2016年7月25日月曜日

2735:あと2週間で帰国

しばらく忙しかったことでブログは休憩していた。

トルコの混乱は酷いね。益々独裁色が強くなってきた。96年ごろからイスラム色が強くなったが、それ以前はいい国でしたね。

さて、南米の仕事もすでに2週間を切ってきた。8月お盆休み直前に帰る。いい感じの帰国だ。

一応予定通りに作業は進み、後はプレゼンのみ。県主催のセミナー講師とカウンターパート機関でのプレゼン。

パワポはできてスペイン語に翻訳中。優秀な通訳さんがいるので安心だ。日系の方と現地の方が交互に手伝ってくれる。

南米の気候も寒くなったり暑くなったりと、ちょっと体がついていけない感じもあったね。1か月以上たってやっと慣れてきた。

さて、もうすぐお昼だ。

2016年7月8日金曜日

2734:ダッカ事件5

昨日は、久々の飲み会でした。首都の下町のレストランなど3軒はしご。

一軒目は、肉屋さんの奥のカウンターで、生ビールとお肉。

二軒目は、近くのカウンターバー。地酒のロック。

3軒目は、Bolsiという有名なビストロ。24時営業というお店。オニオンスープとビール。この店はビールの種類が豊富。その中からロシアのバルチカ7。昔からあるロシアの有名なビール。番号が上がるほどアルコール度が上がる。7だから普通かな。南米で飲めるとは感激。何度も行った中央アジア諸国では毎日飲んでいましたね。

さて、首題。しつこいね。

僕の予想通り、ダッカ事件では、最大手コンサルの1名が参加していたが、当日は別行動だったそうだ。さすがだね。団内で一人だけ別行動というのも珍しいが、そういう方も結構いるのだ。それで難を逃れた。

僕の同期のKくんも同時期にダッカにいたそうだ。

高級住宅街の外人が多いしゃれた店はやはり危険だね。中華屋ぐらいが安全だ。

2016年7月7日木曜日

2733:ダッカ事件4

南米出張してすでに1か月。あと1か月で帰国となる。あっという間だね、1か月って。

かなり追加情報は入ってきているので、何とかまとまりそうだが、時間的にちょっと焦りが。要は、情報の発散と収束のバランスなんでね。発散しすぎるとコンサルとしてはまずい。

さて、首題である。4回目というシツコイ内容だ。

危機管理の対策強化は重要だが、なぜあの事件が発生したのかという背景などの情報収集と分析は必要ですね。

なぜイタリア人客の場合はむごい殺し方をしたのか。日本人はすぐに射殺されている。なぜ?

レストランの従業員にテロの関係者がいたのではという情報もある。なぜ?

限りなく、いろんな疑問がでてくるね。

それらを総合的に分析した上で、今後の対応を考える必要があるね。たぶんどこかがしているのでしょうね。アルジェリアのプラントで起こったテロに関しても分析が行われ、政府や会社でも対策が具体的に考えられたはずだが、あれ以来何の情報も入らない。

今回でもコンサル会社だけが考えてもしょうがないね。戦争特約の保険をかけているだけではね。

やはり、国家的な情報収集分析機関が必要ですね。



2016年7月5日火曜日

2732:ダッカ事件3

今日の日経見ると、コンサル3社が海外のテロ対策で協議したらしい。

ポーズだけだね。具体的な対策はないでしょう。今から家族を帰国させてもね。場当たり的。

ダッカのテロは確かにいっぺんに7名が犠牲になったが、偶々全員コンサルだっただけ。別にコンサルが狙われたわけではない。高級住宅街で、無防備で、外人が主なお客だから狙われただけ。警備がしっかりしているホテルなどは狙われていない。

高級住宅地というのは無防備では意味がない。フィリピンのマニラのように高級住宅街全体がしっかり守られていないようでは安心できないね。

テロリストの目でみないと。

バングラも多くの案件があるし、すぐにすべてのプロジェクトを止めるのも無理だし、コンサルの業績も悪化するね。

時間が経てば、忘れ去られるのでないでしょうかね。アルジェリアの事件のように。

2016年7月4日月曜日

2731:ダッカ事件2

すでにテロで犠牲になった7名のお名前が発表された。

それぞれ皆さん専門家としてネットで検索すれば過去の実績が分かる。これがコンサルだね。普通のサラリーマンで事務屋さんなら一切出てこない。

20代から80歳まで、年齢の幅が広いのも特徴だ。女性もいるしね。

意外と海外経験が長くないのも不思議だね。国内コンサルの経験を基に海外事業に移ってこられた方も多い。

全く見当違いかもしれないが、米軍がノルマディー上陸作戦後ヨーロッパ戦線を続けるのだが、途中補充兵が投入される。最初から参加している経験のある兵隊は、補充兵とはあんまり親しくしなかったというエピソードがある。なぜか。理由は簡単。補充兵の方があっさり先に死んでしまうらしい。戦場での数々の経験というものが、命を長らえるものらしい。経験則があるようだ。

最大手コンサルでの海外経験は入社1年目から23年。次の会社から今までだと、13年。合計、26年。ずいぶんと危ない経験もあったが、何とか生き延びている。誘拐されそうな時もあったし、数十名の暴徒に囲まれたこともあった。それでも逃げ切れた。

先輩から聞いた事件や事故の数もそう多くない。コンサルって意外と事故や事件に巻き込まれることはないと思っていた。今回の事件でも最大手コンサルから参加していた人は無事だったね。偶然かもしれないが。

今回のように、一度にコンサル7名が亡くなる事件は聞いたことないね。昨今は、海外と国内がはっきり分かれていない会社もあって、海外の治安に敏感でない方も多い。日本での平和ボケもあるかな。事故や事件の事例を見ても、どうも注意がなさすぎるケースもかなり多い。おいしい料理が食べられるのはいいことだが、不用心に出かけるのはいかがなものかな。

極端なことをいうと、海外は戦場だと思えばいい。

そういう緊張感を持っていれば、簡単に死ぬことはないと思う。経験則だね。レストランでも座る席にも留意する必要があるしね。

2016年7月2日土曜日

2730:ダッカ事件

7月2日土曜朝9時半。

南米出張後初めてのブログ投稿だ。最近は仕事仲間との関係で、FaceBookへの投稿が主になっているので、ブログは久々だ。

昨日からのニュースでは、ダッカのテロが一面か。同じ国際建設コンサルタントとしても、同業者がテロに巻き込まれたのは残念だ。それも7名。

円借款事業の準備調査団。メジャーな4社のJVだが、幹事会社と2つの協力会社の社員が巻き込まれている。バングラの食生活は貧しいから、どうしても外国人は一定のレストランに集中してしまって、このようなテロの対象になる。それでも日本人、特にコンサルはあんまり巻き込まれないのだが、7名全員がコンサルというのもはじめてではないかな。女性も2名。これも昨今の傾向で、女性が参加しない調査団はあんまりないしね。

これから詳細はでてくるけど、古巣の最大手コンサルのJV参加もあったが、偶然か今回は巻き込まれていないようだ。同じ調査団でもJVの場合はホテルや食事も別々というのも多いしね。

バングラだけでなく、一般的に我々コンサルの食事は現地では高級かそれに近い場所で食べるので、狙われやすい。現地関係者のお勧めもそういうところだけ。工事監理とか長い駐在になれば、有名店でないところにも行くが、何しろバングラの食生活は悲惨だから、高級店しか行かない傾向もあるね。団員の送歓迎会もそういうところで開くしね。

今後、安全管理の在り方も変わってくるかもね。コンサル自身が考えることも重要だ。

南米はもうあんまり危険じゃないし、テロも少ない。とは言え、常に安全管理には気を付けいている。特に夜間ね。