事を載せている。

載せただけでも評価しているが、下記の分析あるいはコメントがあるといいね。

1.イギリスやアメリカの最大手コンサルの戦略はなんなのか?
2.地域とセクターでのランキングの評価分析
3.国内1位から3位程度までのコンサル会社責任者(社長さんとか)のコメント

社員のコメントはちょっとねえ、当たり前すぎて。。。責任ないしね。

コンサル個人としては、LinkedInでの書きっぷりで分かるね、その人の実力とか。一流のコンサル会社からハンティングされるような人は日本人でそうはいないのが分かると思う。

おとなしい人があまりも多いね。今となっては、

廃業したPCIさんの精鋭たち(?)の離散が残念ですね。ちょっとやくざだけど、国際技術営業力はあったと思う。僕は34年前入社寸前で内定辞退しましたけど。

八十島先生に報告したら別に怒られなかったね。大物ですね。

2014年7月11日金曜日

2429:金曜のお昼

午前で雑用を終えた。

お昼は隣のモールで買い物。朝晩は冷えるが、日中は春のようなお天気。モールもにぎわっている。

あんまり買うものもないが、久々チキンのソーセージを一缶買う。それとツナ缶。ラーメン用だ。

今日はまた思わぬメールが飛び込む。

先週からの地方巡業はキャンセルとなったが、今日第2州目の責任者からメールがあり、別件がありセミナー開催を延ばしてほしいとのこと。先週行くはずだった州も開催できない事情だったから、2州続けて行かなくて大正解だったことになる。

今頃は、どこの州も大統領選挙の影響とかプロジェクト獲得などどこも忙しくセミナーどころではないようだ。

僕のセミナーも地味で小規模なものですからね。別件があればそちらを優先されてもしょうがない。まだ実証試験的なものだしね。

情報は聴取できているので、僕が代りに書くことで良しとしましょう。仕方ないね。

これがアフリカである。

2428:精算処理終わる

7月もあっという間に11日。

帰国前の2か月ぐらいは時間の経過が早いね。いつものことではある。

さて、2か月間の国内出張旅費計算が終わった。これでお金関係の処理はなくなった。

昨日はブログをお休み。大体毎日日記のように書いているが、奥さんとのスカイプやメールも首都のため快適だし、ブログでの報告も少なくなってきた。地方に行くとインタネット事情が悪いのでちょっと音信不通になることもあり、ブログで安否確認の意味もあるんですね。

首都も結構気温が下がってきている。最高で22度ぐらいか。辺境州では、さらに6,7度下がる。

もう地方には行かないので、報告書作成には便利だ。報告書書きって、やはりオフィスやホテルの環境が良く、資料などもあり、プリンターが使える環境が常時整っていないとできないのだ。毎週2回移動するのでは落ち着かない。やれと言われ、やるしかなければするが、好ましくはない。

僕はAB型だが、仕事に関しても大胆な調査分析(発散)と几帳面な報告書作成(収束)が混在している。両面ないとコンサルは務まらない。AB型はコンサルに向いていると思うね。これは以前書いた。

毎日、重要な情報が飛び込んでいる。これが本当に面白い。もう1年以上も居るのに分からないことだらけだったが、これがこの数日で解決した。ポ語の理解力もかなり良くなったからね。

さて作業開始だ。

2014年7月9日水曜日

2427:久々の中国料理

お昼。小春日和、と言っていいかもしれないのどかな首都の午後である。

中国製インスタントラーメンも少なくなったし、また中国料理も食べたい気分になったので、4か月ぶりぐらいに近くの中華屋に行った。

結構中国人が入っている。どこに行っても彼らはいるね。さすがである。ビジネスも盛んということだね。

ボーイさんの一人が懐かしそうに僕の席にやってきた。彼は英語もできる好青年。何か月ぶりですかねえ、と親しげに聞いてくる。こういうのいいね。自分の存在価値があることが分かる。

お決まりの海鮮焼きそばとコーラのライト、そして野菜春巻き2本。

このパターンも去年最初に来たときに数か月続いたかな。もう飽きちゃった味だった。

1階のスーパーで、お馴染みのラーメン2種を10個ずつ買う。まだ在庫はありそうだ。とりあえず20個。これで1か月はもつかな。1個1ドル以下。80円ぐらいか。価格に比べてかなりうまいのだ。これは以前書いた。

会計作業も完了。

次は頭を使う作業に入りますか。これも2週間もすれば完了だ。この4か月ほどの作業で得た新情報を報告書に取り込む。

報告書作成は大好きな作業。じっくりとやりましょう。

2426:2つの洪水予測モデルのニュース

あまり例がないが、ニュースで洪水の予測モデルに関する記事があった。記録しておこう。

そして、バンコクでの予測モデルについても比較の意味でつけ加える。

さて、2つのモデルをどう見ますか??

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衛星データで11か月先の洪水を予測、米研究

AFP=時事 77()1358分配信


AFP=時事】河川流域の重力場の微小な変化を衛星で監視することで、破滅的な洪水の発生について最大11か月前から警告を発することが可能になるかもしれないとの研究論文が、6日の英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)」に掲載された。

 米カリフォルニア大学アーバイン校(University of California, Irvine)の研究チームは、土地利用に関する知見と米航空宇宙局(NASA)の重力監視衛星グレイス(GRACE)の観測データを組み合わせて、ミシシッピ川(Mississippi River)流域の地図を作製した。

 その結果、重力の微小な増加は、土地の「湿気」が高くなっているのを示していることを研究チームは発見した。

 土地の湿気は、流域が異常な量の降雨や雪解け水に突然襲われた場合に川がどのような反応を示すかについて事前に知るための指標となる。

 土地は湿気が低ければ低いほど、多量の水を吸収して蓄えることができる。だが土地がすでにかなりの湿気を含んでいる場合、水はすぐに河川に流出し、水位を上昇させることになる。

 研究チームは、20115月から6月にかけてミズーリ川(Missouri River)流域で発生した500年に1度ともされる大洪水を対象に、この予測法の有用性を検証。すると、このモデルは洪水リスクについて、発生の611か月前に、幅はあるが有用な予測情報を提供できることが分かったという。

 これに対し、積雪水量や土壌湿度の実地測定が有用な指標になるのは、洪水発生前の最大2か月程度。また、気象予報が正確に予測できるのは310日先までとされている。

「河川流域は、蓄えた膨大な量の水を河川に流出させることで飽和状態を緩和しなければならないため、飽和によって誘発される事象は、広範囲に被害を及ぼす局地的洪水を引き起こす可能性が非常に高くなる」と論文は警告している。

 一方で、河川流域が水文学的にどのような挙動を示すかに関して正確な状況を把握すること、すなわち、土地の利用や水利がどのように行われているかや、水がどこでどのようにして川に流入するかなどを知ることに、今回の手法は依存していることを留意する必要があると、研究チームは指摘している。【翻訳編集】 AFPBB News

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タイで洪水予測システム本格稼働 日本の支援で世界初

 【バンコク共同】2011年に大洪水に見舞われたタイで、国際協力機構(JICA)の支援による「チャオプラヤ川洪水予測システム」が20日から本格稼働する。JICAによると、洪水地域を流域全体で予測するシステム実現は世界で初めて。

 「チャオプラヤ川流域洪水対策プロジェクト」の一環で、予算は約4億円。暫定運用による改良などを経て、今回の本格稼働の運びとなった。システムは日本の土木研究所が開発した「降雨流出はん濫モデル」や、JICAが実施したレーザー照射による地上高測定データ、タイ当局の雨量や河川水位などのデータを利用。向こう7日間の予測を一般に提供する。

 

2014年7月8日火曜日

2425:精算処理始まる

今日から出張の精算を開始。

まあ半分は終わったかな。後はレシートを台紙に張り、整理。会議の参加者リスト作成ぐらいか。

こういう会計処理は、30年以上やっているので慣れている。青色も1年分やるが、その経験で楽にやっている。ソフトもあるしね。

結構面白いのだ。単純な作業だが。

8時。

遅い夕食を食べる。部屋で。

オフィスとホテルの2つの作業場で作業をすると非常に効率的だ。

キャノンの携帯プリンタも数か月使っていなかったので、若干エラーが出たが、インクを変えて何とか動くようになった。もう09年からだから、5年ですかね。カラーがおかしいが、基本的には白黒が主体だから実質問題にならない。

でも、もうそろそろ耐用年数は過ぎているので、帰国したら新品に取り換える予定だ。

このプリンターにはお世話になってね。

隣国の2年間、パラグアイの4か月、そして今回の1年。

パソコンと同じで、相棒だね。

帰国まで2か月うまく動き続けてくれるといいね。

パソコンも2年。そろそろやばい時期だが、東芝は頑強だ。すでにもう1台買ってあるが、まだ変えていない。前回は用心で2台持ってきたが、今回は1台のみ。これもあと2か月は大丈夫だろう。

さて、ラーメンが煮えてきた。

2014年7月7日月曜日

2424:理不尽な言動にどう対処したらいいか

午前の作業で難問を解決した。

さて、首題。

34年もコンサル稼業をやっていると、理不尽なことを言われることが山のようにある。

例えば、

ア)この報告書はすべて間違い、すぐ書き直しせよ。(理由なしに、上司からとかが多い。さすがにクライアント側からは経験ない。)

イ)君の経歴は欧米のコンサルのようだ。新入社員の気持ちで、イランの工事現場に行くように。(20年以上のコンサルタント経験を全否定され、40歳後半になって新入社員と同じとみなされた。)

ウ)君を評価する人は、過去、現在、将来、この会社にはいない。(このコメントにはちょっと笑った。言っている人が精神病患者のようだったからある意味同情した。成道という名前は彼に不適だね。)

エ)君を今後再雇用するかは、ガンマーGTPの結果を本店指定の病院で再検査する。別の病院で検査した結果を報告した際に言われた。(実経験)

オ)彼の言うことを茶化すんじゃない。(ちょっと意味不明だが、隣で事業説明している同僚がとんでもないウソを平気で言ったので、えーー、という気持ちで苦笑した時に言われた。電力会社の人たちね。)

カ)団長の不正を上司に報告したら、それは正当な予備費だと言われ、その後、上記イ)などにいじめが頻繁になった。(これも実体験。別の会社はそれで廃業しているね。)

などなど、様々な状況であるね。

それでも、クリスチャン精神で乗り切ってきた。

要は、反発するなってこと。淡々と粛々と毎日を過ごすこと。理不尽なことを言う人はある意味自信も根拠がないのだ。だから、1と0しかない。全否定しないと自己を正当化できない。精神病の一種かもね。

そうすると、自然にいい方向にいく。自分を卑下する必要はないのだ。

そういう邪気や悪意を乗り越えるには修行がいるが、その修行も限りなく続く。

これが人生。しかし、いいことは余りあるほどあるのだ。救いだね。

自分だって子供や奥さんに理不尽なことを言っているかもね。それも反省しよう。



2423:仕事の本の要旨(コメント)

千田琢哉『仕事は好かれた分だけ、お金になる』の要旨(コメント)

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・「できる人」より、「好きな人」に仕事は殺到する。(クライアントからはできる人だけどね。社内的にはそうですね。)

・あなたの周囲にも「優秀なのに」パッとしない人生を送っている人がいるだろう。
理由は簡単だ。
その人が嫌われているからだ。(僕もそうかな。それは会社関係からですかね。パッとしないのはそうかな。僕自身はそう思ってないけど。)

・「デキル人」より「好きな人」に仕事は殺到する。
エグゼクティブたちは「できる人」より「好きな人」を出世させようとする。
これが厳然たる事実だ。(これは事実かもしれないが、だから会社が延びない理由でもある。コンサル会社もね。)

・運のいい人は、何だかんだ言って好かれている人。(そうもいえないと思います。)

・お金は、本音の人気投票券。(よくわからない。)

・もしお金持ちになりたかったら、勉強して魅力的な人間になることだ。
魅力的な人には、長蛇の列を作って人がお金を運んでくれ るようになる。(期待値かな。)

・口臭でしくじったら、永久追放。(嫌われるってこと?経験なし。)

・腕時計は、ワイシャツの袖の中に。(マナーの話に移りましたか。使いにくいね。)

・同じ話を何度も聞ける人が、信頼される。(聞く力のことですかね。)

・お客様も、他の分野では何かのプロであると、気づいているか。(そう思いたい。)

・別れ際のお辞儀が美しい人は、別れた後に「感じのよさ」を残すことができる。(御意)

・どれだけ事前準備をしてきたかは、手に取るようによくわかる。(相手がってことですよね。そりゃそうだ。)

・私はサラリーマン時代、インタビューすることを仕事にしていた。
経営コンサルタントとしてプロジェクトの成否を決める最も重要な仕事に、
「現場で働く人たちやエグゼクティブから本音情報をかき集める」
というものがあったからだ。(御意)

・ここでどれだけ本音情報を収集できるかが、 プロジェクトの成否を決めた。
だから特に、新米のうちはインタビューのコツを徹底的に叩き込まれた。
その中で私が今でも死守しているものに、
「捨てる」というスキルがある。
100の準備をしておいて上澄みの一だけを残し、残りの99をあっさり捨てるということだ。(A41枚でサマリーが書ければ上出来だ。1枚ならだれでも読んでくれる。)

・捨てた99は、無駄にはならない。
それどころか捨てた分だけ相手に、
「コイツは相当準備をしてきたな」と伝わる。
「これだけ準備をしてきたのなら、極秘情報を教えてやろう」と応援される。(まあそれも期待値。)

・敬意を払うということは、すべてにおいて遅れないということだ。
なぜなら時間とは誰にとっても命の断片だからである。(御意)

・髪と靴に艶があると、安心感を与える。(マナーの話ね)

・心の中で見下 していると、ふとした瞬間に必ずばれる。(そうでしょうね。意識下で分かるものだ)

・イヤな仕事をイヤイヤ引き受けると、窓際直行。(窓際でも人生。)

・入社間もない頃は、社内の雑用をやらされることが多い。
朝から晩まで雑用の嵐だ。
これは誰もが経験する通過儀礼だと考えていい。(60歳でもやってます)

・雑用から抜け出してクリエイティブな仕事をさせてもらえるか否かは、
与えられた雑用を仕上げるスピードと質で判断されているのだ。
雑用を引き受ける際にイヤイヤ引き受けると、ますます雑用の嵐になる。(同上)

・嬉々として雑用を引き受けて周囲の倍速で美しく仕上げると、
まもなく雑用を取り上げられる。(期待値)

・若手社員の躾・マナーは、その会社の格式を露呈する。(同意)
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ハウツーものだね。要旨だけでいいね。

2422:ひさびさのインドカレー

もうインド料理も3か月以上ぶりだろうか。

今回は4月に来たが、今まで頂いてはいなかった。飽きちゃったのもあるね。

夕刻からネットがダウンし、停電もまたあった。

じゃー、インドカレーでもということで6時半に行った。

マスターにご挨拶。

久々、マトンカレーとバター・ガーリック・ナンを頂く。

うまかったね。マトンはいいね。

7時半。部屋でサッカーでも見ませう。

マスターが前菜はどうかと聞いたので、あんまり食べないコロッケをもらった。これでかなりお腹がいっぱい。判断ミスだね。

お腹が空いていれば、当然カレーは残さないが、今日は残した。

胃も小さくなっているかもね。

さて、明日から頑張りましょう。報告書作成は一番のお得意。

2014年7月6日日曜日

2421:腰痛が消えた

この2か月地方出張で毎週2回移動していた。

荷物は、トランク、デーバック、そしてアタッシュケース。

全部で、40キロぐらいかな。結構な重さかもね。

それと、地方のホテルもベッドの質も様々で、大方良くない。

食事も良くないから、骨に必要なカルシウムやマグネシウムが足りないのかもしれない。

移動のストレスもあるかも。

そんなこんなで、途中から腰痛があった。それほど深刻なものではないものの、これまで続いていた。

それが、この数日ですっかり消えた。

なんででしょうね。原因と改善の理由も分からない。

重い荷物運びがなくなった。

ベッドのマットレスが改善された。

栄養剤が効き始めた。

出張のストレスがなくなった。

複合的なことでしょうね。一番はベッドかな。

まあ改善されたことは、何よりでしょうかね。

或いは、歳のせいというのもある。今年で60歳ですからね。いろいろガタがきている兆候かも。

2420:ジョゼッフェさん

作業しているといつも使っているタクシーのジョゼッフェさんから電話。

空港行きでホテル前にいるよとのこと。

あっそうだ、彼に出張キャンセルしたこと伝えるのを忘れていた。

携帯のプリペイドが切れていた。

早速玄関まで行き、チップをあげて引き上げてもらった。

彼にとっては、毎日使ってもらえるように変わったから好都合だね。

海外の仕事って、いろんな人に支えられていることを再確認するね。

名もなき人、なんて言い方はいやだけど、一期一会で会う人の協力のありがたさを感じるね。

たくさんの5州の関係者の方々とももう会うことはなかろう。残念だが、今回は自分の作業に集中することになる。

コンサルタントの性ですねえ。

2419:首都もいよいよ停電か

7月6日日曜朝。

5時過ぎに起きて、最適な作業環境に戻った。首都での作業は朝起きが一番。自分一人でする作業のペースが戻って来た。

6時半過ぎに突然停電。通常は自家発電があるので直ぐに復旧するが今日は1時間ほどかかった。外に出て聞くと発電機に問題ありと係りは言っていた。

地方、特に北部州は大体日曜の午後は停電中。

首都でもそろそろ計画停電が始まったようだね。

作業的には快調で新規の報告書の内容もすでに書き始めている。まあ2週間ほどでできるでしょう。地方行きはなしになったので、コンサル本来のお仕事になる。

州レベルの人材育成ってそう簡単には進まない。辛抱そのもの。小学校の先生みたいなものだ。

さて、7時半。朝飯も食べられるかな。

朝から晩まで作業するとかなりの進捗があるんですね。第2オフィスの開業である。

2418:営業とは(本の要旨とコメント)

寺田孝志『広告営業力:12人のホンネと仕事のやり方』の要旨(僕のコメント)

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・営業といっても、総合プロデュースも仕事のひとつ。
だから営業マンは企画力、情報力に長けていないといけない。(国際開発コンサルタント会社でも当然必要な要素だね。)

・営業は、人間力。(まさにその通り。久保田豊さんの技術営業力は、私の履歴書を読むと分かる。)


・営業は結局、人と人。(同上。)

・プレゼンは、プレゼンの前に勝つ。
プレゼンの前段階の出方ひとつで勝敗が分かれる。(確かに一理ある。クライアントに対する15分のプレゼンというのが僕らにはあるが、準備なしでは負けるのが必然。)

・なにごとにも、ブレない営業。(世界戦略という発想がないとね。いつまで行ってもじり貧。)

・いちばん大切なのは、クライアントとのコミュニケーションだ。(どのように、というのはあるけどね。昔はコンサルの営業がクライアントと飲んだり、ゴルフやったりが普通だったね。懐かしい時代でもある。営業の女性がクライアント側と結婚したりね。)

・思いを実現するために僕らに必要なのは「調整力」。
調整する能力を持つ営業には、きっと「その先」がある。(御意。)

・見積もりもクリエイティブ。
相手が払いたくなるような、見積もりの作り方をせよ。(安さだけじゃない、実態は。)

・営業は、縁の下の力持ち。(そういう意識は営業部員にはない。技術職をものか奴隷のように感じているコンサル会社の営業屋は多いんじゃない。)

・クライアントが求めているのはまさに「期待以上の提案」である。(そういう哲学があるクライアントを求めているけどね?)

・クリエイターと渡り合えるのも、やっぱりプロの営業だけ。(コンサル会社じゃ無理かな。そういうセンスは彼らにないね。)

・良い営業とは、ひと言で戦略を語れるもの。(これも彼らには無理。)

・広告の世界では「短く言える戦略がいい戦略」が鉄則。
なぜなら広告というものは、山ほど言いたいことの中から、
たった15秒、たった一行のコピーに凝縮されることだから。(御意)

・良いコピーライターは優秀な戦略家と呼ばれる。(僕らの世界でもそうかな。かなり難易度は高いけどね。)

・情報の共有で生まれる、新しい発想。(それもできていないね。彼ら英語できないし。)

・クライアントとの良好なコミュニケーションを継続するためにも、
僕が毎日必ずやっていること。
それは足を運ぶこと。
クライアントのところへ通わなければリアルな声も拾えないし、
最新の情報も入ってこない。(気軽に会えない状況もあるね。)

・ユニークな発想は、なにげないコミュニケーションから生まれる。(御意。)
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コンサル会社の営業屋は、あんまり出来がいいとは言えないのが現状。哲学なしでやっている。その結果も最高で世界60位。AECOMの営業屋なんてすごいからね。世界中にネットワークがある。何しろ従業員は3万5千人。日本工営の10倍以上。戦略がなければやっていけない。




2417:ポ語も読む分には克服したか

ホテルでの作業開始である。

定宿だと必要なものはすべて整っているので快調だ。

この1年で集めた文書、ほとんどがポ語だが、何とかグーグルで翻訳し、正しい英語に直せることがすぐにできてきた。

30ページでも苦にならない。

それにしても中身も分かるからいいね。来たころは文書が膨大で中身をじっくり読むのもできなかったが、今は斜め読みでも分かる。

ただ、分かった代りに疑問点も出てくる。職員らがあんまり話したくないことも、地方などで別途情報を入手しているので裏が取れている。実態が首都と聞いたのと違うんですよね。

もう一回首都で聞きたいことが山ほど出てきたのだ。

それらが再確認されれば、報告書に最終的に追記できる。

英語が公用語だったら問題はないんですが、ポ語はねえ。会話はもう降参状態。

唯一の理解方法は、グーグル翻訳機での英文。結構うまく訳せてるね。公文書は比較的いいね。

パラグアイでの西語翻訳の成果が出てきたね。

2014年7月5日土曜日

2416:久々の映画

地方巡業が続いていたので、映画の鑑賞は久々だ。

昨日の深夜は、

White House Down

で、以前見た、

Olympus Has Fallen

と同時期に同じような設定で公開されている。

ホワイトハウスがテロリストに占拠され、大統領が人質になって。。。というアクション映画。

どちらが面白かったかというと、前者かな。展開がより早くスリリング満点。伏線もよくできている。

前者の大統領役は、

お馴染み

ジェイミー・フォックス

タランティーノ監督のジャンゴでも殺し屋役が最高だったね。

今回は大統領。どんな役でもこなせる名優でもある。

いずれのタイトルもたぶん軍隊用語だと思うけどどうかな。

2415:本の要旨とコメント

千田琢哉『君の眠れる才能を呼び覚ます50の習慣』の要旨(コメント)

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・成功者はもうお金なんて要らないから、
頭を下げて一生懸命に傾聴する相手を応援したがるものだ。(ですか。いきなり言われても)

・誰に何を言われても揺るがない根拠なき自信は、最高の才能なのだ。(根拠なきというのがちょっと分からないけどね。揺るがないのは才能だね。)

・他人の半分の努力で成し遂げられた分野で、
呼吸の如く自然に努力しよう。(僕は何倍もかかるかな。それでやっと自然体でいられる。)

・才能を育てるための修業は、楽しくなければ効果がないのだ。(大賛成)

・自分の才能が枯渇して行き詰った際には、少しでも視野を拡げることだ。
ほんの小さな変化に挑戦することを習慣化すると、行き詰まりを避けられる。(コンサルは特にそうだね)

・A4一枚企画書は、一流と三流の差がはっきりと露呈される。(確かに。エッセンスだからね。10枚じゃ誰も読まない。)

・コピーのとり方を見ると、その人がわかる。
実はこのコピー取りにこそ、仕事のエッセンスが詰まっている。(具体には?)

・コピーへの取り組み姿勢は、
そのほかありとあらゆる仕事の仕方にも直結する。ちょうど

・筋金入りの不器用だった私が新米の頃には、
周囲にいた同期の数十倍の時間をかけて、
深夜もオフィスにいなくなってからコピー機の機能をマスターしたものだ。(ですか)

・おかげで新米の頃の私は、あらゆる拡大縮小も自由自在にドンピシャのサイズで、
瞬時にコピーを取ることができて、神業と評されたこともある。
神業と評されるようになった頃、コピー取りの仕事を卒業させられた。(それが神業だったのはかなり昔かな。)

・料理人の世界では、皿洗いの達人になると皿洗いを卒業させられると聞く。(でしょうね。段階的に進んでいくからね。)
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ポテンシャルというと日本語では可能性のある潜在性とかだけれど、英語ではたぶん実力そのものなんですね。だからポテンシャルがあるということはできるという意味だと思う。眠っているわけじゃないね。

2414:首都の朝

7月5日朝。暖かくて快適だ。

これから朝飯だ。寒い田舎に行かなくなって良かった。これからこの定宿に2か月滞在する。前回は4か月だったかな。

コンサルの仕事は発散と収束だと以前書いた。

今は収束の時期ですね。こういう段階も好きだ。材料はそろっている。料理の始まり。

昨日奥さんとスカイプしていて面白い表現を思いついた。

冷蔵庫にそろってある新鮮な材料。お客さんにおいしい料理を召し上がってもらう。ところが突然そのお客さんが別のものを食べたいと申された。

新鮮なものはないが、別途冷凍庫に凍らせたものがある。解凍して出すしかないから新鮮じゃないけど、お客が望むなら仕方がない。

こういういい方にすぐ反応してくれるのも奥さんのいいところだね。

お客様は神様ですからね。コンサルの必然だね。

2413:マニュアルの定義?

いろいろ関係者の方々と話していると、マニュアルの定義というものが人それぞれ、あるいはセクターによっても変わることがある。

一般論で言うと、利用者が間違いなく必要な手順をマスターし、目的とする活動を首尾よく実施するためのものだ。

ハンドブックということもある。

いずれにしても、書いてある通りに実施すれば間違いがないことが必要条件である。発電所やプラントといった施設運用上の業務は、間違いがあれば大事故につながる。

或いは、我々が利用するパソコンや電気器具、自動車など身の回りの機器の利用者マニュアルは利用上必要とされる情報が満載され、何かが起こった時に活用されるようになっている。通常はすべて中身を理解していなくても異常があった時には必ずレファーする。飛行機のパイロットも異常事態に見てるね。

いわば、良き実践の集合体である。

ただ、途上国の水衛生セクターなどの事業では、管理者がコミュニティーであったり、技術的に経験不足な地方職員らが利用されるため、マニュアル作成時に期待した良き実践が必ずしもその通りに行われないことも多い。従って、マニュアルは改訂されることが必然であり、そのための経験や知見は現場から集められることになる。

非常に時間がかかるプロセスだ。作成されたマニュアルが必ずしもその国あるいは地域の実情にそぐわないことも想定されるからだ。

建設事業と違って、非常に地味な作業と言ってもいい。

しかし、関係者の入れ替わりも頻繁であるし、新人教育上も効率的な技術移転を行う上でマニュアルあるいはガイドラインを整備し、改訂し、最新化しておくことが大事なことである。

一般に、途上国ではそうしたマニュアルの作成から改訂まで支援機関が実施することが散見される。理想的には、その国の関係者自ら改訂や補足を行うのが期待されているがなかなか上手くいっている事例は乏しい。お金も人も物もない。。。

さて、どうしましょうか?

セクターの如何に係らず、真の課題ではなかろうか。

2412:首都の滞在延びる

今日の協議で方向性が変わり、別の報告書を書くことになり、一安心。

いろいろ抱えている財政状況(地方のホテル代への現金が足りないなど)が改善し、首都での作業に集中できることになった。毎週2回移動というのは案外効率は良くないのだ。移動日は実質作業ができないからだ。

報告書を書くことはコンサルの得意の得意事項。専門家の意見や主張が入れられるのは幸いだ。

本当は、持続性という観点からは、カウンターパートが自己評価し、自立的に改善して行くことが真の課題だと思っているが、まあ自分の考えが主張・提言できないこともあり、ある意味じーっと彼らの能力向上を辛抱することが余儀なくされるのだ。

だから、方針が変わって、実は「ほっと」しているのが実情だ。

材料は腐るほどあるし、すでに検討済みなので良かった。実際は、コンサルが自ら検討し提言するのは至極通常のことだしね。

ある意味、助かったと言ってもいい。

さて、明日から心機一転で頑張りましょう。生徒が答えを出す前に、先生が答えを示すほど簡単なことはないけどね。まあ彼らの自立発展性を期待しましょう。

作業的には、一安心。帰国まで2か月、首都で作業。暖かい気候は体に頗るよろしい。毎週2回重たい荷物を運ぶのは結構腰にくるんですよね。これも改善されるね。

神に感謝。

2014年7月4日金曜日

2411:本の要旨のコメント

藤原正彦『古風堂々数学者』の要旨(コメント)

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・私は実は外国語が大好きだった。
中学一年で皆と同じく英語を始めたが、中学二年でドイツ語、三年でフランス語を始めた。
高校でもこの3ヶ国語の学習を続け、大学の教養学部では英独仏露を履修し、
卒業してからスペイン語、ポルトガル語を独習した。(いいことですね。ただ好きっていう本気度がどのくらいか見てみましょう。)

・外国語を読めるようになること、その国の人と片言でも話せるようになることは、
途方もなくスリリングなことだった。
この愉しみが病みつきとなり、様々な言語に次々に取り組み精力的に勉強したから、
いくつかの言語をスラスラと読むことができるまでになった。(いいじゃん。スラスラという表現が気になるけど。)

・この無邪気をいま、やや呆然とした気持ちで眺めている。
あの膨大な 時間とエンルギーの半分でも、古今東西の名作名著の精読に向けなかったのが悔やまれる。
若い時分にもっとこれらに触れ感動すべきだった、と無念に思うのである。(良くあること。その時その時の判断でいいんじゃない。)

・数年の海外生活を通して痛感したのは、真の国際人となるために、
東西の名作名著や日本の文化や伝統に精通していることが、
流暢な英語とは比べものにならないほど重要ということである。(よく言われることだけど、国際人ってなあに?欧米人にその感覚はないけど。当たり前だしね。気にすすぎ。劣等感かな。)

・アメリカ留学から帰国後、論理的に考えて正しいと思ったことを即座に実行する、
というアメリカ方式が輝きの本質と分かっていたから、私もその方式を公私にわたって実行するようにした。
当然ながら職場では始終あつれきを起こした。
正々堂々と論戦し、そこで勝った者の意見が正しい、というのがアメリカ方式で ある。(使い分けが必要じゃない。帰国子女じゃないんだから。20年くらい行っていてば別だけど。精々数年でしょう、彼の留学期間は。アマチュアだよ。)

・43歳のとき、イギリスのケンブリッジ大学で一年の研究生活を送った。
空港に降り立ち、タクシーに乗り運転手と会話をはじめ5分ほどたったとき、
「アメリカ人ですか?」と唐突に尋ねられた。
このとき私は、日系アメリカ人と間違えるほどの流暢なアメリカ英語、と理解し内心得意になった。(アメリカ英語だったからじゃない?!うまさを褒めたわけじゃないと思うよ。自信過剰だね。アメリカ人イコールアメリカ英語が流暢とは限らない。質問の真意を聞かなくちゃね。学者なんだから。)

・イギリス人がアメリカを徹底的に見下している、と知るのに何ヶ月もかかった。
何でも新しいものを好むアメリカ人を、歴史のない国の人々と憐れみ、
自分たちは反対に何でも古いものを尊ぶ。(そういう傾向は確かにある。徹底的、という表現も過激だねえ。)

・ケンブリッジのカレッジのディナーでは、肉を切った後ナイフとフォークを持ち替えたら、
横の教授から「アメリカ式ですね」とやんわり皮肉られた。
そこでアメリ カ映画やアメリカンポップスについて話したら座が白けてしまった。
英文科の教授がアメリカ文学をほとんど読んでいないのにも驚かされた。
英国滞在が私にもたらした影響のうち、最大のものは何と言ってもアメリカ崇拝の崩壊であった。(彼は極端だね。両方好きでもいいじゃん。僕なんかそうだね。多様性を認めようよ。)

・イギリスのアメリカを見る目は、一言でいうと若造に対するそれである。(まあそうですけどね。ルーズベルトの映画を見るとエリザベス女王と旦那がアメリカにはじめてくる場面がでてくる。米英の価値観の違いが良くわかる。)

・七つの海を支配し大英帝国を経験したイギリス人は、
富、繁栄、成功、勝利、栄光、名声などのもたらすものを、既に見てしまった人々である。
だからそれらを求めるアメリカ人を、無知な若造と嘲るのである。
彼らは年輪を重ねた自分たちが、テニスチャンピオンになったり、
マラソンで新記録を出すことができないのを知っている。
薄っぺらな若者であるよ り、気品と知恵のある熟年でありたい。
すなわち俗悪な勝者より優雅な敗者を選ぶのである。(これも極端。この人すぐ豹変するね。)

・アメリカ方式とは若者方式と言ってよい。
私が四十代半ばになって「若者はけしからん」と感じ始めたのは、
英国を経てアメリカに距離を置くようになった時期と一致している。(人はだれも変わるんですよ。歳を取れば。)

・若者の判断力が未熟なのは自明のことと言える。
だからこそかつての私のようにアメリカに染まったり、
「一人の生命は地球より重い」とか「親孝行は古い」などと言った妄言を信ずるのである。(認めているね。偉い。)

・10人の生命を救うために自己の命を犠牲にすることは尊い行為であること。
名誉は生命と同様の重さをもつこと。
卑怯は死に値するほどのものであること。
親孝行は永遠の美徳であること。年寄りはこのようなことを、自信をもって教えなくてはいけないと思う。(御意。)

・合理性だけを重んずる社会がどんなものかは、現在のアメリカを見れば大概見当がつく。
伝統国イギリスと同様、わが国には幸い、古くからの良き「かたち」がある。
私の祖母は毎朝、仏壇の前で手を合わせたし、畑に行く途中の産土神社では必ず立ち止まって合掌した。
私は今でも田舎に帰ると、祖母と同じことをする。(同上)

・最も大切なものの多くは、合理的とは言えないこと。
古来、人類は年寄りと若者との対立によりバランスを取ってきたと思う。
容赦なく活を入れてよいのである。
若者に迎合する年寄りは、若者に対する崇高な義務を果たさない人間、と私には思える。(同上)

・私の父は、「弱 者を守るときだけは、暴力も許される」と口癖のように言っていた。
身を挺して弱者を救うことは、力によろうと何によろうと、
「義を見てせざるは勇なきなり」にある通り、気高い行為と教えられた。(これも御意。)

・英国のケンブリッジ大学で、研究と教育に従事していたことがある。
カレッジでの晩餐では、教官達は必ず黒ガウンをまとい、
列を作って学生達の起立して待つダイニングホールに入場した。
太鼓の音を合図に、長老によるラテン語の祈りがあり、その後で食事が始まる。
灯かりはろうそくしかない。
この仰々しい手続きと暗いテーブルでの食事を、500年もやってきており、
これを変えようとなどと言い出すものは誰一人いない。(だから?)

・国語は、言語教育という要素にと どまらず、すべての思考および情緒の基盤となる。(御意)

・あるとき我が家を訪れた米国人は、庭の虫の音を耳にして、
「あのノイズ(雑音)は何か」と問うた。
私の祖母は、虫の音を聞きながら、「もう秋なんだねー」と言ってよく涙を浮かべたものだった。
「もののあわれ」をかぎとる点でも、日本人の感覚は研ぎ澄まされている。
これら情緒は、親から子へ、また和歌や俳句をはじめとする文学などを通して、
日本人の胸に継がれてきたものである。
国際化につれ、このような日本人の情緒は必ず光彩を放つものである。
世界に向かい、日本人が真に誇れる特質といってよい。(あるアメリカ人と作者の祖母との比較だけだよね。二人は両国の代表じゃない。)

・小学校では何をおいても国語を叩き込み、それを基に母国の文化、伝統、情緒などを培い、
その 国の人間としての根っこを形成すべきである。
この意味で小学校の国語は、一国の生命線といって過言ではない。
わが国は古い伝統国家として、英語への思慮ある距離感覚を持つことが肝要ではなかろうか。(これは大賛成。英語を日本人全員がプロになる必要はないと思う。精々数%が海外で頑張ればいいんじゃない。)

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言葉は言霊だから、発音がいいのはいいけど、心が通っていないとね。

ポ語も僕はまだ赤ちゃんだけど、知ってる言葉はネイティブと同じように使うことを常としている。これでまあ信頼関係の第一歩は進める。

Lamento muito

ってごめんなさいという意味なんだけど、会議でいいタイミングで使ったら、参加者がいい反応してたね。


2410:このホテルの話

先日クライアントの方と話をしていて、新事実があった。

今までだと、調査団など初めてこの国にやってくる関係者には、ほぼこのホテルが奨められた。

以前盗難事件があり、日本人が急激に減ったと感じていた。

彼によれば、指定はしなかったが自動的に他のホテルになったそうだ。彼らの間でも盗難事件のことは知れていた。それでですかね。

ただ、このホテルは今修理中で部屋数は激減しているから、新規の予約は取れなかったかもしれないね。

僕の場合でも、修理が開始してから本館には泊まっていない。別館のいい部屋ばかり。すでに2か月以上前から5か月分の宿泊予定に基づき予約しているから優先的には入れるかもね。

そういう事情で、数日の客は受け付けていないのかもしれない。

今の019号室はネットが改善されたが、廊下のモデムのアンテナが2倍以上長くなっている。これで電波が強くなったのか。

ホテルの盗難はどこでも起きるのが途上国。客が油断すると起きるのだ。部屋の金庫。机に置き忘れた貴重品。狙われる対象だね。盗んでいいよ、と言っている。

僕の場合は、ホテルの従業員と常に良好な関係を築く性格。30代で盗難の経験があったので、それ以来従業員とは目を合わせ、あなたのことは知っているよ、と対応している。それで大体盗難は防げていると思う。チップも忘れずに。

さて、今日の2回の会議の準備をしよう。

2014年7月3日木曜日

2409:首都に安着、やっぱ首都はいいね

午後3時過ぎに首都に安着した。

秋から夏に逆戻り。ウィンドブレーカーを脱いだ。

定宿に入り、奥さんとスカイプ。019号室のネットも改善された。

熱いシャワー、洗濯。。。

やっとテレビを見る暇ができた。まずはサッカーかな。

今日で15回の国内出張の10回が終わったことになる。あと1か月で最後のまとめに入る。

総括すれば、予想通りの結果が得られたということだ。セミナーやって、モニタリングしたが、次のモニタリングまで持越しがずいぶんある。これがアフリカなのである。

具体にはいろいろあるが、まあここで書くのは後にしよう。

長女の就活もそろそろ始まったと奥さんから聞いた。早いもんだね。

さてと、洗濯の続きをしようかな。

2014年7月1日火曜日

2408:今日のプレゼンはイギリス英語で

今日の会議も無事に終了。

2時間半くらいでしょうか。参加者も元気がいいね、この州は。

ポ語で進行。僕は英語で通訳付き。通訳できる人が3人いるからいいね。

今日は曇っているし、寒いしで、気分はイギリス的。それで、ずっとイギリス英語で通した。

ときどきそういう雰囲気になることがあるんですね。

いつもはほとんど米語だけど、かっこつけたい時にはイギリス訛りになる。

スパイもどきだね。

クライアントさんもびっくりだったね。

米語で軽くというのもいいが、大会議のプレゼンはなぜかイギリス英語が似合うのだ。

こんなことやっていると、あなたはスパイなのと、マジで聞いてくる人が偶にいる。トルコで一度そういうことがあったね。彼もそうじゃない、って勘ぐってしまった。偶々知っている、軍幹部と某国大使の密会現場のことを彼に話したらそういう質問が来た。確かに怪しい情報だよね。事実なんだけど。ちょっと場所は言えない。

コンサルもちょっと情報収集の方向が違えば立派なスパイになれると思っている。お誘いがないでしょうかね??

2407:英語の発音に関する本の要旨とコメント

関正生『世界一わかりやすい英語の発音の授業』の要旨とコメント

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・僕は普段、予備校で「発音」を真正面から扱っている。
大学入試を控えた受験生相手に、オリジナル講座「英文氷解」の最初のテーマは「発音」。(いいじゃない。)

・90分の講義を6回も。
日本全国どの予備校を探しても、ここまで発音の授業をやっている講座はない。(そうなんだ。発音じゃ点数取れないもんね。)

・最初は生徒のほうに「文法やって」「長文がいい」「発音なんていらないからさあ」
みたいな雰囲気がある。
でも授業が始まれば、受験生の焦って暗い表情は一気に吹っ飛ぶ。(ですか。)

・「英語の世界が 変わった」
「これから真剣に受験勉強をやっていく自信がついた」
「はじめて語学が面白いと思った」(なんで?、が分からない。書いてない。)

毎年この感想を聞くたびに「発音の授業」を続けてきて、ほんとに良かったと思う。(だから。)

・われわれ人間の発声器官がいかに精巧かつ神秘的に創られていて、
日本語も英語も美しい響きを奏でていることを心の底から実感するはず。(そうだけど、ちょっと飛躍の表現。)

・スペルと発音には神秘的ともいえる法則がある。
この法則をマスターすることで、メチャクチャに見えたスペルが、
実はある法則にしたがっていることを知り、丸暗記が劇的に減るはずだ。
スペルを見ただけで、まるでネイティブの声が聞こえてくるかのような世界を目指す。(聞いて覚えれば。)

・「発音の法則」がわかれば、英語は楽に話せるようにな る。(発音記号じゃ無理。聞いて覚えてね。)

・一見些細に思えることも、納得のいく法則がある。
納得したことは頭に染みこむ、忘れない、使える、楽しい。
法則が見えると、白黒だった英語の世界が色鮮やかに変わる。(法則知らなくていいよ。無意識に覚えてほしい。)

・発音の法則は、自然界の法則だ。(???)

・実際の会話は「弱形」で発音される。(どんな単語ががないね。例えば、下記ですかね。具体に書かないと要旨だけでは分からないね。

助動詞: can, will, could, would, ought to, should, should have
Be動詞:is, am, are
人称代名詞: he, she, I, we...my, your, his
冠詞  : a, an, the
接続詞: and, but, or
前置詞: at, of, for
関係詞: 関係代名詞の who, that, 関係副詞の where, when, why, how)


・「弱形」というのは日本人の英語学習において最大の盲点。
弱形をマスターすると、リスニングの世界が劇的に開けるはず。
まずは、ひとつひとつ弱形という「本当の発音」を知ってください。(上の例ね。)

・ネイティブの会話はなぜ、速く聞こえるのか。
実際の会話は「速い」のではなく、「短い」のだ。(実際早いし。それだけの理由じゃない。日本人にとってでしょう。)

・スペルと発音をリンクさせれば覚えやすい。
英語のスペルは規則的。
英単語の約8割は規 則的だ。(これも膨大な学習で自然に覚えること。)

・英語って、超基本単語さえ覚えれば、あとはルールどおり。
さらに、難しい単語ほど規則的な発音だ。(まあそうだね。)
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この要旨、具体の事例がないから要旨だけだと分からないね。結局元の本を読まないといけない。

JRの英語のアナウンスでも、以前書いたけど、change here for のforが強いんで不自然に聞こえるんですよね。コンピューターで合成しているからそうなっちゃうんですね。自然な英語じゃない。関西の私鉄はちゃんと弱形で言っているね。合格。

だから、僕にはすごく聞きにくくてね。ネイティブもそう感じていると思うよ。

発音をマスターする前に発声法をまず習得することが大事だね。かなり難しいけど、歌を歌う感じで覚えるとよい。

2406:第1日目終了。

明日の協議のための事前協議を終える。

その後はクライアントさんとの協議。終わったのが午後6時。

今日の寒さは昨日よりはマシかな。

ローカルのテレビでW杯を見ている。フランスとナイジェリア?画面が小さくて後者が読めない。

お昼はオフィスのカフェテリアでチキンとパスタを頂く。3ドルは安いね。他州では1.5倍するかな。

ここのコンサルさんと協議したが、いろいろ持続性を具体に検討し始めたね。いいことだ。雨水貯留は容量がないから乾季は使えない。ハンドポンプ付の深井戸に変えた方がいいですよと提言したがその方向で行きそうだ。他州の良例をいろいろ教えてあげた。意外と他州のことを知らないのですね。彼らが前回やった州もインタビューしたほうがいいですよとも提言したが、それも実行したようだね。よしよし。

さて、明日の会議の準備でもしようかね。