Count it all joy, my brothers, when you fall into various temptations. (Jacob 1.2)
2024年3月9日土曜日
2952:新事業の開始とヘッドハンティング面接
いよいよわが社の新事業展開が始まった。調査計画というコンサルのお仕事なんですが、やはりトンカチゼネコンさんは苦手の分野。それでも自信ありげでやっているから笑っちゃいます。調査項目も最終的な事業計画の材料としてどう料理するかを方法論として理解していないから、調査項目と実施内容もあやふや。
これから先が危ぶまれますね。経験知見の不足と甘さ。
さて、別途イギリスのリクルーターからヘッドハント。毎週いろいろあるんですが、今回は大事業のプロマネ。面白そうなんで対応したら、1次面接でご招待。
事業内容はすでに情報収集しているので、いろいろ事業がうまく行っていないことは承知。事業が始まって1年経って、新しいプロマネを探しているのは危機的な状況が発生しているのでしょう。新規だったらいいんですが。。。
事業者の弱みを熟知しているので、大胆な発想で面接には望みましょう。70歳でこんなおいしいプロマネの仕事はないですからね。
ただし、数年前に経験した民間事業と同じように大変な状況。地獄でしょう。そのプロマネをするのは大変なお仕事。悪い面といい面の両方があります、新プロマネの立場わね。
面白おかしく面接して、大勝負に出ましょう。今の会社も面白いしね。失業していないので気楽です。
2024年2月28日水曜日
2951:フルボ酸のビジネス化事業の顛末
フルボ酸は植物活性剤として世界中で応用されている。歴史は結構古いと思うし、マーケットもものすごく広いし、競合する会社は世界中に広がっている。通常は、フルボ酸を使った場合のFS調査を実施して、ビジネスモデルを作成し、損益分岐点などを精査し、持続性のある利用を明らかにする。当たり前のFS調査ですね。
ところが、JICAの民間連携で実施された2つの調査はまるで素人的な内容でがっかりした。
世界の市場とかまるで無視。技術的な適用性とか、フルボ酸の有無の違いを生産高、利益などなにも精査していない。
これでビジネス実証したと思っているところが無知。
このような商品や技術を海外でビジネス化していくプロの検討調査が期待されるところだが、それに合格したと思われる事案は非常に少ないのが実情だ。
2024年2月1日木曜日
2950:村落給水と技術イノベーション
3000号まであと50。まだまだですね。Facebookにいろいろ書いているのでこっちはなかなか書けません。海外出張中だと一日1件は書けるからあっという間に進むんだけどね。
さて、首題について。
このテーマはJICAでも2018年ごろにまとめられているんだけど、具体的には一向に進んでいない。
先日あるセミナーでのこと。青年協力隊の水の防衛隊がいろいろ工夫がみられているので、コンサルさんも参考にしてと助言されました。なんとも言いようがない。我々はプロのコンサルタントで、青年協力隊の彼らがいかに専門性があろうとも、コンサルにはねえ劣る。JICAさんも随分コンサルを低評価しているね。
村落給水に対する技術イノベーションに関してはある国際機関が優れた評価報告書を出している。JICAさんやコンサルも見習うといい。
この1年ほどこの問題に取り組んでいて、具体的な事業を受注したので、これから進めていくことになる。
世界的にはもうこの20年でかなり成長している分野。JICAやコンサルももっと現実を直視してほしいものだ。偏見やご都合主義なしでね。
事業の成果は1年4か月後に出るが、実際、事業性、採算性、持続性の詳細に関してはもう調査済みだ。
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