2013年7月31日水曜日

1735:The finish line is only metaphorical until you make it real

アイデンティティー危機プロセス(Identity Crisis Process)とうのは、何回も経験している。

中学、高校、大学、大学院、会社(4社)など環境が変わったり、人間関係にヒビが入ったりで、自己の完全喪失感や自信を失う状況は、本当に数限りなくあったし、今だってある。

学生のころはお気軽だったし、危機に対する意識も低かった。会社を変える前と後はやはり心理的な緊張感と不安感が期待感より勝っていたね。家族もいるしね。最悪のことを考えてしまう。もう会社を変える必要性はないとは思うが、会社がなくなってしまうとちょっとまずいね。またその時はゼロベースで考えましょうという、経験や教訓に基づく行動をしよう。もう、あと10年も働けばプロとしては限界だろうからね。

コンサルの仕事は一期一会で、案件ごとに国も地域も人もすべてリセットされる。最近は、かなり図々しくなってきたので、赴任する新世界で戸惑うことはないが、自己喪失感は大小常に存在している。

まあ、そこから正常な状態へどれだけ早く戻れるかが勝負だ。アウェーからホームといういい方もできるかな。

関連する記事で、主題にある表現が気に入ったので、書き留めておく。

最終的なゴールに達するまでは、想定したゴールはすべて比喩だ、という意味だろう。たどり着いて初めて具現化する。途中段階では、まったくゴールの姿が掴みとれないよね。

ゴールもローカル・オプティマム的なものも沢山あるし、人生の最終ゴールの達成は程遠い。



1734:almoço compartilhado em um restaurante chinês

今日はいろいろ雑用が多く、作業が進まなかった。

突然、職員の一人が中華でランチを食べないかというお誘い。こういうのは途上国ではあんまりないのだが、結局5人で行くことになった。

白人のおじさんも一緒。彼は8月は1か月休職して9月から復帰するらしい。予算の関係があるようだ。

いつも一人で行く店なので、従業員も僕の顔を見て笑ってた。

5人だと当たり前だがいろいろ注文できていいね。いつもは春巻きと焼きそばが定番。5品頼んで5人でシェアー。これが通常の中華レストランの食べ方だね。

日本のように、定食AやBがあり、一人でも満足するようなサービスはない。あれば、結構サラリーマンも来るんじゃないかな、と思う。黒人のサラリーマンも結構数人で来ているし、一人でもいただけるのは経営的にもいいんじゃなかな。

彼らも金額を気にして、飲み物はお茶だけだから、僕が交際費で払うことにして、遠慮しないでね、とお願いした。自腹だけど大した金額じゃないし。

他州への移動も明後日に迫っているが、まだヴィザ延長が終わらないので待機だ。遅れたら遅れたで対応すればいい。

これから観光シーズン。沿岸のビーチリゾートが近づいてきた。観光する暇はないけれど。

2013年7月30日火曜日

1733:ficar sobre os ombros de gigantes

首題は、ポ語で、

Stand on the shoulders of Giants

を意味する。所謂、巨人の肩に乗る、ですね。

研究や実務でも重要なことだ。このブログでも度々書いている。僕のモットーの一つでもある。グーグルの検索サイトでも、さりげなく意味の説明なく、書かれているのをご存じだろうか?

昨日の夜のNational Geographicの番組ではおなじみのアメリカのオークション番組。アメリカらしく、銃器のコレクションが多い。それ専門と言ってもいい。

昨日は、軍用ライフル「AK47」の中国製が出てきた。1.6万ドルだから高額だ。第2次世界大戦後、ソビエトがドイツ製を真似て作った名品。実際は、そのドイツ製もソビエトやアメリカの銃器を真似ているそうだ。要するに、敵の銃器をどんどん物まねして工夫し、改良していく。その後も、東ヨーロッパ諸国やアジアの共産国で普及し、さらに地域や用途に合うように改良し続けている。今もそうだと思う。

子供など素人でも扱える信頼性や故障の少なさ、ユニット化、劣悪な環境などが設計段階で想定され、普及化が加速した。多少、スペアパーツに不具合があっても故障しない工夫があるようだ。

断線だが、昔カップヌードルのCMで子供が銃を握っているシーンがあり、ボツになったことがあった。事実で悲惨なのだが、CMとしては不適ということらしい。脱線終了。

銃器の改善を喜ぶのもどうかと思うが、AK47は別格で、アフリカなど独立戦争で勝ち取ったのもAK47のお蔭でもあるという意識もある。3か国の国章か国旗にAK47の図柄が使われているのは事実なのだ。日本人には分かりにくいが、古い国旗などには、剣の図柄もあるね。民族自決と革命の象徴なのだ。

何が言いたいの分からなくなったが、過去の優秀な研究者・技術者やその研究・技術結果をさらに改良改善して先に進むいい例が軍事ではAK47の事例にあるということだ。目的がちょっと平和的ではないが。現実はそうだ。

話はさらに脱線するが、アフリカでもっとも普及しているコミュニティーレベルで運用・維持管理できるハンドポンプが、

Afridev

だ。これもUNDPなどが研究し実験し、結果的にパブリック・ドメインとして普及させ、スイスのSKATが中心になって設計基準化を進めている。それでもサプライチェーンの課題などもあり、リハビリが減らない。これが大きな問題。

AK47を見習えとは言えないが、ディマンドが小さいハンドポンプの技術的な改良改善はなかなか進まないのが実情だ。

技術というのは、やはり需要と供給が両者とも増えないと進歩がないという教訓だね。ただし、AK47の教訓は公式な文書では受け入れられないね。

それにしても、アメリカ人は銃器が大好きだね。うれしさが半端ない。

2013年7月29日月曜日

1732:Salty?

6時半過ぎにインド料理屋に行こうかと思っていると、

「Men in Black 3」が、始まった。

これは見ないといけないので、見た。

ちょっと前作や前前作より展開にスリリングさがないね。脚本はいいんだけど、危機感が乏しい。

でもね、安心して見ていられる。話の内容は伏せる。心温まる展開になっている。

さて、8時ごろにインド料理屋に行くと、インド人が結構いた。やはり夕食は6時半には始まらない。インド人家族もいて、やはりインド人にも味はいいらしい。

ただし、今日のマトンカレーは塩辛いね。肉もいまいちだ。塩加減でごまかしているかも。

羊の肉に関しては、ヨルダン、トルコ、シリア、イラン、中央アジア4か国、サウジと30年間いろいろいい肉を食べているから、日本人としては分かる方だと思う。

骨付きの肉はもともとうまいが、今日はちょっとねえ。

ラムショップのいい感じの肉が食べたいね。

比国でもマニラホテルでは一流のラムチョップが食べられるし、ブルゴス通りのペルシャ料理屋では、イランのケバブが最高だ。テヘランとそう変わりはない。意外でしょ。

最高のラムは、トルコ、ウズベキスタン、イランの3か国。

インド人たちは、食前にトルティーヤみたいなものをカリカリ食べている。いいね、2人以上なら頼めるね。

一人のさみしさはしょうがないか。これで家族5人がいたらさぞかし騒がしく楽しくできるんだけどねえ。

子供たちもみんな20歳以上になったから、年1回ぐらいみんなで飲み会をするけど、これがまた愉快でね。一時帰国したらそういう機会も期待したいもんだ。

あと2か月一人の食事を我慢しよう。

2013年7月28日日曜日

1731:Inglês falado pelo jovem brasileiro

またまたBBCから。

今、ブラジルの若者のインタビュー番組を再放送している。昨日も見たかな。

印象。

結構、ブラジルの若者も英語ができるね。主張力もある。

パラグアイに行った時にも、優秀な若者の英語力の高さにびっくりした覚えがあるし、そのことも以前書いた。

南米もアメリカに近いし、大学生ぐらいになれば英語ぐらいできないといい就職先はない。まあできる人をBBCが集めたのだろうが、さて、日本の学生を一所懸命に集めても、ブラジル人ほどの英語力と主張ができるかどうか期待できないだろうね。

パラグアイの4か月と今回の2か月で、ラテン語系のスペイン語とポルトガル語にみっちり触れる経験を持っているが、やはり英語への影響力はかなり高い。

だから、やる気になれば、ラテン語系から英語は非常に楽だ。

うちの奥さんもそうだね、と久々褒めちゃいました。

逆はなかなか難しいんだけど、僕の今の最大の課題だ。

お勉強は死ぬまで続くね。。。

1730:To catch a smuggler at JFK Airport

首都での映画鑑賞も順調に始まった。ポルトガルと南アの2局。適当に時間を見ながら選んでいる。

あとは、National Geographicチャンネル。

相変わらず、廃車に近い車を修理するAutomoble SOSとJFK空港の麻薬取締官のシリーズが面白い。

後者のタイトルは、主題の通り。

毎回、いろんな手口の密輸入者がいるし、係官の質問に対する答え方もいろいろだ。

あんなに詳細に映したら、もっと巧妙な手口を犯罪者に考えされるんじゃないかと思うほどだ。係官官も実名で毎回出てくるので俳優並みの演技がでてくる。カメラを意識してね。

担当官の英語もNYの普通の人たちの英語でいい感じ。あんまり知的な人の英語は面白くない。ごくごく普通の人、というのが自然でいいね。

最近では、一昨年の暮れにアメリカの南部ヒューストン空港で南米サンパウロ移動で乗継したが、NYほどの体制ではなかった気がする。まあこちらは犯罪者ではないからかも。

去年はサモア移動ではNZのオークランドで乗継したが、なぜか手荷物をすべてチェックされたが、これは疑われたのではなくて、係官の研修だった。勘弁してよ、そういうの。バッグの中の粉も収集されたので、

掃除してくれてありがとう。

と嫌味を言って離れた。

ニュージーランドやオーストラリアもあんまり行くところじゃないけど、彼らの印象はいい方じゃない。

Bloody SOB

失礼。

1730:Tired, but determined

BBCを見ていた。

ミャンマー人とイギリス人のハーフの若い女性の特派員ももう3年ぐらい見ているけど、初々しさが消えて、結構きつい現場取材をこなしてきたね。顔が引き締まってきた。

彼女の健闘を讃えて、キャスターが、

主題の表現で褒めていた。いい言葉だね。

コンサルも海外ではこういう感じで生活し仕事をしている。

疲れも時々あるが、ある信念と契約に基づくお仕事に毎日取り組んでいる。

仕事に関しては、発散と収束のタイミングに若干悩んでいて、そろそろ収束作業に取り掛かろうか、どうしようかと、悩んでいる。深刻な事態ではないが、作業工程も限られているので、自分、クライアントそれとカウンターパート全員が納得する進捗報告を的確にしたいのだ。

ある程度のところでまとめ始めるか、あるいはもうちょっと作業を進めてか総合的にまとめるかの検討だ。

さて、今日は結婚28年目。奥さんと長いスカイプで長話。

付き合い始めてからだと、31年。

昨日のように感じるが、すでに30年以上たっているんだね。





2013年7月27日土曜日

1729:melancholia

朝10時。土曜の朝だ。寝坊して9時ごろ朝食。

靴下はまだ乾かない。

BBCを見ながらネットでメール。ミャンマーにいるO氏に書いた。ミャンマーもアジアでは唯一のODAのホットスポット。コンサルもざわめいているね。長期的にはどうかは不明。

さて、BBCでは黒人の小説家とのインタビュー。

彼が最後にいった言葉がいいね。「僕は本を読むことも好きだし、書くことも好きだから、自分は、

melancholia

だ。」

鬱病というと病気を意味するけれど、そうでもないと思う。

僕自身もコンサル稼業で世界を飛び回り、初めて会う人がほとんどで、当地でもこの2か月で200人近い人と協議している。仕事だからね。

ホテルで一人になれば、メランコリーな気分でいることの方が多い。

58年間も大方そうだったかもしれない、正直。

誰もそんなことを気に留めない。それがいいんでしょうね。

2013年7月26日金曜日

1728: at the hotel

5時間ほどで首都に到着。

2週間ぶりの首都も到着するともうほっとするようになった。4回目の安着だ。

ホテルに入りチェックイン、そしてクライアント事務所に向かって、パスポートを提出。1日に移動するまでに何とかヴィザの延長ができるそうで一安心。

定宿の部屋も違って、ちょっと閉塞感のある部屋。窓はあるが、廊下に面しているので開けられない。まあ1週間だけだからいいか。取り換える面倒くささがあるので我慢することにした。

今日朝までのホテルの部屋の2分の1程度の広さ。首都だしね。

あと1時間で、インド料理店に出かける。スパイスの効いたカレーが欲しい!!

うちの奥さんとスカイプした。WIFIはいい感じだね。これだけは必須。

さてと、また新生活の始まり。荷物を仕舞いましょう。

BBCも見れるし、文明との再会だ。大げさだが。

メインストリートもしゃれたお店が目立つね。辺境州の州都のメインストリートは50年以上遅れているね。まあそれでいいかもしれないが。

2013年7月25日木曜日

1727:at the airport

空港。

あと1時間ほどで搭乗だ。

さわやかな朝だ。

チェックインカウンターで、アフリカ開銀のミッションンとばったり出会う。ナイジェリア人のチーフもローカルスタッフやコンサル、そしてCP職員を引き連れている。アフリカ開銀は、アジアで言えばアジ銀と同じで影響力を持っているから強いね。立場が。

僕自身は利害関係がないので、対等だ。世銀でもそう。卑屈になる理由はゼロ。

とかく国際機関に勤めると偉そうな人が多いが、大方は小者。人柄のいい人はえらいさんだ。

今日のお楽しみは、首都のインド料理。当然、マトンカレーとビール。

2週間絶食気味だったからね。

さて、ちょっとネットで検索だ。

1726:movendo-se para a capital

辺境州での調査も今日で終了。

明日、首都に戻る。11時ごろの出発なので楽だ。これが7時だと結構きつい。

次と次の次は、沿岸州。食生活は良くなるだろうか。

今回の州は、食文化が乏しいため、2週間はきつかった。

首都での中華やインド料理が懐かしい。

海鮮焼きそば、マトンカレー。。。

この州では寒いのでビールさえ飲んだのは1度だけかな。

修行にはいいかもね。

結局、隣国と共有する湖には行かなかった。来年だね。寒いときは水辺も魅力なし。

仕事の話は守秘義務があるので書けないが、まあまあ順調だ。うまく情報が取れている(と思う)。

首都でまた関係者と会ってみよう。絶対に会わないといけない人もいるが、これがなかなかタイミングが合わない。

全く白紙のジグソーパズルの台紙も少しずつ塊ができて来て、それぞれ関係性が見えてきた。長丁場だから慎重に行きつ戻りつしてみよう。それくらいの時間は十分ある。

ちょっとした博士論文ぐらいになるテーマもあるが、そういう野心はもうない。

粛々と淡々とミッションを続けよう。

2013年7月23日火曜日

1725:Michael Clayton, again

映画も毎晩いい作品が続かない。

一度でいい映画も多い。MNET MOVIE ACTIONも再放送ばかりだし、二度見たくはないものばかりが続いていた。

今日は、何度見ても飽きない、Michael Claytonを再度最初から見た。

2度目だと、筋書きが分かるので、細部まで気が付く。もちろん、セリフもずっと理解度が増す。

精緻に組み立てられた脚本だから、細かい小道具まで緻密で意味を持っている。

例えば、主人公の子供が夢中になっている本。

Realm and Conquest

真実と正義を意味するメタファーらしいね。それを伝えるために、わざわざ架空の本やゲームカードを作成する。すごいね。

本筋とはあんまり関係ないが、主人公の家族、例えば、子供、兄弟との関係性やビジネスでの失敗の清算などが盛り込まれている。心理描写も優れているね。

だから、1度目は見ていて非常に混乱する。展開が読めない。

この映画は2度以上見て少しずつ分かる映画だと気付く。

アメリカの映画評論家でも、上記の

Realm and Conquest



Rome and Conquest

と間違って理解しているぐらいだもんね。

さて、10時。もう寝よう。風邪も治ってきた。スナックのお蔭で元気も出てきた。子供だね。

2013年7月22日月曜日

1724:divergent thinking

帰京まであと3日。

辺境州での調査もあと2日限りとなった。特段の問題はないが、まだまだ発散状態が続いている。そろそろ収束しかける状況もあるが、調査を進めるにしたがってそうはいかないことになる。

新情報が次々に入ってきて、発散的思考が止まらない。いいことだね。

ここの食生活はいまいち良くないので、スーパーでスナック類を買ってきた。

僕の好きな、Lay'sのオニオン・チーズ味のポテトや塩味のクラッカー(昔の前田のクラッカーをちょっと厚くした感じ)、チョコレートなどを買ってきた。

風邪も良くなってきた。というより、悪化しないで済んだ。

情報収集と分析の発散過程が続くと、コンサル的な「そろそろまとめたい」という欲求が出てくるが、もう少しの辛抱だ。あと1か月は発散的思考を続けることしよう。

今回は、「教訓と優れた実践」に関しては、正攻法でいく。いい加減なアプローチは取らない。

意外と水衛生セクターでは、正攻法のアプローチはまだない。不思議だね。暗黙の了解の元に、教訓と優れた実践を記述する報告書も多い。

その作業は、9月。

今日は土用の丑の日。アフリカではあのうまさは味わえないね。残念。

2013年7月21日日曜日

1723:descrição das soldado corporativo

先週だったろうか、ケニアのモンバサのODA事業現場関連で建設業者の方が強盗団に襲われ亡くなった。非常にかわいそうな事件である。

ただし、マスコミの使う言葉には違和感を感じた。

「企業戦士」

僕らは、戦士ではないし、企業人として強制的に海外現場に行かされているわけじゃない。

個人的な理念、経済的理由、など様々な理由で来ている。

当然、プロなら治安の悪い国や地域も十分認識して行動しているはず。そのための行動規範も各国別にある。狙われた理由はきっちりと分析すべきだ。そういう視点がマスコミにはない。

ケニアには、89年以来行っていないがかなり治安が悪化している状況は認識している。それでも事業があれば行くね。治安維持には手抜かりはないのがプロ。

亡くなられた方には申し訳ないが、マスコミの取り上げ方は異常だね。彼はいい人だったとか、亡くなった方を賛美だけしても解決にはならない。

交通事故、強盗、詐欺、窃盗。。。など様々な危険に晒されている海外、特に途上国、だが、企業戦士という表現だけはいただけないね。戦争をしてるわけではない。単なる仕事。

海外で働くことが日常的な事例となることを期待したいね。

1722:Junk E-mails

辺境州最後の日曜日の朝。

ごミサがまだ始まらない。9時かな。始まったらちょっと覗きに行ってみようかなと思っている。風邪気味なんで長いごミサは無理かな。

ずっと地方巡業が続いたので、ちょっと気が緩んだか。

さて、今日は参院選の投票日。NHKの選挙速報が楽しみだ。刻々と数字が出てくるのは面白い。結果は予想通りだと思うけど、速報の緊張感は別物だ。

さてさて、メールも気が付くと、迷惑メールももう通常の受信ボックスには入らなくなった。ほとんど迷惑メールボックスに入っている。一日に100通はあるかな。

問題は、読むべきメールが迷惑メールボックスに入ってしまうことがあるので、一応は見ないといけない。ざっと見て、なければ、ボックスごと消去。

ジャンクメールも題名に結構面白いのがある。英語でね。なるほど、こういう表現があるんだなんて感心することもある。ジャンクメールの分析評価もやってみると面白いかも。人をだます表現も心理学的には面白い。

さてさて、9時になってもごミサは始まる様子がないね。

直接行って覗いてみよう。

2013年7月20日土曜日

1721:ASR

昨日久々来たテキサス水資源開発委員会からのお知らせをここに添付する。コピーライトもあるんでしょうが、まあ、お知らせだから許していただきたい。知り合いもいるしね。
 
アメリカの地下水開発・保全はもうこういう段階に来ているという現実。途上国ではまだこういうのは何十年も先ですが、先端技術を学ぶのにはいいね。
 
それと、簡単そうな英語に見えるが、コンサルでもこういう風に簡素で正確な技術英語が使えない人が最大手コンサルでもかなりいるんですね。こういう英語をしっかり学ぶとエンジニアとして海外で問題なく仕事ができる。
 
そういう見本の英語でもある。細かいところにも注目してほしい。米語的でもあるね。懐かしいよ、こういう米語も。
 
 
Managed Aquifer Recharge Conference 
 
Co-sponsored by the Texas Water Development Board and organized by the American Ground Water Trust.
 
Date:    Wednesday, July 24, 2013
 
Where: Norris Center
              2525 W. Anderson Lane #365
              Austin, Texas  78757
 
Time:    8:00 a.m. - 5:00 p.m.
 
How can Texas better manage its water resources? One way is by aquifer storage recovery (ASR), a strategy of storing excess water underground in depleted aquifers and pumping it back to the surface for use in times of need.
 
Conference presenters will explain the challenges, feasibility, potential, regulatory concerns, and the economic and environmental benefits of ASR. Scientific, engineering, management, and regulatory perspectives will be presented on ASR projects in Texas and other states.    
 
Speakers include Dr. Robert E. Mace, Deputy Executive Administrator, Texas Water Development Board, who will give a Texas perspective, and David Pyne, President of ASR Systems, LLC, who is recognized internationally as a leading ASR expert.
 
Texas State Representative Lyle Larson (R-San Antonio) will give the luncheon keynote address.
 
For more information, please contact Andrew Stone, American Ground Water Trust via e-mail: astone@agwt.org or phone: 603.228.5444.

1720:Just drive

夜8時からの映画は2本。

1本目は、「Michael Clayton」。日本での題名は、フィクサー。以前、隣国で2回見たが、2回とも途中からなので最初から見ていなかった。今日はズバリ最初から。

話の内容は書かないが、George Clooneyの渋さと危うさ、大会社の顧問弁護士Tilda Swinton(デイビッド・ボーイを女性にしたような)の狡猾さの演技がいいね。やっぱ、最初から見ないと映画の楽しみは不完全燃焼だ。法律用語も満載。額縁的な進行方法で始まるのも最後の伏線にもなっている。

最後の場面が特にいい。タクシーの運ちゃんに50ドル渡して、とにかくその分走ってくれ、というセリフね。50ドル程度がいいね。100ドルじゃ多すぎるし、10ドルじゃ足りない。作る側は、この額も検討した結果だと想像する。

2本目は、「Fair Game」。イラク戦争に係る政治スキャンダルとして実話だし、話としては結構面白いが、主演のNaomi Watts(日本の恐怖映画をハリウッド的にリメイクした映画に出ていたね)とSean Pennは、ミスキャストじゃない?脚本も出来が悪い。緊張感が漂ってこない。

Sean Pennもいろいろ知的な風貌にして大使経験のあるベテラン外交官らしく演技しているけど、そうは見えないんだね、これが。やっぱ、チンピラ、性格異常者、殺人者、ギャングのボスなんかが適役。政治家の役も不適だね。

Naomi Wattsもきれいで若々しいのはいいけど、CIAのエイジェントには見えないね。意地と殺気が感じられない。

できのいい映画とそうでない映画を年300本ぐらい「無作為に」見る機会は、海外のホテル滞在しかない。日本のWOWOWは字幕があるので、見ていて疲れちゃうんだよね。

今回は移動が多いので毎日は見れないけれど、1年半もいればそれなりに楽しめるでしょう。

願わくば、映画専用が2チャンネルあると都合がいいが、それができないのが辺境州。



1719:alteração de pedido de visto

クライアントからの情報で、最近ヴィザ申請が変更となった。突然らしい。

僕のヴィザは90日間のマルチで、変更前なので適用外。さて、その場合のヴィザ延長はどうなることか。

心配してもしょうがないので、帰京したらヴィザ延長申請する。帰国して再入国時のこともあるね。

30日間で1回出国する必要があるのか。まあ、それもいいでしょうね。気晴らしに。

ただし、出国する手段が問題。車両の場合は、保険がかかっていることが条件らしいし、地方だと州の入国管理事務所でうまく手配されヴィザ延長も出国せずにできると同業者さんから聞いた。

特別心配する必要もないと思うが、ちょっとは心配だ。

こういうヴィザ手続きの面倒くささは、中央アジアのタジクでもあった。

ヴィザ付のパスポートがないと飛行機に乗れないという事情もある。

次州に行く前にヴィザ延長が成立しないと行けないね。まあケセラセラで行きましょう。

さて、金曜夜の映画はお楽しみだが、どうも再放送ばかりでつまらない。今日あたりはいい映画を見たいものだ。

パールハーバーのメロドラマ部分はちょっと不自然だね。早く終わらないかと待っているが、とにかく長い。8時まで待とう。

2013年7月19日金曜日

1718:Né?

3州目の現地踏査も終了した。

来週3日間で、追加のNGOなどとの協議、州政府職員との総括会議。

総括する会議の進行具合で州職員の力量が分かる仕組みになっている。

兎に角、120項目の質問にどう彼らが対応するかが面白い。職員間で白熱した議論が展開するとなお結構。ただし、3時間以上かかる場合もあるので時間調整も必要。これは小生がファシリテートする。すでに2州実施済みだから、要領は掴んでいる。

このプロセスが終わると、州職員も一応の満足感が得られるみたいだね。ある意味達成感。

さて、ポ語には、日本語と同じように、でしょう?、という意味で、

Né?

が使われる。僕はこれを英語で多用している。何となく、ポ語を話しているような錯覚を彼らに与えるし、英語がうまくないことを忘れさせる効果があるようだ。

日本人のコンサルよりまともな英語だから理解できないことはないが、彼らも英語力に自信がないと思い込んでいるので、大丈夫だよ、というメッセージもある。要するに、相手次第で僕の英語のレベルも自在に変化させる柔軟さが必要だ。

辺境州も案外やるじゃん、と思う事例が多々あったね。

次州へは陸路と考えていたが、飛行機になった。帰りはシャトル便で、さらに遠方に行ってから帰京する珍しい空路だ。

1717:educados na Ucrânia

この国は75年に独立し、しばらくソビエトの支援を受けていた。レソトもそうで、僕の知り合いもロシアに行って学んだと言っていた。

今日行った郡では、珍しい方に会った。彼は何歳ぐらいなのだろうか。50代か。僕の英語を若干理解できる。

彼の説明で、この群の活動はかなりいいことが分かった。同行した州のスタッフが言うには、彼は80年代に5年ほどウクライナに行っていたそうだ。

なるほど、それでしっかりとした仕事をしているんだなと感じた。すでに3州で7つの郡の活動を調査しているが、これまででは最高レベル。彼の力量もあるんだね。説明能力が非常に高い。

ロシア語は当然できる。僕も中央アジア4か国にちょっと行っているので、事情は理解できる。

それにしても、こういう能力の高い人が辺境州の小さな郡にいるとは驚きだ。

こういう経験は、隣国でもある。かなり優秀な人が出世もせず、辺境の役所にいたりするのだ。

こういう人好きだね。同類に感じる。

末席での仕事に誇りを持っているし、人柄もいい。こういう人が意外と出世しない。出世なんかどうでもいいと思っているしね。

今日はいい出会いがあって幸運だったね。

2013年7月18日木曜日

1716:governança a nível distrital

昨日までちょっと暖かかった。今日はちょっと寒々している。

今日はこの州での3番目の郡に行く。郡によって行政能力に大きな違いがあり興味深い。詳しくは書けないが。

僕も行政のスペシャリストではないが、こうして何年か水衛生セクターの地方行政に係ってくると、少しは分かってくる。

このブログのテーマそのものに対応するのは面白いね。こういう法制度や行政組織に着目する必要性は、今から30年前に、日本工営の大村精一さんに伺っていた。彼の先見性を評価したいね。

セクターの専門家と行政の専門家の中間的な仕事が増えてきたように思う。今回も両者の専門家を破って受注できたのは幸いとしか言えない。どっちか一つでは対応できないのだ。両者をバランスよく経験したことが活きている。それと好奇心だね、重要なのは。

コンサルというのはなかなか自分の思い通りの仕事はできない。いつも受身だね。そうして長い間に、総合的な知見となってくる。少なくとも20年の経験が必要だ。その後の10年で総合化していく。そうしないと、専門バカで新分野に対応できなくなるのだ。

僕のこの10年もまさに新分野に突入し、常に総合的な課題に取り組んできた。

所謂、理系や文系を超えた複雑系の領域である。

さて、あと20分で現場に向かう。今日もトヨタの脱輪がないことを祈る。

2013年7月17日水曜日

1715:Carne

現場のランチをどうするかで州職員と話したら、ラマダンが始まったことが分かった。

州職員とドライバーはモスレムだったのだ。

現場でお昼になり、レストランを探そうということになって分かったことだ。彼らの状況も分かるので、僕はコーラを飲むだけにした。

そうか、この国でも北部州はモスレムが多いと聞いてはいた。

文化や民族性と水利用の関係にも留意しているが、宗教との関連性も重要だ。ちょっと理系には手ごわい分野だが、参考にできる博士論文もそのうち参照してみよう。まだそこまで調査が行っていないのが現状だ。

前々州でもそうだったが、地方のさらに田舎に行くと、必ずと言っていいほど随行者が買い物をする。この国では、燃料として炭を利用するが、田舎だと半額で買える。だから、彼らもものすごくたくさんの炭を買うのだ。それとちょっとした飲み物とかクッキーも隣国の国境の町で買っていた。隣国から安い品物が流入しているらしい。

ほんのわずかな買い物だが、彼らにとっては重要なんだね。

今日行った郡では、コーラを買った食堂で、カルネが売っていた。カルネはパラグアイやブラジルのちょっとしたスナックで、肉を意味する。ミンチにした肉をベースにして、小麦粉の皮で包んで油で揚げたもの。おいしそうだったが、絶食している彼らにわるいもんね。またの機会に食べてみよう。

こうして、スペインやポルトガルの食文化がアフリカにも定着しているね。

明日は、別の郡に行く。今度は脱輪は勘弁してね。

2013年7月16日火曜日

1714:accident of rare occurrence

朝から辺境州での最初の現地踏査に出かけた。

片道3時間の行程だが、途中走行して1時間ほどでめったに起こらない事故発生。

トヨタの四輪駆動車の右前輪部が脱輪した。一瞬パンクかとも思ったが、脱輪していた。

幸い、村落部に入ってすぐだから速度を落とした瞬間。これが高速運転中だったらと思うと冷や冷やものだ。

携帯回線も通じて、レンタカー会社の修理工と代用車も1時間半ほどで到着。その車で踏査続行。

4時間ほどたった帰りに事故発生場所で事故車がないことを確認して、無事に修理できたことが分かった。

場所柄、携帯も通じない地域もあることを思うと、幸いだったね。32年海外で4輪駆動車を利用するが、トヨタの中古車とは言え、脱輪するとはね。修理できたのもすごいね。

人生でたぶん1回しか起こらない事故と言えよう。

神に感謝だ。

2013年7月15日月曜日

1713:Linkedin

明日の現地踏査の郡が決まった。

懐かしい隣国との国境の町。車で3時間ほどだそうだ。往復で6時間。現地で3時間あれば何とか戻れる。

すでに、あるNGOのレビュー評価報告書は入手しているので、現地を見るだけだ。

さて、最近、知り合いの方2名からLinkedin参加のお誘いがあり、やってみると結構知り合いの方に遭遇する。

紹介した2人は本気でCVを作成していて再雇用を念頭に入れているね。僕はもう再雇用する心配はないので簡単に書いている。要点だけだ。

これまでの赴任地や今の赴任地の知り合いとの連携もあるので、そういった人たちとの情報交換が目的だ。

意外な人たちの交流があり面白い。コンサルの活動の狭さを感じるね。

元いた会社は、組織的にLinkedinを採用したようだが、すでに機能的に使っていないことがすぐに判明。人材開発室長ですら、使っていないのだ。また、以前いた組織の方が、意外な場所に赴任しているのも分かる。僕にも関係があるが、ここでは言えない。

それにしても、アリさんはどうしているだろうか。ハッサンによれば、日本にいるとドバイから連絡があったが、Linkedinの活動はストップしている。再雇用の道は閉ざされたままのようだ。反対に、ハッサンは要領よくやっているね。同じエジプト人でもかなり性格が違うね。

そんなことまで、Linkedinで分かってしまうのは気を付けたいね。雇用は、大ボスの一声で決まるのが理想的だ。僕はいままでそういう人脈で雇用されてきた。今思えば、運がいいのだろうね。そういう意思決定ができる大ボスは、なかなかLinkedinでは出会えないね。

2013年7月14日日曜日

1712:Wesley Snipes

辺境州州都の最初の日曜日。

朝7時半ごろに教会の鐘の音が聞こえたので、まさかと思ったが、木立を越えたホテルのお隣はカテドラルだった。

朝ごはんを食べて部屋に戻るとすでにごミサは始まっていた。うちの奥さんにメールしている時には、すでにミサも中程。そろそろ終わるころだ。

アフリカではカトリックが主流でどこに行っても教会はあるが、休日の足がないために今まで一度もミサには行っていない。ケニア、レソト、マラウイ、ガーナ、そして当地でもそう。来週の日曜もこの州都だから来週は行ってみよう。

さて、主題。Wesley Snipesは90年代からのおなじみのアクション俳優。昨日は連続して彼の主演作をやっていた。存在感のある黒人だ。脱線だが、あるクライアントの方が彼によく似ている。日本人の方が黒人に似ているというのも変だが、風貌といい目線といいそっくり。クライアントの方なので名前は伏せる。南米のある国でお世話になった。

彼の主演作はかなり多いので駄作も結構ある。昨日見た、Passenger 57(1992年)もそう。途中で止めた。面白いのは、Snipesが劇中何気に読んでいるのが、The Art of War、所謂、兵法だね。8年後、彼の主演作の題名が、The Art of War。よほど思い入れがあるようだ。

彼は脱税で監獄に入っていたが、どうしたかな。もう出獄したのだろうか。

さらに脱線だが、昨日見たパールハーバーの最初の場面で、平和そのもののホノルルに来た水兵が、サーフィンの入門書を読んでいたが、あのころはまだ、

波乗り(Wave Riding)

と言っていて、サーフィンという命名は戦後のようだ。

下らないことが気になってしまう、コンサルの癖でした。好奇心がないとコンサルが務まらない因果な商売でもある。

1711:sem título (untitled)

夜8時。そろそろ宿題の作業は閉店。

映画のいいのが出てくるのが楽しみ。

夜になって3Gの調子が少し良くなってきた。でも辺境地ですね。同業者の人は3Gも別の会社のものを使っているそうだ。この辺は別の会社の勢力範囲だそうだ。

まだ兎に角、何とかなっているので別の会社の3Gは買っていない。彼らはここに常駐しているからね。

午後にちょっとだけ「パールハーバー」を見たが、アメリカ海兵隊が真珠湾攻撃の後、1942年に東京を空爆したようだ。その時の成果まで映画で扱っていた。やはり、真珠湾攻撃で終わりじゃ、さすがにアメリカ人は面白くない。

日系人俳優のマコが山本五十六というのも変な感じだ。彼はもう亡くなっているね。ハワイという映画でデビューしたのはもうずいぶん昔のことだ。

さて、映画が始まった。

2013年7月13日土曜日

1710:Wi-Fi no lobby

辺境の州都での最初の土曜日。

朝から部屋での3Gの接続が不調。諦めて、ロビーでのWIFIで書いている。辺境地だけあって、部屋でのWIFIは設置なし。

なんか、一昨年のガーナのホテルを思い出す。ガーナはさすがに首都ではどこのホテルも部屋でのWIFIが使えるが時々ダメでロービーで調査団各位がやっている。あの時はみなさんほとんだ大学の先生だから毎日メールチェックが必要だったようだ。あの案件も順調に行っていると国連大学の専門家に先週聞いた。

さてと、仕事に戻りますか。

1709:memória esquecível

広いホテルの部屋は音響効果があるのか、テレビの映画の音も劇場のようだ。

さて、本題。

映画を見ながら、パソコンのフォルダーの整理をしていた。データの空き領域が少なくなったためだ。

過去に戻れば、10年前はCDROMに大事なファイルを移していた。6年前は、2ギガバイトのUSBに移し、4年前は、ほとんど記憶がないほど簡単に自分のパソコンに移したと思う。

折角大事に移したファイルだが、ほとんど参考になっていないのが不思議だ。会社が変わり、仕事も多少変わるとはいえ、過去に大事に保管していた情報も遺物なんだね。

忘れられない記憶という言い方をするが、この場合は、

忘れてもいい「メモリー」だ。

今のパソコンも過去の膨大な作業ファイルを保管していたが、もう見ることもないので、60ギガバイトの容量を持つSDに先ほど移した。消去するのはちょっとね。

皮肉なことに、今でも大事にしているファイルは、過去に応札して受注した案件のTORだけ。この情報は案件応札の類似案件の説明用には欠かせない。過去の受注案件の概要は詳細記憶していないから、TORは非常に大事なのだ。類似案件の説明如何で合否が決まることもある。

さてと次の映画をじっくり見よう。


2013年7月12日金曜日

1708:Lucy Liu as toy shop girl

昨日ホテルでテレビを見ていたら、ムービーアクションチャンネルでクリント・イーストウッドが出ていた。今日も出ていたので、アクションテレビ恒例の特定の俳優に焦点を当てたシリーズが始まったかもしれない。

当地移動日の深夜から早朝再度見た「Get the Gringo」でも主演のメル・ギブソンがイーストウッドの物まねしていたね。脱線だが、2度目で話がよくわかった。途中から見たので解せないところが多々あり、2度目で納得。兎に角、殺しの場面がリアル。残酷映画が特に好きというわけではないが、やはりリアルさがないといけないね。脱線終了。

当地のこのホテルでは、海外のニュースチャンネルが見られない。唯一、アクションチャンネルがあるだけ。あとはスポーツ専門で興味なし。

1999年のクリント・イーストウッド主演作は、「True Crime」。ダーティー・ハリー的だが、飲んだくれの新聞記者。確か以前見たことがある映画だ。映画の内容はともかくとして、面白い女優を発見。

チャーリーズエンジェルでおなじみのLucy Liu。

99年ごろまではチョイ役だったようで、上記作品でも、おもちゃ店の売り子の役。映画の最後の場面でイーストウッドとの会話があって、それだけ。たぶんそれ以前にも会話があったのだろうが、それは見ていない。

2000年ごろにチャーリーズ・エンジェルに抜擢されているから、チョイ役としては最後だね。

コンサルはいつまで経ってもチョイ役。だが、一番面白い仕事だね。名前は知られなくて良い。

1707:Chambo

昨日の夜は、風邪気味でいまいち調子は悪かったが、首都の同僚のザビエル氏が偶然当地に来るので、夕飯を一緒にと約束していたので断れなかった。

彼の宿泊するホテルは、僕のホテルの3分の1の値段。レストランがあるので、そこで夕飯となった。

メインは、湖で取れる有名な魚、「Chambo」。

隣国でも同じ呼び方だ。国は別々だが、同じ言語を共有している。

Chamboは、隣国でも2年前に湖岸のホテルでいただいた。直線距離で湖の対岸まで300キロほどか。

魚料理は、久々だ。今まではとにかく肉ばかり、今回はグリルで頂いた。添えてある野菜も隣国と一緒。いいね。風邪気味なのに、ビールをちょっと飲みすぎて、朝は頭痛。バファリンで治す。

オフィスで、日本の調査団事務所からコーヒーとクッキーを頂き、朝ごはん代わり。

州政府の2人の職員も英語ができるし、キックオフ会議も順調に終了。これから2週間の工程もほぼ決まった。

本格的な作業は来週からだ。



1706:chegada à região norte

この国で最も辺境の地にやってきた。忘れ去られた州とも聞く。

今は、日本の援助でいろんなセクター支援が実施されているが、やはり道路の整備が急務だ。2年ぶりに隣国と同じような赤茶けた風土と悪路を経験した。

やはり、気温は昼間でも15,6度。皆さん防寒具を着ている。

ホテルは、全国展開しているホテルで、部屋が広すぎ。和室だと、6人分の布団を引けそうだし、こういう感じの宿舎の部屋を思い出す。それは、インドネシアの豪邸を宿舎として借り上げ住んでいたころは、こういうひろーーいへやで、床がタイル張り。

ゴルフの練習もできるほどで、ある先輩は毎晩練習。カタン、コトン、と音を鳴らしていたね。あの方は地質屋さんだったが、40代後半でガンで亡くなった。遠い記憶だな。

今日の朝は寝不足。飛行機ではずっと寝ていた。途中別の州都でトランジット。この辺まででもかなり丘陵地帯に入る。さらに北に向かう。

ホテルで昼食。ビーフステーキの味がいい。やはり、産地に近いからか。

さて、風邪気味でもあり、寝不足でもあり、今日はテレビは見ないで寝ますかね。

2013年7月11日木曜日

1705:o consumo de cerveja na província de Saitama

日本のニュースで、県別のビール消費量のランキングがあった。

当然、大都市がある東京、大阪などでの消費量がダントツ高い。

ところで、ワースト1、3位は奈良、埼玉だそうだ。

いずれも隣接する大都市で消費している傾向があるほか、奈良は新し物好きでミーハーな県民性であるがゆえに、飲み飽きたビールよりもフルーツカクテルやスパークリングワインなど流行のお酒を好むようだと分析されている

また、埼玉は人口当たりの飲食店数が全国45位と最低水準で、飲みに行きたくても店が少ないという現状があり、ビールに限らずアルコールの消費量は少なめという結果だそうで、それに加えて、教育費1位、習い事費1位、旅行費2位、スポーツの年間行動者率2位と、飲酒以外にお金を使う埼玉県民の特徴がこの結果につながっていると思われるそうだ。

なるほどねえ、埼玉県の教育費や習い事費が全国1位ですか。人口一人当たりでは当然飲食店の数は少ないね。分かる。

だが、教育費や習い事費が全国1位とは信じられない。

昨日書いた、アメリカの気取った都市のランキングでは、ワーストの都市は書いていなかったね。やはりワーストも知りたいところだ。

日テレの県民ショーが懐かしい。

1704:final de embalagem

明日の移動はまた早朝である。4時半起きとなる。

先ほど宿題を終えてクライアントに送付した。ネットの事情が悪いので送れるかどうか冷や冷やもの。速度は遅くても何とかなった。その前に、大量のソフトのダウンロードの必要性があったが、それも何とかクリアーした。

パッキングも終わり、朝起きて空港に行くだけだ。ホテルでの朝食は無しで、飛行機内での軽食で我慢しよう。3時間以上かかる見込みだ。ホテルでチェックインして、午後は州のある会議に参加予定。ポ語だから会議の内容は、パラグアイ出身の日系の方にあとで聞こう。彼もなかなか好人物で、いいね。南米出身らしい日系2世だ。

現地で2週間ほど彼の調査団にお世話になる。というか、彼らの調査方法や戦略も聴取しなくてはいけないから、雑談では終わらない。ちょっと厳しい質問もしなくてはいけない。

2年ぶりに隣国の国境付近に行くことになる。湖の両岸で領土が分かれる。湖の名称は当然両国で違う。もう1か国が湖の北部にあるが、その国はこの湖を何と呼んでいるかは不明。

標高が高いので、寒さ対策が必要だ。

さて、そろそろ寝ようかね。あるいは4時半まで起きてるとかね。

2013年7月10日水曜日

1703:cidade pareciam arrogantes e queriam nos EUA

CNNニュースで面白いランキングを発見。気取っている都市の調査結果。35の大都市圏を対象としている。

たぶんサンフランシスコが第1位だと思っていたが、当たり。以下に10位までを示す。

1位:サンフランシスコ
2位:ニューヨーク
3位:ボストン
4位:ミネアポリス・セントポール
5位:サンタフェとシアトル
7位:シカゴ
8位:ロードアイランド州プロビンス
9位:ワシントンDC
10位:サウスキャロライナ州チャールストン

「お高くとまっている」との評判
住民のしゃれた服装
高級品の買い物の有無
住民のハンサムぶりや美人の度合い
流行に乗った食べ物の移動屋台
インテリ向けの古典音楽や演劇の提供

などを基準に作成したそうだ。

また、

先端技術の吸収程度
職人気質を醸し出すコーヒー店の数
コーヒーカップを間違ったゴミ箱に入れた場合、非難めいた視線が向けられるような高い環境保護意識の有無

も参考にしたそうだ。


僕は、アメリカ好きだが、意外と各都市には行っていない。観光が目的じゃないからね。

サンフランシスコの第1位は、頷ける。グルメ志向では最高の都市だから。ベイエリア全体が醸し出す上品さは格別だね。

今は、テレビでしか見られないアメリカ文化、好きだねえ。LAの殺伐さもいいけどね。

1702:internet instável

昨日から電話会社の3Gが不安定でついに接続不可能。契約条件は、3Gバイト使用か1か月使用のいずれかで切れる。南米パラグアイも同じような契約だったが、キッカリ1か月で切れたから管理ができた。

ここはやはりアフリカ。1か月以内で、且つ3Gバイト以内でも切れる。英語の通じる国なら交渉するがポ語では勝てない。しょうがないな、で済ませる。これがアフリカだ。

明日から地方の最僻地の州に行くので、ネット接続は確実にしないとまずい。ホテルがいいところだからWIFIは常設していると思うが、オフィスでは3Gに頼らざるを得ない。

久々、古巣の同期入社の奴からメールが届いた。僕の方が先に出したが、レスポンスは悪いね。他意はないんでしょうが、メールのレスポンスは5分以内と僕は決めている。まずは、取り急ぎの返信。これがコンサルにはビジネス上大事。いくら忙しくてもメールへの返信ぐらい数分で済む。要は、返信したくない心理が働いている場合もある。

他にも知り合いにメールを数通出しているが、全く返信なしの方が結構多い。1か月もしてから返信する人もいるから、すべてとは言わないが、現状を知らせる自信がない人もいる。会社の立場が変わってもいいじゃない、と思うが、プライドがみなさんありますからねえ。

サラリーマンを辞めてもう4年以上過ぎているので、社会的な立場はもういらないし、社内と言ってもみなさん同じ立場、上司もいないし、部下もいない。こういうのって昔から理想だった。

今は、各国を次々に周りながら、多くの政府職員や民間人と愉快に仕事をしている。

コンサルって、サラリーマンじゃないことをしみじみ思う今日この頃である。

1701:noodle na sopa

当地も意外と涼しく、風邪を引きやすい。最高気温が26度ぐらいか。夜はたぶん14度くらいに下がる。猛暑の日本とは大違いだ。

首都での昼食は中華と決めていて、この2か月はずっと2種の焼きそば。時々、野菜炒め、春巻きなどを追加で頼む。ボーイも僕が来ると当然海鮮焼きそばと決めてかかる。

今日は昨日日本人が食べていたラーメンを頼んだ。牛肉入り。トルコのアンカラで以前あった中華屋を思い出す。ただ、麺が頂けないし、スープも淡泊。

もう焼きそばに戻ることに決めた。チャーハンも量が多すぎでトライできない。

明後日、移動なので明日は宿題を片付ける必要がある。出来上がるまで寝ない覚悟。どうせ4時半に起きないといけない。

移動は飛行機だが、途中別の州都を経由する。経由しないと採算が取れないと思う。北部地域で隣国の湖に面している。小さな州都らしい。

現地では、先に行っているザビエルさんと食事する約束をしている。彼はアフリカ開銀のコンサルだが、クライアントのオフィスに常駐している。いろんな雑談ができる人で助かっている。親切だね。

北部州はどうも寒いらしい。MITの生協から届いたウィンドブレイカーが役立つね。軽くて、寒さを凌げ、デザインがいい。隣国での冬も着ていて、大丈夫だったから、こちらの国でもOKだろう。

3Gの調子がまたおかしい。オフィスでは、面倒くさかったクライアントの社内LANを使い始めた。もうアフリカのオフィスでも使ってるが、速度も問題ないしタダ。時代の流れを感じる。

96年にレソトにいたが、SMECのイラン人技師はインターネットでソフトを近くの大学のコンピューターでダウンロードしていたね。ウィンドウ95が出始めたころ。まだコンサル会社でも現場レベルではインターネットは使われていなかったのだ。96年インドネシアに行ったとき、初めてネットカフェで使ったのが最初かな。あのパソコンおたくの小松氏はどうしていますかね。92年当時、彼でもまだインターネットは知らなかったからね。

BBCはまだエジプトの混乱がトップニュースだね。58歳の東電・吉田さんが亡くなったようだね。僕と同じ年とは思えないほど年取って見えるね。心労というのも死を早めた理由でしょうね。

2013年7月9日火曜日

1700:Blue, red or yellow?

今回の投稿で、1700回を向えた。途中ちょっと削除した投稿もあるが、2008年11月ぐらいから始めたブログも回数としてはかなりになる。自分でも書いた内容をほとんど忘れているが、時々思いがけない検索で過去の投稿の内容を見てびっくりすることもある。いいこと悪いこと。

4年半で1700回だから、ちょうど1日1回程度になる。概ね、持続的に推移しているようだ。子供の時から読書や日記はあまりしない劣等生。54歳から始めたブログも良く続いている。自分でも感心する。たぶんこれからも続けられると思う、仕事がある限りは。

さて、日ごろ資料分析などでマーカーを使用するが、大体は黄色。目立つしね。いろんな色で工夫するのもいいが、何か真面目な受験生みたいだし、面倒になり、結局、黄色一色が減っていく。

今回の調査では、州職員との質疑応答があり、120項目について合同で議論し、最終回答(自己評価)を得る。5段階評価だと面倒くさいので、3段階評価で単純化した。

議論が激しくなると、難しい質問項目の判定が分かれる。青(GOOD)、赤(POOR)、黄色(FAIR)のマーカーで結果をつけるが、議論の過程で参加者が個々にマーカーを示していく。非常に単純だが、効果的だ。

青だが、条件アリ。コメント記入。
青、赤は地域で分かれるが、総合的には、黄色。
主要プロジェクト実施前は、赤だったが、事業実施後、青。プロジェクト名記入。

事前に詳細な項目を設定する必要はある。これがいわゆるPCMとは違う。PCMだと、議論参加者が事前の準備なしに課題や改善など項目を上げて、ペタンコ、ペタンコボードに張っていくが、これでは真の問題点に迫れない。僕はPCMは住民など素人集団にはいいが、州職員レベルには常々不適だと思っている。

課題を反映した質問項目がしっかり設定され、項目間の関連性が浮き彫りになるような項目設定作業が必要だ。PCMは単なるデモンストレーションで終わる可能性があるので僕は使わない。

1699:Mutton Rogan Josh

このホテルのいいところは、毎日ミネラルウオーターがタダでついてくるが、1.5リットルだ。これはかなり珍しい。一泊117ドルだから当然と思うが、他のホテルで1.5リットルのミネラルウォーターが付くのはまず無いことだ。これは褒める。

名前がいいね。

Crystalina

ビールのManicaもいい名前だし、ラテン系の名前は心地よいね。うちの長女も偶然ラテン系の名前と一致。

ここの国の水は、軟水で胃腸にいい。トルコではすべて硬水だから、石灰で胃をこわすことが多い。

さて、今日はまたインド料理。やはりマトンのカレーは、

Mutton Rogan Joshに限る。カシミール地方のカレーらしい。

あばら肉の味はしゃぶって分かる。下記に、作り方を記す。日本に帰る9月下旬から10月に作ってみよう。お馴染みな、マルエツで食材を買おう。

Ingredients

  • 1 Kg mutton
  • 5 tbsp oil
  • 1 cup curd
  • 2 onion finely chopped
  • 2 tbsp ginger paste
  • 2 tbsp garlic paste
  • 1 1/2 tsp kashmiri red chilly powder
  • 1 tsp garam masala powder
  • 1 tsp ginger powder(Dry sonth)
  • 2 tbsp Coriender powder
  • 1/2 tsp turmeric powder
  • 1tsp cumin powder
  • 1tsp black pepper corns
  • 12 cloves
  • 8 green cardamom
  • 5 stickds of cinnamon
  • few threads of mace
  • 2 tbsp white cream
  • Salt
  • Chopped coriender to garnish

Directions

  1. In a bowl mix mutton with curd and little salt, and keep aside.
  2. Heat oil in a pan and put whole garam masala, when they start to crackle, put chopped onions anf fry till golden brown.
  3. Add ginger-garlic paste and fry again for two minutes.
  4. Add all the masala powder and fry till oil comes up.
  5. Now add mutton with marinade and stir fry on a high flame for 2 minutes.
  6. Now add water and  lttle salt and cook with closed lid till meat is tender and gravy is medium thick in consistancy.
  7. Keep in mind that, we have already put salt while marinating the mutton, so adjust the seasoning accordingly.
  8. Now add cream and stir well and cook for another 3 minutes.
  9. Garnish with chopped coriender.
  10. Serve with Rice, pulao or roti if you like.

マルエツでは、カレー用の香辛料は限られるね。カレー粉も結構あるからミックスして何とかすか。マトンは、大宮駅近くの食材店しかないか。Gardenとかね。

ガーリック・バター・ナンもいいんだようねえ、ここは。

2013年7月7日日曜日

1698:Dell, Facom and DynaBook

6年前の07年から個人用のノートパソコンを使い始めた。それまでは、ずっと会社のパソコンをそのまま海外で使っていた。

07年から2年間:DELL

09年から2年間:FACOM

11年から現在:DynaBook

すべてA4サイズのノートパソコンで通販。DELLは2年で液晶が壊れた。FACOMはハードディスクが不調になり、別途キーボードも2個壊れた。見た目2社とも弱弱しい作りだった。

やっぱ、頑丈なDynaBookがいいなと、今の「R731」を2年前に購入し、パラグアイ出張から今まで使っている。

確かに東芝さんのDynaBookはいいね。故障は全くなし。ただ、汗っかきのためか、表面のプラスティックがちょっと剥げてきた。先日、アタッシュケースに入れたまま落としたが、それでも何の異常もない。パソコンも2,3年経つと壊れる運命があると都市伝説的には思っているが、東芝さんのお蔭でまだ使える。

ただ、消費者心理で2年も使っていると新型が欲しくなる。ちょっと調べたらもう「R732」が出てるね。お値段も手ごろ。

出張時には壊れてほしくないが、そろそろ新型に変えて、これは自宅に置いておく手もあるね。

海外のパソコン使用は、結構厳しい環境下(不安定な電源、温度、湿気など)での作業もあるし、移動が多い為衝撃のチャンスもある。DynaBookの頑丈性には高い評価を与えていいと思う。これからは絶対にDynaBookしか買わないことに決めている。

1697:japonês no hotel

首都は意外と涼しい毎日が続いている。日本の夏とは真逆。

今日は朝4時ごろ一度起きてしまったが、メールして、二度寝したら8時になってしまった。慌ててバスタブに入りさっぱり。朝食後洗濯して、今は9時半。

BBCでは、SF空港のアシアナ機事故をやっていた。大事故だが死亡者が2名。アシアナは中央アジア出張の際何度か利用した。サービスも良く快適だった記憶がある。

以前、このホテルで日本の調査団の一人に盗難があり、ホテルにクレームして全員他のホテルに移ったと聞いていたが、なぜ盗難が発生したかだんだんわかってきた。

あくまで僕の推測だが、部屋に出入りする従業員の数が多い。掃除、タオルの交換、インスタントコーヒーや紅茶の補給、それらの確認など、少なくとも1日3,4人がマスターキーで出入りする。

これでは盗難が発生するリスクは高い。日本人はこの手の盗難に慣れていないので、部屋の金庫の安全性を信じたり、パソコンやその他の機器を出しっぱなしで外出したりする。だから、格好の餌食となりうる。

さて、この数日、ホテルや隣のインド料理レストランで、連日日本人に遭遇。調査団なんでしょうね、きっと。昨日は3人だったかな。隣国の時は、調査団や専門家の派遣状況は安全情報として共有していたから具体的な案件が分かったが、今回はそういう情報は全くないので何もわからない。ところ変わればだね。

1696:kaburga

主題は、トルコ語で「あばら」を意味する。

羊の肉でもいろいろあり、僕が好きなのはミンチのアダナケバブとこのカブルガだ。

韓国料理でも骨付きカルビがうまいのと同じ。

特に、アダナのレストラン「アダナソフラシ」が最高で、アンカラではその支店で頂ける。ネジャーティ通りにある。まあ、知っている人はかなり通だね。

さて、今日のインド料理は、マトンのカレーだが、カレールーが少なく肉が多いのを頼んだ。結論から言えば、今まで食べていたマトンの骨付き、トルコ風に言えばカブルガ、の方がお肉がおいしいことが分かった。次は、カブルガのダブルでいこう。本当は、ラムチョップが欲しいがないんですね。

食事も終わりのころ、日本人が数人入ってきた。やはり隣のホテルに滞在だろうね。

食事の前は、うちの奥さんとスカイプ。日本時間は、深夜1時半。おねむのご様子なので、ちょっとだけ。彼女も朝から忙しかったのだ。感謝だね。いろいろな課題に毎日取り組んでいる。僕なんか、海外の仕事だけに集中しているだけだから、頭が下がる。

8時前、今日はどんな映画があるか楽しみだ。朝方、トータルリコールをやっていたが途中からだったので見るのは止めた。

iyi geceler(トルコ語で、おやすみなさい)


2013年7月6日土曜日

1695:final de lavanderia

3Gの状況は悪いままだ。ホテルのWIFIはやっと回復した。

作業もやりにくいので、お洗濯を開始し、やっと終了。とは言え、まだ残っているけど、明日だね。洗濯するとなぜかいい考えが浮かぶ。

こういう単調な作業も好きだ。無心になれるから。

最後の州のホテルにメールを送り予約申し込みをした。さて一泊いくらでしょうか?前州は、175ドル。次が125ドルで、次の次は100ドル未満。

最終の州のウェブを見たが、かなりお高いようだ。何しろ南アやタンザニアからも国際線が入るくらい有名なリゾート。300ドルは下らないと思う。もしそうなら、この32年間の海外出張では最高額になるね。まあいっか、と諦める。

トランクの重量も最初成田では30キロを超えていたが、消費するものもあり、だんだんと減ってきた。最後の計量では20キロちょっと。重たい文書はエディーバウアーのデーパックに入れたりして工夫はしている。

日清のカップヌードルのリフィルもかなり減ってきた。あと2か月3週間はもたないと思うけど、後しばらくはうまみ成分を楽しめる。日本の味は微妙でいいね。昨日久々中華で焼きそばを頂いたが、醤油の風味も懐かしく感じた。中華屋ももう常連だから、にっこり挨拶してくれる。

ホテルや隣のインド料理屋で、一昨日あたりから日本人を見かける。大学の先生らしい会話を聞いた。ここもアフリカ支援のホットスポットだから、調査案件はかなり多い。

新規案件を作る余裕はまだありそうだ。ハッサン君は無事に日本のコンサルとJV組めたかな?

1694:Fifty eight years of ignorance

58歳になっても知らないことの多さに驚きを感じる。

子供のころから好奇心は旺盛だったが、散漫で漠然としていて、発散はするが収束することは稀であった。

学校のお勉強は嫌いだったし、本格的な学問的研究は会社に入ってからだと思う。こうしてコンサルタントとして従事し、それなりの報酬も頂いているが、満足できる成果もまだまだだ。

すでに60歳にあと1年半という時期になっても、知らないことがあまりにも多すぎる。

水に係る業務の内容もどんどん変化し、赴任する国も様々。この国で、仕事で行った国も25か国目。

去年からは、西語や葡語の世界に突入し、英語の力量が無力という状況もある。

一生勉強だ、と主張し続けていても、実際は自分でも大変なのだ。

ある意味、図々しさで乗り切ってきている。それと論理性かな。

人様の無知を批判する場合でない。自分の無知と戦う、そういう認識だが、これがなかなか難しいね。

という、反省をして、作業に入ろう。

1693:Detect, investigate and engage

首都に戻って最初の土曜日。

ここのホテルも定宿化したね。落ち着く。バスタブのお湯も出がよく朝夕入っている。17ドル高い価値がある。

昨日は、ホテルのWIFIと私用の3Gの同時的に不調があって、自宅との連絡が若干途切れた。メール、スカイプ、そしてブログが連絡の手段だが、ネットが使えないと全滅だからちょっと心配をかけた。昔は数週間音信不通もありだったが、今は常時連絡可能だから、連絡が半日途切れると不安にさせちゃうね。

前回、太平洋州のある国に行ったけれど、一緒だった環境屋さん曰く、出張中は一切奥さんと連絡なしだそうだ。彼も同世代だが、夫婦にもいろいろあるようだ。

さて、主題。

このホテルでは、ローカルは除いて、海外の番組は4つ。

BBC
TVC1(映画専用)
National Geographic
DSTV Movie Action(映画専用)

前州からNational Geographicを見ているが、特にニューヨークのJFK空港の麻薬密輸担当官のシリーズが面白い。実にリアルなドキュメンタリー。年間4600万人がJFK空港で入国するだけあって、様々な麻薬の不法所持者が検挙される。尋問も生々しいしね。

昨日夜見たのは、アメリカ海軍の高速・沿海域戦闘艦の最新機器の実習のドキュメンタリー。ここまで見せていいのと言うぐらい迫力がある。

USS Freedom
USS Independence

機雷除去の作業は、

Detect, investigate and engage

だそうだ。

コンサルの課題解決プロセスも、同じようなものだね。今は、detectが終わってInvestigateの途中段階だ。

2013年7月5日金曜日

1692:pobre Consultores Pacífico

首都に戻って初日。

職場の皆さんが歓迎してくれる。正直うれしいね。もう彼らとのお付き合いも2か月になるか。

今日も部長の誕生日の前祝い。偶々祝日なので今日金曜に部長には知られずに準備したようだ。こういう社内の誕生日パーティーはいいね。南米パラグアイでもあったし、スペイン文化の影響を受けた比国でもあった。

日本はさすがにないね。

今日は部長ということで、シャンペンから始まった。なかなかいい雰囲気の職場だね。結構歳のいった人もいるし、定年後に嘱託で雇用された旧宗主国人もいる。白人と黒人が仲良く話している。こういう職場も南アぐらいなんでしょうか。

南アというか、レソトでは、コンサルの職場だが毎週金曜日は午後終了前に団内でパーティーが合ったね。

さて、日本からいろいろニュースが飛び込んでくる。大方くだらないニュース。日本工営がモンゴルで鉄道の大型案件を受注したとのニュースもあった。

こういうニュースを見ると、鉄道セクターでは日本を代表としていたコンサルだったPCIの廃業が残念だね。元社員もそう感じるだろう。一部は日本工営に移籍し、今の日本工営鉄道事業部が形成されている。責任者は鉄道には全く専門性を持っていない。

部門幹部を2人知っているが、昔から下品でお調子者で実力は全くない。それに早稲田の土木だから英語もできない土方。早稲田の土木って中途半端な人が多いね。まあ偏見だが、結構当っている。

元PCIの人たちが部下として働いている。さぞ悔しいだろうね、素人幹部の下で働くのは。

僕自身、鉄道計画を大学院で専門としていたが、PCIの内定を断ったことは前に書いた。今は水屋さんだ。

管理部門では専門性はあんまり要らないとは思うが、専門性と長い経験を持った方が専門性のない上司の下で働く厳しさは僕も2社で経験済み。

PCKKさんが海外にも出て来てるし、以前のPCIのようになってほしいものだ。無理かな?!

2013年7月4日木曜日

1691:chegada segura

若干遅れたが、無事に首都に着いた。やはり首都は大都会。いいねえ。都会っ子だから、地方もいいけどやはり大都会大好き。

飛行場からホテルまで結構混んでいたが、熟練運ちゃんの腕は確かだ。車はポンコツカローラだが、運転技能は最高だ。

部屋は前と同じでバスタブ付。ちょっと高めの部屋だが、ストレス解放にはいい。WIFIも強力。

まだ夕飯には早い。インド料理のマトンカレーに決めている。明日は中華だね。

BBCにも再会。ただし、アメリカテレビシリーズはもう見れない。来年だね。

とりあえず、洗濯開始。4段階方式で、4回に分けてする。洗剤はこの間買ってあるOMO。

さてとコーヒーでもいただきましょうか。

1690:abdômen

今日は2番目の州の調査の最終日。

無事終わった。最後の総括もスタッフ全員参加で協議。なかなか議論もいいじゃない。膨大な質問事項も答えが得た。午後は、UNICEFと協議。ここもOK。6年間もやっていると成果がでるね。日本の技プロは3年だから成果が出始めたころ終了する。UNICEFの持続性の定義もしっかり捉えている。詳しくは言えないが。

さて、最後の晩餐は、ホテルの食堂だ。今日は、後で述べるが、コミュニケーションのうまくいっていない日だね。ここの州職員とは上手くいったが。

ビールはLaurentinaのブラックを頼んだつもりだったが、なぜかピルスナーが出てきた。しょうがない、1本目はそれでいいや。2本目からダークにした。

前菜は、シュリンプのから揚げ。エンパナーダを頼んだつもりだったが、これも外れ。でも、シュリンプもうまかったのでまあいいかと諦める。パスタはボローニアを頼んだが、これがすごい量。半分だけ頂いた。

胃が小さくてねえ、と英語で言っても給仕係りのお姉さんには分からないので、ラテン語系の、

Abdomen

を使うと納得された。ポ語でも同じ。

実際、英語では3つあって、

Belly
Stomach
Abdomen

と難しくなる。Abdomenを知っている日本人は少ないね。でも、ラテン語系の人にとっては、Abdomenは普通の言葉。通じる。英語では医学用語に近い。でもフィリピン人でも知っている用語だね。日本人の英語力はかなり低いのだ。

さて、今日のコミュニケーションの不都合は、日本の調査団のこと。

次に行く州には、あるコンサルさんがプロジェクトを実施中。これまでの2州は日本人はいない。だから、事前の調整もなかった、しかし、成果は得られ、何の問題もなかった。

次は日本人がいるわけだし、少しは事前の調整をしてくれると期待していたが、すべて期待はずれ。たぶん若手なんでしょうが、すべて頓珍漢なメールが届く。本当に馬鹿なのか、本当は優秀で意地悪でとぼけているのかは、行ってみて分かるが、どうも前者のようだ。

最近のコンサル会社の状況はかなり貧弱だ。基本的なことを学んでいないね。期待した方が意地悪だったね。アフリカ人の方が、これはかなり失礼だが、よっぽどまともで優秀だ。

情報の分析もできないし、先を予想したアクションも取れない。恥というのも知らないらしい。

アメリカのTVドラマのNCISの上司と部下の関係がうらやましい限りだ。見てない人には分からないね。

今日は、ほとほと日本のコンサル会社社員のレベルの低さを痛感した。サラリーマンでなくて良かった。おバカな部下を引き連れて調査団長する心労ほどつらいものはない。



2013年7月3日水曜日

1689:restaurante lotado

5時起床と決めていたが、やはり6時起床になってしまう。ちょっと涼しいせいか、あるいは歳のせいか。あるいは、毎晩AXNを見てしまうためか。

さて、今日の朝のレストランで異変。

この2週間ほどこのホテルに滞在しているが、朝の食堂が満席になったことはなかった。今日は満席。黒人、白人取り混ぜて。観光客なのか?幸運なことに1席空いていたので座れたが。

ホテル業というのも水商売だ。平均してどれくらい部屋が埋まると商売になるのか。7割ぐらいでしょうかね。サービス業の一つだから、同じサービス業を営むコンサルとしては気になってしまう。旅行代理店もそうだね。

コンサルも競争激化で持続的な受注は簡単ではない。単価も下がる一方。海外生活が長ければ家庭への配慮も軽減される。因果な商売でもある。本人は海外で面白い仕事だと満足しているが、そこに至るまではいろんな苦難もある。

僕もできの悪いコンサルだが、もうこの稼業も32年。入社時が院卒の遅咲きの26歳だったかな。あれから32年で58歳。今年の10月で59歳。末席を汚す気持ちで来たからまだチンピラと思っているが、他人から見れば、順風満帆で生きているように見えるらしい。

さて、今日は総括だ。マックス3時間ぐらいで終わるだろう。質問事項がしっかりしているので、取りこぼしはないはずだ。160項目の質問に州職員がどう答えるかがポイント。前州では完璧な答えが返ってきた。今回も優秀な職員だからクリアーできるだろう。事前調査の表面的な質問票とはわけが違う。自画自賛だね。

朝のコーヒーはやっぱ首都のデルタコーヒーがいいね。明後日から飲める!







1688:crise do Egito

いよいよ明日でこの州での調査を終える。

明日は総括。州政府職員と共同で作成する。こちらの一方的な評価では、今後のまとめに支障が出る。州政府との合意で作成した事実確認が狙いだ。

さて、トルコの混乱があってどうなるかと心配していたら、今度はエジプトでの混乱が始まった。アルジャジーラ英語放送やFrance24もトップニュースだ。帰京したらBBCでフォローしたいね。

帰京したらヴィザ延長申請が待っている。たぶんうまく行くと思う。90日の延長なら再渡航する時に東京で申請する必要がないので助かる。パラグアイなんか、必要もないのに1年マルチだからすごい。ブラジルでは、トランジットなのに入国審査なしで外でタバコを吸った。同じラテン系公用語だからそういう点でこの国もいい加減かと思いきやそうでもない。内戦が続いたことが影響するのか。

今日は仕事の帰りにまたShopriteでお買い物。何でもあるからいいね。隣国の店と全く同じ構造だからどこに何があるかすぐ分かる。ガムを大量に買う。

明後日の帰京便は昼過ぎ。早朝や深夜の便は時間調整が難しいが、今回は予約できて幸いだった。

今日の会議で気付いたが、この州や郡、NGOの人たちは好奇心旺盛だ。僕の示した資料のコピーが欲しいとおっしゃる。CDがあるのでどうぞ、と提供した。前州ではそこまで仕事熱心ではなかった。こういう小さな違いが、結果的に大きな活動の違いに影響するという「仮説」を持っている。

そうそう、トルコでお世話になったMETUの名誉教授からメールが来て、9月日本に行くが、そのころ日本か?、と聞かれたが、残念ながらアフリカ滞在中と返事をした。トルコも16年ぶりに去年行ったが、もうしばらく行くこともないだろう。奥さんといずれは世界一周の旅でも出ようかね。貯金しようっと。

2013年7月2日火曜日

1687:01 de julho

5月12日にこの国に来てからもう1か月半を過ぎ、7月に入った。

あと2か月地方巡業を続け、9月にまとめに入る。

次の次に行く州都のホテルとやっと連絡が繋がり予約ができた。ただ、クレジットカードは使えないようで、銀行口座への入金になる。まあ何とかなるでしょう。

その州都には、首都から陸路で向かって戻るつもりだ。3時間程度の行程だからね。

今いる州での調査もあと2日で終了。予定通りに進んでいる。うまく行き過ぎているときは要注意だから、気は抜かないようにしよう。前州よりかなり管理も進んでいて、組織体制がしっかりしている。ヘッドとスタッフも中々いいね。機動力がある。

ただし、この州都の食生活はあまりよくないので、そろそろ首都の中華やインド料理が恋しくなってきた。何事もすべていいわけではない。

こういう各地域を周って、比較評価するっていいね。なかなかない案件だし、僕の好きな分野でもある。

さて、明日の準備でもするか。