2015年1月31日土曜日

2598:なるほど、結構番組制作は大変なのだ

イスラム国の情勢も情報不足でマスコミも焦り気味だね。城後さんの奥さんも英語でメッセージ出しているけど、いまいち説得力がない。

さて、あるソーシャルネットワークを通じてテレビ東京から連あり、「世界ナゼそこに?日本人」のネタ探しの協力依頼があった。

残念ながら、番組自体は楽しく見ているが、僕の赴任先では対象者が見つからないので、いい返事はできなかった。

参考に下記に情報依頼のメールを紹介する。番組作りも大変だね。兎に角情報がなければね。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


突然のご連絡失礼します。
テレビ東京で「世界ナゼそこに?日本人」という
番組を担当しております、Xと申します。
(番組HP http://www.tv-tokyo.co.jp/nazesoko/)
番組では世界中の様々な国に住む日本人を取り上げ、
その国でどのような暮らしをしているのか?
なぜその国に渡るようになったのか?
その方が歩んで来た人生を解き明かしていくという内容です。
現在Y国を筆頭に、世界中の知られざる国で暮らす日本人の方を取り上げられないか探しており、ご連絡させて頂きました。
もし差し支えなければ、下記の質問にお答えいただければ幸いです。
・JICAなど、日本の組織に属されていらっしゃいますでしょうか?
・なぜY国に渡ることになったのでしょうか?
・そちらではどんな仕事、どんな生活をしているのか?
・一緒に暮らしているご家族などはいらっしゃいますでしょうか?
また番組ではなるべくJICAや大使館といった組織に属していない方で
・ど田舎、自給自足、電気や水道がない、など
 日本と比べて不便な生活を送っている方
・日本ではなかなか見られない仕事をされている方
・現地人に嫁いだ女性や、子育て中の女性
・大家族など、現地の人々と関わりの深い方
・現地の人たちに役立つような仕事や支援活動をしている方
・波瀾万丈な人生を歩んで来た方
 (例えば内戦に巻き込まれた、シングルマザー、借金生活、大切な方の死、など)
を探しております。
赴任国(あるいは他の国でも)で、少しでも当てはまるような方はご存知ないでしょうか?
もし心当たりがあれば、ご教示いただければ幸いです。
突然のご連絡で大変恐縮ですが、ご検討いただけないかと思います。
宜しくお願い申し上げます。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

城後さんの解放はまだだね。情報不足という難問は簡単じゃ解けない。コメンテーターもコメントできる状況ではなさそうだ。

2015年1月29日木曜日

2597:Jogoは「城後」ですか

1月29日。イスラム国の人質事件も終盤か。

マスコミの報道も情報乏しく混乱しているね。出てくる専門家のコメントも薄い。

情報機関のない日本の弱点でもある。

さて、「Kenji Goto Jogo」と名乗っている後藤さんのメッセージに対して、マスコミは一切Jogoは何か
伝えていなかったが、今日の週刊文春では特集を組んで取り上げている。

後で買いに行こう。ネットでは、すでに城後について出回っている。

ジャーナリストっと結構奥さん側の養子になっているケースもあるようだ。

昨日車を買った。還暦の祝いでもないが、初めて赤色の車。気分一新で仕事したいね。



2015年1月12日月曜日

2596:怪しい協会ですな

1月も中旬に入り、休暇もあと2週間。

2月から本格始動となる。ちょっと運動不足で太り気味。南部アフリカで痩せた体も重たくなった。

さて、偶然ある知人の近況を知った。

彼は、古巣のコンサル会社で一緒だった。変わった経歴の持ち主だ。

機械工学を専攻し、建設機械会社に入り、その後中途でコンサルタント会社に入り、建設管理に従事、社内の留学制度で経済学を専攻し博士号を取得、会社を離れアメリカに。

ある国際機関に入り、シニアエコノミストとして16年従事し、定年で去年帰国した。帰国して、ある協会を去年9月に設立した。国際人を育てる協会らしい。詳しく調べると一見凄そうな協会に見えるが、さらに調べるとオフィスは理事長一人でやっているようなSOHO。103号室はもう空きになっている。

なるほどね。彼らしい。かなりいかがわしい感じがする協会だ。

君子豹変の経歴だが、彼は過去の経験は無にする傾向が強い人だ。

まあ、別に問題はないけど、信用度はないな。

一見かっこいい国際機関も当然定年はある。世銀は62歳だったかな。日本に戻っても職はそうはない。彼も第2の人生を日本でと決めたようだね。

怪しい協会の今後もうまくいくといいね。

僕は、35年目以降もコンサルタントとして変わらずである。

2015年1月5日月曜日

2595:青学駅伝優勝はビジネス人材育成の成果だった

正月2日目の楽しみは箱根駅伝。

自分自身スポーツはしないが、駅伝は毎年楽しみである。

今年は何と青学が初優勝。快挙だね。

詳しい内部情報が出てくると、優勝の秘密が分かった。

監督の指導がポイントだったようだ。過去11年ほどで、徐々に目標達成を果たしてきたようだ。数年で予選通過、その後シードを獲得して、10年後には優勝。

まさにビジネス的目標達成方式。個人でない駅伝は、10人の総合力。会社と似ているね。監督は元中部電力の営業マンだったようだ。

余談だが、この10数年でコンサル企業の成長を見てきたが、10年で大躍進を遂げたコンサルはあまりない。

精々、建設技研インター、オリエンタル、地球システム科学ぐらいか。

CTIIは、あっという間に総合化を果たして100名以上の会社に成長。オリコンは、PCIIの廃業で200人を引き継いだ。CSKは、新規に人材を取り入れた。

今の海外コンサル会社は、兎に角人材不足。40代から50代でプロマネできる層が薄い。NKでもそうらしいから深刻だ。

兎に角、人材育成とか実力主義は、賃金を下げる口実だから、会社全体として組織を強化する手段にはなっていないのだ。

仕事が楽しい会社がまず基本だね。青学駅伝選手の笑顔が良かったね。

2015年1月2日金曜日

2594:黒田官兵衛流の人生最適化手法

今BSで黒田官兵衛の総集編を見ている。

昨年は、年越ししたため、日本で見たのは3月から4月の1か月間と9月帰国後の4か月のみであった。

さて、我々水に係るコンサルタントには、黒田官兵衛が如水になってから示した、

水五則
 1つ 「自ら活動して他を動かしむるは水なり」

 1つ 「常に己の進路を求めて止まざるは水なり」

 1つ 「障害にあい激しく其の勢力を百倍し得るは水なり」

 1つ 「自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せて容るるの量あるは水なり」

 1つ 「洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と
    変じ霞と化して凝っては玲瓏たる鏡となり而も其性を失はざるは水なり」


が有名だ。

英語に訳して途上国で示すこともある。

官兵衛は武将だが、参謀として主君に仕える役割がコンサルにちょっと似ている。

僕のコンサルタント人生も1981年から34年目となるが、波瀾万丈であった。

今年もまた大きな変化がある。

ある先輩から、「君は状況の変化でうまく最適な道をリアルタイムで決めているねえ」、とお褒めの言葉を頂いたこともあった。決して最適な方向をゆとりを持って選んだわけではないが、結果だけ見ているとそう見えるんでしょうね。僕もそう思う。

迫りくる危機の匂いを感じ取ること。

危機に対しては、負けるが勝ちととりあえず逃げ、おバカとの喧嘩は慎むこと。

大局観を持ち、状況の変化に対応する知見と経験を活かすこと。

味方は社外に在り、敵は社内にあることと思え。

捨てる神あれば、拾う神ありだ。拾ってくれる多くの方々がおられたお蔭である。

ことしからはいよいよコンサル人生最後の段階だ。60歳からというのも幸せ者だ。サラリーマンコンサルだったらそうはいかないだろう。

最後の大勝負。

まずは65歳までが前半、そして65歳から70歳までが後半になろう。それ以降どうなるかは未定だね。

人生の最適問題の解法はなかなか難しいものだが、面白いよ!!