2017年9月27日水曜日

2856:プロポ第3号作成開始

第2号のプロポもほぼ完成間際。あと数日で終わるでしょう。

第3号の案件が今日出て、作成準備に入った。資料はほぼゲット。クライアントからの資料は通常メールでの対応だが、今回は直接紙でくれるとのこと。明日四ツ山で行きましょう。そんなに大量なんですかね。

まあいっか。帰りは直帰しましょう。

類似案件はいつも通り3案件。内水とか都市排水は、最近あんまり案件自体がないですね。僕自身、古い順で、

1990年頃:マレーシア・ペナン島

1994年頃:トルコ・イスタンブール

2000年頃:フィリピン・レガスピ市

それ以降は経験ないんですね。まあ都市排水案件はマニラとかバンコクとかであったでしょうね。ただし僕自身はなし。類似案件も新しい方がいいのですが、ないんじゃしょうがない。

古くてもしっかり類似性を書きましょう。

対象都市自体は以前行ったことがあり、数ヶ月滞在しているのでそれ自体は売りだね。

さて、明日は四ッ谷に行ってから前の会社に遊びに行きましょう。暇つぶしで。。。

2017年9月26日火曜日

2855:T室長もフリーズされたか!

9月ももう終わり。パラグアイから戻ってもう2ヶ月弱経った。

現地からビッグニュースが来た。通訳のTさんが予定通り男の子を出産。おめでたい話ですね。妊娠中も現場調査に来てくれて助かりました。さすがです。

別のニュースが大変。

相手国政府の新任室長であったTさんが飛ばされた模様。現地では、それをフリーズされたと言います。英語では、

freeze outという表現もありますね。

政治的なことが背景にあるようで、今年12月に大統領選挙があり、その影響だとか。。。

彼の貢献は、環境関連部の統合でありましたが、それを終えた瞬間に更迭。政治家は大変ですね。政府機関の幹部はいつも政治的な抗争に巻き込まれるわけね。

部課長に関しては影響なしの模様ですが、詳しい情報は総裁の顧問弁護士にメールを送って確かめるつもり。こういう内部情報提供者はいつも必要ですね。

さて、どういう答えが来ますかね。

興味津々であります。

2017年9月22日金曜日

2854:プロポ第2号の作成

今週、防災案件の2番目の案件公示が出たので今日あたりからプロポ作成開始だ。

今週は、法務局に行って実家の相続の相談。すでに必要な書類は揃ったので来週また行く。こういう法的な手続きはもうしないと思うけど、行政手続きには慣れましたねえ。いい勉強です。

さて、話は案件公示に戻そう。第2号は、アジアの果ての中央アジアですね。これまで一度も行っていない国です。トルコには移民で結構いるね。DSIのソイサル部長もそうでした。その国へはモスクワ経由で行くことが指定されている。エアロフロートですね。まだ乗ったことない。ちょっと不安。

まあ受注できなければ行けないけど。

第3号案件は、来週のスリランカ、そして4号は来月のイランだ。いずれも行ったことあるね。

全部失注ならまたいい案件が出るまで待ちですね。大型の調査団案件もそろそろ出てくるが、その案件参加の可能性はわからない。ある組織が単独で応札するらしく、他のコンサル2社もあきらめたらしい。そりゃそうですね。ある水道局の会社ですからね。ただし、対象国は英語の厳しい国。単独でできる国じゃない。コンサルの参加も考えた方が取ってから楽ですね。

こうして、取れた案件で行く国が決まるのも運命ですね。でも行くべき国に今まで行ってきたように思えます。いい仕事をさせていただきましたね。

フィリピン、アルメニア、スリランカ、イラン。。。

さて、どこに最初に行きますか、お楽しみということで。

2017年9月13日水曜日

2853:プロポ第1号の作成開始

今日からプロポ作成開始。

2ついい案件が出たが、防災案件にした。もう一方は水道案件だから競争相手が多そう。その現場に行ってはいるが、2年間で4回行くのかな。効率的だが、防災案件の方がまだいいかな。

受かる確率は。

競争は相手次第だから、油断はできないけど、まあこれも運がつきもの。

これがだめなら、来週も1件でてくる。まだ行ったことのない国。これも防災。

10月に入るとまたまた防災案件が出てくるねえ。

それと、月末にはアフリカの技プロ案件がでてくるので、協力できればいいかな。JVとか借り上げでね。

海外開発コンサルタントの仕事は掛け持ちできないので、どれだけ優秀でも案件参加したら、その業務期間中はほかの案件には応札できない仕組みになっている。だから惜しくも2位でもまたチャンスは巡ってくるのだ。

競争の激しい、というか専門家の数が特別多い、水道案件の場合は難しいのが現実。だから一つの専門では生きていけない。僕の場合は5つの専門で総括もできるし専門家でもいい。

水資源
河川砂防(防災)
給水
電力
流域管理

これで何とか生きてるねえ。。。

おもしろいことに、上の分野が順繰りに出てくるからいいね。時々全く受注できないことも偶にある。めげないでじっと我慢。11件連続で失注した同僚はついに辞めましたけど。

運があるかどうかも実力かな?

2017年9月12日火曜日

2852:TOEICを受ける

2008年秋だったか、ある入社試験のためにTOEFLを受けた。1985年やそれよりもっと古くは1980年ごろにも受けている。一方、TOEICは1981年に入社したときに受けて、さらに1997年頃受けたかな。2008年にはその点数が使えないことになってしまった。

英語力はすでに業務上は問題なかったので、入試とか試験のため以外は適当に受けてそれなりの点数でした。

この10年は、クライアントの判断で10年を超えると点数にならないということで、先週9年ぶりに受けた。TOEFLは受験料が高いのでTOEICにした。いわゆるlistening and readingだね。speaking and writingも何ヶ月前にも受けある基準を超えていたが、前者のほうを久々受けたのだった。

実質英語力は何十年も変わらないけど、クライアントの評価基準を満たさないと案件応札の総合点に影響するので仕方がない。

語学力は、100点のうち16点。クライアントの評価で何点取れているかは不明だが、期待値としては満点の16点だと推測している。資格も16点かな。

この前受けたspeaking and writingもそうだが、listening and readingも受けていて全然つまらないね。なんか国語の試験みたいだ。ばかばかしくなってくる。

TOEFLは受けていて心地よいのは私だけでしょうかね。TOEFLのほうが知的だし、実務者向きだね。TOEICは何というか変に意図的だし、現実性に乏しい。嘘つきには丁度いいかも。

結局、どちらでも同じような結果なんですが、参考書で点数を上げる努力というのは意味のないことだと思うね。それだけの人は実践では無能。使い物にならないのだ。

もっと大きな領域で力をつけないと実践では使えない英語力となる。

神学、哲学、歴史等々幅広い教養を英語で学べば、自ずと力はついてくると思う。

今回受けると10年間は受けなくていいが、10年後は73歳。

それまで案件応札を続けていますかねえ。微妙なお年ではある。

2017年9月11日月曜日

2851:9月も中旬へ

まだまだ暑い日が続いている。

案件も今週あたりから公示されつつある。

5件続きますかね。

アジア、アフリカ、太平洋、中央アジア。。。

常に競争相手がいますので、1位指名いただけるかは神のみぞ知る。

まあ大体案件の中身で競争相手は予想できますが、昨今は事前に出るコンサルが本格にもでられるので、意外な強敵がでてくる可能性も無視できません。

政策アドバイザーなど複雑系のほうが取りやすい傾向は僕にとってはありますね。

これまでの9年間でも、

アフリカ2件と南米3件の受注はそうでした。中身が難しければ難しいほどいいんですね。受注しやすい。

一方、水道案件は、やたらコンサルに水道専門家がいるし、無収水改善では無数の競争相手がいますから、案件の単純性に比べ受注率はかなり低い。

今回も2件水道関連の案件があるが、競争は激しいでしょうね。

それだから事前のプロポ対策や作成には力を入れる必要がでてくる。

僕の周りにも40代の人が3人いるが、単独型の受注経験者は一人もいない。落ちると恥ずかしいので、命令のない限り応札を続けない。情けないね。まあたぶんだめでしょうが。

という小生だって、年の問題もあり、いずれ取れなくなる日が来ますからね。これが最後だという気持ちで案件には臨んでいる。

2017年9月7日木曜日

2850:噂をすれば。。。

9月7日午後。雨模様の東京。

さて、先日日本工営の同期らで飲み会したが、その際出てきたのは同じ同期のY君の会社。

子会社として2年前に吸収。黒川記章さんが残した事務所だ。

2年たっても業績は上がらず、大変な状況だと聞いた。何しろ12人くらいの社員のうち4名ほどまた一挙に辞めたらしい。倒産したとき、すでに3分の1は逃げたそうだ。

そんな会社をよく引き受けたよねえ。誰の判断かは知らないが、Y君も黒川さんと一緒に仕事をしたから、その縁で仲介したのか。その上、社長になったわけだからね。

その判断が間違いだったかも。普通はそう考える。

新しい社長は銀行屋さんだ。経営の立て直しするか、あるいは潰す準備か。。。

Y君もどうするんでしょうね。本社に戻ってもねえ、居場所がない。

コンサルは、地位や名誉に狂ってはいけませんね。実直な仕事を粛々とするのがお似合いです。

2017年9月1日金曜日

2849:Oさんがいなくなった?!

9月1日。今日は気温もぐんと下がり通勤も快適だ。

久々、うちの奥さんと駅まで散歩。これまで暑いので、駅まで車で送ってもらっていた。秋から春の期間は富士山が見えるので大概はそうした散歩が常であった。

さて、オフィスに入ると、Oさんの机が整理されている。彼は去年の9月1日に中途で入社した方だ。農業の専門家で、この1年南米やアフリカの案件を無競争で取っていた。それ以降は、不調で11連敗。おとなしい人で上司の業務命令で「評価分析」を応札し続けていた。そばで見ていて、苦しい表情は見て取れた。大体、専門家がくだらない評価分析をやるようではお仕舞い。

彼もこれ以上耐えきれなかったのだろう。

僕はこの36年水セクターの専門家としてコンサル家業を続けているが、1回だけ評価分析を応札して受注したことがある。興味本位ね。まあ専門家にとって、評価分析はアルバイト的な仕事。現地に行かなくてもできる程度の雑用で、本来ならクライアントがすべきでコンサルに委託するような仕事ではない。たぶん政治的に誰かが非専門家をODAに参加できるように作ったものだ。日本以外に評価分析を専門とする国はない。僕も1回で止めた。京大の教授からはなんと先生と呼ばれましたね。

その評価分析もどんどん業務自体が減ってきている。以前は、事前、中間、終了時、事後と4段階あったが、今は中間と終了時がなくなり、事後もパッケージ化された。通常は事前だけ。それもねえ、いい加減なもので、専門性がないのにプロジェクトのデザインができるはずがない。非現実的な目標、内容、成果を設定しても全く意味がない。

僕自身、63歳になっても専門性の高い案件を取り続けているのは幸いだ。クライアントさんからの評価も高い。ラッキーですね。所属先はもう無関係。

Oさんもまともな会社に行って専門性のある仕事を続けてほしいですね。僕は個人芸が豊富だし、評価分析を受けろなんて言われても無視。先日は、上司のあほ加減を社長に抗議した。

その社長がわざわざ部にまで来て会議をしてくれた。部員はみんな驚いていましたね。

組織というのは人が勝負。特にコンサルはね。専門家を活かせないようでは破滅。評価分析しかできない部長というのも惨めなものですね。

いずれ古巣の会社に戻りましょうかね。サラリーマンコンサルの惨めさを痛感した朝でした。