2014年6月30日月曜日

2405:辺境州は寒々しているね

5州目はさすがに内陸州。インド洋沿岸より7度以上低いかな。

寒さで朝方起きてしまう。

昼間はまあまあの気温。それでも20度以下だろう。

朝方の部屋の気温は、19度だから日本だとマンションの冬の部屋だね。

当地は暖房施設がないので寒さが身に染みる。

アフリカといっても、冬は寒いのだ。だから、アフリカ人も寒さには敏感で、ちょっとでも気温が下がると着込むね。

さて、お昼にしましょう。この州政府事務所には所内にレストランがあり、かなりうまいのだ。

午後はまた協議だ。

2404:停電で寒い

今日は朝5時にホテルを出て、空港に。

無事に早朝便に乗れた。結構混んでるね。

11時に5州目の辺境州に到着。レンタカーの運ちゃんはまた変わった。この州の運ちゃんは良く変わるね。日曜なのでスーパーは休み。レストランに行って水とコーラを買う。

ホテルは停電中。これも恒例だね。日曜の午後は夕方まで計画停電だ。

5時になってやっと電気が来た。早速インスタントラーメンを煮る。寒い時には辛みの効いた中国製ラーメンはいいね。このホテルはペンションだからレストランがないのだ。安いしね。

やっと四川味噌で温まってきた。

ネットも不安定だし速度もかなり遅い。まああと4日間の辛抱だ。



2014年6月28日土曜日

2403:6月28日土曜朝10時

今日はちょっと寝坊で8時起き。

遅い朝飯を取る。日本人2人がこれからチェックアウトにようだ。作業着来ているね。おそろいの。どっかの電力会社みたいだ。ダサい。

奥さんと1時間ほどスカイプで雑談。ネットがいいので途中全く途切れない。大体1回は停止するんだけどね。

昨日の夜は久々日本映画2本。衛星放送ではなく、YouTube。

マルサの女の1と2。両方で4時間以上だったが、これも途切れなし。ネットも快調だねえ。

2はあんまりテンポが悪く、面白くないね。やはり1がいい。

88,89年ごろの感じがいいね。もう25年も前だ。

宮本信子

山崎勉

津川雅彦

らも若いね。彼らも40代から50代前半だったからね、僕はとっくに彼らの歳を越えたことになるが、まだまだチンピラだなあと感じる。山崎勉や三国廉太郎の「目力」がすごいね。60歳になろうとしている僕にはまだその迫力がないよ。

バブルが終わる92年以前だからね。僕もいよいよ海外出張人生がトルコ、マレーシア、ケニアなどで始まったころだ。

YouTubeも結構いい映画見られるじゃん。また探してみよう。


2014年6月27日金曜日

2402:BBCヤルダ・ハキムもナイジェリアに

数か月ぶりの中国製ラーメンは辛くてそして香菜の香りが利いていていいね。具も入っているし。これで100円。

さて、久々BBCを見た。

例の女学生誘拐事件の続報だ。

ナレーションを聞いていると、あれヤルダじゃない?

すごいね。彼女は今度はナイジェリアに向かってたのだ。

現地取材をして、ナレーションで伝える。これが正統な国際ジャーナリスト。

若くてきれいで、現場に行く。その現場はアフガンだったり、ナイジェリアの北部だったり、危険極まりないところ。

大井真理子さんも最近とんと見ない、聞かない、がヤルダを見習ってほしいところだ。

元々ビジネスニュースをシンガポールの冷房の効いているオフィスからの報告だけだったからね、ジャーナリストとしてはまだまだ子供。

ヤルダはこれからどんどん出世だね。

2401:薬類ゲット

3回目の買い物。

今回は、薬。風邪、頭痛、あとはミネラル。

下記に銘柄を記録しておこう。

1.Efferflu C(風邪薬、南ア製、日本のように総合風邪薬はないんですね。)

2.Dol-u-ron Forte(頭痛薬、ドイツ製)

3.Biolectra calcium 500(カルシウム、ドイツ製)

4.magnes-denk 150(マグネシウム、ドイツ製)

今回チョンボしてビタミン類はマルチで持ってきたが、ミネラルが入っていなかった。食生活が悪いのでやはりミネラル(特に骨に関する)が必要だ。

マルチがないので、カルシウムとマグネシウムを単品で購入。

全部で、40ドル。薬はどこでも高いね。まあいいや。念のためだし。

インド系の薬剤師が親切でいろいろ教えてくれる、英語でね。インド人に感謝。






2400:ついに中国製インスタントラーメン大量入荷!!

いやー、待ちに待ったラーメンがやってきた。遥々インド洋を超えて。

香辣牛肉面

紅焼牛肉面

中国の康師傳製だ。

今回首都に来たときには、すでに棚からすべて消えていた。2か月ぶりに大量入荷。

アフリカでは、日本製のインスタントラーメンは薄味で具を入れない限りうまくないのだ。その点、この2種は辛くてね。アフリカに合う。一個、1ドル、安いね。ちょっとした外食は、2000円ぐらいだからね。

これでかなり食生活が良くなった。特に州ではね。

つぎの州に持っていくはずだった日本製を戻して、中国製に入れ替えた。これで安心。

次の州は、ホテルは安いが、近くにレストランはなし。自炊するしかない。インスタントラーメンが一番便利なのだ。停電がない限り。

1週間後、また大量に買っておこう。まだ10週あるからね。

現金も減っているし、こういう安価でおいしいものはいいね。今日はツイテいる。

2399:TWDBの広報

TWDBの広報はいつ見てもいいね。英語も簡素でいいし、表現がしゃれている。まさに米語。これだからアメリカは見逃せない。TWDBに行った松本じゅんじさんはお元気かな?彼ももう定年過ぎていると思うけど。元工営だった人だ。もう日本語忘れてんじゃないのかな。
 
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Proposed draft SWIFT rules approved for publication
 
AUSTIN - (June 26, 2014) -  Today, at a Board meeting held in Austin, the Texas Water Development Board (TWDB) approved the publication of the proposed draft rules for the State Water Implementation Fund for Texas (SWIFT) and the State Water Implementation Revenue Fund for Texas (SWIRFT) in the Texas Register.
 
Last November, Texas voters approved legislation that created the SWIFT and SWIRFT. Both funds will be used to finance water projects in the current state water plan. Before the funds become available in 2015, the TWDB Board has to approve administrative rules that define standards for rural, conservation and reuse projects, as well as prioritize projects that are seeking financial assistance. 
 
"This is a critical step in our efforts to provide billions of dollars for urgently needed water projects in Texas," said TWDB Chairman Carlos Rubinstein. "These draft rules will provide a roadmap to addressing our future water needs. Now it's time for us to roll up our sleeves and continue to work hard ensuring that Texans are planning for today and the future."
 
Over the past few months, the TWDB has held three stakeholder meetings in Austin and work sessions in Conroe, El Paso, Harlingen and Lubbock. At each session, participants were given the opportunity to provide public comments on the rule development process. 
 
"The draft rules approved today are a result of not only the TWDB's efforts, but also of citizens who traveled to TWDB meetings and work sessions around the state to provide input," said TWDB Board member Bech Bruun. "Now it's time for us to refine these rules and carry out the direction of the legislature when it passed House Bill 4 to develop reliable sources of water for all Texans."
 
With the publication of the draft rules in the Texas Register, the formal comment period is officially open and will continue until September 1, 2014.
 
Interested parties can view the draft rules and submit public comments on the TWDB website or email comments to rulescomments@twdb.texas.gov.  
 
Additionally, the public will have the opportunity to provide comments on the draft rules at TWDB work sessions and Board meetings to be held in San Antonio, San Angelo, Fort Worth and Austin. 
 
"While the Board is pleased with the draft rules that were approved for publication, we want to stress that they are in fact, a draft," said TWDB Board member Kathleen Jackson. "The Board faces a unique challenge with the size and diversity of Texas. Each part of the state has different water needs and demands. That is why the Board will continue to travel the state and receive public comments from the people of Texas.  We want the final rules to represent the diversity of our great state and the various water needs each community faces."
 
The TWDB is the state agency charged with collecting and disseminating water-related data, assisting with regional planning and preparing the State Water Plan for the development of the state's water resources. The TWDB administers cost-effective financial programs for the construction of water supply, wastewater treatment, flood control, and agricultural water conservation projects.

2398:6月27日朝、首都

ちょっと鼻かぜかな。移動の連続で、気温の変化が油断したか。

曇りでちょっと涼しい首都。

今日はまた買い物。2か月半も経つと徐々に備品が切れてくる。

歯磨き用のペースト



ミネラル剤

などかな。今日モールで買おう。まだ日本製もあるが補充する。

次回で5州2周目が終わり、7月からは第3周目が開始される。もうなんか楽しみになってきたね。ペースに慣れてきた。単身赴任のお父さんが週末に自宅に戻るのと似ているかな。

首都のホテルはいいねえ。最高じゃないけど、州都れべるよりはいい。ベッド、シャワー施設、ネットなどなど。落ち着くね、よく眠れる。都会の暮らしはいいね。田舎はいいけど短期ね。

今日の朝は久々日本人を2名見た。最近はほとんど見なかったが、調査団が入っているのだろう。

さてと、準備にかかろう。

2397:電力王の本の要旨とコメント

水木楊『電力王・松永安左エ門の生涯、爽やかなる熱情』の要旨

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・1875年、壱岐島に生まれた松永。
相場師、石炭ブローカーから幾多の失敗を経て、
電力事業に身を投じ、九州、関西、中部、東京まで配電する電力王になった。(今のIT業界と同じだね。)

・しかし戦時統制経済下、電力国有化の動きが強まると、
官僚・軍部と鋭く対立、自ら進んで隠遁生活に入った。
そして敗戦。
不死鳥のように復活した松永は、安定的な電力供給体制を築くため、
強力な反対勢力をものともせず、現在の日本経済にまで影響を及ぼす、
ある大事業を成し遂げた。(久保田豊のようでもある。)

・青臭い匂いをぷんぷんとさせた、壱岐生まれの若者は97歳で枯れ終わるまで、
二度三度とどん底生活や 隠遁を繰り返しながら、甦るたびに出世魚のように変身。
ついには日本経済の運命を決定する回天の大事業を成し遂げた。(すごいね。)

・信念を曲げぬ一徹者、欲しいものがあれば強奪も辞さないわがまま者、
人の意表を突く策略家、天衣無縫の茶人、女たちのためなら出費をいとわぬ陽気なドンファン。
明治、大正、昭和と3つの時代を渡り、日清、日露、第一次、第二次と4つの戦争をかいくぐった、
劇的で華麗な人生を歩んだ男の物語を始めよう。(今回は要旨も長いね。人の歴史だしね。)

・松永には友人が多い。
あちこち飲み回って、気前よく御馳走してきたことによる無形の財産が溜まり始めている。
本人はお返しを望んでそうしたわけではないが、人は軽い借りを感じている。
それに、松永の人柄には生地の良さがある。
可愛がられて育った者の強さだ。(なるほど。)

・松永はモテた。
金離れがよく、サービス精神が旺盛。(でしょうね。)

・松永は金を盛大に散じるために、稼いでいたのではないか。
大勢の女の嬌声に包まれ、気前よく遊ぶ。
女たちはお世辞を言いながらも、その目は厳しい。
ただ札びらを切るだけの男は、モテているようで実はモテていない。
気っぷくが良くて、心根に優しさのある男だけが女の心を開かせる。
それは一種の勝負のようなものだ。(確かに。)

・松永は遊び人ではあるが、ちゃらんぽらんではない。
遊びも仕事でも、とことんやる。
松永が生まれ育った壱岐では、頑張り屋のことを「きばり」と呼ぶ。
松永家はその中でも意地っ張りの家系である。(育ちがいいのかな。)

・経営者となった松永の周辺 に次第に有能な人材が集まり始めた。
歩く磁石のようなもので、この九州時代に手勢となった人々がその後の東京攻略への中核となっていく。(イェスマンだけじゃね。)

・松永には女の話が絶えない。
しかし、彼は女性に対して、まことに実のある男だった。(ですか。)

・歳を取っても、畳に新聞をたくさん拡げ、
這いつくばるように虫眼鏡で読み尽し、こと細かに日記をつけた。
請われれば文章を書くことも厭わず、旺盛な読書欲を燃やし続けた。
会議では大声で論陣を張り、茶道にいそしんだ。
そして、女性に対して無邪気なほどの興味をいつまでも失わなかった。(すごいね。)

・大正11年、関西電気は九州電灯鉄道と合併。
東邦電力となる。
権力は副社長の松永の掌中にあった。
この東邦電力こそ松永が天 下を窺う城となり、全国に荒武者ありと名を轟かせる会社となる。(今の電力業界とは大違い。)

・戦時中、政府や軍部と対立し、松永は隠遁していた。
そして有史以来の敗戦によって、日本全体が大地に叩きつけられて、虚脱状態になった。
戦前から松永の家に通っていた電気新聞の若い記者、宇佐美は、
敗戦の日、松永から驚くべき言葉を聞いた。
すくっと立ち上がった松永は、こう言い放った。

「さあ、これからは僕がアメリカと戦争をする番だ」

宇佐美は松永の顔を呆気に取られて見上げた。(隠遁の術。)

・9回裏逆転満塁本塁打を可能にしたのは、松永のエネルギーである。
絶対に負けることはないと信じ続けた超楽観主義と、
叩かれれば叩かれるほど燃え上がる闘争心だ。
それを支えたのが、恩師 ・福澤諭吉の説いた自立の精神だ。
壱岐の島から玄界灘を越えてやってきた暴れん坊は、
投機家から実業家へと変身し、隠遁生活から甦って、
ついに回天の偉業を成し遂げた。(へー。)

・松永の主張には一本の筋がしっかりと通っている。
恩師・諭吉の薫陶を受けて慶応を卒業後、切った張ったの勝負の世界に身をさらし、
民業に徹して官僚統制に敢然として反対、日発発足後は一切の誘いを断って柳瀬山荘に隠遁した。
この80年間に近い人生には、強靭な鋼が一本通っている。
自由主義の思想である。
その思想を具現するために、ありとあらゆる権謀術数を用いているのである。(やはり信念の人だったわけだ。)

・松永は公益事業委員会在籍中、自ら設置した電力中央研究所の理事長に就任した。
このとき松永 は79歳。
本来なら悠々自適、好きな茶でも楽しむ隠居生活に入る年だが、松永はその気はない。
恐ろしい勢いで勉強した。
場所を問わず読書する。
書籍はもちろん、新聞や週刊誌にも細かく目を通し、
関心のある部分があれば赤鉛筆で線を引き、はさみで切る。
スクラップは自分で作った。(これもすごい逸話だね。)

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明治から戦前までのいい時代。戦後の動乱。いい時代を生き抜いたわけだ。マネはできないご時世ですな。

2396:首都に安着

やっぱ、日中の移動はいいねえ。

4時に首都に着く。珍しく、南側の滑走路から降りた。港の様子が分かるね。初めての経験。ヨハネス行きなので、国際線側に着く。

別の観光地からの便も到着。南アだろうが、白人の女の子たちがカルーセルの上に乗って騒いでいる。おバカだね。荷物のエックス線にも荷物を入れようとしないので大混雑。全く南アの白人は態度が悪い。

ホテルも21号室でネットは完璧。

気温も21度だそうだから涼しいかな。風邪引かないようにしよう。

BBCかCNNでも見てのんびりだ。

2014年6月26日木曜日

2395:100点満点の中学校

6月26日朝10時過ぎ。

インド洋も快晴のいい天気。移動日にはもってこいだね。

あと1時間で空港に向かい、首都に帰る。

昨日は、片道3時間かけて地方を周った。2郡適当に決めて行く。事前の情報がこの州では得られないので行き当たりばったり。

これまで小中学校の給水衛生施設を5州で見てきているが、なかなかいい事例に出会えない。一つだけ100点満点の小学校があっただけ。CIDAが長年支援した良例だ。

マコミアという郡で、ついに中学校の良例に昨日偶然出会えた。奇跡だね。

その中学校は、公立ではなく私立、とは言えかなりの田舎だし授業料とかどうしているのか、コロンビアの修道会が遥々当地に開いた教会の付属中学だ。昨日はこの州の学校はお休みなので、用務員さんが対応してくれた。ドライバーも良く知っていてこれも奇跡。大概のドライバーは指示されない限り動かない。

まず、驚いたのが学校全体の施設の素晴らしさ。教室、図書館などすべての施設が良く管理されている。カギは当然あるし、窓も盗難防止策が施されている。

そして、トイレ。生徒用と先生用とも清潔だし、施設もこの国レベルでは最先端。

次は、手洗い用の水供給施設。大体、屋根の雨水を貯留する半地下タンクが設置されているのが普通だが、うまく機能しているケースは稀だ。

ここでは、深さ4メートル、幅4メートル、長さが5メートルほどのコンクリート製。劣化したり、水質悪化しなように厳重に管理されている。この貯水タンクが2基ある。

驚いたのは、タンクの上に浅井戸用のダイレクト・ポンプ(タンザニア方式だね)が設置され、タンクの水を揚水できる仕掛けがある。このポンプも厳重に管理されている。

さて、水洗い場はどこ?

揚水した水を大きなポリバケツ群に入れ、小さな水差しで使うシステムを教室の中に設置。生徒は、トイレ後それを使って手洗いする。別の目的でも使っているようだ。

通常は、トイレの傍にあるが、そもそも外では水自体が汚くなるおそれあり。WaterAid支援案件ではそうだったね。ゴミが混じって手洗い用には不適だったね。

タンクの容量はかなりあり、乾季の数か月間雨がなくても凌げるそうだ。合理的だ。技プロで設置した貯留施設を別の州で見たが、容量もなく乾季には使えないし、蛇口も劣化してダメ。持続的とは言い難。コンサルさんもあとはどうなっても知らん顔だ。

水供給
トイレ
手洗い

これらの3種の神器と適切なWASH活動。

完璧と言っていいね。

こんな田舎にどうして?

修道会の資金力でしょうね。学校施設自体がかなり整備されているから、当然水衛生施設にも力を入れている。用務員さんの維持管理活動もあるかな。

ただ、お金がないとできないね。

しかし、学校や保健所といった施設には当然あるべきだね。

ベストプラクティスを見せてもらったね。コロンビアでの教訓と良き実践かもね。

カトリック信者である小生もうれしい発見である。

州都に戻ってネットが不通。エビちゃんは8月末にまた頂こう。

2014年6月25日水曜日

2394:中朝の大胆予想ですか

長谷川慶太郎『朝鮮崩壊:米中のシナリオと日本』の要旨へのコメント

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・北朝鮮は中国の支持を失う。
つまり、中国が北朝鮮を見捨てるということ。
多くの読者は、そんなバカなことはないとお思いでしょうが、そうなのです。
中国が北朝鮮を見捨てる最大の理由は、中国は完全に経済破綻する時期を迎えたから。(自国事情だね。ソビエト崩壊と同じシナリオですか。)

・朝鮮戦争が終了した年から、中国は北朝鮮に無償援助してきた。
年間、原油50万トン、無煙炭50万トン、トウモロコシを中心とした穀物50万トンだ。
それが今年に入って途切れる可能性が非常に高くなってきた。
この無償援助は北朝鮮にとって「生命線」だ。
それが途切れるということは北朝鮮にとって「死」を意味する。(まあそうでしょうね。)

・張成沢を処刑したから北朝鮮と中国との関係が悪化したのではない。
むしろ処刑したことで北朝鮮は完全に習近平主席のコントロール化に入った。(意味不明。)

・それだけ北はものすごい危機感をもっていると判断できる。
今年の夏にも中国に捨てられると思っている。
だから私は近いうちに拉致被害者を全員、日本に帰すと思う。(同上。)

・何年も前から中国の人民解放軍は、膨大な軍事費を元手にして、金融ビジネスに進出してきた。
その代表が「シャドーバンキング」の経営だ。(それが崩壊ですか。)

・中国は、北朝鮮経済を支援するゆとりがゼロになる。(まあね。)

・北朝鮮の経済規模は日本の100分の1。
北は、日本の福井県(GDP、3兆3000億円)とほぼ同規模の経済圏を形成している。(ですか。)

・金 正恩一族は、スイスへ逃亡する。(いつ?)

・中国富裕層は、不動産価格暴落に恐怖を抱いている。(すでに始まっているね。)

・米国債は、日本国債と同様に安定した資産だ。(まあね。)

・ミャンマーは、中国崩壊に敏感に反応している。(かもね。)

・台湾の馬英九総統は、中国にすり寄っていると思われている。
しかし、それは表面的に過ぎない。
本当は親米派。
彼はハーバード大学を卒業して、娘さんはアメリカ国籍を取得している。(中国と同じ論理。)

・なぜ馬総統は中国寄りの政策を打ち出すのか。
なにも中国が恐ろしいわけではない。
「中華人民共和国」という国がまもなく潰れると思っているからだ。
馬総統は内紛の後に、中国は7つに分裂すると思っている。(ありかな。)

・北朝鮮が崩壊したら、38度線が消滅し、
韓国 軍と北朝鮮軍の対峙は解かれる。
韓国へ流れる人の数は1日、10万、20万人ではなく、100万人を超える。
韓国は大混乱となるのは明らかだ。
北が崩壊してから何十日経ったら間違いなく韓国に食料がなくなる。(韓国人は北米南米に逃げている。)

・中国における民衆の大暴動は、やがて中国の混乱、内戦にまで発展すると私は見ている。
米国は中国が崩壊後に内戦状態になると見て、着々と手を打っている。
具体的には、第七艦隊の空母が3隻に増派された。
ジョージ・ワシントン、ロナルド・レーガン、ニミッツだ。(だね。)

・中国と朝鮮半島の混乱というシナリオについて安倍首相は理解している。
そこでどういう対策を取るか。
この点について日米はすでに合意している。(??)

・アメリカの空母がア ジアで使用できるドックは横須賀第6と、佐世保第4の2つだけ。
そのドックを自由に使用できるから米国空母はアジアで展開が可能となる。(空海ともに。)

・オスプレイ配備の狙いは、表面的には人民解放軍に対する抑止力強化といわれる。
しかし、本当の狙いは別にある。
オスプレイは中国の奥地まで飛ばすことができ、
中国内陸部にいる米国人をいざという時に救出することができる。(そんなにいるの?)

・現在、公式に届けているだけで12万8000人の在留邦人が中国にいる。
最悪の場合、在留邦人の人々は自力で日本へ逃げるしかない。
唯一、助かる方法としては国際航空会社のオープンチケットを買っておくこと。
1年間有効だ。
もし、何かが起こって飛行機が飛ばなくなりそうな時も、
ギ リギリまで、オープンチケットを持っていれば乗せてくれる。
そういうルールだ。(言われなくても、もう他国に移動開始。)

・日本政府は中国の脅威を前提に、自衛隊の配備を南方にシフトさせている。
北海道に展開していた自衛隊を九州に移動させている。
1個師団を移動させるのに、約1兆円の資金が必要だ。
移動した隊員の宿舎を設置するなどで、どうしてもそのぐらいの経費がかかってしまう。(でしょうね。)

・国家が繁栄する大前提は、治安だ。
治安の確保、回復があることが、国家全体の繁栄に深く関わっている。(御意。)

・共産党の一党独裁体制の下にあっても、経済崩壊の危機は必ず発生する。
それは凄まじい圧力で、その国の対外路線を強制的に変更させる。(当り。)

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石英さんのブログも読んでいるけど、あっちの方がより分析力あるね。まあ一つのシナリオですね。焦りからくる行動と見ると中朝韓の言動は理解できるかも。あんまり相手にしないことですね。

2393:あと3時間半で日本vsコロンビア戦開始

W杯もそろそろ予選も終わる。

まだ日本戦は見ていないが、今日の第3戦は見てみるか。

最後のチャンスかもしれないしね。ネットではいろいろ評論があるけどねえ。そんなに有効な戦略法はないよね。運もあるし。

昨日のブラジル・カメルーン戦はなかなか見どころがあったね。兎に角、個人芸が勝負の決め手。パワーゲームだし、迫力がある。

南部アフリカでは時間的に夜になるので、丁度いい。日本戦は、午後11時開始。まあちょっと深夜になるけど、朝は9時出発だから大丈夫だ。

現地の放送と衛星放送のSuperSportを比べると前者の映像は数秒遅れる。

これも通信回線の影響でしょうかね。

一昨日見た、韓国戦の韓国人観客は、大方ブラジルなどの移民だろうね。韓国からも、大韓航空がサンパウロまで直行便を出しているので、韓国からも応援に行っているかもしれないね。JALのサンパウロ直行便はもう無くなった。パラグアイでも多くの韓国系移民がいる。彼らは長期的な移民計画を持っていて、南米で落ち着いてきたらさらに北米に向かっていくのだ。すごいよね。日系移民にはまねができない。

余談だが、トルコ人もそういう傾向があって、まずドイツや他のヨーロッパに移民し、次はカナダ、そして最終目的地はアメリカだ。

脱線した。

日本戦も奇跡は起こらないだろうね。

また4年先だね。4年前は隣国で見ていたと思う。4年後はどこにいるでしょうか?







2014年6月24日火曜日

2392:本の要旨へのコメント(中国人との付き合い方ですか)

吉村章『中国人とうまくつきあう実践テクニック』の要旨へのコメント

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・筆者は台湾をスタートに、中国人と20年以上にわたってビジネスやプライベートで付き合ってきた。(なるほど。お疲れ様です。)

・実際、筆者は中国ビジネス研修で、
中国人を理解するときは「色が違う4つのフィルターをイメージしてください」
と話す。
4つのフィルターとは、
「地域差」「世代差」「業界・職業差」「学歴・経歴差」だ。(どの国でもそうじゃない。)

・中国人はもともと「ホウレンソウ」、
つまり「報告」「連絡」「相談」が苦手。(ダメじゃん。)

・食事をご馳走しても、翌日お礼を言わない中国人。
翌日に改めて御礼を言うのは「催促」の意味になる。(食事が終わってすぐならいいんじゃないの。それも言わないのですか。)

・中国人をもてなすとき、冷たい食事はNG。
中国人 にはとにかく「熱々の料理を出す」ということを、
ホスト役の日本人としてはぜひ心得ておきたいこと。
いくら美味しい料理でも、いくら高級な料理でも、冷めた料理を出して大切な接待の場が台無し。(知ったことか。逆のことは言えるのかね。寿司くいねえ。)

・中国は主張することが評価される文化。
中国では「値切る」ことが買い物をするときの基本。(日本、大阪は別として、意外にどこでもそうじゃない。中国に限ったことじゃないと思うよ。行ったことないけど。)

・中国人は激しいやり取りの中で、
じつは自分の主張と相手の主張をしっかり「査定」している。
勝ち目のあるポイントを選び出して議論のポイントを絞り、次の突破口を切り開く。
中国人同士の議論は一通り言いたいことを出し合った後で、論点の消去法で話し合いが進む。(イラン人もそうだよね。喧嘩腰でも結構冷静。日本人は勝てないよ。)

・贈り物として贈ってはいけないのは「時計」。
「わたしたちの関係をこれで終わりにしましょ う」
という意味になる。
「傘」や「扇子」も避けたほうがよい。
「関係が壊れる」「縁が遠のく」というマイナスイメージを連想させる。(これも知ったこと、じゃないかね。)

・中国で「贈り物」とは基本的に個人が個人にプレゼントするもので、一対一が基本。
「みなさんで召し上がってください」というのは大変失礼な言い方。(同上。)

・中国人はブランド好き。
化粧品なら「資生堂」、カステラなら「文明堂」など、
誰でも知っている有名ブランドの品物を送ったほうが喜ばれる。(勝手にして。)

・中国人は「自分の身は自分で守る」という考え方が基本。
中国では長い歴史の中で戦争や革命や動乱、天災や飢饉などが幾度となく繰り返されてきた。(今の中国政府高官も同じね。)

・皇帝や役人、政治に過度な期待を寄せず、
「自分の身は自分 で守る」ことが時代を生き抜くための処世術だった。
この自己防衛の城壁となるのが自家人(家族)であり、
自己人(強い絆で結ばれた仲間)なのだ。(同上。)

・中国人は「貸し」と「借り」を重ねることで人間関係を深めていくという考え方を持つ。
留学資金の提供を受けた本人は、いつかこの借りを返さなければならない。(当たり前じゃん。)

・ある台湾企業との食事会が印象的だ。
私たちを迎えてくれた「台商協会」の会長の言葉が今でも忘れられない。
日本的な常識なら型どおりの歓迎の挨拶が長々と続くところだ。
ところが会長の挨拶はひと言でした。
「ようこそ、みなさん。
とにかく飲もう。それからだ」
という一言。
これこそが彼らのビジネススタイルそのもの。(これは日本人も見習おう。)

・日本人は ビジネスを前提に人間関係を作ろうとする。
彼らはその逆だ。
まず友達になり、親交を深めながら人間関係を作り、
それから一緒にできる仕事を考え出そうというスタンス。(ですか。)

・親交を深めるための最大の近道は「お酒」「たばこ」「うまい料理」というのは中国流。(だから??)

・転職をあくまでもスキルアップの機会と考える中国人。
3年から5年で転職を繰り返すのは「当たり前」。(僕も中国式だね。)
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まあ中国人を特別扱いするからダメなんじゃない。中国びいきもいいけどさ、僕は行かないからどうでもいいや。付き合いたいと思わない。

2391:今日のドルフィン・レストランテ

今日の浜辺は最高の日和だね。天気もいいし、インド洋が輝いている。

エビちゃんを頂く。今日は7匹。大型が2匹と小型が5匹。

最後はエスプレッソ・ドゥブレで閉め。

今日のドルフィンレストランは、それなりに混んでいる。黒人と白人が半々かな。

ギャルソンは、挨拶に来るし、困っちゃうよね。それだけ常連なんですが、周りの観光客も、この東洋人何という顔で見てる。

ドルフィン、という名前もいいよね。

昔、今もあるのかな、銀座や三軒茶屋にイタリアレストランがあったし、ユーミンの曲にも出てくる。如何にもどこにでもありそうな名前。

こんなことばかりで読む方には悪いけど、うちの奥さんへの安否状況確認の意味があってね。専門的なことはだんだん少なくなってきたけど、国際開発管理コンサルタントの海外での日常もそれなりに書くのもいいんじゃない。コンサルってあんまり書かないからね。特に僕のは「毒気」が効いているから面白いと思うよ。

若いコンサルタントの方も若干読者にいるけど、早く専門性で特化してすぐにでも独立した方がいいよ、というのが僕のメッセージ。それと海外に留学している人もいると思うけど、水セクターではやはりイギリスがいいね。アメリカにはもう学ぶ大学院がない。具体にイギリスのどこの大学がいいか、ちょっとサブセクターによって違いがあるけどね。

僕はあんまりものつくりって関心なし。人作りが面白い。ただ、国や地域で相当の差違があるから、頭のいい人は向いていない。僕みたいに、愚鈍なほどで丁度いい。僕は人より10年遅れて成長しているから丁度いいのだ。

さて、明日はちょっと地方に繰り出す。2か所の郡に行く。それと浜辺ね。

2390:いやー参った

第2回目の会議。

郡政府からの参加は1名。NGOは来てくれた。

ところが、州政府の職員は参加したが、先月の会議資料を誰も持っていない。困ったね。当然持っているはずだが。

前州で使った資料を入れているフラッシュメモリーを州職員のパソコンに入れたらウイルス検知。前回の州である郡政府事務所でコピーさせたお蔭でウイルスに感染したらしい。

僕のパソコンはウイルスバスター最新版だからオーケーだが、州政府のパソコンはダメなようだ。おかげで大事な資料のソフトコピーがて渡せない。

30分ほど雑談しながら、職員に先月使った資料をコピーして会議開始。

英語のできるNGOさんが参加してくれて助かった。期待はしていたが、首尾よくいったね。

お蔭で疲れた。5州の中ではちょっとキャパが悪いね。

何ででしょう?一言で言えば、大プロジェクトが終了したためか。2年だったしね。プロジェクトによるキャパビリへの効果は、やはり6年以上必要かな。継続してね。JICA技プロの3年半というのもかなり短いと思う(これは以前書いた)。

あらゆる段取りにも影響する。

ランチの手配や会議の準備など、つまらないことだが、段取りのいい州はキャパも大きい。

今日のランチも5州で最悪なものだったね。まあ観光地だから物価が高いのかもしれないけど。

キャパビリって難しいね。いい勉強になる。

さて、エビちゃんを食べに行こう。口直しだ。

2389:インド洋は快晴

6月24日朝。

いい天気だ。朝から気分上々だ。7時を過ぎてもコッテージに朝飯が運ばれてこないね。

メールを開くと同業者のあるコンサルの方から返信。2件の防災案件が終了したが、新規で失注して今は休業中とか。

何でも防災案件が減っているそうだ。この何年か有り過ぎたからではと、返信した。2011年の大震災以来、防災案件がかなり増えた反動でしょうね。

あれから3年だから丁度下火になっている。案件というのはそういう傾向がある。

コンサルの自己努力というよりは、海外での災害発生に伴って、その支援業務も増えたり減ったり。いい例が、スマトラ沖地震と津波や、去年の比国ビサヤ地域の台風。

コンサル会社も受注したら数年は食っていけるが、案件が終わればまた新規受注で苦労する。その繰り返しですね。うまく移行できればいいし、できないと関連部の存亡にかかわる。

関西の電力会社系のコンサルも数年前に水防災案件を受注したが、最近はめっきり応札がなくなったね。本業の電力関連しか受注できなければ、水防災関連部の運営ができないね。

ODAばかりに依存した体質から脱却しなくてはいけないのだが、経営者に知恵も勇気もないので、打開できないのが日本のコンサル会社の実態だ。

2388:停電あり

北部地域に来ると、停電があるので困るね。さっきまでずっと停電だった。別の辺境州はもっとある。

この国は、中部地域のザンベジ川に巨大な水力発電所があり、隣国に比べれば電力供給はいい方だが、やはり電力需要も増加し、水力発電では追いつかないのだろう。

北部地域から計画停電を行うね。首都の南部地域ではそれほど停電はない。

この出張期間中に、その大ダムを見てみたかったが、5州に選定されなかったため、またの機会だ。ザンベジ川を見るには、中部地域のある州都から車で4時間といったところかな。これはぜひ行ってみたいのだ。

内陸水運を行なっている河川としては南部アフリカでは珍しい。実際に川沿いを見たいのだ。

来月第2週には行けるだろう。もうこの国に来ることもないでしょうしね。行けるときに行かないとチャンスはやってこない。

34年間で25か国の途上国で仕事をしたが、この独立した6年では6か国だね。年1か国のペースだ。

今までで行きたくても一度も行けなかった国は、

インド・パキスタン・バングラディッシュ・ネパールの地域

カンボジア・ラオス・ミャンマーの地域

だね。アフリカや南米はまだまだ行っていない国が多すぎる。

あと何か国行けるでしょうかね。楽しみでもある。

さて、停電はもうなさそうだ。

2387:Kiriを見つけて思ったこと

食って多様性だよなー、と今日はあらためて思った。

この州都は国際観光都市。南アやタンザニアからも直行便があり、ビーチには外国人観光客がいっぱいだし、別荘も多い。

今、大きな変化があり、二つのホテルが建設中。スーパーも去年より多くなっている。

スーパーも首都を含めて大方品ぞろえはいいとは言えない。お金持ち専門のスーパーもどこかにはあるんでしょうが、まだ行ってはいない。明治屋、成城石井、紀伊国屋など日本にはそういうお店も一般化したね。アフリカはまだそういう段階ではない。大型ショッピングモールはどの国でもブームだね。

今日、偶然ちょっとしゃれたスーパーでのチーズコーナーでKiriを見て、早速買った。いつも日本で買っているものだしね。懐かしかった。

クリーミーでちょっと塩辛い。これがいいんだね。

アフリカでもあったんだ。感激ですね。

日本も昔は食の文化は乏しかったね。小学生のころ、船乗りのおじさんのお土産は3種。

クラフトの缶入りチーズ

キスチョコ

ジョニーウォーカーの赤ラベル

どういうわけか、いつも同じだから、キスチョコとクラフトのチーズの味は今でも懐かしい。

特にクラフトの缶入りは防腐剤代わりの塩気があり、なかなかいい味なのだ。今はさすがにあの味はない。

ところが、Kiriのクリーミーチーズはちょっと塩味が効いていてクラフトチーズの昔の味に近いんですね。

俺も歳かなー、アフリカに一人で1年もいると、日本の食の多様性が懐かしくなる。うまいものを少しずつ食べたいねえ。内の奥さんと半分ずつ分けて食べるのがいいね。

食もコミュニケーションのツールでもある。


2386:エビちゃんは1回お休み

今日のインド洋は快晴。暑いぐらいだ。

月曜日のせいか、海岸もまばらでドルフィンも閑散としていた。

今日はエビを1回お休みして、ピザとイカのグリルを頂く。

ピザは、シシリアーノでセサミ入り、クリスピーな生地で良く焼けていていいね。チーズの感じも丁度いい。イカは前州以来だ。

最近はあまりたくさん食べないし、1日2食のため、ピザは全部食べられなかった。胃が小さくなっているようだ。

このレストランももう1年来ているから、ギャルソンも行くと挨拶に来るほどの常連になった。チップもあげるしね。記憶には残るらしい。エビ好きの東洋人。

さて、明日の会議はどうなりますか。まあ、行き当たりばったりでも良しとしよう。

2014年6月23日月曜日

2385:スイスのNGOに助けられ

今日は事前会議。

今日来ることが分かったいるが、チーフは首都に出張中。キャパビリより、プロジェクト獲得の方が彼としては重要だよね。兎に角、6年続いた米国MCAプロジェクトが終わり、この州には大規模な事業が無くなった。チーフも必死だよね。良くわかります。

ただし、明日の会議には英語ができる人がいないし、チーフもいないと困るねえ。さてどうするか。

これまで何回もアポが取れなかったスイスのNGOと奇跡的に会えた。彼も明日の会議に出てくれるそうだ。これで何とか会議も進行できる。郡職員も3郡頼んだ。どうなりますか。

冷や冷やものですね。5州もあると出来不出来がさまざま。これで最悪の状況を何とか乗り切れる。

英語が通じない国の不便さだね。それでも乗り切るから僕もプロだ。自画自賛。

そう簡単にはあきらめない。仕事はね。

帰りのスーパーで、珍しいものを見つけた。kiriのソフトチーズ。これってなかなか見ないものなのだ、この国では。日本では今生協でも手に入るけど。大好きなもののひとつ。

今日はツイテいるに日らしい。

さて、お昼の時間。エビちゃんだね、でも偶にはピザも食べたい。これもドルフィンの名物。首都のピザ屋よりうまい。ただし、時間がかかるので、ビールが進んでしまう欠点アリ。

行ったら決めよう。

それにしても、どの州でもそうだが、プロジェクトが無くなるって大変なことなのだ。プロジェクトあっての管理だから。開発と管理の必然の関係である。

2384:Tsitsikamma?

今日エビちゃんを頂いた後、ホテルのコッテージ用にミネラルウォーターの大きい方を買った。1.5リットルね。

普通は、この国のものが当然出てくる。ジンバブウェ国境付近の泉水がほとんどだ。隣国の場合は、ROを使った処理水だったね。

ところが今日買ったのは初めて見る銘柄。

Tsitsikamma

という。何でしょうね?見ると南ア製。

ちょっと調べると意味が分かった。

南アの国立公園の泉水で、現地語では、「豊富な泉水が出る場所」、という意味らしい。

まさにその通りの名前だね。ちょっと硬水のようでもある。この国の泉水は結構軟水が多い。トルコは硬水過ぎてお腹を壊す傾向があったね。

ミネラルの成分表を取っておこう。後でこの国のものと比較だ。

ミネラルウォータを輸入するのもちょっと解せないけどね。



2383:コンサルって社会的名誉いるんですかね

日本のコンサル業界、といっても建設コンサルだけど、このブログでも書いている通り、世界的にはゴミみたいなレベルなんですね。

そのコンサル業界でもやはり名誉を欲する人がいるわけね。

経営的な大躍進もないのに、社長になっても名誉がお望みらしい。

土木学会という学会は土木業界の代表的な団体。

僕のお師匠様の八十島先生も昔会長だったね。彼がなって当然だけどね。そういう勢いのある時代だった。

今は、ゼネコンも低迷し、土木工学も大学工学部の中ではあんまり元気はない。

だからかもしれないけど、次期会長は日本工営の社長だってさ。おめでたい話ですね。確か前社長はなれなくて、東大土木教室の卒業生の同窓会の会長にはなった。因みに八十島先生も会長だったね。

TさんもHさんも昔から「社長になるんだ」と飲み会で言っていて、その通りになったからさすがですね、赤門さんは。

土木学会の会長ってもうなんの力もないから、大学やゼネコンも元気ないので、コンサル社長でもなれたってことですかね。

時代の流れを感じさせるね。

経営者のトップが、もっと経営に頑張ってもらわないと、あと100年経ってもENRで10位以内にはいかないね。

そういう気概がある経営者はいるんでしょうか?

他人事ながら、心配してしまうね。

2014年6月22日日曜日

2382:今日で5か月の出張も半分終わった

これからの作業予定を考えていた。

帰国までちょうど11週間だ。週単位で考えると分かりやすい。

奥さんからもらったタイムマシンカードも週ごとに開いているが、それも半分になった。結構ありがたいんですね、こういうことって。出張前は、彼女も選定を真剣に考えて選んでいるしね。5か月だと23週かな。結構な量だ。コメントも一つ一つ書いてくれる。元気の素ですね。

この国での業務もあっという間に1年が経ち、帰国まで2か月と2週間。帰国後の国内作業もあるね。おまけのまとめだ。

もう1回5州を周るので、まだ5州での滞在もあり、これで最後という気持ちにはならないね。来月からだ。

帰国して1か月すると60歳。

60歳という気分でもないし、体が弱っている感じも意外とない。白髪もないし、薄毛も治った。見えないところにガタがくるのもいつになるかねえ。

仕事が取れなくなってきたら、そろそろかね。でもまあ、65歳までは頑張りたいね。あるいは、70歳までか。クライアントの信頼が得られるまでだね。最近、先輩たちが競争相手から徐々に消えてきたが、後輩たちの台頭が意外と少ない。

いいことなんだけどね。勝てるから。しかしねえ、この失った10,20年ですか、40代から50代のコンサルタントが迫ってこないのはちょっと残念だね。

50代ちょっと過ぎたコンサルさんともトルコで一緒だったが、彼には負けないだろうね。彼も去年あたりから応札しなくなった。

かと言って、ちょっと先輩、60歳前半の人も会社辞めて独立しないね。古巣の先輩たちも全然個人では出てこない。セクターが違う部門では若干いるが、水セクターに係る人は出てこない。

競争上は、願ったり叶ったりなのだがねえ。

公示を見る限り、水・防災セクターは安泰だ。案件もかなり出てきた。

知り合いの専門員の方は3年長期で外地に出ていたが、4月から本店に戻ってきているのだろうか?噂を聞かないね。ドクターを取るのだと言っていたから、本店を辞めたかもしれないね。本店から来る人がいるから聞いてみよう。彼がコンサルに戻ると競争相手になる可能性が高い。

でも負けないと思うけどね。そういう例を経験している。

この国もすでに1年半。そろそろアウェーの状況で仕事をしたくなってきたね。

さすらいのコンサルタントの宿命だね。競争大好き!!

2381:エビちゃん中型5匹頂き

今日はインド洋沿岸も曇りぎみ。

風も強い。

この第4州目の州都も良港だが、飛行場は高台にあり、首都からは右旋回しながら着陸する。風が強いと結構スリリングな感じだ。昔の香港並みに急降下する。

無事に着いた。今日は2便あったが、前便より先に着いたね。

定宿にチェックイン後すぐレストラン・ドルフィンに。今日のドルフィンは、白人客、それも英語を話す外人が多い。南アからでしょうね。それとフィリピン人の船員の一団。以前もいたね。久々、タガログ語を聞いた。

Manicaビールとエビのグリルを注文。これも定番。

今日のエビは中型が5匹。

1か月ぶりのエビちゃんだ。5匹で1500円なり。日本の炉端焼きだといくらかと思っても比較にならないかな。現地ですから。日本に輸出しているようだ。

塩だけで頂く。これが楽しみでこの州に来るのだ。

次回は8月初めに来る予定。最後はロブスターで絞めましょうかね。いつまた来るか分からないからね。

一期一会。エビちゃんもそうだね。

さて、テレビでW杯でも見ましょうか。ブラジル戦かな。

2380:空港にて

6月22日朝9時ちょうど。

あと45分で搭乗だ。

30回のうち17回目。

最近は、便数も増えている。お客が多いね。経済活動が活発化しているのだろう。悪いことではないね。

空港のネット接続もまずまず。

辺境州行きの搭乗が開始された。その州も行きたかったけれど、5州選定に漏れた。隣国の国境から見てはいたが、結局今回の業務では行けなかったね。残念。

今日の飛行時間は2時間半。国内便としては長い方かな。最長かも。インドネシアでは、ジャカルタから北スラベシのマナド、比国ではミンダナオぐらいでしょうか。

風邪も治ってきたので安心だ。薬を補充しないとね。

首都に戻るともう7月間近だ。

2379:またまた要約へのコメント

田村耕太郎『君に世界との戦い方を教えよう』の要旨へのコメント

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・アメリカの教育の強さを土台として支えているのは、圧倒的な資金力だ。
ハーバードやエールやスタンフォードは、それぞれ一私立大学でありながら、
南米やアフリカの国の国家予算並の基金を持つ。(まあそうでしょうね、統計としても。)

・ハーバードビジネススクールの学生の約2割は、元軍人、元オリンピック選手、
元プロスポーツ選手といわれる。
互いの年齢など誰も気にせず、尋ねることもない。
軍隊でアフガニスタンやイラクの最前線にいた者も、学生として普通にクラスにいたりする。(MBAってまだ人気なんだ。もう寂れたかと思っていた。)

・アメリカの教育は、英 語、資金力、多様性、そしてブランドと、
すべての面で抜きん出ている。(御意。日本の大学の学科名をいくら変えても進歩しないのはどうしてでしょうね。土木工学もそうだね。欧米で、civil engineeringはいくら時代が変わっても名前が変わることはない。日本ってうわべだけなんだね、ブランドが。)

・アメリカの強さの土台は、リーダーシップ教育にあり。(小さい子でも一端のこと言うからね。)

・アメリカの経営陣がアメリカの大学教育を受けた人材を評価している3つのポイント。

1.圧倒的な読書量。

2.その読書で得た豊富な知識を背景にした仮説検証訓練。

3.リーダーシップ。(1.2はなるほどね。3はそうですか。1,2との関係性がないけどね。まあ合意。)

・コロンビア大学には「コア・カリキュラム」という同校特有のプログラムがある。
学生全員が専攻を問わず、西洋文明の基盤となった文学と哲学の名著を、
古代ギリシャから20世紀まで順を追って読んでいくという内容だ。
プラトンやホメロスに始まり、フロイトやウルフまでを、
1週間に2冊前後というペースで熟読する。(週に2冊は、日本人にはかなり大変だね。でも慣れれば、後ろから読む、斜め読みで何とかなるんじゃない。その量がすごいって言うだけじゃね。)

・私は世界最高のシンクタンクといわれる「ランド研究所」で日本人最初の研究員を務めたが、
ああいう場所にいると、いったん英語で詰まったり口ごもったりしたら、
二度と話を切り出すチャンスはない。
次は誰も目も合わせてくれない。(自分がそうだったんだったら、それをどう克服したか書かなきゃね。あるいはダメだったか。)

・知性、見識、教養のすべてが発音に現れる。(発音じゃなくて発声だよ。大井真理子さんもそうだね。上智とか青山とか英語学科卒のCAもダメな見本。真の課題が分かっていないようだ。耳が悪いんでしょうかね。あるいはセンスがないのか。)

・国際会議では発音がうまい奴がスターになれる。
発音がうまいだけで華になれる。
公の場でこそ、発音は大事だ。(そうだけどさ、でもねえ、発音じゃないと思うよ。中身。あと気合と度胸かな。)

・アメリカ経済復活の根底には、アメリカの教育の強さがある。(また話が突然飛んだね。具体には何?)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

アメリカ帰りの人の話は要旨だけでいいや。本物の人はそんな本書いたりする暇ないんじゃない。そんなことに興味ないでしょう。当たり前だから。

2378:ザックの名言など


エカテリーナ・ウォルター『マーク・ザッカーバーグの思考法』の要旨(コメント)

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・高校時代にフェンシング選手だったザッカーバーグ(ザック)は、
世の中をフェンシングの試合に例えることがある。
正しい戦略を立て、次の動きを読むのが肝というわけだ。(彼はFacebookの創立者だったっけ。コンサルタントの場合は、政策、戦略、プログラム、プロジェクトの順だね。)

・フランス語、ヘブライ語、ラテン語、古代ギリシャ語の読み書きにも長けている。
大学時代は古代ギリシャの『イーリアス』といった長編叙事詩を暗誦して見せたこともあった。(我々にとっては、英語がすべて。ラテン語系もできるといいなと60歳を間際に思う。気づくのがちょっと遅いね。)

・本気で夢を追う人間に「失敗」という言葉はない。(本気度というのがキーかな。適当な夢は大体失敗する。敗北感だけが募ってはいけないね。長年の夢じゃないとね。)

・スティーブ・ジョブスは、
「真の粘り強さがあれば、起業家としての成否は半ば決まったも同然だと思う」
と語っている。(眞というのがキーだね。「まこと」がないと続かない。)

・映画監督であり脚本家でもあるジム・ジャームッシュは次のように語っている。
「この世にオリジナルなどというものは存在しない。
着想のきっかけにあるものやイマジネーションを膨らませてくれるものから盗むのだ。
古い映画、新作映画、音楽、書籍、絵画、写真、詩、夢、何気ない会話、建物、橋、街の看板、木々、雲、海や川、光と影など何でも参考になる」(コンサルにとってもそうだね。巨人の肩の乗る、ことが大事。小保方ファンタシーは論外。)

・遊びやユーモアを大事にする。
連帯意識を高め、活気と遊び心のある職場づくりはザッポスの肝なのだ。(これがないと、海外特に途上国の仕事は無理だ。)

・社員はブランドなり。
ひとりひとりがブランドの顔であり、ブランドの一番の親善大使であり、一番のマーケティング担当者なのだ。(これも真実だね。サラリーマン漬けではありえない。)

・世界を変えたいと考える。(コンサルクラスじゃ無理かな。変化する世界を捉えることが大事。)

・アップルはシンプルでエレガントなデザインを常に重視している。
スティーブ・ジョブスはかつてこんなふうに社員に語ったことがある。
「シンプルに徹すること。めざすは、ニューヨーク近代美術館レベルのクオリティだ。経営にしても、製品設計にしても、広告にしても、すべてはここに行き着く。シンプルを追求しよう。ひたすらシンプルに」(シンプリシティー。真の課題と改善は、確かにシンプルかもね。IWRMなんてそれとは真逆だ。方便。)

・信念こそ最高の戦略ともいわれる。(御意。)

・人生の時間は限りがある。(だから。。。)

・できると信じるもよし、できないと信じるもよし、どちら真理だ。
(ヘンリー・フォード)(そこに人生の大きなカギがある。)

2014年6月21日土曜日

2377:6月21日土曜朝

ワンパターンな朝飯を食べた。

味気ないね、このホテルの朝飯。もう1年以上も食べている。うまみがないんですね。

コーヒーを飲みながらロビーで書いている。019号室はネット不調の部屋だ。021、023などはモデムに近いから問題なし。

洗濯物も乾いてきた。後はシャツが3枚。まあ明日の朝までには乾くでしょう。

明日は、10時半の便。タンザニア国境の州だ。エビちゃん州ね。

ドルフィン・レストランのスタッフも僕のことは良く記憶しているので、行ったらまた来たか、と思うでしょう。エビしか頼まない、だけどチップをはずむ東洋人。あと2回行くからね。合計で、8回も食べに行く。

あと2週間ほどしたら、そろそろ報告書作成に入る。1か月後に首都滞在に入るが、やはり前倒しで進めよう。首都でのセミナー対応もあるし、会計報告などもあるからね。

兎に角、一人調査団。すべての作業は自分しかいない。

昨日村上春樹の本を読み終えた。最初の出だしが馴染めなかったが、すぐに慣れてあっという間に読み終えた。

読みやすいね、全体として。若者に受ける理由が分かる。じゃー、自分で買うかというと???

次は、落語の本。志の輔が選んだ落語100選。話の要約だね。落語への入門編だ。落語のシナリオじゃない。僕の好きな、歌舞伎・人情ものは選ばれていないね。

さて、部屋に戻って、テレビでも見ましょうかね。

2014年6月20日金曜日

2376:そんなに警官に呼び止められますね?!

我々コンサルタントもいろんな国に行くが、いくつかの国で警官に呼び止められお金を取られたり、パスポートなど身分証明書を持っていないということで因縁をつけられ拘束されるという話を聞く。

以前カザフのアルマータだったかな、一緒に行っていた東電の若手が、道で警察官に絡まれている。丁度通りかかったので、説明して、助けてあげたことがあったくらいかな。

イランのテヘランでは、所長が散歩中にやはり警察官に呼ばれてお金を取られた話を聞く。

この国でも、警察官に事情聴取され、身分証明書がなかったため警察署に連行された事例も多いという。

さてねえ。話としては良く聞くが、自分自身警察官に呼び止められた経験が全くない。近寄ってこないのだ。

今日聞いた事例では、クライアント関係者が車を運転中、警察官に呼び止められ、助手席に置いてあったお酒が違法と言われたそうだ。トランクに入れておくことが法律で定められている。

へえー。

いろんなことがあるようだ。この国も中国人が多いから、中国人と見られているのかもしれないね。

出張する5州のうち1州だけが州都から出ては行けなかったが、今回からは、別の州でも治安が悪化して州都からあんまり出られない状況になってきた。

僕の場合、トルコの南東で誘拐されそうになったり、クルド人暴漢に襲われても、何とか切り抜けてきたからね。ジャカルタではタクシー強盗にもあったし、隣国レソトでも真昼間に強盗にあった。

いい教訓だったねえ。あんまりぼーっと町を歩かないことかもね。

僕らは狙われているのだから。

余談だが、以前マニラのホテルに到着したら、下のレセプションから部屋に電話があり、別の日本人客が大変なことになっているので、ちょっと下に来てくれないかと呼ばれたことがあった。

レセプションの電話を取ると、日本のメーカーさんかなにかの会社員がマカティ警察所にいるという。催眠剤強盗で丸裸にされ路上にいたところをマカティ警察署に保護されたそうだ。その人もすがる思いで助けてというそぶりでないし、どこか偉そうなんですね。日曜で会社と連絡が取れないとか。

僕は結局マカティ警察署に行くこともなく、彼には一晩そこで頑張って明日会社の現地事務所と連絡してくださいと彼を見捨てた。彼は今日マニラに着いたばかりで、睡眠薬強盗に引っかかる不用心。こういうのはしっかり反省してもらいたいとの思いだ。

実際、睡眠薬強盗は死ぬ恐れもある。致死量を超える場合ね。彼は命が助かっただけラッキーなのだ。後は一晩、汚いマカティ警察署で反省してもらいたい。

ジャカルタのタクシー強盗だって、戦って殺された会社員もいる。

コンサルタントは、強盗や誘拐犯とだって交渉する知恵があるんですね。勿論、警察官も。

2375:本の要旨へのコメント

田村耕太郎『君は世界を迎え撃つ準備ができているか?』の要旨(コメントあり)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

・英語はマストだ。
「英語ができることなど大した意味はない」という方々に私もそう思うので、
「大したことではないからこそ、やってください」と申し上げたい。(明治のころから変わらぬ考え方だが、一向に状況は変わらない。シンガポールや比国並みになるのはいつのことか?)

・歴史や宗教や哲学などの教養を、長い時代を生き抜いてきた古典から学ぶことを強烈にオススメする。教養は、明日をも見えないと思わせるくらいの激動の時代の松明の役割を果たす。(まあね。)

・世界を見るとき、とても大事なパートナーが必要だ。
それはデータだ。
データでモノを見るとより深い考察ができる。(コンサルの活動にとっては、データは、いのちだね。)

・インドはアフリカ、中東へのゲートウェイだ。
インドは官民を挙げて、アフリカ諸国との経済外交やビジネスを急速に活発化・拡大させている。(この南部アフリカ地域でもそうだね。かなり浸透している。中国人が台頭しているが、インドには敵わないでしょう。)

・私の友人のインド実業家は、祖国を皮肉りながら、こう笑っている。
「世界で最もビジネスで成功するのが難しいのが混沌としたインド。
インドで成功すればアフリカや中東なんて朝飯前。絶対成功できる」(御意。)

・グローバル組織の人事や学歴についてのポイント。

1.世界はあきれるほどの学校名主義。

2.成績が良くて初めて学歴。

3.本当の学歴とは修士号以上のこと。(国際機関もそうだが、意外と実力がない人も多い。特に博士号持っている人とか、日本人ね。)

4.リーダーシップの証明。
仕切り屋が多いグローバルな舞台では、求められるリーダーシップ像はかなり具体的だ。
「企業内で実 際にチームを率いて実績を出した」とか、
「自ら資金や人材を集めて自分のアイデアで起業した」などである。(ですかね?)

ほかにアメリカで最近人気なのは実戦経験のある軍人経験者だ。
アフガニスタンやイラクで部下や仲間とともに作戦を実行し、
銃弾をかいくぐってきた経験は高く評価される。(将校クラスでしょうか?)

・死ぬまで働く時代。
「これからは一生現役の時代が来る。
ライフスタイルが大きく変化する」
(マイケル・ミルケン)(これは大賛成だし、実践中。)

・ミルケンは言う。

1.私たちは死ぬまで自分で稼がなくてはならないのだ。
2.「年だから」なんて自分に限界を設定するような考えが最も危険だ。
3.一生を通じて、新しいことを学び、
常にイノベーションを起こせる人的資本であり続けねば ならない。
4.金融商品よりも、健康や新しい知識にこそ投資すべきだ。(まさにその通り。)

・時代は変わった。
現役のエリート達は「一生現役」の準備を進めている。
世界のエリートは、朝からジムで鍛え、割高な有機食材を買い求め、休暇は大学院の短期コースに学ぶ。(その程度ですか。もっと実質的な活動が望まれる。LinkedIn見ればわかるよ。)

・芸術や音楽やスポーツも重要だ。
ゴルフやテニス、スカッシュや乗馬のように社交の場で使えるスキルはビジネスでも生きる。
審美眼も養える。
パーティで社交ダンスや、ピアノやバイオリンの演奏を即興で披露すれば、
ネットワーキングにつなげられる。(映画の世界だね。実際はどうでしょうか?)

・感性を磨け。
日本人がこれから新興国の人間やテクノロジーに凌駕されないために、もっとも必要なのが感性だ。(同意だが、具体には何?)

・今後日本人は、感性・セ ンスをさらに磨くことだ。
幸い日本は先進国の中でも素晴らしいセンスやデザインに囲まれている。(だから。。。)

・美術館やブランドショップを定期的に覗いたり、優れた建築物を見て歩いたりするのもいい。
センスのいいカフェやレストランに出入りしたり、
何かをデザインする知人や友人に囲まれる機会を増やすことも大切になるだろう。(まあね。曖昧だけど。)

・センスを磨くという意味では、やはりヨーロッパがよい。
ヨーロッパを旅して美術館や建築物やレストラン・カフェを訪れるのもいい。(まあね。)

・人間の脳は予想外の反応や出来事によって最も活性化する。(アウェーでね。ホーム化すると減退。)

・旅行でも短期留学でもいいから外に出てみよう。
国内でも日本人でも多様な職種の人や年齢差がある人たちと交流できる機会をつくろ う。(半年は海外だねえ、コンサルは。)

・直感の精度を上げるには、まず蓄積を増やすことだ。(曖昧な表現だねえ。)

・わたしの知り合いのアメリカ人投資家はこう言い切る。
「今の投資家の多くは投資を数学だと思っているから失敗する。
投資は歴史学なのだ。
歴史を学べば投資は成功する」(まあね。)

また、
「歴史を学べばリーマンショックも欧州危機もノイズ(雑音)にしか過ぎない」
と断言する。(ですか。。。)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

こういう本も要旨だけでいいね。買う必要はない。確認だけで十分。

2374:首都の朝

昨日は無事に第3州目から帰京。

019号室はテレビのリモコンの電池が入っていないため見れず。W杯の日本第2戦はドローのようだったね。これで予選敗退。まあ大体こんなもんですね。スペインも同じだったし。

早速昨日の午後洗濯開始して、今は乾している。長そでシャツはまだすすぎ中。

部屋のネットも不調なのでロビーで書いている。

金曜は主として買い物。次の出張の準備だ。15分の8が終わり、残すは7回。まあ順調に推移しているかな。自画自賛だが。

もう6月も20日だしねえ。早いもんだ。日本も夏真っ盛りでしょう。

読み始めた、村上春樹も結構ハマって、今は下に移った。無国籍的で海外でウケる理由が分かった。次は落語のお話だ。

2014年6月19日木曜日

2373:首都移動

第3州目の2回目が終了し、本日午後首都に移動する。

このあたりでも若干冷え冷えしてきて風邪の兆候があったが、軽微で済んだ。

今回移動すると、30回のうち丁度16回目。

いよいよ半分を超えてきたね。

ホテルにはあと3時間ほどいる。テレビではW杯。スペインが大敗したね。こういうこともあるのがW杯。

ネットでは、小保方ファンタシーの後始末が徐々に進んでいるが、いまだファンタシーの世界は消えていないね。困ったもんだね。早稲田卒は。ハーバードで研究というマジックも利いちゃったね。

悪意の連鎖。

さて、村上春樹の本でも読みますかね。奥さんが送ってくれたものだ。

全く読んだことがない作家だったが、100ページ過ぎぐらいから面白くなってきた。忍耐ですね。

帰国までちょうど11週。毎週1冊読める勘定だ。

2014年6月18日水曜日

2372:明るい農村

今日は朝から1時間ほどのところにあるある郡に行った。州政府の調整はいつもながら感心するほど良い。

郡政府事務所では、州職員のイスラエル君が待っていた。彼も別件で現場出張中だが、10時半にその郡庁舎で待ち合わせ、段取りをしてくれた。

郡職員と一緒に、ある良例のコミュニティーに向かった。郡の感じは、辺境州の州都レベルだね。

取水施設もよく運営管理されている。一目で分かるね。排水路はまだ整備されていないが。

水汲みに来る奥さん方も穏やかでちゃんとあいさつもする。身なりも良い。取水地点付近は、当然農村だが、キャッサバ、木材、オレンジなど農産品がキャッシュマネーになっているね。

お蔭で、水委員会の運営費もきっちり賄えている。100世帯ぐらいですかね。数日前も手漕ぎポンプが故障したが、町でスペアパーツを買って直したとか。これが普通。

要するに、明るい農村なのだ。だからお金もそれなりにある。

主要幹線沿いには、保健所(妊産婦専用)や大規模な学校施設が並ぶ。マーケットセンターである、郡都も活気があるね。ものが豊富。銀行の支店もある。

やはり、400年以上続く古都の周辺だけあるね。

地方給水衛生も農村計画的なアプローチが必要だね。給水施設もトイレもコミュニティーが管理運営する施設なのだから。

途中、ココナッツオイルの加工工場があったが、その傍には、工場が設置した周辺住民用の無料の取水施設があった。モーターポンプで揚水し、工場内の高架水槽から給水している、所謂コミューナルウォーター(共同水栓)だ。当然、水量は多くて安定しているし、蛇口を捻るだけ。

今日はいろいろ勉強になった。

州都に戻って、今回の最後のフライドチキン。

この味を味わうのも来月1か月後となる。

2371:宿題終わり

午後6時過ぎ。

クライアントさんへの宿題を終える。まあ月報だから大したものではない。しかし、僕は特記事項を追加しているのでそれに時間が多少かかる。契約上必須ではないが、いろいろ説明も書いた方が親切ですね。月報だけでは、進捗や課題が分からないしね。

風邪も良くなった感じだ。一人で長くいると自分の体調が良くわかる。修行者だからね。だから、あんまり重い症状にはならない。これが東南アジアでは、飲み歩いたりしているから風邪などもひどくなる。不摂生ですよね。アフリカは頗る健全な生活だ。

アフリカ生活も長いが、マラリアなど酷い病気にもかかっていないのは何よりである。

今は、西アフリカでも環境はいいし、ここ南部アフリカは最高の仕事場だ。

次州は、またエビちゃんの食べられるインド洋沿岸。ここも同じ環境だが、ビーチは町から離れている。今回は、ホテルと携帯回線いずれのネット接続も快調だ。前回は両方ダウンで参ったね。

本でも読もうかと思ったが、この部屋の明かりが弱いので止めた。移動中に読むことにしよう。

そうだ、現地活動費の修正をする必要がある。これは首都に帰ってから算出しよう。首都でのセミナー開催もあるしね。いろいろ雑用がある。

2014年6月17日火曜日

2370:この州のすごさ

第3州目の会議を終えた。

前も書いたが、この州の出来はかなりいい。今日の会議でも激しい議論が展開され、好奇心が皆さん強い。Q&Aセッションが一番良かったね。疑問がでることがいいのだ。

これがブレーンストーミングだね。知識管理の重要な要素だ。

知識管理といっても文書だけではなく、口頭の報告や議論もツールなのだ。

お昼はオフィスで軽く食べたが、やはり量が少ないので、お馴染みのフライドチキンを食べた。値段が高いせいか、あんまり地元の人は来ない。観光客とか外人だね。

お客が頼んでから作り始めるので、20分ぐらいは待つことになる。係りの英語のできる若者と雑談。

それでも待ち時間は苦ではないほど、うまい。

明日は、良き実践事例の郡にいく。以前首都の局内会議で発表された事例だが、現地で検分してくる。文書はあるので、現地で再確認するのも意味がある。

州政府も若い職員に英語ができる人材が多いね。これもいい傾向。何しろ、英語圏に囲まれているポ語文化圏。英語ができなきゃ、これからの時代はダメだ。

南米パラグアイでもそういう傾向が散見されたね。日系人も英語ができないと置いて行かれる時代だなと感じた。ここでもそう。

さて、頭がちょっと痛いので横になろう。風邪だね。ベットの毛布が薄くてねえ。ちょっと寒々した。

2369:本の要旨へのコメント(官僚さんの本だってさ)

久保田崇『官僚に学ぶ読書術』(新刊)の要旨とコメント

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
・官僚になって驚いたことは、
政策立案にかかわっている実感がほとんどないにもかかわらず、
あまりにも多くの資料を処理しなければならないことだった。(意識ないのはおかしいが、読むべき資料の多さはさすがにすごいでしょう。コンサルもそうなんだけど、英語が9割以上なんですね。)

・残業を減らして自分の身を守るためにも、
机に積まれた大量の資料を高速で読み込んでポイントをつかみ、
効率よく仕事を処理していかねばならない。(でしょうね、お疲れ様。)

・官僚の仕事の基礎はまず、「文章を読むこと」。
国の官庁の主な製品は法律や白書だ。
一本の法律や白書を作るごとに、100冊単位の書籍や資料を読み込み、
多くの情報ソースの中から必要な情報をピックアップしていく。(これまでの歴史もあるしね。その作業は大変だと思うし、感心もする。)

・官僚は「歴史もの」や「衰亡もの」が大好き。(そりゃそうだ。自分の係りもあるし。)

・司馬遼太郎は、『竜馬がゆく』の執筆にあたり、神田の古書店で、
ワゴン車一台分、1400万円相当の古書、古文書を買い集めたという。
この作品の面白さの理由がわかる。(官僚さんじゃないけど、こちらはもっと本格的だ。本気度が違う。)

・留学先の英国の「したたかな」姿を目撃した。
米国と組んで外交ではまだ世界をリードしていることや、
世界言語としての英語の普及もさることながら、
英国の大学にはインドや南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドやマレーシア、
シンガポールのような旧英国領の国のクラスメイトが沢山いた。(そういう人たちと競争するんだからね。海外の仕事は戦争でもある。)

・インテリジェンスの巨人、渡部昇一氏の知的生活3原則。

1.身銭を切って本を買う。
2.本の置き場、知的空間を確保する。
3.「静かなる持続」を行うこと。
永続的な知的生活の秘密とは、特別なことは何もなく、
コツコツと一日何時間かの作業を年中やることに尽きる。(御意。)

・アマゾンでは「著者買い」「テーマ買い」を、
リアル書店では「新規著者の開拓」と「売れ筋のチェック」を行っている。(コンサルもしなきゃねえ。雑務に追われてお勉強は後回しで、定年という人多いね。)

・特別な才能など何も持たない私にとって、読書は唯一の武器といってもよい。
もし本がなかったら、大学受験はおろか、留学も就職も、
日々行う仕事のどの一つも満足にこなすことができなかったに違いない。(官僚になる人はそうだね。専門家じゃない。何にでも口を出すけど、コンサルみたいな仕事はできない。だから僕らが専門家として仕事できるわけだ。ありがとう。)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

うちの会社の社長も元高級官僚。アメリカ留学して博士号を取った人だけど、70歳を超えるとただの老人だね。経営者という意識はあるんだけど、具体のものが何もない。困ったことだけど、社長なんてうるさくなければ、そんなお飾りもんでよろしい。自由にやらせていただいている。感謝。

2014年6月16日月曜日

2368:この州政府は優秀だねえ

お昼は、お馴染みのフライドチキン。ピリ辛でKFCには負けないくらいうまい。部材は3種で、この方式はKFCと同じですね。

熱いし、むしゃぶりついて食べた。

朝は携帯電話用の充電器を買いにマーケットまで。1つ、500円だから結構高いね。中国製。

州政府庁舎で、幹部と協議。前回はガーナに幹部たちが行っていて会えなかった。でも、さすがですねえ、初回だが理解が早いし、段取りもいいし、技術力と熱意や好奇心・向上心が非常に高い。

お蔭で、また新情報をゲット。かなりいい情報なのだ。

明日は郡政府からも職員が来る。かれらも出来がいい。

日本も47都道府県いろいろだが、こうした違いは当然あるんでしょうね。僕は国内の業務に係ったことが33年間で1回しかないので良く知らないが。

こういうことを散見すると思うのは、ある途上国で支援する場合には、対象州外の良き事例も考慮して、州間の交流を活発にすべきだと思う。そういした配慮は必要だね。南南協力といって、例えば、モザンビークの案件でブラジルでの研修をやったりしているが、別に国外じゃなくて、別の州に行って研修することも大事だし、より効果的だと思う。高いお金を出す必要もないし、観光は要らないね。エチオピアの水資源研修所もいいね。あれは正解。

そうした発想は、プロジェクトではなく、プログラムてきなのだ。今度クライアントに提案してみよう。

またあしたもチキンを食べよう。

2367:W杯開催もいいのですが。。。

6月16日朝。オフィスに行く前の待機中。

この辺もかなり寒くなってきた。朝方は寒くて目が覚めるほどだ。風邪に気をつけよう。

さて、昨日の夜から外が騒がしくなってきた。丁度僕の部屋の真下がレストラン。大スクリーンを設置してW杯実況を伝えている。だからねえ、観客でにぎわっている。深夜遅くまで聞こえていたような。。。

これから3泊するので毎日のことになるか。一緒に見る気にはならないからね。

携帯用のバッテリー充電器が壊れた。これから店に買いに行く。NOKIAね。もうかなり古いタイプ。日本じゃ見かけない。

ネットは快調だからいいね。これが第1優先。電話は二の次だ。

前回見れたCNNはチャンネルが消えた。その代り、南アのアクション専門チャンネルが登場。09年から2年間お世話になったね。

昨日はダイハードの最新作の2回目。何度見ても楽しめるシリーズ。

さてと。そろそろ出かける準備。

2366:安着なんですが。。。

飛行機は1時間遅れで出発。観光客が多いね。それも白人が。

途中、いつもの通り、北部の観光地に寄ってから行くというシャトル便。

今日は降りて待合室に。これは初めて。

右の窓際の席だったので、海岸が良く見えた。いいところだね。さすが国際リゾート。

空港に着いたら、レンタカー会社のドライバーが珍しくいない。電話番号ももらっていたので、電話すると社長から聞いていないとのこと。

1時間ほど待ったか、社長が日産車で来てくれた。結構さびしい空港なんで、心細くなったね。まあ安心。こういうこともあるんだね。

まだ治安がいいからいいが、比国マニラ空港なんかでドライバーが来ないことも昔あったね。ロジャーが駐車場で居眠り。幸い、知り合いの日本人に会ったので乗せてもらったが。

ホテルも1か月ぶり。ネットはいいじゃん。

お腹が空いたので、隣のレストランでイカのグリルを頂く。うまいねえ。

MANICAビールも最高だ。

まあネットがつながっているので安心だ。生命線だからね。

奥さんともスカイプできた。

まだ6時。

さてと。テレビでも見ますかね。

このホテルは3階があるんだ。

2014年6月15日日曜日

2365:空港にて

ホテルから空港までタクシーで10分。

いいねえ、やっぱこういう空港へのアクセスがいいのは便利。

ジョゼッフェさんも時間通りに来てくれた。

最近お客が増えたのか、増便もあり、空港もにぎわっている。

経済状態がいいのかもしれないね。

空港のネット接続も快調だ。この状況が次州の州都でも続いてくれるといいのだが。

あと1時間ほどで搭乗だ。

これで15回目。丁度半分だ。

2364:服の本についての要旨

政近準子『一流の男の勝てる服、二流の男の負ける服』の要旨

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・妥協した服で毎日を過ごせば、人生そのものに妥協が生じる。(まあそうですかね。特に仕事上ね。)

・「人はその制服どおりの人間になる」
(ナポレオン・ボナパルト)(確かに、制服は職位を表すからね。職位で人は変わる。)

・あなたの人生は、あなたの着ている服で決まる。(極論ではそうかもね。)

・服装は知力、教養だ。(それは言える。服装でその人の感性は知れる。)

・居心地のよい店舗や販売のプロを探し、味方につける。(そこまでおしゃれではない。)

・書斎のようなクローゼットを持つ。(ここがけましょうかね。)

・社長がおしゃれになると社員のモチベーションが上がる。(コンサル会社には当てはまらない。)

・リーダーを目指すなら「憧れ」を持たれるべき。(そういうリーダーいないねえ。)

・色は戦略のひとつ。(ビジネスマンならまずはネクタイの色かな。)

・休みの日に何を着ているかが、「あなたの本性」を表す。(50歳過ぎた3流コンサルさんが、私服で20代と同じような恰好してたけど、全然若さが感じられず、逆に雑な感じを受けたことがある。仕事も適当だったなあ。)

・逢った瞬間、天気の話をされるのは、あなたが魅力的じゃないから。(取りあえず関係ないでしょう。)

・恋をしている人は服を見ればわかる。
服を味方につけて気を遣い、行き届いている感がある。(さてねえ。)

・一流の男は、「見た目」の重要さを知っている。(これは真実。一流の定義は?という問題はあるけどね。)

・服装を教養として身につけるべし。(御意。)

・装いはギフトである。
一流の男は、存在自体がギフトである。(これも一理ある。)

・「服の力」は細部に宿る。(ネクタイの柄とかね。それに気づく女性のセンスもあるけどね。)

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

兎に角、以前も書いたけど、コンサルという職業でも背広やネクタイ、シャツや靴、靴下など細部までこだわりが大事だ。

社長にになって初めて10万円以上の背広を着ているようでは国際コンサルタントとは言えない。

コンサルの背広は制服なのだ。勿論、経費で落として構わないのだ。サラリーマンはできないけどね。


2363:地方巡業も半周終わった

6月15日朝。

あっという間に6月も中旬で、日本も夏に入ったようだが、こちらは秋から冬に。首都も朝方寒い。そろそろウィンドブレーカーかな。

W杯で日本が初戦で負けたようだ。アフリカも強いからね。

きょうの移動は9時半から。3州目の到着は2時ぐらいかな。前回は、チーフらがガーナに出張中だったので、今回の会議はどうなりますか。良き事例を持つ郡には来てもらって、その実態も検分したいところだ。すでに詳細は資料で分かっている。

ピリ辛のフライドチキンがうまい州都でもある。それも楽しみの一つ。ただし、ネット状況が悪かったので気になる。突然改善というのもあるから、期待しよう。

出張自体も約半分の過程が終了。あと2か月と3週間となった。

さて、朝飯に食べに行こう。

2014年6月14日土曜日

2362:BBCヤルダ・ハキム、現場に出る

6月14日朝8時。朝飯を終え、DELTAコーヒーを飲みながらBBCを見ている。

一昨日首都に戻った時に、ワールドカップの実況が始まった。ブラジル戦、メキシコ戦、スペイン戦と見た。サッカーはしないし、見るのも好きじゃないが、やはりW杯はね。

映画は1本だけ。前にも見た、

Jack and Giant Slayer

これがなかなか面白いのだ。ジャックと豆の木シリーズ(?)の実写版。主演の俳優は、以前見たゾンビのロマンスものに出ていたね。僕の気に入っている一押しジェニファー・ローレンスの恋人だったらしい。彼の優しさに引かれるんでしょうね。

さて、首題。

ヤルダもMCを難なくこなしていると思ったら、また現場取材もしているね。ケニアの重婚の取材だ。人柄がいいので見ていて安心できるね。取材されている人も穏やかに語る。これからさらに期待がかかる逸材だ。プレゼンターとコレスポンデント、両方できて国際ジャーナリストだね。期待してまっせ。

明日の移動は、朝だ。出発時間は12時だからホテル発は10時ぐらいか。こういう時間帯がいいね。次が15回のうち8回目。やっと半分を過ぎたね。あっという間だ。駆け抜けている感じだね。

コンサルもジャーナリストと同じで、冷房の効いた首都にいると、やはり現場の良さを感じる。ただし、ずっと田舎というのはちょっとね。

2014年6月13日金曜日

2361:セミナー開催日決定

今日は久々に部長に会えた。

彼女も幹部だし忙しい。

いよいよ本派遣のクライマックスであるセミナー開催日を決定。

9月初日とした。

9月には大統領選挙が予定され、8月はいろいろ忙しいということらしい。

あと2か月半。開催日が決まれば、いろいろの準備が進むね。

さてと、ドルの換金に行こう。

2360:CAが隣の席に

昨日は増便で早く帰れたが、後日談がある。

その増便も2時間遅れで、結局首都には夜11時に着。まあ1時間早かったという結果。

これがアフリカである。

首都からは30人乗りのプロペラ機が2機到着。なんで、と思ったが、1機は荷物だけ。

増便ということで座席は指定なし。適当に座った。最後に乗ってきたのは、非番のCA。僕の隣に座った。時々、パイロットが非番で乗っているケースも散見するが、今回はCA。

何か変な感じ。制服姿のCAが隣でお弁当を食べている。

定宿のホテルも、023号室。ネット環境が抜群の部屋だ。もう一番いい部屋のツインしか空いていない。広々としたいい部屋だ。もう常連の立場だね。

2359:増便で早く帰れる

午後5時ごろ、うとうとしていたら、空港の人に首都行きがチェックインだよと教えられた。

でもまだチェックインまで4時間以上あり。

なんと。増便があり、7時半発。

やったね、いいこともあるねえ。

これで9時には首都に帰れる。

偶にはいいこともあるね。

待てば空路の増便あり。

2014年6月12日木曜日

2358:ホテルのロビーで待機中

12時にチェックアウト。

2時間ほどロビーで待機中。あと1時間でレンタカーがやってくる。空港には3時過ぎに着いちゃうが、またそこからが長い。

8時から10時ぐらいにチェックインが開始予定。出発時間は空港に行かないと最終的に分からないのだ。2時間早まるという情報もあってね。

この州都の空港はさすがにこの国第2の都市だから、それなりに施設もあり、レストランもいい。遅い昼食は空港でだ。

さっきまでクライアントさんの宿題のメールを書いていた。首都に帰ってからにしようと思ったが、暇だしここで書いて出した。変な質問なんだけどね、まあ誠実に細かく理路整然と答えた。逆に嫌味かな。まあいいや。正論だし。

腹減ったなあ。ロビーのすぐ隣がレストランだからね。ここで食べてもいいけど高いしまずい。匂いはいいけどね。

さてと、あと50分。

空港でもすくなくて5時間は待つ。7時間の場合もあり。

まあ気長にいきませう。

2357:久々のAXN

今日はいよいよ首都に移動。ただし、夜行便。すごい待ち時間になる予定。もう3回目だから慣れているが、深夜に首都に帰るのは面倒くさい。もう1回ある。

さて、昨日の夜はネットも不調。

偶然見つけたAXNを見続ける。

1年前もここのホテルで見ていたことを思い出した。

クリミナル・マインズ

CSIマイアミ

キャッスル

NSIC

などアメリカのテレビシリーズものの連続。各2回は見たから、8時間ぐらい見たかな。兎に角、人気シリーズの犯罪もの。脚本もいいし、俳優もいいし、見飽きない。

朝まで見続けたいくらいだ。

テレビっ子だし、字幕はないしねえ、最高。ポップコーンでもあるといいんだけど。

そうそう、別のチャンネルでは、メッカの実況中継を延々やっているのがあるが、あの信者が歩いて回る四角い神殿(?)の広場に2階建ての円形の通路ができたね。信者さんが安全に多く回れる仕組みができたということか。

あと2時間でチェックアウトだ。

2014年6月11日水曜日

2356:今日は現場に行けず

地方出張の第4日目は大体現場に行くことにしているが、この州では治安の悪さ(とは言ってももう安全なのだが)で州都外には行けないことになっている。

地方水委員会のルシオ君も急に忙しいとのことで今日の面談はキャンセル。ホテルで作業に入る。

その前に、奥さんと長女の旅行用航空券の予約をした。マイレージがあるがあんまり使わないので、今回初めて家族用に使った。

8月2日の羽田発は残念ながら空席なし。帰りの便は数席あったので取れた。

アフリカから日本の国内線の予約ができる時代だねえ。ネットだから当然だね。でもなんか不思議。

その頃は、ちょうど僕はここアフリカで15回目の国内出張開始中で、エビちゃんを最後に頂くころだ。エビしか話題にならないが、それがアフリカ。文化的な多様性はないのだ。

明日はまた夜行便だ。12時に首都に着く予定だが、もしかすると2時間早めになる可能性もある。深夜に治安の悪い街を走行するのは結構不気味なのだ。運ちゃんもかなり飛ばす。2時間でも早まればお互い気楽だ。

今の州政府はやはり優秀だね。昨日の会議でもそれが分かる。次回はもっと優秀な州。楽しみだねえ。現場はまた行きたいね。郡レベルの行政能力の高さも抜群だ。

さてと、部屋の掃除も終わりそうだ。作業に入るかねえ。もうお昼だ。


2014年6月10日火曜日

2355:本の要旨へのコメント

川北義則『孤独が一流の男をつくる』の要旨

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・とりあえず、夜のひとり行動を始めるには、ホテルのバーを利用してみるといい。
雰囲気があって、バーテンダーが話し相手になってくれる。(ハードボイルドだね。)

・バーに入れば、お店の人と話くらいするのが常識だ。
それはそれとして楽しむが、一人の時間を大切にするのがいい。
そんな一人でぼんやりしているようなときに、悩んでいた仕事のヒントが生まれたり、
新しい企画のアイデアが浮かんできたりする。(僕はないな。バーじゃね。)

・孤独とどう向き合うか。
それが人間の強さ、豊かさの源といえる。(御意。)

・一流の男は仲間外れを恐れない。(僕は一流じゃないけど、仲間外れるように振舞ってきた傾向はある。)

・「死ぬときはひとり」と心得る。
「死ぬまで働く」心構えが不安を払拭する。(それでも不安なときもあるけど、それを乗り越えると先が見えてくる。でもつらいよね。)

・ケータイ、ネットを手放せるか。
「僕は人生をおもちゃに牛耳られたくないんだ」(クリント・イーストウッド)(携帯は無くてもいいが、ネットはね、必然だよ。)

・「孤独」が男の器を大きくする。
一流の男は「ひとり時間」をもっている。(一流じゃないけどそうだね。)

・組織に頼らず一人で生き抜く。
どんな仕事であれ「仕事はひとりでやるしかない」ものだ。
みんなで手分けしてやる仕事であっても、自分に割り当てられた分は、
自分以外にやる人間はいない。(コンサルでは当然のことね。)

・手と足を使う仕事を見つけなさい。
「現代人は頭ばかりで生きることをしいられ、自分からそれを選び、それだけに執していきています
部屋の中で寝てばかりいないで、立ちなさい。立つことです。
部屋から出ることです。そして、何でもいい。手と足を使う仕事を見つけなさい」
(作家・開高健)(確かに。頭を使うコンサルでも、手足での仕事は山ほどある。)

・独身だからできることがある。
モチベーションの高い独身時代に、「独身だからできること」をがっちりやっておくことだ。
とくに、20代、30代の若いうちは「一流の男のふるまい」を知る努力をするといい。
会社帰りの一杯も、彼女を連れて行けるようなしゃれたバーやレストラン、寿司屋などを探しておく。(後半はちょっとグルメ的だね。まあそうするけど。)

・一流のバーやレストランなどの常連になるというのは、単にそのことに価値があるのではない。
そこへ至るプロセスが、一流人との交際ノウハウや人脈の拡大につながってくるからだ。(ちょっとスノブだね。)
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

こういうハウツーものは読まなくてもいいね。要旨で十分。

2354:第2州第2回も無事に終わった

今日の会議参加者はこれまでで一番多かった。

州政府職員が、8名。

NGOが、2名。

郡政府職員が、4名。

やはり州でのフォーラムを定期的にずっと続けている関係だろうね。

郡職員のレベルも高く英語が若干できるし、会議後関係資料をちゃんと州政府からUSBでもらっている。積極的だよね。

これが他州だと郡レベルではポカーンとしている場合があるのだ。州によってずいぶん違いがあるのが5州周って分かる。

1か月後の最終会議が楽しみだ。

それとランチがいいんだよね。一人いくらって額が決まっているが、ダントツに品数と多様性で勝っている。田舎じゃないのにね。まいっか。

明日は地方水委員会に行く。州政府を辞めたルシオ君が移籍した先だ。中部地域の水問題全般の話が聞ければいいね。

午後は風邪のせいか昼寝した。

2353:6月10日朝8時

第2州州都の朝。今日、第2回目の協議。

14名参加の予定だが、どうなりますか。

朝のビュッフェもいいね。フレンチトーストや野菜入りのオムレツも出てきた。この多様性がビュッフェの原則ね。175ドルですからね。

朝はちょっと寒い。風邪に気をつけたいところだ。

ルシオ君が地方水委員会に移籍したので、会議の進行がかなり落ちたね。彼くらい英語のできる人は5州でもいないしね。まあポ語の資料で乗り切りましょう。

危機管理上、この州では州都外に行ってはいけない規則。まあ安全なのだが、クライアントのご指示には従おう。

郡政府からの参加も要請していて、3郡から職員が来る予定。出張費も潤沢に払うのできっと来るでしょうね。

あと1時間、アルジャジーラを見て待機。

2014年6月9日月曜日

2352:世界のニュースはアルジャジーラ

おおー、久々アルジャジーラの英語放送を見つけた。

このホテルはモスレム系経営者なんでしょうか、メッカの実況中継チャンネルとかアラビア語の放送が多い。

昨日は見つけられなかったが、やっとアルジャジーラの英語放送が見られる。

サウジ、ドバイ、隣国でも見ていたかな。

やっぱね、英語はいいね。

後で見た感想は書こう。

その前にお昼だ。

2351:僕の知識管理の原点とは?


僕の知識管理の原点とは?

この1年余り南部アフリカの某国某水供給衛生セクター所管官庁や州や郡で同セクターに係る知識管理構築の支援を行っているわけだが、僕自身の経験は、遥か30年以上にまで遡る。

1981年に、あるコンサル会社に入社したが入社寸前まで「海外コンサル事業本部の設計部に所属するはずだった。それが入社寸前に技術開発部所属に変わった。どういう理由かは思い当たる節があるが、その事情は、ここでは書かない。責任者がまだ存命中だしね。

さて、この技術開発部という部署こそ、海外コンサル活動の技術的な「頭脳」の役割を持つものだった。海外事業に特化した独立した研究開発部としては、当時のコンサル会社にはなかった機能だ。

今思えば、先進的な発想だね。海外事業で実施する案件は膨大だが、それら実施上の技術的課題は多くある。調査計画手法も確立してはいなかった時代。案件の大きさも全国レベルにまで達していたのだ。マレーシアやインドネシアでは、全国規模の大型マスタープランが進行中で、そういった傾向がますます強くなり、知識の集積と統合化が大きな課題だった。当時は、知識管理という言葉と概念はまだ存在せず、調査計画のシステム化、という表現で実施されていた。

僕は入社してすぐ馬国の全国水資源開発マスタープラン調査団の末席の下働きを命じられ、同時に入社早々水資源開発に係る計画手法のシステム化研究開発の一員ともなった。

これが、今から思えば、実務的な事業と研究開発両方に参加し、「知識管理」に携わった最初と考えている。

だから、今やっていることは、30年以上もこれまでやってきたことと符合してくるのだ。時代は変わり、コンピューターやインターネットの普及で、我々国際専門家に期待されていることは専門性しかない。その専門性も高度化しないと役に立たない時代なのだ。

技術開発部は、バブルの崩壊と共に解散、今もない。

今は、支援される側の知識管理が目的だが、支援する側のコンサルや公共機関の知識管理も十分とは言えないのが実情だ。だから知識管理を支援する専門家は多分日本には殆どいない。コンサルでは僕だけじゃないかな。マジで。

課題は常に自分の課題に戻ってくる。

知識を管理するための知識は、自分にあるのか、ないのか、移転できるのか。。。常に自問している。

世界には良例があるからその肩の上に乗ることで進んでいる状況かな。

 

 

 

2350:9日朝

やはり朝はちょっと冷えるね。窓ガラスが曇るほどだ。

8時半。あと30分で州庁舎に向かう。

どんな結果が出てきますか。過去に出てきている事例は事前に押さえてある。彼らがその事例を持ち出すかどうか、あるいは別の事例を出すか、全然出てこないか、興味あるね。

関心がなければ、でてこないだろう。要は、彼らの仕事と思っていなければでない。

中央の命令とかね。鋭敏化する必要性とかその後の可動化。

そういうものを目指しているのだ。

プロジェクトが終わった後の鋭敏化と可動化ほど難問はない。

モニタリングのやり方にもよるが、今の状況では無理だ。

JICAさんもいろいろ思案しているようだね。

終わったら本店で発表する機会を考えている。

さてと、準備でもしますかね。

2349:午後7時40分、停電中

珍しいね。この国第2の大都市での夕刻からの停電。他州でもあったが、夕刻までには復旧したほずだ。

幸い、ホテルは自家発電があるので直ぐ切り替わったが、100%ではない。

部屋の明かりだけ。テレビやエアコンの電源回線は繋がっていない。だから、デスクの電源は使えない。パソコンの電源がない。

さてと、確かトランクの中に5メートルの延長コードがあったはず。今までは大体1メートルで足りていたのこの1年使わなかったのだ。

ベッドの横の明かり用の電源から延長コードをつなげてやっとパソコンにつながった。明かりはないが、USB対応のLEDランプがあるのでそれでOK。このLEDは9個ついているので作業には最適なのだ。

隣国の停電は頻繁で、アフリカでは54か国中、かなりの上位で自家発電装置の事業所用が普及している。この国では、自家発電は事業所でもあまりない。ホテルはお客様対応だからあるにはあるが、100%ではない。

ネットは大丈夫だ。

日曜だから作業はないが、テレビもつかないので暇なのだ。本は首都で読んでしまった。

ネットのニュースでも見ることにする。まだ8時前なのだ。



2348:そろそろ出張も2か月経ったか

4月12日に成田を出発して早や2か月になろうとしている。

4月下旬から地方巡業を開始し、やっと2順目の中間地点ぐらいか。

最初の2か月はあっという間に過ぎるのが普通。3か月ぐらいが丁度いい感じかな。4か月はちょっと長く感じるがまあ大丈夫。ところが5か月になるとそうもいかない。

日本の食材もなくなり、現地の食堂にも飽きて来るし、マンネリ化するんですね。

今回は、3か月の地方巡業ということもあり、あっという間に2か月が過ぎ、あと2か月の巡業が続くので、逆に最後の5か月目は報告書作成で忙しくなりそうだ。

30回の飛行機搭乗も今回で13回目。やっと半分でしょうか。

6月に入ってきてどの州も乾季に入り涼しい。日本でいうと10月の上旬くらいか。

軽い風邪も何度か経験したが、体調は頗る良い。何よりである。

7月の終わりころには、8月末の首都での大セミナー開催準備を本格的に開始する。実際はもう徐々に決めてはいるが、まだまだ雑用はある。

何しろ、一人調査団。団長、副団長、専門家そして業務調整を一人でこなしている。まあ楽しいことではある。

時々、セミナーでのプレゼンをどういう風にしようか考えているが、英語があんまり通じない方々が多いのであんまりインパクト与えることができないのが残念ではある。ポ語の通訳を使うが、息が合わないとねえ。

あんまり息が合いすぎると困ったことも起きる。パラグアイで日系人の通訳でプレゼンしたが、息が合いすぎて、通訳の日系人を大絶賛する人がいたくらいだ。日系人同士の固い結束があるんでしょうがね、プレゼンの通訳を褒めてどうすんの?と感じたね。まあいいけど。

彼らにもいろんな苦労があるしね。我々日本人には知りえない。

さて、午後5時を回って日が暮れてきた。奥さんのプレゼンの報告をスカイプで聞くとしませう。

2014年6月8日日曜日

2347:第2州目に安着

午後4時前。

無事に第2州目に入る。ここも3回目。ホテルを変えたが、この町のホテルはVISAが使えない不自由さは変わらない。まあいいか。

この州都行きも2便あって、増えてるね。お客が増えたんでしょうか。また南アのStar Airの登場だ。

今日の便は白人、特にアメリカ人が多かったね。久しぶりにアメリカ人の雑談を盗み聞き。

ここのホテルはかなり高いが施設はいい。朝飯も結構いいかな。偶にはいいでしょう。

ネット事情もいいね。ホテルのWIFIはダメだね。いつものことだ。

前回泊まった古いホテルが窓の外にそびえている。

テレビはモスレム色が濃い。英語のニュースとかはVOAだけ。変わった選択だ。中国のCCTVもあったりね。

BBCやCNNはない。これも不思議。

モスレム・インド人の経営なんでしょうね。インド系は南部アフリカ諸国のホテル経営が結構多い。

バーで、Laurentinaのブラックを頼んで部屋で飲んでいる。久しぶりの黒ビール。

ホテルのレセプションの人に職を紹介してと頼まれた。こういう依頼って結構多いんですね。すべて英語ができる人。職探しも大変だ。僕にはそういう経営者的な面はないけどね。まあCVを送ってねと答えただけ。この国も徐々に英語のできる若い人が増えている。いいことだ。

さて荷解きしよう。

2346:ロビーにて(2日目)

019号室のネット状況は悪いので、昨日と同様朝飯後ロビーでメールチェック。

今頃は、日本にいる奥さんも300人以上の観客の前で講演会を実施中だ。300人以上というのも多いけど、彼女も場数を踏んでいるし、むしろお得意だ。僕にはとてもまねができないくらい優秀だ。

まだ会場は、興奮冷めやらぬところかな。

テレビも不調なんで、結局「天地明察」は下も一気に読んでしまった。かなり面白いね。いい題材だと思うし、構成力がいい。映画化されるのは当然だね。ただ、映画では、女優さんは一人だったけど、原作では二人いるから一人にまとめられちゃったかな。

今日から行く第2州目は、この国第2位の都市。ホテルを変えようかと思っている。ちょっとお高いが、VISAが使えるのだ。ネットもいいしね。現金はなるべく減らさないようにしているが、まあダメなら前回のホテルでよい。

第2州目のS州は優等生の州である。どういう結果がでるか楽しみではある。前州は第4位。それなりの結果であった。期待以上のものはでてこないという意味ね。

7時40分。あと2時間ほどで空港に向かう。ゲートまでダッシュで走るのは今回は無いと思う。

奥さんからのメールを待とう。

2014年6月7日土曜日

2345:定宿ホテルのロビーにて

019号室は、ネット接続も悪いが、テレビの液晶が悪いのかオンにするとすぐに画面が真っ黒。いくらやって改善しないのでもう諦めた。

土曜。

出張前の休日である。もう6回経験した。あと9回。長丁場だ。

ネットは朝飯後にロビーで対応している。特段の仕事的なメールはないので、奥さんへのメール。

彼女も毎日忙しい。僕より忙しいんじゃないのかな。偉いと思う。

日本も長雨らしいね。ここ南部アフリカも徐々に秋らしい雰囲気で、涼しい。これが内陸部に行くと寒いくらいだ。標高差で、600mはあるからね。3週間後にはそこに行くことになる。

昨日の夜は出張用の文庫本。

天地明察の上

を読み始めた。面白すぎて、上下を今日中に読み終えちゃうね。出張用の本がなくなるので、読書停止。

剣豪もいいが、こういう地味な武士の話もいいね。まあ学者といっていいだろうが。

さて、もう一杯DELTAコーヒーを飲みましょうかね。今度は部屋で自分でいれる。

2014年6月6日金曜日

2344:中国製インスタントラーメンがほぼ消えた

今日は風が強い。秋風だが、まだ寒くは感じない。日本だと9月下旬くらいか。

さて、今日は久々中国系のスーパーに行った。知り合いからインスタントラーメンがなくなったとの情報を2か月前に得ていたが、まさか2か月経ったら元に戻るだろうと期待していた。

見た瞬間、やはりなかったねえ。お馴染みの四川辛辣味噌もなし。

左手には、カップラーメンが並んでいる。すべて新しい銘柄。その横に1種類だけインスタントラーメンがある。

カップラーメン3種とインスタント1種を買って食べ比べしてみる。よかったらまた買ってみよう。

基本、牛肉入りが多い。

遥々中国からだから入荷するスピードは遅いし、入荷先も違ってくる。これは隣国の内陸国でも同様だったね。いいなと思っていると、そのうち品切れ。二度と入ってこない。僕しか買わないものもあるね。南アの味付ポップコーンもたぶんほとんど僕が買っていたと思う。

首都での常駐1か月はまだ2か月後。最後の1か月だけは何とかインスタントラーメンが入荷することを期待していけどね。どうなりますか。最後の1か月になると帰国してからおいしいもの食べられると思うので、案外食には拘りがなくなる。

日曜から行く第2州目のうまいものは、特になし。第3州がフライド・チキン、第4州がエビのグリル、第5州目はお魚、と続く。。。

2343:苫米地さんの最新書の要旨

苫米地英人『本当に頭がよくなる速読脳のつくり方』の要旨

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・本を1冊5分、10分で読む世界は本当にある。
それどころか、そこは速読の技術がなければ生きていけない世界。(ちょっと極端ないい方だね。結論だけ読んで理解ぐらいに書けば。速読法というのは実際ある。)

それはアメリカの大学院。
私がいうのはハーバード、イエール、カーネギーメロンといった本気の大学院の話。
ここが速読を必須とする世界。(本気の大学院といういい方が彼独特。)

論文も含めて2000冊から3000冊の本を博士前期課程の2年で読む必要がある。
単純に日割り計算すれば、1日30冊から50冊は読まなければこなせない量。(これも極端。論文だって、結論だけでしょ。桁を一つ下げれば、現実的かな。彼の物言いは、天才的なんだけどその辺が胡散臭い詐欺師的な面もある。それが面白いんだけどね。)


・勉強量にしても質にして日本の大学、大学院とは比較にならないのがアメリカの大学。
まず常識では考えられない圧倒的な量をこなす。
それを土台にすることではじめて学習の質が磨き上げられるというシステム。
1日数十冊の本を読んで凄い、ではない。
読んでやっとスタート地点に立てるのが、アメリカの大学院という世界。(ウソばっかり。)


・速読ができる本当の理由。
350ページもの本を5分で読みきるのには、読者側がもともともっている知識量がなにより大切。(だから結論だけでしょ。)


・1冊の本を本当に理解するには何度も読むことが必要。(当たり前だのクラッカー。)

・本を一字一句落とさずに速く読む方法。
それが苫米地式速読術ハイサイクル・リーディング。(急に商売の話。ウソっぽいね。)

この速読術は、人間の生体時間、つまりクロックサイクルを上げることで速読を実現するもの。
クロックサイクルを加速させて、あなた自身がハイサイクル化されることで速読を実現させるというもの。(彼独特の表現満載。)


・小説を読むことでIQが上げる。
小説は臨場感を上げやすいだけでなく、情報量も膨大だ。
時代小説や経済小説は、綿密な下調べをした上で書かれている。(そりゃそうだ。それがなにか?)


・年収と読書量は正比例する。
本の中身を前もって知る。
速読の基本は知識量。(まあね。)


・脳のタスク処理をハイサイクル化するための3つの要素。

1.すべての行動を加速する、

2.並列度を上げる。

3.抽象度を上げる。(この抽象度といういい方は彼独特ですねえ。)


・速く読むとは、早く理解すること。(自明。)


・レストランに入ってメニューを1秒で決めること。
多くのメニューを同時に検討することで並列処理能力を上げるのですが、
メニューの1秒決めは速読能力アップにも直結する。(こじつけだねえ。好きなもんでいいでしょう。)


・フットワークのいいところが生き残る。
サバイバルのヒントは何でしょうか。
これは小型化と知識量。(それは言える。)


・あくまで必要なのは知識の量。
圧倒的な知識量がまずあって、その裏づけの上でしか、これからの質は評価されない。(御意。)


・脳内小説を書く。
小説で成功イメージを具体化させる。
小説を書くという行為は、成功イメージを具体的にするのに効果的。(いい方はちょっと変だが、イメージトレーニングだね。これは僕が中学生の時、大人になった自分が英語でプレゼンしているのをイメージしていたが、実現しているね。)


・読書の真髄は、新しい知識に触れることであり、新しい考え方に触れること。
それがあるからこそ、読書は刺激に満ちている。(新しいものを速読できないけどねえ。)


・著者の人格をつくる読書法。

1.著者になりきって読む。

2.最低3回は同じ本を読む。(速読でっか??)


・自分以外の人格をもつことは、危機回避にも使えること。(映画を見ることも同じだね。自分の経験ってかなり小さい。)

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決して彼の本は買いませんが、要旨だけで十分かと存じます。これこそ速読の妙義。

2342:久々の本の要旨

水木楊『三木武吉の生涯:誠心誠意、嘘をつく』の要旨。

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稀代の党人政治家であり、謀将、策士、寝業師などの異名がある。
戦後の保守合同を成し遂げた政治家として、その偉業は現代でも語り継がれている。
元総理大臣の三木武夫とは、縁戚関係にはない。(知らなかった。)


・三木武吉は、香川県の高松生まれた。
1884年である。
隣家には漢学塾があり、幼時から素読の声を子守唄と聴いて育った。
6歳から通いもした。(なるほど。)


・漢学は人の上に立つための、経世の学問である。
その素養もまた少年の大人びた雰囲気を醸成したのだろう。
政界に出てから、三木は寸鉄人を刺す警句を得意とした。
漢学の素養は政治にも役立った。(だろうね。)


・高松中学時代、仲間と、うどん屋で食い逃げをやった。
首謀者は、松平家家老の家柄の学生だった。
しかし三木は彼をかばって首謀者であり続けた。
そのため、退学になったのは三木のほか、3名。
息子の退学通知を受け取った武吉の父は、怒りもせず、
「それもええ。だが、食べたうどん代ぐれえは弁償せないかんな」と飄々と言った。(父親も偉かったねえ。こどもというのは、意外と父親の影響を受けるもんだ。僕もそうだ。)


・三木は早稲田大学在学中に、米国のブライアン下院議員のスピーチを聞いた。
英語で意味は分からなかったが、内容よりも、その響きに魅せられた。
響きを生み出す魂に魅せられた。
魂のこもった弁舌は、たとえ内容が分からなくても、人を感動させられるものなのだ。
「沈黙は金、雄弁は銀」とも言われるが、それは世捨て人の言葉に過ぎない。
雄弁こそは人種も国境も超越する、黄金の力を持っている。
三木は、自分もあのように人に語りかけられるようになりたい、
雄弁を身につけたいと熱く思った。(ケネディーの演説を聞いたのが、小学校1年の時。TBSのこれが世界だ、という番組だったと記憶している。だからと言って、政治家は目指さなかったが、今のコンサル稼業では、プレゼンの技というものが大事と認識している。)


・やがて衆議院議員となった三木は、頭の回転もおそろしく速く、
野次のうまさでも群を抜いていた。
当時、大蔵大臣は「だるま」の仇名のある高橋是清である。
達磨大師には壁に向かって9年も座禅を続けたという故事がある。

高橋は、金融財政の専門家だから、演説も堂に入っている。
野党の憲政会は国民生活を犠牲にした増艦計画には反対だが、
堂々とした演説に耳を傾けざるをえない雰囲気になっていた。
ときどき野次は飛びはするが、迫力はなく、笑い声も起きない。

・ところが、高橋が声を高め、力を入れて、
「このため陸海軍とも難儀を忍んで長期の計画といたし、
陸軍は10年、海軍は8年・・・」と言った瞬間だった。
間髪を入れぬ野次が飛んだ。

「ダルマは9年」
とたんに、議場が大爆笑となった。
達磨大師の9年間の座禅に引っかけた、三木の野次である。
ひな壇の原首相も苦笑している。
この「ダルマは9年」で、高橋の演説は調子がすっかり狂ってしまった。

・三木の野次は意味もなく騒ぐというわけではなく、機知に富み、
なるほどと思わせるたぐいが多かった。
ほどなく三木に「野次将軍」の称号が付くことになる。(野次にも教養と機転が重要だ。ただわめいているのは下品だね。)

・浜口雄幸の引き立てで、憲政会幹事長に就任したときは39歳。
大正13年の総選挙では、堂々陣頭指揮を執り、憲政会を議員数155名の第一党にした。
青年幹事長は得意の頂点にあった。(39歳で幹事長というのがビックリ。昔はみんな若くて頂点を極めていたんだねえ。)


・戦後、三木は、日本自由党の総務会長となる。
幹事長は、河野一郎。
昭和21年の総選挙で勝利、第一党となる。
河野は、このときの三木をこう評している。
「三木の爺さんの活躍には僕も目をむいた。
候補者の能力を見分け、地盤の強弱を判断し、
ときには候補者をおだて、またときには叱り飛ばす。
全く無経験な候補者に選挙のABCから教えた。
ぴたり、ぴたり、ツボを押さえていく手練の術は全く見事だった」

・三木に助けられた吉田茂は、無事内閣を発足させた。
三木の手腕に誰よりも驚いたのは、吉田だった。
会議をまとめ上げていく間と気合は、誰しも真似できるものではない。
ましてや官僚上がりの吉田にできるわざではない。(御意。)

※コメント
政治には、表舞台と裏舞台がある。
どんなにきれいごとをいって、必ず裏舞台の仕事がある。
政治の本質を分かっている人は、裏舞台の重要性を熟知している。
そんなことを教えてくれるのが、三木武吉だ。(コンサルも舞台裏の仕事。汚い仕事ではないが、目立たないだけど重要な仕事ではある。報酬も割といい、具体は言えないけどね。実力次第。)

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次は、いよいよあの天才か詐欺師かの苫米地さんの本の要旨について書く。お楽しみに。苫米地用語が出てきます。



2341:オスマン君は偉い!

やはり移動は日中に限るね。

昨日は夜8時半の予定が6時発に変わり、首都に安着。ホテルの部屋はちょっとネットの状況が悪い019号室。テレビが映らないという課題アリ。

Z州から出発の際、ちょっとした事件アリ。後ろに座っている女性が、アナウンス後急に立ち上がり前に行った。何事かと思っていると、移動式タラップが来て、女性が降りた。

ははーー、彼女はS州B市行きと間違えたらしい。搭乗してから気付いたのだ。しかしねえ、まず搭乗口でパスをチェックされ、搭乗した際にもチェックあるので、見過ごされたのも意外だね。

これがまさにアフリカなのだねえ。

さて、首題。

搭乗口で待っていると見慣れた人が突然現れた。

州政府職員のオスマンだ。何事?

僕に渡せなかった、ランチのインボイスとレシートをわざわざ空港まで持参し、搭乗口までやってきたのだ。そこまでしなくても、来月渡せばいいんだけど、と言っておいたのだが、来てくれた。

彼は州政府職員として唯一英語ができ、指導者としても有望だ。僕から見てね。

別の職員の不手際を詫びてくれたが、ここまでしてくれる人はなかなかいないのだ。

さすが、オスマン君。3か月後のセミナーには首都まで呼びたい逸材だ。

2014年6月5日木曜日

2340:6月5日朝

今日の朝食もうまかった。

目玉焼きとオムレッツ、そして牛肉の煮込み。

フィリピンだと、朝の定番はコーンビーフ。米軍の影響で沖縄のSPAMみたいなものだね。

さて、このホテルは老舗なんだが以前からVISAは使えなかったが、1年経って使えるように改善。おかげで現金が増えた。それとレイト・チェックアウトもOK。午後3時ごろまでのんびりできる。

昨日の夜は蚊もでなかったので熟睡できた。蚊だけはこのホテルの問題だね。後はまあまあ許せる。テレビも不調だが5日程度ならいいでしょう。

インターネットもアイフォンの普及なのか、ずいぶん電波も強くなった。1年でもITは大きく前進。これが水衛生セクターではなかなかね。インフラでも大違いだ。

さて、久々DELTAコーヒーでも入れましょう。

2339:移動銀行車

ナマクラ郡庁舎に行くと、公園付近に珍しい車両が止まっている。

同行者に聞くと、移動銀行車とのこと。

昔、日本でも移動図書館があって、田舎の村に図書を届けるサービスだ。

この州では、地方の郡(銀行の支店がない)に州都から移動銀行車が定期的に出ているらしい。面白いシステムだね。

州都では、多くの銀行の支店がある。いつもATMには人の行列。

このご時世、銀行振り込みが普通になったようだ。しかし、郡レベルでは銀行がないから、こうして移動車がでている。

一見、屋台の移動車と見える。強盗に襲われる心配はないのかね。

この州は、デルタで稲作が行なわれている。灌漑は一般的でないが、日本の支援でかんがい事業も徐々に進んではいる。ヴェトナムとの共同支援という珍しい形態だ。デルタは、まるで南ヴェトナムのメコンのようでもある。

道路沿いには、ヤシの木が多く、まるでアジアのようだ。アチェから東へ移動中もそうだったね。あの付近も津波で被害があっただろうね。

アジアの風景も懐かしい。

2338:第1州2回目も終わる

今日午前、航空会社のオフィスに行って明日の便の出発時間を確認。

6時発。予定より2時間半早くなっている。

4時にチェックインだから3時にはホテルを出よう。

夕飯はお昼と兼用。

チキンのハーフとビール。

やはりビーフよりチキンの方がうまいね。炭火だし。

むしゃむしゃという感じで食べた。

まだ15回のうち6回が終わったところだ。まだ2か月あるね。まあいろいろ新事実も分かり、徐々に精査されていく。焦っちゃいけないね。

この州都の航空会社のカウンターの人はやけに親切で英語も分かり、意外だった。期待していない親切っていいね。

中国人も何人かいて、彼らの活動のすごさが分かる。そういえば、一昨日、レストランに日本人調査団の一団がいたね。おっさんばかり。あんまり精気が感じられない雰囲気。コンサルなんでしょうが、目が死んでいる。活気がないんだね。お疲れ気味。

さて、といっても部屋が暗いんで仕事はなしだが、テレビでも見ましょうかね。

2014年6月4日水曜日

2337:ナマクラ

おかしな名前だが、ある郡の名前。今日は1時間ほど走り、WaterAid支援の案件を実地検分。

小学校のトイレと手洗い施設を見た。

WaterAidらしい施設だね。ウガンダのWaterAid支援の施設設計と似ている。

基本的な概念は、

常に利用できる水(深井戸)

手洗い場

トイレ

の3要素が整っている。これが基本だが、水を雨水から取る場合もこれまで多くあった。これが問題。乾季などは水が供給されない。手洗い場がない場合もある。

一般家庭用のトイレも雨水が入り込むと汚物の無害化ができない。これも最大の問題。この州では、無害化された人糞を肥料に使う習慣はない。州によってさまざまだ。

decomposition

という。

学校は兎に角子供が多いし、人糞の量も馬鹿に出来ない。それで無害化が容易でない場合もある。

今日は嫌なことがあった。職員にお願いしていたランチ代のインボイスとレシートだが、今回レシートしか出てこない。インボイスがないと精算できないのだ。最近は不正が多いから、うるさいからね。

職員もなんだかんだ言って、ごまかす。数回約束したが結局逃げた。

こういうの本当に嫌だねえ。ごまかすならもっと巧妙にやってほしい。大した金じゃないが、ごまかす精神が嫌なのだ。どうせ、ばれちゃうんですから。百戦錬磨のコンサルをそう簡単にはだませませんからね。

嫌な気分でホテルに戻った。お腹が減ったので、今日はお肉を頂こう。ビールもね。


2336:言と事

先日、暇だったのでユーチューブで適当に音楽を聞いたり、動画などを見ていた。

サーフして、北山修のラジオ番組の音声を聞くに至った。

懐かしい名前だよね。

彼も九大名誉教授で、今はどこかの私大の副学長。精神分析医だね。

彼はかなり説得力のある話をするね。さすがに精神分析の専門家だ。

言葉の重要性を説いていたね。

言と事は、同じ「こと」と読む。事柄と言葉は大事な関係であるという。言葉で表現しなければ、事柄や心は表現できない。確かに。

僕らの専門分野でも言葉、特に文書は重要で、マニュアルやガイドラインなどの文書は、良き実践を記述したものだ。悪き実践は書いてはいない。

今日の第1回モニタリングでは、州政府職員などに1か月前良き実践事例をフォーマット(テンプレート)に準じて書いてねとお願いしたが、結局実例はあるのだが、記述することはできていなかった。

当然そういう結果もありと想定していて、そのことの議論に入ってもらった。僕はファシリテーターとして黙って自由討議を聞いている。結構、議論はできているね。

後は、書式に整理できることだ。また1か月後までに書いてねと依頼。

今度はできるだろう。

アフリカでの技術支援の成果はアジアの何倍も時間がかかる。

特に知識に係ることを文書で残すことはなかなか達成されていないのが実情だ。

これからだね。じっくり行きましょう。

2014年6月3日火曜日

2335:第1州3日目の朝

蚊は死なないねえ。

僕がむせるぐらい殺虫剤をまいたが、数時間後には蚊が耳元でうるさい。

参りましたね。このホテルの蚊は不死身?

日本はかなり暑いようだが、南半球はこれから乾季で気温は徐々に下がってくる。インド洋沿岸は、さほど寒くはないが、過ごしやすい状況にはなっている。

今日も晴天。デルタの朝は気持ちがよろしい。

今日はいよいよ州政府側のプレゼンだ。もう主役は彼ら。

僕はファシリテーターに移行していく。

専門家が頑張るだけではいけない。彼らの自立発展性を高めなければ意味がない。

その初日が今日である。

明日はどうしようかなと思案中。現場にも行きたいしね。

ここからザンベジ川まで200キロ。一度は見たいザンベジ川。南部アフリカ最大の国際河川である。途中数か所見るところがあるので丁度いい。

次回にすることもできるね。

水資源が僕のメインのお仕事。偶には、それも見ないとね。

2334:第1州もやるじゃん

今回の地方出張の5州の水衛生行政管理能力にはかなりの違いがある。

中身は書けないが、第1州のZ州は5州の中では第4位である。

優等生ではないが、前回のワークショップでは段取りの良さを見せてくれた。

オスマン君のお蔭だ。

明日第1回モニタリングを実施するが、1か月前にお願いした宿題も出てくるという。

いいね。もし出てこないと後が続かない。

まずは順調だ。でてきたものを見てみないと何とも言えないが、出てこなければゼロ。

ちなみに、最後の5州目のN州は最下位。そこに至るまでいい実例を持参していこうというわけだ。最下位州には我が国の援助が係っているので丁度いい。

大学の先生には、

研究

教育

の二面性があるが、コンサル活動にも当然ある。

今は、研究調査に係るより、後者の教育訓練に係ることが多くなった。

結構好きなんですね。両方。

僕の師匠のクレメシュ博士は教えるのが嫌いでね、大学という組織が嫌いだった。できの悪い学生に教えるのが嫌だったんですね。

そのことだけは、継いでいない。

2333:技プロの3年はコンサル側の事情だったんだ

ある会議の要旨を送っていただいた。

中で驚いたのは、技プロは当初5年程度を想定していたが、コンサル側から5年では長すぎて、人員を配置できないと拒まれたそうだ。

情けない。コンサル会社ってご都合主義だねえ。

3年や3年半で成果が出るはずがない。それもコンサルは分かっているはずだ。

UNICEFなどのプロジェクトを評価しているが、最初の3年程度では全く成果が出てこないことが報告されている。正直ベースだね。

コンサル側からだと、自分らがどのくらい成果を上げたかが恥じらいもなく記述されているが、実際に現場に行ってみると、見るも無残な結果をしることとなる。

また、事後評価を専門家が実施しないので、真の課題が見えてこない。

評価分析は専門家がするものと僕は理解しているのだが。

クライアントさんも良く気付いてくれました。

今後の改善を望む次第だ。

それと、知識管理への支援ね。

2014年6月2日月曜日

2332:第1州の朝

テレビがダメなので、早く寝たが、蚊がうるさい。

ここの蚊は、殺虫剤やベープのワンプッシュでも効かないらしい。

マラリヤやデングはないので、普通の蚊らしいが、めっぽう強いね。刺されはしなかったが、暑いのと気になってか眠りは浅かった。

7時過ぎに7回のレストランへ。

今日はお客がいるらしくビュッフェスタイル。

卵も2種、肉も2種。ビュッフェらしいよね。選択の要素があるし。

朝からビーフソテーと目玉焼きを頂く。

眼下には、

朽ちた古いカテドラル

海岸線

フェリー

小舟

コンテナ船

などが以前と変わらず見える。

空は真っ青で快晴。いいねえ。Q州の名物といえる景色。

あと40分ほどで州政府オフィスへ。彼らの出来はどうでしょうかね。

2331:ビールとチキンで満腹

ネットで知らべると、他の便も運航時間が変更されている。

次の州都もそうだ。早まっているからいいね。深夜0時着はきついからね。

機材の関係かな。最近、どうも南アの機材が多い。

8時前にホテル前のレストランに行く。このホテルはまずいからね。

いつもは日中でビーフステーキだが、今回はチキンのグリル。ハーフね。

ビールのManicaはグランデだ。チキンは予想以上にうまい。これからビーフよりチキンにしよう。

アフリカはやっぱどこに行ってもチキンだね。

初めて頂いたアフリカのチキンはケニア。ホテルのバーでウィングを頂いた。あれはもう1989年ごろだ。25年も昔。ケニアもあれから行っていない。

ホテルもいつもながら閑散としているね。お客は数人だろう。

蚊はいなかったが、殺虫剤をしっかり撒いた。

この部屋のテレビの調子はいまいちだ。海外の衛星放送は見れない。しょうがないね。諦める。

さてと。シャワーでも浴びよう。

2330:危機一髪で搭乗

ロビーで待っていたが、何かを感じで、早いけど3時半に空港に向かう。

着いて、チェックインカウンターに行ったら、何か変。第1州州都に行く便のお客がいない。

搭乗券を受け取ると、係りが走って搭乗口に行けという。

えーー。

パスを見ると搭乗時間が3時。

なんじゃ。

ああそうか、時々ある便の出発時間の変更だ。

午後6時から午後4時に変更したんだ。飛行機に入ると僕が最後の客。

ちょっと遅れて、4時30分に出発した。

ギリギリ間に合ったという次第。

ホテルを3時半に出て良かったわけだ。たぶん、出発時間の変更に関しては、代理店からクライアント担当にメールが行っているはずだが、何かの加減で僕のところまで知らせが来なかったということか。機内も満席じゃないし、機内食もかなり余っているようだ。知らなくて乗れなかった人も多いと思う。

これが途上国ですね。あんまりないことだが。

ホテルに居て何か不安に感じて30分早めに出て正解だった。でも予定通り4時発だったら乗れなかった。機材の準備が30分遅れたので助かったというわけ。

明日の便で来ることも可能だが、予定がかなり狂う。

良かった。

着陸して、荷物がカルーセルから出てこない。カルーセルが故障。30分以上たって、係りが一つずつ荷物を手で送っている。やばいね。ところが、僕のトランクは最初に出てきて大成功。

いろんなことが発生するのがここアフリカですね。飛行機が落ちるよりはいいけどね。

さて、8階のレストランにビールでも飲みに行きましょう。

帰りの便も変更の可能性があるね。明日チェックだ(チェックしたらやはり2時間早まっている)。

2014年6月1日日曜日

2329:ホテルのロビーにて

12時にチェックアウトし、ロビー。

4時に空港に行けばいいのだが、ちょっと早めに行って昼食でも食べようかな。

このホテルもリハビリ中で、部屋が足りないようだ。チェックインした客が、ダブルルームじゃ高くて泊まれないと交渉中。シングルが100ドルで、ダブルが150ドル。広いだけだからダブルにメリットなし。僕は1か月前に、4か月分の予約を全部シングルで予約したので、部屋がない時は、ダブルに100ドルで泊まれる。

JICAレートじゃなければ、本当はもっと高い。シングルが130ドルかな。もう高すぎて苦労だね。僕はサラリーマンじゃないから、頂ける旅費はいいが、多くの会社では海外出張手当は、かなり低いから1日100ドルはきついだろう。

さて、3時間ほどロビーで待機。運ちゃんはそのころ来るだろう。

ここにいると、5週間前を思い出す。いよいよ地方巡業開始かという気持ちね。今はもう慣れっこ。

待つときは待つ。

空港も日本ほどじゃないが、レストランもいい感じだし、のんびりできるのだ。

初州には夜8時ごろ到着予定。あの60年代にできたホテルにまた行くんだね。古色蒼然。

明日のステーキを楽しみとしましょう。

2328:映画ヒッチコックを見た

6月1日朝。

いよいよ6月。日本は最高気温35度とか。

当地は秋風が吹いてきた。ちょっと風邪気味。深刻化しないよう気を付けている。

今日はあと2時間半でチェックアウト。空港には4時ごろ向かう。

昨日の映画は1本。みたいと思っていた、

Hitchcook

映画「Psycho」のメイキングと彼と奥さんとの関係を描いている。

Anthony HopkinsとHelen Mirrenが出ていればいい映画に違いないよね。期待以上の出来だった。あの有名なサイコの製作過程も結構大変な状況だったことが分かる。ヒッチコックですら、60歳だから引退だと言われていたのだった。

Helen Mirrenは、イギリスの女優。エリザベス女王役とかで有名だが、テレビシリーズの刑事役が良かったね。いい歳ではあるが、結構女性としての魅力があるチャーミングな人だね。

映画は、サイコのメイキングが舞台。奥さんの裏方としての大きな貢献があったようだ。

仕事人の陰に奥さんの貢献があるのは、東西変わらないようですな。

夢でもいいから持ちたいものは、金の生る木といい女房。落語「中村仲蔵」にでてくる都々逸。

奥さんのご支援があって、コンサル稼業も続いている、ということです。感謝。





2327:I'm ready before you're born, my son.

いよいよ明日から第2回目の5州への出張が開始だ。

Z州Q市。初州でどういう結果が出てくるか楽しみでもあり、心配でもある。5州あるから徐々に熟度を増していけるが、初回で全く成果が出てこないことも予想される。

対策は、取ってあるのでいいが、やはりちょっとは成果が欲しいね。初州のZ州は州政府機関のチーフの対応は頗る悪い。今度また休暇でも取っていたら、意図的なことと理解せざるを得ない。助手みたいなアドバイザーも変な感じ。職員は概ねいい印象。

州によっていろいろだ。最終州もそう。チーフが逃げる。

後の3州は概ねチーフの責任ある態度が確認されている。全体評価では、印象の悪い2州の成績が振るわない。関係性があるね。会社と同じだ。

さて、首題は、007スカイファールで出てくるボンドの出身生家の執事がボンドにいうセリフ。かっこいいね。しゃれてる。

明日行く初州では、ステーキがおいしい。蚊がうるさいホテル。今度は殺虫剤を十分部屋に撒こう。

職員のO君の活躍を期待している。彼を最後の首都でのセミナーに呼ぼうと思っている。職員が首都に出張する機会は数年に一回あるかどうか。不熱心なチーフがその機会を得ることだけは避けたいね。