2017年12月26日火曜日

2862:転職前の旅行

2月から6社目のドイツ系コンサルに入社するが、その前にうちの奥さんと海外旅行を明日からする。

36年間コンサルとして業務上の旅行は常だが、こうして妻との海外旅行は久々だ。子供たちももう大人だしね。

行き先のハワイも41年ぶり。

この時期の便はほとんど埋まっており、最後に残っているのは新千歳経由のハワイアン航空。

寒波でちょっと飛行機の便が心配だが、天気図を見る限り新千歳周辺は問題なさそうだ。

業務上の出張準備に慣れているので、観光の旅支度は簡単だねえ。

久々のアメリカ文化をエンジョイできそうだ。

2017年12月4日月曜日

2861:現地事情も良く分かってきた

ここ1週間ほどは、今度行く外資系コンサルの入社手続きや現地の住居探しだった。

外資系はさすがに国際色豊かな人材を入れるので、各国の事情を反映した書類になっている。インド、シンガポールなど各国の特徴があるね。面白い。

人事部から現地の住宅事情へのサポートがあり、早速不動産屋に問い合わせ。いろいろな物件を紹介してくれる。比較すると結構幅の広い賃貸物件があるね。出社までの1週間はホテル住まい。ホテル代は1泊3万円までオーケー。それならやはりシェラトンだよね。

車も必要かと思ったが、送迎用の車両がでるらしいので、買わなくて良くなった。36年間、コンサル業務で一切運転はしていないしね。むしろ安全だ。

後はなんだろ。アパートの備品かな。電気製品や机椅子、ベッドなど。。。レンタルで何とかなりそうだ。

外資系のいいところはまだある。報酬は年収ベースだが、残業や休日出社にも手当がでる。年齢には関係ないらしい。以前、独立行政法人にいたことがあるが、そこでも残業代がでた。結構な率だったので、月ベースで数十万だったかな。準公務員はいいよね。日本のコンサルは組合員から離れると残業代はなし、それでも年収は低いからね。

現地移動日まであと1か月半。のんびりしましょう。

2017年11月22日水曜日

2860:Adiós idiotas

なんて言って、組織を離れるのもいいねえ。。。

実際はそこまで言わないで、無言で去るかな。

さて、コンサル会社も5社目でしたが、それも3年でさようならになる。

組織って面白いね。ピンからキリまで経験したけど、それぞれにいいとこ悪いとこがある。経営者向きの人格ではないので、関係ないが、会社に入るその最初の日に大体分かってしまうのは面白い。

6社目が決定した。

具体は言えないが、コンサル人生36年で初めての外資系。

63歳で外資系の難関を突破したことになる。日本人にはあんまり評価されないが、意外と外人には評価される。

むかしむかし、日本工営の澄川さんが君は外人が好きだからね、と言っていた。だから国際機関の仕事が多いわけがないんですが、日本人はそういう言い方をするから実に笑える。

外資系の場合、求められる経験や知識が事細かに書いてある。それらを一つ一つ精査して、自己評価して提出した。これが決め手だったね。

日本工営の後輩たちにこういうことができるかねえ。たぶん無理。

英語も満足に使えないからねえ。。。

困ったものです。

まあ、しかし、自分自身の成長を自分で育てましょう。

しばらくは、日本のODAから離れることになる。

2017年10月31日火曜日

2859:公示案件の中止ですか?!

私もコンサルタントを36年やっています。昔は、会社の営業屋さんがクライアントから紙で公示案件情報を得たものです。

その後、ネットのホームページで簡単に誰でも見られるようになりました。ただ、予定案件は知らされず、突然案件がでることが普通だったようです。役務(今は単独型)では1週間でプロポを作成しないといけないので大変。しかし、それだけに、受注確率はよかったわけですね。準備不足の方も多くいたようですし、応札できず、再公示した案件も多かった。

この何年かで改善され、公示前に予定案件表が出されるようになり、さらにプロポ作成期間も倍に増えました

さて本題に。この夏頃から予定された案件が消えたり、コンサルの業務期間が不自然に短くなったしてきて、変だなあと感じており、先日はクライアントさんの出張費まで出せないようだとの噂がありました。

クライアントの予算不足?そんなの今まで聞いたことない。。。

そんなこんなでしたが、先週金曜日にいよいよ「公示案件の中止」が出されました。

これは会社で言えばアウト。

今年度もまだ10月末。11,12,1,2,3月と、まだ5ヶ月残っています。

このまま案件が半年凍結されると各コンサルさんも大変ですねえ。特に調査団案件は。

明日の公示も興味津々ですね。悪化するか、それと改善されるか。

おおよその予想では来年4月まで塩漬けというコメントが各コンサルさんから聞こえてきてます。

まだ未完成のプロポの作成を続けます。。。。

2017年10月17日火曜日

2858:2017年国際デザインファームランキング(ENR)

昨日、たまたま日本工営のサイトを見たら、新役員の写真があった。

普通、こういう会社の幹部の写真は欧米では普通だが、皆さん幹部らしい表情をしているよね。当たり前だけど。

工営の場合、それに準じて載せているけど、皆さん笑顔もなくしんみりしているお葬式みたいだね。

金井くんとか海外部門最高責任者も元気なさそう。これじゃ、国内コンサル第1位は毎年続くけど、世界的には万年50位程度かもね。幹部は座っちゃいけません。お年寄りみたいだ。

そういう訳で、今年の結果を見てみましょう。

1.1位から20位まで

下記にちょっと列記してみませう。

1位:WSP カナダ
2位:AECOM アメリカ
3位:ARCADIS オランダ
4位:JACOBS アメリカ
5位:WORLEYPARSONS 豪州
6位:DAR GROUP UAE
7位:STANTEC INC カナダ
8位:FLUOR CORP アメリカ
9位:FURGO NV オランダ
10位:WS ATKINS PLC 英国
11位:TECNICAS REUNIDAS スペイン
12位:CH2M アメリカ
13位:MOTT MACDONALD 英国
14位:ARUP 英国
15位:SWECO AB スウェーデン
16位:RAMBOLL GRUPPEN A/S デンマーク
17位:POWER CONSTRUCTION CORP OF CHINA 中国
18位:KBR アメリカ
19位:AMEC FOSTER WHEELER アメリカ
20位:SNC-LAVALIN INC カナダ

なるほど、数年ぶりに見たが、あんまり変わらない。しかし、よく見ると、UAEやスペイン、中国が20位に入っていますね。残念ながら、日本勢はもう入らないね。あとで紹介するが、50位前後をふらふらしてます。日本工営ね。

アメリカは当たり前ですが、カナダの健闘がわかります。英国もカナダと同じで3社入っています。それと全体的にM&Aが進んでいるね。ドイツも日本と同じでコンサルは低迷してます。

さて、次は日本勢のランキングです。

2.日本のコンサル順位

53位:日本工営(前年は65位)
68位:千代田化工(前年は61位)
122位:パデコ(前年は133位)
127位:NJS(前年は入らず)
128位:八千代エンジ(前年は132位)
139位:JGC CORP(前年は144位)
146位:長大(前年は141位)
180位:鹿島(前年は156位)
190位:パシコン(前年は入らず)
218位:住友三井建設(前年は188位)

さあ、どう見ますかね。数年前ではもうちょっと全体的に順位が上だった気がするが。。。

まあ、しかし、日本のコンサルを探すのは結構大変で、もう中国、韓国、インド、トルコなど外国勢の中に没落している。鹿島とか住友はエンジニアリング部門だけだね。千代田化工とかはプラント。

日本工営もイギリスのコンサル買収に失敗。成功したオランダのアルカディスは世界3位ですからビジネスとしてはかないません。工営が結果として合併したちっちゃなイギリスのコンサルは建築だけですから大躍進はしません。黒川紀章さんの会社も傘下に入れたけど、もうだめな会社でしょう。山田君も威勢よく代表になったけど2年で業績出ず交代。彼もどうしてますかね。小池さんと同じだね。残念。

225位までだと、中国勢の躍進が目立ちます。コンサル業界では、もう日本勢は衰退ですね。日本工営もODA対応だけしかできない人材ですから、世界と勝負するだけの人材はもういないし、これからも出てこないでしょうね。幹部の集合写真が明らかです。

日本で1位だなんてホームページに書くようでは、久保田豊さんも悲しんでいるでしょう。せめて20以内に入りましょう。他はもうだめですね。日本工営の一人勝ちです。パシコンさんも100年したら日本工営を抜けるかも。100年したらどちらもなくなるでしょうが。。。


2017年10月10日火曜日

2857:久々の英文CV作成

いやー、参りましたね。

金曜の夕刻にイギリスのコンサル会社からメールが入る。

アフリカのある案件の参加依頼。と言っても、CV提出依頼だ。調査団長ですね。結構興味ある案件。

直ぐにCVを送りたいところだが、英文ではない。

2005年、ADBの案件で作ったものはどこかに残っているのを思い出した。あれも団長候補。現地調査していいところまでいったとあとから聞いた。ADBに在籍したプロポ作成専門家と現場を回ったりして楽しかったね。2位だったが、ドイツのJVサブのちょんぼで失注したようだ。

05年の英文CVを17年までアップデートし、さっきイギリスに送った。どうなりますかね。あんまり期待してはいないけど、こういう依頼に対応できる即戦力を保持していないとね。

おかげで英文CVが最新になった。

JICAのCVとはひと味違うんですねえ、これが。まあ世銀でもそう。世銀の団長も01年に経験済み。いい経験でしたね。

さて今回はいかがでしょうか??

2017年9月27日水曜日

2856:プロポ第3号作成開始

第2号のプロポもほぼ完成間際。あと数日で終わるでしょう。

第3号の案件が今日出て、作成準備に入った。資料はほぼゲット。クライアントからの資料は通常メールでの対応だが、今回は直接紙でくれるとのこと。明日四ツ山で行きましょう。そんなに大量なんですかね。

まあいっか。帰りは直帰しましょう。

類似案件はいつも通り3案件。内水とか都市排水は、最近あんまり案件自体がないですね。僕自身、古い順で、

1990年頃:マレーシア・ペナン島

1994年頃:トルコ・イスタンブール

2000年頃:フィリピン・レガスピ市

それ以降は経験ないんですね。まあ都市排水案件はマニラとかバンコクとかであったでしょうね。ただし僕自身はなし。類似案件も新しい方がいいのですが、ないんじゃしょうがない。

古くてもしっかり類似性を書きましょう。

対象都市自体は以前行ったことがあり、数ヶ月滞在しているのでそれ自体は売りだね。

さて、明日は四ッ谷に行ってから前の会社に遊びに行きましょう。暇つぶしで。。。

2017年9月26日火曜日

2855:T室長もフリーズされたか!

9月ももう終わり。パラグアイから戻ってもう2ヶ月弱経った。

現地からビッグニュースが来た。通訳のTさんが予定通り男の子を出産。おめでたい話ですね。妊娠中も現場調査に来てくれて助かりました。さすがです。

別のニュースが大変。

相手国政府の新任室長であったTさんが飛ばされた模様。現地では、それをフリーズされたと言います。英語では、

freeze outという表現もありますね。

政治的なことが背景にあるようで、今年12月に大統領選挙があり、その影響だとか。。。

彼の貢献は、環境関連部の統合でありましたが、それを終えた瞬間に更迭。政治家は大変ですね。政府機関の幹部はいつも政治的な抗争に巻き込まれるわけね。

部課長に関しては影響なしの模様ですが、詳しい情報は総裁の顧問弁護士にメールを送って確かめるつもり。こういう内部情報提供者はいつも必要ですね。

さて、どういう答えが来ますかね。

興味津々であります。

2017年9月22日金曜日

2854:プロポ第2号の作成

今週、防災案件の2番目の案件公示が出たので今日あたりからプロポ作成開始だ。

今週は、法務局に行って実家の相続の相談。すでに必要な書類は揃ったので来週また行く。こういう法的な手続きはもうしないと思うけど、行政手続きには慣れましたねえ。いい勉強です。

さて、話は案件公示に戻そう。第2号は、アジアの果ての中央アジアですね。これまで一度も行っていない国です。トルコには移民で結構いるね。DSIのソイサル部長もそうでした。その国へはモスクワ経由で行くことが指定されている。エアロフロートですね。まだ乗ったことない。ちょっと不安。

まあ受注できなければ行けないけど。

第3号案件は、来週のスリランカ、そして4号は来月のイランだ。いずれも行ったことあるね。

全部失注ならまたいい案件が出るまで待ちですね。大型の調査団案件もそろそろ出てくるが、その案件参加の可能性はわからない。ある組織が単独で応札するらしく、他のコンサル2社もあきらめたらしい。そりゃそうですね。ある水道局の会社ですからね。ただし、対象国は英語の厳しい国。単独でできる国じゃない。コンサルの参加も考えた方が取ってから楽ですね。

こうして、取れた案件で行く国が決まるのも運命ですね。でも行くべき国に今まで行ってきたように思えます。いい仕事をさせていただきましたね。

フィリピン、アルメニア、スリランカ、イラン。。。

さて、どこに最初に行きますか、お楽しみということで。

2017年9月13日水曜日

2853:プロポ第1号の作成開始

今日からプロポ作成開始。

2ついい案件が出たが、防災案件にした。もう一方は水道案件だから競争相手が多そう。その現場に行ってはいるが、2年間で4回行くのかな。効率的だが、防災案件の方がまだいいかな。

受かる確率は。

競争は相手次第だから、油断はできないけど、まあこれも運がつきもの。

これがだめなら、来週も1件でてくる。まだ行ったことのない国。これも防災。

10月に入るとまたまた防災案件が出てくるねえ。

それと、月末にはアフリカの技プロ案件がでてくるので、協力できればいいかな。JVとか借り上げでね。

海外開発コンサルタントの仕事は掛け持ちできないので、どれだけ優秀でも案件参加したら、その業務期間中はほかの案件には応札できない仕組みになっている。だから惜しくも2位でもまたチャンスは巡ってくるのだ。

競争の激しい、というか専門家の数が特別多い、水道案件の場合は難しいのが現実。だから一つの専門では生きていけない。僕の場合は5つの専門で総括もできるし専門家でもいい。

水資源
河川砂防(防災)
給水
電力
流域管理

これで何とか生きてるねえ。。。

おもしろいことに、上の分野が順繰りに出てくるからいいね。時々全く受注できないことも偶にある。めげないでじっと我慢。11件連続で失注した同僚はついに辞めましたけど。

運があるかどうかも実力かな?

2017年9月12日火曜日

2852:TOEICを受ける

2008年秋だったか、ある入社試験のためにTOEFLを受けた。1985年やそれよりもっと古くは1980年ごろにも受けている。一方、TOEICは1981年に入社したときに受けて、さらに1997年頃受けたかな。2008年にはその点数が使えないことになってしまった。

英語力はすでに業務上は問題なかったので、入試とか試験のため以外は適当に受けてそれなりの点数でした。

この10年は、クライアントの判断で10年を超えると点数にならないということで、先週9年ぶりに受けた。TOEFLは受験料が高いのでTOEICにした。いわゆるlistening and readingだね。speaking and writingも何ヶ月前にも受けある基準を超えていたが、前者のほうを久々受けたのだった。

実質英語力は何十年も変わらないけど、クライアントの評価基準を満たさないと案件応札の総合点に影響するので仕方がない。

語学力は、100点のうち16点。クライアントの評価で何点取れているかは不明だが、期待値としては満点の16点だと推測している。資格も16点かな。

この前受けたspeaking and writingもそうだが、listening and readingも受けていて全然つまらないね。なんか国語の試験みたいだ。ばかばかしくなってくる。

TOEFLは受けていて心地よいのは私だけでしょうかね。TOEFLのほうが知的だし、実務者向きだね。TOEICは何というか変に意図的だし、現実性に乏しい。嘘つきには丁度いいかも。

結局、どちらでも同じような結果なんですが、参考書で点数を上げる努力というのは意味のないことだと思うね。それだけの人は実践では無能。使い物にならないのだ。

もっと大きな領域で力をつけないと実践では使えない英語力となる。

神学、哲学、歴史等々幅広い教養を英語で学べば、自ずと力はついてくると思う。

今回受けると10年間は受けなくていいが、10年後は73歳。

それまで案件応札を続けていますかねえ。微妙なお年ではある。

2017年9月11日月曜日

2851:9月も中旬へ

まだまだ暑い日が続いている。

案件も今週あたりから公示されつつある。

5件続きますかね。

アジア、アフリカ、太平洋、中央アジア。。。

常に競争相手がいますので、1位指名いただけるかは神のみぞ知る。

まあ大体案件の中身で競争相手は予想できますが、昨今は事前に出るコンサルが本格にもでられるので、意外な強敵がでてくる可能性も無視できません。

政策アドバイザーなど複雑系のほうが取りやすい傾向は僕にとってはありますね。

これまでの9年間でも、

アフリカ2件と南米3件の受注はそうでした。中身が難しければ難しいほどいいんですね。受注しやすい。

一方、水道案件は、やたらコンサルに水道専門家がいるし、無収水改善では無数の競争相手がいますから、案件の単純性に比べ受注率はかなり低い。

今回も2件水道関連の案件があるが、競争は激しいでしょうね。

それだから事前のプロポ対策や作成には力を入れる必要がでてくる。

僕の周りにも40代の人が3人いるが、単独型の受注経験者は一人もいない。落ちると恥ずかしいので、命令のない限り応札を続けない。情けないね。まあたぶんだめでしょうが。

という小生だって、年の問題もあり、いずれ取れなくなる日が来ますからね。これが最後だという気持ちで案件には臨んでいる。

2017年9月7日木曜日

2850:噂をすれば。。。

9月7日午後。雨模様の東京。

さて、先日日本工営の同期らで飲み会したが、その際出てきたのは同じ同期のY君の会社。

子会社として2年前に吸収。黒川記章さんが残した事務所だ。

2年たっても業績は上がらず、大変な状況だと聞いた。何しろ12人くらいの社員のうち4名ほどまた一挙に辞めたらしい。倒産したとき、すでに3分の1は逃げたそうだ。

そんな会社をよく引き受けたよねえ。誰の判断かは知らないが、Y君も黒川さんと一緒に仕事をしたから、その縁で仲介したのか。その上、社長になったわけだからね。

その判断が間違いだったかも。普通はそう考える。

新しい社長は銀行屋さんだ。経営の立て直しするか、あるいは潰す準備か。。。

Y君もどうするんでしょうね。本社に戻ってもねえ、居場所がない。

コンサルは、地位や名誉に狂ってはいけませんね。実直な仕事を粛々とするのがお似合いです。

2017年9月1日金曜日

2849:Oさんがいなくなった?!

9月1日。今日は気温もぐんと下がり通勤も快適だ。

久々、うちの奥さんと駅まで散歩。これまで暑いので、駅まで車で送ってもらっていた。秋から春の期間は富士山が見えるので大概はそうした散歩が常であった。

さて、オフィスに入ると、Oさんの机が整理されている。彼は去年の9月1日に中途で入社した方だ。農業の専門家で、この1年南米やアフリカの案件を無競争で取っていた。それ以降は、不調で11連敗。おとなしい人で上司の業務命令で「評価分析」を応札し続けていた。そばで見ていて、苦しい表情は見て取れた。大体、専門家がくだらない評価分析をやるようではお仕舞い。

彼もこれ以上耐えきれなかったのだろう。

僕はこの36年水セクターの専門家としてコンサル家業を続けているが、1回だけ評価分析を応札して受注したことがある。興味本位ね。まあ専門家にとって、評価分析はアルバイト的な仕事。現地に行かなくてもできる程度の雑用で、本来ならクライアントがすべきでコンサルに委託するような仕事ではない。たぶん政治的に誰かが非専門家をODAに参加できるように作ったものだ。日本以外に評価分析を専門とする国はない。僕も1回で止めた。京大の教授からはなんと先生と呼ばれましたね。

その評価分析もどんどん業務自体が減ってきている。以前は、事前、中間、終了時、事後と4段階あったが、今は中間と終了時がなくなり、事後もパッケージ化された。通常は事前だけ。それもねえ、いい加減なもので、専門性がないのにプロジェクトのデザインができるはずがない。非現実的な目標、内容、成果を設定しても全く意味がない。

僕自身、63歳になっても専門性の高い案件を取り続けているのは幸いだ。クライアントさんからの評価も高い。ラッキーですね。所属先はもう無関係。

Oさんもまともな会社に行って専門性のある仕事を続けてほしいですね。僕は個人芸が豊富だし、評価分析を受けろなんて言われても無視。先日は、上司のあほ加減を社長に抗議した。

その社長がわざわざ部にまで来て会議をしてくれた。部員はみんな驚いていましたね。

組織というのは人が勝負。特にコンサルはね。専門家を活かせないようでは破滅。評価分析しかできない部長というのも惨めなものですね。

いずれ古巣の会社に戻りましょうかね。サラリーマンコンサルの惨めさを痛感した朝でした。

2017年8月28日月曜日

2848:パ国から戻って早2週間

今日朝は気温もぐっと下がり、通勤も快調だ。

1年半続いた案件も終わり、2つの専門家の報告書も提出。すべて終わりました。

今後のフォローアップ協力の要請書と支援内容も一応まとめているが、1年後に支援するかはクライアントのご判断。関係部署も多いですからね。担当部だけの判断では進みません。

次回の案件待ち。

2週間後あたりから徐々に出てくる。

3件あって、いずれも数回現地調査に参加している。いい感じですね。やはり現地の関連案件経験はあればあるほどいい。それでも3件はあんまりないのが普通。

どうなりますか?

受かったところに行くのがコンサルの宿命ですね。

アフリカ南部

南太平洋

東南アジア

さて、どこかな?

2017年8月7日月曜日

2847:退職した同期のその後

パラグアイから帰国して早9日目。

兎に角東京の暑さは大変なものだね。明日はプロジェクト終了後の長期専門家の報告会に参加する。

さて、先日大学院同期の役員退職のことをちょっと書いたが、帰国後ちょっと気になって電話してみた。と言っても、彼のメールは会社退職の最終日に出されており、通常ならあるはずの今後の連絡先がまったく書いていない。

だから、大学院名簿から探せばいいが、それも無理。そんなハードコピーはどっかに紛れて探す気にもならない。彼の会社の後継者の取締役に電話しておしえてもらった。別途、東京都庁の建設局長になって今は定年した同期にも尋ねたが、とんちんかんな受け答えなんで無視。

自宅に電話してみると、奥さんがでられた。何でも実家に行ってお母さんの介護らしい。実家に電話したがつながらず。

数日後自宅に電話して、彼と話すことができた。いろんな事情が分かってきた。

1.ここ数年体調が良くなかったが、あと1年監査役を続ける状態じゃないので1年早く退職した。

2.実家のお母さんが認知症。徘徊もあり警察沙汰もあり、介護も大変らしい。

3.パソコンや携帯はまったく使っていない。

なるほど、健康面というより、精神的な問題のようだ。鬱病の傾向があるね。それで、退職のお知らせに連絡先が全く書かれていなかったのが分かった。

元気出して、という励ましも逆効果だし、のんびりご夫婦で過ごしてね、と言って切った。

サラリーマン人生の悲哀だねえ。定年後は奥さんと世界一周すると言っていたのにねえ。。。

2017年7月29日土曜日

2846:NYまできた

7月29日朝10時。

1年ぶりでしょうか、NYケネディー国際空港。ターミナル1。

冴えないターミナルでね、ゲートが5つかな。JALのラウンジもビジネスとファースト共有で、さらにエアフランスのものを使ってる。いまいちですね。

夏休みのせいか、日本人がいっぱい。ビジネスマンもいるかな。偉そうなおじいちゃんとかね。

あと1時間ほどで搭乗です。

ファーストクラスも2Aだからいいね。今日の食事とワインは何を頂きましょうか?

お楽しみです。

2845:サンパウロで一休み

アスンシオンからGOLで2時間。サンパウロ着。

ニューヨークまでのフライトは夜11時ごろ。まだ6時過ぎ。LATAMのラウンジで一休み。

中々感じはいいですね。対応、食べ物などまあまあですね。

パラグアイのチーパからブラジルのポンテケ―ジョに変わります。ワインの種類がすごい。僕は今は飲まないけど。

あと3時間経ったら、ターミナル2に移動。結構かかるんですね、30分くらいかな。

アスンシオンでは、プロジェクトの仲間が見送りに来てくれました。帰国するのが3人ですからね。日本人学校の同級生も見送りに。これはご家族がいる方ね。日本人学校も生徒が減少で大変らしい。今時は、小学校高学年になれば受験ですからね。勿論中学生も。だから単身赴任が多いようです。昔とは違いますね。

さて、また何かつまんで、のんびりしますか。

2017年7月28日金曜日

2844:いよいよ本日帰国

28日午前9時40分。

ホテルのチェックアウトは10時半予定。空港へは11時に。

午後便でよかったね。前回はパリ経由だったけど、サンパウロ行は6時20分。ホテルを4時前に出ました。

今回は通常の乗継だから良かった。サンパウロでは6時間の待ち。NYまではTAM。日本ではほとんど知られていませんね。

NYから成田までは行きと同じでファーストクラス。

また豪華な旅になりますね。200万円払う人もいるんですねえ。我ら貧乏人はアップグレードのみ可能です。NYのラウンジもビジネスしか知らないのでお楽しみ。羽田のラウンジはまあまあかな。機内食あるのにそこで食べる必要あるのでしょうか。

NYでは人気のバッグを買っていきましょう。結構安いしね。

さて、長旅。。。のんびり行きましょう。

2017年7月26日水曜日

2843:いよいよ帰国まで3日

今週金曜日にはいよいよアスンシオンを離れ帰国の途に。。。

56日間の最後の出張でした。合計4回赴任。

去年の3月からだから約1年と4か月ですかね。プロジェクト的にはあんまり成功したとは言えませんが、僕の実務としては結構いい成果がありました。

二つの専門家を兼務するメリットもあったね。二人でやったら結構相互の協力や連携に問題があったと思う。

通常の5分の1程度の期間と要員ですから、かなり大変かと思いましたが、まあまあの出来でした。自己評価で70点ですかね。

これからの実施が大変ですが、何とかフォローアップできるように仕込みます。

明日、総裁室長と協議。追加の支援要請書の素案を基に話します。具体の支援方法はいろいろありますが、その検討はまだ先。兎に角、支援要請の意思を確認します。彼らも支援要請書は書けないので、素案を示す段取りですね。

結構いい支援要請書ができたと思う。クライアント側も組織上いろいろハードルがありますが。。。

なんとかクリアーできる発想で。

体制強化から人材育成でしょうかね。

別途、水道案件が進むという情報をゲット。そちらの方の実施が先でしょうか。それの準備も進めましょう。

さて、今日は早めにホテルに帰って帰国準備でもしましょうか。。。

2017年7月21日金曜日

2842:久々の投稿

4日ぶりに現場からアスンシオンに戻る。

約10日間で、流域に含まれる15市と2県の役所を周った。

中々日程調整が大変だったが、CPの努力と粘りで何とか周れました。

4年前のプロジェクト開始時にやらなくてはいけないベースライン調査。

もうあと1週間でプロジェクトが終わりますが、今後のために実施しました。

30ページから45ページくらいの報告書になりますかね。

これをやらないとね、活動なんて無意味。実際、プラットフォーム形成なんて、中身のないお花畑的なもの。くだらないね。税金の無駄使い。

来週の金曜日に帰国です。いつもの通り、サンパウロ経由。NYからはJAL。

行きと同じでファーストクラスの予約が取れました。

あと1週間頑張りましょう。プロのコンサルとしての最終章です。

2017年7月10日月曜日

2841:明日から最後の現地調査

7月9日、日曜日。

午後1時半。

雨との予想だったが、晴れ間が出てきた。いよいよ明日から現場の全域を周ることに。TORでは、すべての関係市や県をすべて周ることは明確に示されてはいなかったが、自分の判断で提案した。

実際、プロジェクトで実施した活動は5市に限られていたが、流域管理ですからね、全市周らないといけません。チョンボだよね。大体、流域管理で、プラットフォームが市という行政区域ですからね。理解してません。

県の役割もあるのに、途中から無視された。これも国、県そして市という連携・パートナーシップを考えてないね。具体にどうするか考えがなかったからでしょうね。プロジェクトの不備不足が目立ちます。僕は、4年のうちで3年目から参加した短期専門家(2つ兼務)ですからね、長期専門家の役割が大きいのでね。完璧に支援できない。

明日からの現地調査に参加するのは、厳選した4名。

小生、通訳の方、ドライバー、そして職員。全員、最強ですね、実務者として。他の方々数名が参加希望していましたが、物見遊山的なので丁重にお断りしました。アスンシオンで残ってやるべきことをしてくださいと。。。

プロジェクト終了後の支援も依頼されてますが、いろいろオプションを考えましょう。利点と欠点も入れてね。カウンターパートとクライアント両方でじっくり考えてもらいましょう。自分がまた参加できるかもという私利私欲は捨ててね。

必要とされれば、また競争して勝ち取りましょう。それで結構。

アフリカ、中東、南米と案件が続々とやってきますからね。もう来週あたりから来ますね。プロポかける暇があればいいけどね。

2017年7月6日木曜日

2840:ちょっと気温が上がったかな

南米内陸国の首都アスンシオン。

今日は若干暖かい日和です。この温度変化で風邪を引くケースが多いですね。

昨日は、久々ブラジル系のシェラスコ屋のパウリスタ・グリルに。なかなか多様なお肉を頂きました。ビールの後は、サトウキビから作ったお酒のレモン割。結構甘くていけますね。2杯飲んで結構酔いますね。

今後のプロジェクトをどうするかも話題でした。

民間にするか、直営か。。。最終的にはクライアント内での決定ですね。僕の方はカウンターパート側の覚悟や対処の具体的な検討を進めます。

来週からは、関係の市や県に行って最後の意識調査を実施。その結果も今後の対応の検討材料に。最後はカウンターパートの幹部らとの協議。

まあ1年くらいの期間で熟成させましょう。プロジェクト形成には結構時間がかかりますからね。

ちょっと二日酔い。明日はアルゼンチン系のお店に。カブレラというしゃれたレストランです。

さて、結果報告書の作成に入りましょう。。。

2017年7月1日土曜日

2839:大学院同期からの退職メール

我々、土木系大学院生が出会ったのは、1979年4月。全員で何名だったか。土木が8名、交通系が6名で、全員で14名。

みんな若かったね。僕が1浪・1留年で2歳年をくっていましたが、同じような奴は他に3人いたかな。それでも2年年長は二人。僕が今年63歳だから、現役で留年なしの奴は今年61歳でしょうか。

14名のうち、1名が50代前半でガンで急死。後は生きてますね。とりあえず。

今日の朝、日本からメールが来て、同期のT君が退職とのこと。彼はサラリーマン・コンサルとして上り詰め取締役の後、監査役。あと2年ほど任期が残っていたはずだが、今月末で退職だそうだ。

以前から健康問題があることは聞いていたが、やはり悪化したのだろうか。出張前にちょっと気になり電話したが、本当のか細い声だった。その時はまだ退職については触れなかった。あれから1か月どういう判断をしたのかね。

健康第一。病気は治さないといけないね。仕事に夢中で健康を疎かにしてはいけない。彼もコンサル会社の幹部まっしぐらだったからね。

一方、僕はサラリーマン・コンサルには適当に見切りをつけて、すでに14年。専門性を追求し、地位や役職には全く興味なし。会社の幹部になるほど優秀じゃないし、専門性を失うのは絶対に嫌だったからだ。

末席を汚して36年。水セクターではどんな仕事も専門家として熟せている。いい感じですね、心地よい。

定年という重要な局面は経験なし。看板なしの独立系コンサルタントで人生を終わりそうですね。

クライアントさんから1位指名を頂けなくなったら引退しましょう。何回負けたら引退か決定していませんが、10回ぐらいでしょうかね。あるいは、2年ほど案件が取れなくなった時か。

今のところ、引退するタイミングではなさそうだ。

2017年6月30日金曜日

2838:季節外れの暑さ

1週間ぶりの投稿である。ここ1年ほどはFaceBookに投稿することが多く、このブログへの投稿も頻度が落ちている。

さてさて、今日も暑いですね、ここアスンシオンも。季節外れの暑さらしい。いつもなら寒々しい季節。国花のラパーチョも満開になっている。一見、桜満開に見えるから不思議。先週の日曜日に、夕食で韓国料理屋に誘われたが、帰りのタクシーを待つ間に、警備員とおしゃべりし、ラパーチョの満開に気づいた。そのことを警備員とスペイン語で会話。とは言え、僕の理解はあてずっぽ。ラテン語系の単語だけで何とか理解した。

10日から地方巡業だが、そのころには寒くなるでしょうね。

イグアスの小林旅館さんにも一泊しますけど、今回は行くところが広い為、概ね4か所でホテルを予約する。

行くまでに報告書の素案を書き始めよう。西語への翻訳作業期間も考慮しなくていけないので期間的には大変だ。

15市と2県での最終の意識調査の質問票は今日書き終えた。

2017年6月22日木曜日

2837:ネットが不調

今日は朝からネットが不調。事務所のものだが、最近結構問題発生。

ホテルは、セミナーが頻繁に開催されるため、まず絶対におかしくなることはないし、速度も速い。ビジネス対応ができるホテルと言える。

昨日の寒さは今日も続いている。これから若干温度も上昇する予報だがどうなりますか。

明日重要会議があり、明後日はセミナーと続く。パ国に来てから早や3週間が過ぎようとしている。あっという間だね。二つのうち一方の完了報告書ができたので一安心。掛け持ちというのも案外大変です。

あと2週間が過ぎると、地方巡業に入る。首都にいるとのんびりしてしまうので、早く現場にも行きたいものだ。それまでに報告書作成に着手しないとね。間に合わない。

この掛け持ちの案件も7月末で帰国し、帰国後の完了報告書作成で終わる。去年3月からだが、4回来てやっと終わりとなる。

次の案件にもかかりたいが、丁度いいタイミングで案件が出てくるといいね。

調査団の案件と単独専門家の案件、いずれになるかは分からない。一人でできる単独型もいいが、調査団の案件も応札できるといいのですが、なかなか要員不足でねえ。この辺は大手コンサル会社でないと難しい。今の会社の海外要員は、みなさんある意味サボタージュ。利益の出ない案件しか応札しない。負けると分かっているので、最初から逃げているんですね。それじゃー、一生かけても案件受注はできないね。滅びゆく会社かもしれないね。

アフリカと中近東にそれぞれ有望調査団案件が一つづつあるので、フォローしましょう。どちらかというと、アフリカの案件の方が取りやすい。他社さんとのJVを中心に考えましょう。中近東の案件は、治安悪化のためか出てくるのが遅いですね。じっくり取り掛かりましょう。



2017年6月20日火曜日

2836:南米パラグアイもいよいよ冬入りか?!

6月20日午前。

一昨日あたりから冷たい南風が吹いて、気温が一気に下がってきた。

夏から冬に。。。

昨日はあんまり寒さを感じなかったので、長そでを腕まくり。第1回目のセミナーがあって、2時間ほど喋り続けていたため、全く問題なしだった。

昨日の夜からちょっと寒気を感じ早寝。さすがに今日の朝からは、ウィンドブレーカーを初めて着込んだ。それでもオフィスは暖かいので脱いでいる。

昨日のセミナーの感想。全般的には、電力公社の人たちは環境専門家も含めあんまり真剣みがないかな。内容も難しくはないけど、現地の調査に参加していないので質問はなしでしたね。遠慮したかな。結構、学術的でもあるし、安易な質問はできなかったかも。

金曜日は第2回のセミナー。第1回目は、流域の浸食と堆砂。かなり科学的な内容。次回は、流域管理計画の作成方法について。計画論ですね。流域管理は幅広なんで、2時間でうまく収まるといかな。実際、去年、県庁でも発表しているので、1年間の成果を取り入れて。。。

県庁や市役所を巡る地方巡業は7月上旬から。その頃はすっかり冬になっているでしょうね。2県と14市あるので違いを検証しませう。

2017年6月18日日曜日

2835:イーグルスを聞きながら。。。

イーグルスのアルバムを数枚連続させて聞いている。報告書書きにはいつも使っている。勢いがつくんですね。1976年当時が懐かしい。

63歳のコンサルタントでもこうした実務を継続して実施できることは幸いである。日本工営に定年までいたら、決してできません。そうね、40歳を過ぎれば、調査団長かプロジェクト所長。多くの若手・中堅社員をこき使い、自分で書くのは目次、各専門家の報告書ができたら、チェックしてコメントして修正加筆指示。最後はクライアントに全体説明。つまらない仕事です。社内的に幹部になれば管理業務だけ。のぼせ上がって専門性は劣化。定年したらただのおじいちゃん。つまらないサラリーマン・コンサルの人生ですね。

今2つの専門家のお仕事ですが、そうですねえ、年代的には20代後半から50代の団長の仕事全部を一人でやっています。科学的調査分析、計画、政策全部だもんね。楽しくてしょうがありません。クライアントさんに感謝です。失われた10年あるいは20年の影響で、強い40代50代のコンサルはいないんですね。
...
今回の仕事は36年間で約70個目の案件。いろいろやってきましたねえ。勿論、団長もやってますし、世銀、アジ銀などの国際機関のお仕事は8個だったかな。これは水セクターでは記録でしょう。自画自賛ですが、60歳を越えたらちょっとは言ってもいいかな。

明日はセミナーなので、準備もしないといけないのですが、参加者全員のお顔を見ながら、プレゼン内容を考えましょう。電力公団の内外なんで、幅広ですね。僕のプレゼンのモット―は、参加者全員を絶対に居眠りさせないこと。今の時代だったら、アイフォンを弄らせないことかな。
百戦錬磨の実力発揮ですかね。。。チャオ

2017年6月16日金曜日

2834:流域管理計画の違い:アメリカ式とブラジル式

今日は、国レベルの関係機関と協議し、流域管理計画の作成について説明協議した。

事前にブラジルの流域管理手法の情報を入手していたので、環境関連機関の代表に聞いてみた。さすがに、知っていましたね。ブラジル人らしく、住民参加にはかなり力を入れているようですね。水の神聖とかも。。。

僕のはアメリカ式。あんまり住民参加とかはおまけ的な発想で、科学的なアプローチに特化している。解析とかモデル化とか。

結論を言えば、

アメリカ式:ハード中心で論理的・科学的。ソフトは、I&Eとしておまけ的に追加。

ブラジル式:ソフト中心で、I&Eはかなり大規模にやっている。ハードについてはあんまり力説していないね。

小さな流域で、委員会を立ち上げ、環境負荷の課題を絞り込むのは共通。当然ですね。

こうした違いを認識して、両者の良さを評価。

セミナーでは、上記についても詳しく説明するつもりです。

2017年6月14日水曜日

2833:誰でもできる流域管理計画

6月13日。アスンシオンに入って2週目に。明日からいよいよ流域管理計画手法のご説明。まずは、流域とは、管理とは、流域管理とは何かをお話しさせていただきます。結構、複雑系の分野ですが、整理整頓すれば、だれでも理解できます。いろいろ雑談と笑い話を取り入れて。。。

水資源、防災、上下排水、電力、汚染、自然環境保全、農業、林業、道路など幅広だけど、要するに、環境負荷をまずは掴むこと。負荷がなければパス。精々、モニタリングしましょうということに。課題が整理できれば、調査分析。その結果でリスクや優先度を精査し、対策案を考えましょう。便益はなかなか定量化できないので、コスト最小化して、ベストな対策案の理由づけをして、絞り込みましょう。計画年を複数想定し、各プロジェクトを当てはめます。構造的および非構造的なプロジェクトやI&E(流域管理ではお馴染みの広報と教育ですね)を追加して活動の具体とコストを算定。そういう流れがつかめれば、だれでも流域管理計画はできます。

まずは70点を目指します。最初から100点は無理。次回修正のお楽しみです。

多くの場合、計画を練る前にいくつかの活動がすでに開始されている場合があります。これって普通。そうした活動も課題から組み直します。活動の意味を入れないとね。継続案件とします。

僕の流域管理計画手法はほとんどアメリカでの数十年の経験と知見から得られたもので、実施例は無数にあります。計画手法としては学術的・実践的に揺るぎがありません。誰でもできます。日本は、縦割り行政の弊害で、総合的な流域管理手法はまだ確立されていません。残念ですが事実です。

科学的アプローチ、実践、そして政策が明確なら完璧です。それがなかなかねえ。

今は、ブラジルの最新事例をレビューして、悪い参考例として取り上げます。複雑怪奇な書き方で管理計画手法が分かりにくい内容ですね。複雑系を単純系にひも解いていないので、初心者には再現できないでしょう。調査・計画を再現できることを支援することがコンサルの仕事と考えています。5年経ったらまたコンサルを雇用するのでは、事業者の自立は得られませんね。5年したら、コンサルはさらに高等な仕事に向えばいいのです。死ぬまでお勉強が続きます。

さて、今日は内山田さんの食堂に行きますかね。結局、この1週間行きませんでしたから。。。餡かけ焼きそばが恋しい。

2832:釣った魚に怒られる。。。

3連休の最終日で祭日。パラグアイの何の日?チャコの平和の日だそうだ。英語では、Chaco Armistice Day。ボリビアとの戦争の休戦記念日。パラグアイは内陸国。隣国との戦争でいろいろありました。領土も失い、多くの人が亡くなりました。

さて、今日はYouTubeでいろいろ見てました。日本の政局、音楽、映画。。。

最後は、久々小津安二郎の映画。1960年作の「秋日和」。前みた「彼岸花」の続編でしょうか。昭和35年。僕が6歳。いい時代でしたねえ。まあ60年安保でもあるかな。親父に連れられデモに参加した。親父も自治労の専従だった。デモの後、仲間の家に行き麻雀でお泊り。電話なかったから、お袋が心配してた。1959年は、皇太子の結婚だったかな。八百屋さんのお店のテレビで見たかも。


映画の内容は、なんてことはない。テレビドラマ的。お馴染みの俳優。

佐分利信
中村伸郎
北竜二

の3人組。日本工営の畑尾さんは、佐分利信にちょっと似ているね。でも、大物じゃない(余談)。原節子、司葉子、佐田啓二、岡田茉莉子。笠智衆もいるね。常連です。
佐分利、中村、北そして笠らは50代。原節子は40歳。他は20代。

今の人の同じ世代とは大違いですね。僕なんか彼ら全員より年寄り。笠智衆より7歳上。アンビリーバブルです。僕はまだチンピラだねえ。反省。

昭和の匂いがプンプン。アサヒビールの瓶、バヤリース、ジョニーウォーカーの赤、トリスバー。。。
70年代の初期まで続いていた風景でした。60年代は、僕にとって小学生と中学生。70年代は、高校生、大学そして大学院生。80年代から社会人でした。

それにしても、原節子さんが63年に引退した理由が、この映画を見て分かりました。彼女の配役の限界ですね。彼女が40歳でお母さん役というのはかわいそう。あの時代では、40歳過ぎた彼女にはお母さん役しかないのは残念でしたね。

こういうドラマが60年代になって徐々に映画からテレビに移って来たんでしょうね。時代の変化点だったのでしょう。

岡田茉莉子さんの気の強い、おちゃめな感じがすごく印象的ですね。うちの奥さんそっくりで。56歳になった彼女は今でもあんな感じで、気が抜けません。釣った魚に怒られる。。。

2017年6月12日月曜日

2831:連休3日目の朝です

段々と寒さが身に沁みるように感じます。

ホテルのロビーの暖炉もいいですねえ。感じが。コロニアル風。

アスンシオンに着いて、2週目に入ったところ。昨日は近くのスーパーに行き、洗剤とか買ってきました。自炊できるほどの食材がありますが、ホテルなんで、精々卵を買ってインスタントラーメンに入れるくらいでしょうか。2013年から1年半のアフリカ・モザンビークのマプトでもやってました。お蔭でメタボも解消。パラグアイでは、食事がおいしすぎてメタボ復活。それで夕飯はなるべく外食なしに切り替えたところ。

体重の増加はいろんなところに影響がでますねえ。血液検査での数値が悪くなるのも当然。ガンマーGTPもお酒だけの影響じゃないんですね。

今日からウインドブレイカーを着ました。かなり防寒するので、ちょっとした寒さではすぐ暑くなります。性能いいんですね。アメリカのTURFERですがベトナム製。軽くてねえ。アメリカから直接輸入した勝れものです。これ以上のものは日本でも見たことありません。

外気温は、8度くらいから18度くらいですかね。冬と言うよりは秋の感じですがねえ。皆さん厚着してますね。春と秋のない南米内陸国の特徴ですね。面白いくらいです。

2017年6月11日日曜日

2830:最初の土日は3連休

午前11時半。外気温は18度くらいでしょうか。肌寒いですが、まだ防寒具は着ていない。それほどでもないかな、という判断。

銀行に行って換金、そして隣のガソリンスタンドのコンビニでお水、コーラ、ガム、タバコを買う。いずれもホテルから数分。便利この上ない。エスパーニャというスーパーも歩いて10分ほどか。いずれ洗剤とか買いに行かないといけないね。

今は、YouTubeで昨日アップロードされたテレビ番組とか見ている。

民進党はダメですね。週刊誌ネタしか扱えない哀れな政党。

最近の変化は、体重。これまで外食で炭水化物やビールの飲みすぎでメタボ。反省して、外食を減らして、大好きな内山田さんには行っていない。今日あたりは週一として行こうかな。

昨日は、参加しているプロジェクトの終了時セミナーに参加しました。大方は現地のカウンターパートのプレゼンで、日本人専門家は最小限の発表。僕の係る2つの領域に関しては、再来週2回行う予定。2時間のプレゼンと1時間ほどのQ&Aでしょうかね。みっちりやらせていただきます。

セミナー後は、パートナーと一緒にシェラスコに行きました。隣国ブラジルのお店のアスンシオン店。パウリスタ・グリルと言います。お肉は一番うまいかな。皆さん満足でした。

今日は3連休の初日なんで、仕事は止めておきましょう。明日から。。。

2017年6月8日木曜日

2829:アスンシオンは小雨

昨日に続いて今日も雨。まあ小雨なんで傘はいらない。まだ寒さも感じず、長そでをまくって過ごしています。パラグアイ人はほぼ全員厚着で、かなりの防寒服。

時差ボケはないですね。お昼を食べた後ですが、眠くない。

午前は重要な会議。総裁室長と協議。いい話ができました。何しろ、急な組織改訂。プロジェクトの最終段階での組織改訂ですからね、いろいろ懸案事項がありまして。その調整が。。。総裁室長からホットラインの携帯番号を頂く。飲み会にもお誘いしましょうかね。

お昼は電力公社の近くのレストラン。ビュッフェみたいなところなんだけど、キロじゃないのでそれほど沢山いただけないので、それはそれで健康やダイエットにいいかな。取れるだけ取れると、結構な量になりますね。

2か月間、正確には56日間の予定がほぼ決定。まあのんびり行きましょう。後半の地方出張はある意味お楽しみ。適宜、報告書を書かないと出来上がらないかな。ホテルでしましょう。

昨日は眠くて内山田さんには行けなかったので、今日も夕飯は行きましょうかね。ビールは少な目にしましょう。。。

2017年6月7日水曜日

2828:アスンシオンに安着

丸2日かけて、本日午後アスンシオンに到着しました。

意外と元気です。サンパウロからずっと雨模様。

今回は、羽田からNYまでが、JALのファーストクラス。次のNYからサンパウロまでがTAMのビジネス。

いずれもベッドが最高。お蔭で良く寝れました。ベッドとブランケットがいずれもいいんですね。勿論、JALのファーストクラスはすべての点でいいけどね。4名のファーストクラス係りのCAさんもいいねえ。さすが上智大ですね。うちの奥さんと同じなんで、話があった。次回はご夫婦でどうぞと言われたけど、それほどの大金持ちではありません。往復で400万円はでません。

サンパウロでは、ターミナル3からターミナル2への移動で大問題。普通は、途中にトランジットカウンターがあってチェックインして、次の便のボーディングパスを受け取るのでいいけど、サンパウロの場合はないんですね。変だね。なければ、移動できないし、ヴィザなしでは入国すらできない。

なんとか、NYからのTAMの係り員の協力を得て交渉。やっと、アスンシオン行のGOLのゲートカウンターでゲットしました。ターミナル2への入り口は3か所あるけど、2か所までは係りが厳しくGOLの係り員が来るまではダメと言われがっくり、待っていてもしょうがないので、3か所目の近くのTAMの係り員を説得して何とか入国審査官と交渉。彼のお蔭で無事にターミナル2へ入れた。ポルトガル語しか通じない厄介な空港です。

教訓:ボーディングパスは兎に角最終目的地までゲットすること。日本での係員の言葉を信じないこと。これはトランクのタグもそう。兎に角、日本の係り員は南米の事は全然知らない。

明日からは、いよいよ厳しいお仕事が待っている。厳しい態度で指導する立場。2か月頑張りましょう。

2017年6月4日日曜日

2827:パッキング終了

4日午後6時半。

一通りパッキング終わりました。ちょっとインスタントラーメンが多すぎたか。ちょっとメタボだし、アスンシオンの内山田さんで毎日焼きそばとビールを飲みすぎたのを反省し、今回は痩せる努力しないといけない。それで夕飯は簡易にしようと。

これから6月7月と冬の状況。半袖の下着に変えた。といって防寒具はウィンドブレーカーだけで対応。結構それで何とかなるんですね。トルコや中央アジアではそれでは無理。アメリカ製の5.11の防寒具が必要。FBIとかで使われている最高の防寒具。使う機会はあんまりないねえ。

さて、昨日は5年ぶりの同窓会と3年ぶりの同期会に出席。飲みすぎた。母校の今川中学校に行くのも48年ぶり。かなり周辺環境は変わったね。下町のしもた屋も無くなり、ビル群に囲まれているね。

同期会は3回目の出席なんで、常連の出席者とはまあ顔なじみなんでボッチにはならなかった。男性群もみなさんお元気。3回目で東武伊勢崎線の草加出身の古橋君に会えた。彼に参加を促したわけではないけどね。帰る方向が同じなんで、彼らとはよく一緒に帰ったねえ。懐かしい。

女性群は、相変わらずお綺麗で素晴らしい。女性を見る目は確かだったとあらためて確認できました。幹事さんたちもいつもながら本当に感謝です。同窓会全体のお仕事もしてられているしね。5年ごとの同窓会の開催も結構大変だそうでもうおしまいという考えがあるそうですが、結果として継続するようです。同期会も5年ごとですけど、丁度同窓会開催の2年後という設定なんで、数年に一度はどちらかに参加できる感じですね。

僕もこれからコンサルをいつまでできるか不明だけど、日本にいる間は参加したいところです。

明日は朝6時に自宅を出発して羽田に向かいます。いつも通り、奥さんと一緒。

夕飯は久々餃子。今回は奥さんが作ってくれてます。

2017年6月2日金曜日

2826:次はどこかねえ

コンサルタントというのは、特に海外は、案件が終わると次の案件へのアサインが待っている。

それは、大手コンサル会社の場合だけね。日本工営とか。兎に角、案件の数が半端ないので、ある案件が終われば、次はどこか大体決まっている。

ところが、中小になるとそうはいかない。何しろ、案件を受注するのが大変なのだ。調査団を形成しても、よりよい会社に負けてしまう。人材が欠如しているのが最大の原因。こればっかりはどうしようもない。

スケールメリットがあるんですね。

僕の場合は、もう2009年くらいから調査団参画より、政策アドバイザーの仕事が主なので、個人の実力だけで勝負している。今もそうだ。

だから、次の仕事は自分で獲得する。それが宿命。

調査団の団長で応札したいところだが、中小の問題があり、いい人材(評価対象者)が枯渇している。だめだこりゃ、それが現実。

そろそろ会社を離れて、前の会社に戻る算段を考えよう。いい頃合いかもしれないね。

滅び行く会社と一緒に没落するのは早いからね。

組織って難しいね。特にコンサル会社は。要員の実力しか、仕事を取ることができないのだ。社内で雑用している輩ではJICAなどの仕事は一生取れない。中小のコンサルが伸びないのはそれが原因。いい人材は、上に流れていくのだ。

アフリカから戻って早2年半。そろそろアフリカに戻る頃かねえ。。。

2825:出張準備(会社)

いつも通りのことだけど、出張の準備も慌ただしい。

現地とのスケジュール調整が一応終わり。まあ大体でいいか。2ヶ月。変更は限りなくある。

持って行く資料は、ほぼPDF。いいよね、最近は。トランク1個分がフラッシュメモリー化。

出発日は、来週の月曜日。まだ土日あるという変則。いつもは土曜日に出るのが通例だったが、今回は中学校の同窓会ということで、2日延した。明日が同窓会だね。暑そう、学校の講堂は。軽装で行きましょう。

出張準備(生活面)は、明後日日曜日にまとめ、トランクにつめる。サムソナイトの最大のトランク。140リットル入る。半分はインスタントラーメンかな。

中華三昧
サッポロ一番

の各種が主だ。これらって、海外で食べるとき結構いい味に感じるんですね。正麺とかいうシンプルな味は海外には不向き。

後は何でしょうか。

パラグアイはこれから冬に入るので下着類は長めで。でも、ウインドブレーカー程度で寒さはしのげる。現地の人は寒がりでね。防寒具のレベルが凄い。カナダの冬みたいだ。アフリカもそうだね。
夏と冬しかない地域の特徴ですね。

日本人に生まれて良かった!!

さて、午後にはEチケットをゲットし、早めに帰ろう。

2017年6月1日木曜日

2824:出発は羽田

さっきハイヤーの会社に電話。自宅まで朝6時に来ていただくことを再確認。

今度は羽田。まあ2時間以内で行くようです。ほとんど高速だしね。それが問題になることもあるけど。

レクサスかクラウンか。まあ後者がいいね。できればベンツがいいんですが、さすがに日本のハイヤー会社は日本製を利用。

成田から自宅までもハイヤーですね。今時はビジネスクラスもそういうサービスで付加価値を上げないと競争に勝てないようですね。

奥さんも一緒に羽田に。結構空港も楽しめるしね。

羽田のファーストクラスのラウンジも良さそう。片道100万円だもんね。その程度のサービスは当たり前ですね。

ファーストクラスは往復200万円。そんなお金を自費で出す人がいるんですかね。ほとんどビジネスクラスからのアップグレードでしょうね。会社経費で200万円出す会社もそんなにはいないはず。社長会長レベルかね。政治家も利用しにくいし、芸能人もねえ。。。

どんな有名人がいるかお楽しみですね。

ビジネスクラスの2倍、エコノミーの9倍のスペースが確保できるので、よく眠れるかな。

タダほどいいものはないねえ。。。

2017年5月29日月曜日

2823:まずはNYまではJALのファーストクラス

次回の出張のワークプランを作成した。明日までかかるかと思ったが、今日中に完成。

まあ大した仕事ではない。当たり前田のクラッカー。

さて、先ほど旅行代理店からメールあり、羽田からニューヨークまでのファーストクラスの予約が取れた。調べた結果、先週末までには1席空いていたのであきらめていたけど取れた。

何しろ、往復ディスカウントなしで200万円。そう簡単に利用するお客はいない。よほどのお金持ちだけ。

こっちはタダだから気にしない。

帰りもファーストをお願いしたが3席キャンセル待ちだって。本当かな?調べるとまだ6席空いている。全部で8席だからね。ちょっと不信感あり。代理店にね。

まあ、行きの予約が決まったのでよかった。羽田まで自宅からまたハイヤーだ。これも帰りだけかと思ったが、行きも田舎のさいたま市まで来てくれるとのこと。ありがたい。奥さんと一緒に羽田まで行こう。

帰りのファーストもキャンセル待ちだけど何とか取れるといいね。

ビジネスでも問題ないけど、偶にはいいでしょう。NY経由もあんまりできないからね。

エアフランスのファーストクラスって面白い。だだっ広い待合室みたいな空間。あれは落ち着かないでしょうね。利用する気持ちがありませんね。

今日も残業なしで帰りましょう。

2822:SSCは工営総研の配下だったの?

久々、国際開発ジャーナルを読んだ。と言っても、パラパラ捲るだけ。

大した記事ないしね。ENRとかWater and Powerとはえらい違いだからね。中身がない。

見ていたら、SSCとKRIが合併だとか。でも2014年にはすでにSSCは工営グループだったようだ。知らなかったね。

最近は、小さなコンサル会社が大手に吸収合併されることが多い。

そりゃそうだ、日本のODAに依存しているから小さいところは結局パイが減っている。人材も。

KRIもあれは何年頃でしたか、できたのは。1995年?

当時、ソフト系の幹部がNK子会社を創設する提案をしてまして、それが最高幹部らから却下され、部下を数人引き連れて独立。それが、今のRECSさん。

それに対抗してNKの子会社、KRIができた。何のことはない、アイデアだけ頂きだったね。

あれから20年以上経ちました。

KRIも100数十名。RECSは30名くらいかな。まあそこそこがんばっている。世界的には何の評判はない。JICAの技プロがあるからね、それで食べているという状況。

そんな状況からか、KRIもSSCを吸収するんですかね。或いはSSCの業績が不振か?

世界ランキングで、100位ぐらいに入ってもらわないとシナジー効果という表現は頂けないね。

精々、アイシーネットさん程度じゃつまらない。がんば!!

2821:60にして更に仕う

数回前かな、40にして仕う、を書いたが、FaceBookでの評判もいいねえ。

ご賛成いただいている。

さて、40歳から勝負だが、更に60歳定年からの勝負もある。

最近は65歳まで嘱託で働けるが、全員ではない。日本工営の場合も65歳やそれ以上まで嘱託が可能だったが、最近は会社設立しないとだめらしい。

それと嘱託になっても自宅で待機だ。それも寂しいかもね。中には個人としてJICAに登録する人もいるが案件受注の確率はかなり低い。安定した受注状況ではないからだ。

じゃー、どうすればいいか、もし70歳ぐらいまでコンサルを続けたいとき?

50歳前後で会社を辞めることをお勧めする。かなり厳しい判断だが、60歳を超えても安定したコンサル活動を進めるには、50歳以降10年の厳しい状況を乗り越えることが必要だ。会社の看板に依存して60歳定年まで居続けると、それを失ったときの失望感はかなりある。個人の力量だけで仕事を得るのは至難の業。

更に60歳を超えて受注できるのはかなり難しい。幅の広い領域と深い知識と経験がいるね。

まぐれで一件ぐらいは受注できても、連続して受注し続けクライアントさんから信頼され続けるのは結構大変だ。

会社なんて修行のための「場」と考えればいいのだ。会社幹部になったり社長になっても、それが終わればタダのおじいさん。趣味に生きるしかない。そういうおじいさん結構いるよ。

本でも書ければいいんだけどね。

40年以上続けた国際コンサルタントという仕事は何だったのか、ということすら書かないんじゃしょうがないね。

久保田豊の偉大さが分かるねえ。

2820:南米出張まで1週間

来週の月曜日。今頃はNY行きのJALに乗るべくゲートで待機中でしょうかね。

いよいよ再出発まで1週間です。

準備中。いろいろね。

今年の5月末は暑いね。西早稲田まで高田馬場駅から歩くが、結構暑い。ちょうど道路が東西に走っているので、朝夕の日差しが強い。冬はいいけどね。

航空チケットの取り直し。帰りは7月30日。

今はJALのファーストクラスへのアップグレードの申請する段階。行きは一つ空いている。ファーストもNY行きは6席のみ。帰りは大丈夫でしょう。

有名人に会えると面白いね。前回は成田からNYまで、鳩山さんの奥さんがいたね。

娘から早速NYのお土産候補の情報を頂きました。パリとは違うセンスですからね。

さて、ワークプランの修正版を作りませゥ。今日中にできるといいな。

2017年5月26日金曜日

2819:うれしい悲鳴

コンサル稼業も36年。

いろんなことがあります。特に、仕事に対する他者からの評価。

社内、といっても今の会社を入れて5社だが、の組織的な評価はあんまり良くないね。僕が個人主義だからかもしれないし、ある人曰く、できすぎ君だから嫌われるらしい。サラリーマン的コンサルを馬鹿にしてますからね。当然、嫌われるね。

5社を渡り歩いていても、クライアントさんからの評価はすこぶる良い、と思う。なぜなら、63歳になっても受注し続けている。専門家としてだめなら受からない。超現実的なんですね。2位以下なら仕事はない。2位じゃだめなんです。蓮舫さん。

偶に、クライアント側の評価が「異常に」悪い場合もある。そういう場合は、案件参加時点ですぐ分かる。うらの事情があるのだ。

担当者、その上司、現地の担当者、所長など関わりのある方々の人格とか能力が直感的に分かってしまうことがあり、全体としてネガティブな雰囲気が伝わってくる。そういう場合の最終的な評価は良くない。最初からいやがられているんだね。隠れた理由がある。ある特定の専門家が受かること、或いは特定の専門家にあげる予定の案件を予定外に僕が取ってしまったときだ。

アフリカの某国でのこと。詳しい事情は言えないが、現地の次長さんが担当した過去の案件の不備不足を明らかにしてしまったことがある。彼としては不甲斐ないことだったでしょう。その対応で、彼の知り合いの専門家を想定して案件を作った。でも僕が横取りしてしまったわけ。

そんなこんなでしたが、その次長さんが本部の担当課長になってしまったのだ。立場が急変。現地で承認された最終報告書を出したら受け取れないとのこと。更に、仕様書にない別の文書を作らないと認めないとのこと。クライアントが一般的に使いたいマニュアルだそうだ。えー、対象国の支援に行って、一般的なマニュアル作成ですか??仕様書にない作業ですよね。

会社も恫喝されて、結局作ることに。変な話だね。新規に作ったマニュアルは現地事務所には送らないでいいそうでした。これも変な話。意図的に送ったけど。

いつもそういうことはない。通常はクライアントさんからの信頼は良い。今回もいいね。ありがたいこと。業務期間がどんどん増えて、今回は2倍の期間に。

来週早々に航空チケットの取り直しだ。

2017年5月24日水曜日

2818:四十にして仕う

中国の「礼記」には「四十にして仕う」という言葉がありますが、最近特に感じます。

まあ、おおざっぱに言えば、40歳までは修行だということ。40歳過ぎていよいよ仕事ができるということね。

自分でもそうだと思ってます。

副団長から団長に上がったのも40歳をすぎたころ。40歳を過ぎた経験や知見はやはりプロのコンサルタントとして自他共に認められたものです。

50歳、そして60歳を超えてもその勢いは止りません。社会或いは会社的には定年を過ぎた年齢でしょうが、コンサルって実質定年がないんですね。

それを可能にできるのも40歳までに培った修行のおかげ。

今オフィスで見る40歳代の人が3人いるけど、未だ修行中といったところ。何とも情けない状況ですが、彼らも実感してはいるものの改善する方法を見いだせないでいる状況。あがきすらありません。

そういうことを言うと、恥ずかしそうな顔をしますが、反省して目から鱗的なアクションもありません。

人ごとなんでねえ。関係ないけど。

コンサル会社もピンからキリだねえ。

残念!!

2017年5月23日火曜日

2817:今川中学校の同期会も間近

パラグアイ出張日の6月5日は、羽田出発のJALとなった。

仕事での羽田出発は結構久々だ。というより初めてだ。以前、羽田から出発したが、それは確か関西国際空港からドバイだったかに行ったので、羽田は国内移動として利用したに過ぎない。

あれからもうかなり経つが、いよいよ羽田から直接海外に行くことになる。

でも、1976年、成田空港ができる前には、学生として羽田からLAまで行ったね。タイのエアサイアムという当時の格安航空会社。確か、ジャンボ機が一機しかなかったんじゃない。懐かしいね。1ドル360円の時代で、ドルはわざわざ銀行で面倒くさい手続きをして入手した。

それ以来ですかね。

帰りは成田という変則。

羽田までは、大宮からリムジンバスを利用する。初めてなんで、時間感覚が分からない。まあ3時間見とけばいいか。

出発日の2日前には、今川中学校の創立70周年の同窓会。21期は別途同期会を3年ぶりに同時開催するらしい。それで僕も行くことにする。同校は廃校になっているが、講堂はまだある。48年ぶりに校門をくぐることになるね。

中学は、越境だったので、春日部からの通学は結構つらかった。神経性のストレスから十二指腸潰瘍になっていた。吐き気や胃の痛みは毎日苦しかったけど、親にも言わないで胃腸薬を飲むだけだったかな。ちゃんと医者に行っていれば、ガスター10や20のような強い薬があったのにねえ。苦しさは、中学の3年間と高校の1,2年ごろまで続いたかな。最悪の学生時代だったね。今とは大違いだねえ。

まあそんな中学だから楽しい思い出は一切ないけど、そういう時代を生きた証みたいなものは大事にしたいと思っている。同級生で知り合いが来ればいいけどね。

先日高校の同期生に電話した。彼は、僕が今も仕事しているのと聞くので、もちろん現役でバリバリだよ。70歳まで現役でいたいねえ、というとなぜか落ち込んでしまって、じゃーねと電話を切ってしまった。そうか、僕らはもう63歳。すっかり定年で仕事しない人もいるんだね。僕なんか、逆にそういう人こそうらやましい。仕事する必要性がないんだもんね。

隣の芝生だね。他人こそがより幸せと思ってしまう嫌な癖。

大学、大学院の同期会はもうないんですね。定年などでお互いの環境の変化があり、気楽に同期会を開けない不幸な状況になっている。寂しい限りですね。

さて、ワークプランを作りませゥ。



2816:四ッ谷から戻り

午前にクライアントとの協議があり、四ッ谷に直行。暑い!!

ベルギー大使館の隣にあった便利な喫煙所も閉鎖された。その手前の日本工営本社ビルも解体が開始されていた。3月から1年かけるようだ。鹿島さんだね。まあ下請けでしょうが。

10時からの協議の後、11時からの別の専門家の報告会にも参加。

終わって昼飯。どこにしようかなと、思案。

決めたのは、高級中華飯店の「登龍」。もう30年以上前からの老舗。僕が工営に入った頃の1981年にはすでに有名店。数回行ったかな。

一応高級店なんで、お値段も普通の2倍程度。銀座アスター程度かな。味はアスターの方がうまいかな。

イグアチオ教会に立ち寄り、女子パウロ会でちょっとお土産。うちの奥さん用。

会社に戻ると汗びっしょり。5月でこの暑さはないよね。早く南米にもどりたい。

さて、次の出張の準備しませう。

2017年5月22日月曜日

2815:あと2週間でまたパラグアイに

お弁当を食べて、休憩中。

隣のうなぎ屋さんのにおいがずっと匂っています。夏の恒例ですね。

前回の旅費精算と今度の出張申請が終わり、明日の報告会の準備に。。。

もうできているので楽ですね。説明事項も特段の問題はなし。プロジェクト的には課題多し。それの対応は次回の専門家で対処。できるかねえ。関係者がほぼ全員素人。

この天気はどうなっているんでしょうね。まだ5月。梅雨すら来ていないのにね。

早く南米の逃げましょう。

2017年5月19日金曜日

2814:旅費精算と出張申請

一昨日帰国したが、またパラグアイに行く。出発は6月5日。

前回の旅費精算と次回の出張申請を同時で処理中。

まあ、こんな作業はお得意。青色申告では、1年分の会計処理を2日でしていたし、コンサル稼業では当たり前の作業。

ただ、今度のような事態はあんまり経験なし。さらに、同じ現場だしね。

会計だけでなく、前回の結果報告書と次回の作業計画書も同時に書くこととなる。まあ、事実を書くだけなので問題はないが。

ところで事実を書くと言っても、事実を理解しないで業務を進める大変な専門家もいるのですよ。そうすると言い訳や嘘がでてくることになる。そうすると事態が深刻になるほど追い詰められることなる。身近にいるからねえ。とばっちりがくることもあるしね。困ったことです。

僕の会社の周りにも40代の人が3人いるけど、3人とも海外経験が非常に乏しい。サラリーマンとしてはまあ問題は無いけど、クライアントの評価は最低だ。そういう事実を隠そうとする。3人ともそうだから始末が悪い。49歳の人なんか、これから大変だね。コンサルとしては無力。どうすんでしょうね。お気楽な会社かもね。社長は3代目。東大出て博士号を持っている。海外部門を維持したいというだけ。貴族的だね。成長の無い部門は廃業するのが当然。そういう判断ができないらしい。また成長させるアイデアもなさそうだ。

貧乏暇なしのコンサルが多数いないと企業としてのコンサル会社は成り立たないのだ。

今度社長にお説教しませう。

2017年5月18日木曜日

2813:昨日成田に着く

今日から出社。朝の通勤電車も結構混んでるね。夏服なんで楽ちん。

お弁当は明日からに。長女も社会人になったので、朝のお弁当も2つになり、奥さんも慌ただしい。いつも本当にお疲れさんですね。感謝。

アスンシオンから成田までもいつもながらの長旅でした。

アスンシオンからサンパウロまでは早朝だったけど、2時間程度なんで楽でしたね。サンパウロのGOLのラウンジも結構良かった。うたた寝しましたねえ。

サンパウロからパリまでは11時間。ベッドも寝やすいし、ブランケットも軽くて暖かくて心地いい素材だね。気に入ってます。サービスも上品。慇懃無礼などこかのCAとは違いますね。

パリ空港のホテルはシェラトン。2Eから結構歩くけどねえ、シャワーを浴びるだけだからまあいいか。久々に英語のテレビを見た。NHKの英語ニュースはなんかねえ。英語が聞きづらい。もっと余裕でしゃべってほしいね。緊張しすぎ。

パリでは頼まれた化粧品を物色。買いすぎたかな。韓国系のCA2名に別々だけどじろじろ見られたねえ。何だろ、不気味でした。

パリから成田までも11時間ほど。サンパウロからずっと映画を見ていた。2本見て、すぐ寝て起きると着陸まで3時間ほど。丁度いいタイミングだね。11時間でも楽に感じるね。昔は喫煙していたし、ベッドもなかったので、結構寝る時間がなかった。今は寝られるのでいいですねえ。

成田に着いたら、ゲートで私の名前のプレートをもった係員が待ってました。VIPじゃないし、外国人でもないしね。なんか悪いことしましたかね?コンサルは目立たない身分。偉そうな姿はさらしちゃまずいよね。結局、ハイヤーまで同行してくれました。ありがとう。

自宅まで1時間半かな。朝だから空いてましたね。女性のドライバーで気が利いていましたね。働くおばさんもいいですねえ。感謝です。

次回もパラグアイ。今度はJALです。帰りは久々のファーストクラス。楽しみです。

チャオ

2017年5月15日月曜日

2812:サンパウロ空港に移動

ホテルを朝1時半に起きて、2時半に空港に向かう。

こんな早朝の移動初めて。

普段混んでいるアスンシオンの市内も快適に通過し空港に。

6時半出発が5時半に変更されていた。ブラジルに行く人には便利なんでしょうね。目一杯滞在できるしね。アスンシオンからサンパウロまでは2時間。近いもんです。

さすがに眠気で、ラウンジでは爆睡。今12時前だからあと2時間で搭乗となる。パリまではたぶん11時間。そこでさらに6時間ほどホテルで休憩し成田に。

仕事では最高長い旅ですね。マイレージはその分かなり稼げます。6月はJALなんで、帰りのニューヨークから成田までは、ファーストクラスにする予定。JALのファーストクラスはまだ乗ったことないので、たまにはいいでしょう。有名人でもいると面白いね。

パリではお土産を沢山買いましょう。アスンシオンとかサンパウロではあんまり買うものないんですね。

2017年5月11日木曜日

2811:明日で業務終了

パ国からの出国は、来週の月曜。明日の金曜で、実質の作業は終了します。土日はホテルでのんびり。最後の洗濯でもしましょう。洗剤の残り具合が絶妙でした。

後はなんだろ、トランクに詰め込む雑多なお菓子とか食材ですかね。ここアスンシオンには、しゃれた食材店、「Casa Rica」というお店があるので、そこで買いましょうか。欧米やブラジルなどの周辺国からの輸入品があり、日本でいえば成城石井とか広尾の外人用スーパーといった感じ。

ここや周辺国で飲まれている健康飲料であるマテ茶とか地元のお菓子なども豊富だけど、日本で食べると気候の違いかあんまり家族に好まれないんですね。気温や湿気の違いかな。

食べ物は現地で食べるのが一番うまいのですね。明日は韓国館で夕飯予定で、最後の韓国焼肉です。

日本に帰ってまず一番に映画を見たいね。中南米はテレビすべてがスペイン語かポルトガル語。英語の放送は皆無。だからこの2か月半でホテルのテレビは全く見ていない。娯楽は、YouTubeだけ。帰国して、早く映画鑑賞三昧したいものですね。

余談だが、YouTubeのお蔭で、興味のある番組は大体見れる。

1.BSフジのプライムニュース:2時間たっぷりのいい番組だね
2.国会中継:特に維新の会の足立議員の質問が面白い
3.ものまね番組:ミラクルひかりは最高
4.戦争ドキュメンタリーもの
5.関西だけの、「そこまで言って委員会」

僕は団塊の世代が嫌いで、且つ右派なんでね、民進党とか共産党批判は大好き。韓国はもうすぐ北朝鮮に吸収されるんでしょうね。混迷の時代が続きますね。。。

2017年5月10日水曜日

2810:帰国まで5日

今日のアスンシオンは、曇り時々晴れの予報。いい天気ですね。

気温は20度前後だと思う。日本の気温と同じくらいか。

さて、結果報告書はできて、初めて印刷にかけた。ハードコピーで読むとまた違う感じになりますね。この事務所はコピー機がLANなどで繋がっていないので不便。プロのコンサル的じゃないね。

15日早朝にサンパウロに向かう。出発時間が5時過ぎ。ホテルは2時半ごろに出る感じですかね。かなりきついが、どうせ長旅。まあのんびり行きましょう。

サンパウロまでは凡そ2時間。サンパウロで7時間待ちで、パリへ。パリでも6時間待つがシェラトンホテルでの待機となる。

再渡航まで20日ほどですかね。帰国中に、中学と高校の同窓会出席。冴えない学生時代だったけど、もう63歳。まあ達観して参加しましょう。もうトラウマもなくなったでしょう。



2017年5月5日金曜日

2809:重要な会議

ここ2週間でCP機関に大きな変化。

最初は飲み会の雑談から始まった。

今参加しているプロジェクトにも大きく影響する。

CP機関の環境部門の再編成らしい。関連部局がバラバラだから統合しようということらしい。それ自体は大賛成。ぜひやってほしいね。

日本でもそうだが、環境に関する外圧も強くなり、電力会社もその対応に追われている。会社的に環境問題に積極的に実施していることをアピールしないとね。

この件では、今の案件のCPである部署は電力会社としては主流。それでも環境部門の専門じゃないからちょっと弱弱しい感じはしてました。

実際、僕が5年前に来たときは本件の形成で環境部で仕事してました。案件が動き始めたら環境部は蚊帳の外。今は支援するのみ。

それが一挙に組織改訂となり、環境部が主流になってきたわけね。

ということで、情報収集。環境部長も組織改訂の話を非公式にしてくれた。何とか組織改訂の総責任者と会わないとね。

でも、今の関係部幹部は関心なし。会議をする気持ちも揺らいでいる。

総責任者とのアポも全然しない。

という状況で、一昨日でしたか、僕が公社の中庭を歩いていると、前方から知っている方が一人で歩いてくる。それが組織改訂の責任者だと気付く。

いきなりご挨拶して、ほんの5分くらい喋って、今日の会議のアポを直接取りました。それを関係者に伝えて準備してもらいました。彼らに任せていたらたぶん今週中の会議のアポはたぶんできなかったでしょう。実際、部長クラスは逃げちゃったし、課長しか出てこない。

大丈夫ですかね。

後1時間で会議が始まる。結果はまた後ほど。。。

さて、会議結果。これはちょっと公表できないかな。

まあ、結果オーライになりました。支援する計画書も大変更。組織改訂を前提にした政策提言に直さないとね。まあこれは最初から想定済み。何とかなるでしょう。

今日は午後8時から地形課職員と夕飯など。お礼の意味でもある。飲みすぎないようにしないとね。うちの奥さんに怒られる。

2017年5月4日木曜日

2808:あと10日で出発

昨日のアスンシオンは昼ごろから暴風雨。

珍しい事象ですね。夜には停電。まるで嵐だ。

こういう状態だと、市内の雨水排水の整備状況の悪さが露見する。

近々、上下水事業の省エネ化の案件があるらしいが、雨水にも留意してほしいね。

昨日の夜はいつもの内山田さんに行ったが、同じプロジェクトの専門家のお二人の飲み会に偶然合流することとなった。専門が違うし、活動も一緒じゃないので飲むことは意外と初めてくらいか。

内山田さんも、早い時間帯と遅い時間帯で客層が違いますね。日本人などアジア系は、8時前には終わるが、パラグアイ人は8時ごろから徐々に増え始める。夕飯の時間が数時間ずれてますね。それで、朝は7時から仕事ですからね。寝不足にならないんでしょうか。

今日は寝坊したんで、朝飯はコンビニでエンパナーダを買った。パラグアイのファーストフードの一つ。最近は健康志向で、揚げたものよりグリルしたものが一般的かな。お肉一杯だからダイエットには不向きだね。

さて、最後のひと頑張しますかね。いろいろ別の作業が入ってくるので集中できない状況でもある。



2017年5月3日水曜日

2807:2週間で帰国

5月15日が帰国日で、アスンシオンを出発する。

実質仕事は12日の金曜日まで。

今回は75日だが、結構早く終わる感じですね。報告書は今週中に終わらせますか。最後の結論をどうするかが悩ましいところ。

要するに、持続的に観測や測定を続けてほしいということですかね。

たった2回の測定では何とも言えませんからね。

しかし、初めての深浅測量もまあまあうまく行きましたね。ご褒美は、今週金曜の飲み会。

内山田さんで日本食、次がシェラトンの最上階のバーで飲み会かな。

他にも今週は大きな動きが出てくるので、それの対応しないとね。

次回の出張はセミナーを沢山やりましょう。

2017年4月25日火曜日

2806:帰国まであと3週間

今日のアスンシオンは快晴。気持ちのいい朝です。日本でいうと秋ですかね。風邪引きの方が多い。明日あたりからかなり冷え込むようだ。丁度、土曜にある日系の方からのお誘いで、チゲ鍋だそうで、タイミングがいいですね。

ここの韓国料理屋も結構イケてね。前菜のキムチの数も10種類くらいかな。まずまずの数です。本場はもっとすごいらしい。1982年にヨルダンに初めて出張。新入社員としてダム現場に。コントラクターは韓国ハンボウだったかな。今はもうないと聞いた。現場監督のご招待で首都アンマンのなんだっけ、ホテル・アンバサダーの韓国レストランで会食。

前菜のキムチの数が少なかったので、現場監督は激怒。韓国人らしい。女性蔑視。

それだけ前菜の数には拘りがあるらしい。ヨルダンだからしょうがないけどね。

ここアスンシオンは、韓国人移民がかなりいる。都市型の移民。韓国料理屋もかなりある。おいしいカルビ。最高ですね。

その韓国人も意外と日本食が大好き。内山田さんのレストランも韓国人がかなり来ている。アニハセヨ、の挨拶が頻繁に聞こえるほど。

さて、報告書もほぼできた。あとちょっと。CPに任した解析結果がまだだねえ。。。

もう一回6月に来るから何とかできますかね。。。まあ南米的にのんびりいきませう。

2017年4月21日金曜日

2805:アスンシオンは雨模様

この数日アスンシオンは雨続き。気温も下がり始めた。最高で23度くらいかな。

皆さん、急に厚着になりますね。極端な話、夏の次は冬という気候変化なので、春と秋は
長くないのですね。

僕も風邪を引いたらしく、昨日は早めに就寝。

あと3週間で実質帰国となる。早いもんですね。

報告書作成も最終段階。ただし、別の専門家の仕事をする必要が出てきたため、両者作業の調整中。

余談ですが、プロジェクト開始時のPDMと評価分析屋さんの仕事っていい加減ですね。PDMを作ればプロジェクトが成功するのはたぶんないと思います。それを作成する評価分析屋さんの能力も期待できませんね。PDMは緻密のように見えて案外大事なことが抜けている。そんな感じを受けます。評価分析屋さんも専門性なしですからね。

プロジェクトのデザインはやはり専門家が作成するべき。

PDMは単なる形式的なフォーマットのような気がします。専門的な根拠なしで埋めるから。

人生で一度「評価分析」をやったことがあるけど、それは専門性があったから。

専門性のない評価分析はもうなしにして、例えば、

水資源管理/評価分析
給水/評価分析

のように公示すべきでしょう。これは、環境影響評価と同じですね。すでにそのように公示されている案件もありますしね。専門家のおまけ的な作業です。

余談終わり。

2017年4月20日木曜日

2804:報告書作成中

今日のアスンシオンは午前中は雨、午後は曇り。

気温が低いせいか気持ちいいね。

地形課に移動してからは、本部敷地内のレストランに行っている。11時半に行くことにして混雑を避ける。お馴染み、キロで値段が決まるシステム。これいいね。日本でも導入してほしいけど、たぶん無理。ここでの牛肉はチキンや他の料理と値段の差がないからできること。

今日の牛タンの煮込みは最高でしたね。日本では考えられないほど厚いし、うまい。韓国料理屋でも出してほしいけど出てこないね。カルビだけ。それでも最高にうまいけど。

報告書の作成も順調に進んでいる。一番面白いところですからね、コンサルタントにとって。解析はCPに任せているがちょっと停滞気味。期日までに出て来るでしょうか?ちょっと心配。

それ以上に心配なことがありますねえ。僕の担当じゃないある作業がかなり遅れていて、支援する必要が出てきたこと。帰国前にどれだけ支援できるかは僕の本チャンの作業進捗次第。早めに仕上げないとね。ただし、スペイン語翻訳のための英語版も作らないとね。それと最終報告書。これが帰国前に設定されているのでね。普通は帰国だけど。

さて、エスプレッソ・ドゥブレでも飲んで頑張りますか。

2017年4月17日月曜日

2803:帰国まで1か月

今日で5日間のイースター休暇はおしまい。

丁度1か月後に帰国の途に着く。何しろ3日かかるので。

その後2週間ほど経ってまたパ国に戻る。同じプロジェクトで2つの専門家をしているので。。。

こういうのはかなり珍しいが、結果的には良かったね。別の人だったら考え方も違うしね。調整がかなり大変だっただろう。

帰国中に、中学校と高校の同窓会に参加になりそうだ。2年ほど前だったが、高校の同級生から電話があり同窓会があるとのこと。鳥山君が癌で急死したとの話だった。急用があり参加はしなかったが、60歳になるとやはり亡くなる同窓生もでてくるんだと思った。

出不精で、人付き合いもあんまり得意じゃないが、63歳だしね。そろそろ出かけてみましょう。

さすがに会社のOB会は出る気にはならないかな。嫌な先輩とか上司と会うのはね。悪い記憶は消せないものだ。

大学、大学院の同期会もずいぶんやっていないね。大学は、確か2008年かな。大学院は、2012年くらいか。みんな定年だしね、やりづらいかもね。立場がかなり変わったことも影響してるかな。コンサルは定年がないのであんまり気にしないけどね。子会社の嘱託とかになったことで同期に会いたくないという感情はあるかもね。サラリーマン的な人ほどそうでしょうね。

さて、明日からまた頑張りましょう。最後のまとめだ。それとセミナー開催。

2017年4月12日水曜日

2802:明日からイースターの連休

今日から電力公社の別棟に移る。地形課との作業に入る。

公社ビルの敷地内には、カフェテリアがあり、外のレストランより格安で食事ができる。キロで測り値段を決めるやり方。1年ぶり。ビュッフェも種類が豊富で結構いいんですね。朝ごはんが少ない場合は、9時過ぎに軽食も取れる。あげ餃子に似ている「エンパナーダ」は特にいいね。

昨日あたりから若干気温が下がる。これにパラグアイ人は敏感に反応。大方の人が防寒衣服を着始めるから面白い。冬ともなれば、全員がすごい厚着になる。春と秋が殆どない気候だからか。アフリカの南部もそうでしたね。日本人の僕はまだまだ夏対応だ。

さて、今日から報告書作成の本番だ。イースター後には素案は仕上げたいね。データ解析はまだなので、文章だけでも一応作りたい。データ解析は電力公社職員に任せているからだ。

5月になったら、最後の技術移転セミナーをしましょう。

2017年4月8日土曜日

2801:暑い!!

アスンシオンの気温は30度をかなり超えているようだ。湿度も高い。

午前の会議後、レストラン広島2号店で昼食。牛カツ定食を頂く。結構いけますね。

オフィスも暑い。冷房効き悪い。

午後3時間際なんでそろそろ閉店だ。この国朝7時から仕事なんで、午後の2時間はあっという間に過ぎる。通勤時間があまりない所以ですね。

ホテルに帰ったら昼寝でもしましょう。夕飯はまた内山さんですかね。ワンパターンである。

土日あたりからそろそろ報告書作成を開始しましょう。来週月曜日から地形課との会議。

年間のダム堆砂量はどういう結果になりますか、興味津々である。。。

2017年4月7日金曜日

2800:お昼の休憩中

今日は快晴のアスンシオン。これまでちょっと雨模様だったので、爽やかな気分になりますね。

日本はサクラ満開でしょう。自宅前の公園の桜を奥さんにLINEで実況してもらいました。

4月は新学期や新年度。さぞかし新入生や新入社員の姿がおおいでしょう。会社の付近は高田馬場から西早稲田。ものすごい数の学生さん。留学生も多いね。

今日は会議中心で、午後は2,3回目の会議が入ってます。日本人だけなので、通訳のFELIXさんはお昼で帰りました。この案件では、3人の通訳さんがおりまして。それぞれが最適な通訳をしていただき感謝ですね。こういう国はそんなにありません。勿論、英語が普通の国は関係ないけど、スペイン語やポルトガル語の世界でもないでしょう。

パラグアイ人の性格の温和さもあり、日系の人も穏やかで良心的ですね。他の中南米は行ったことがないけど、比較しようと思わないほど、素晴らしい国ですね。気に入ってます。

さて、そろそろ午後最初の会議が始まります。

2017年4月6日木曜日

2799:首都での内業に入る

昨日、一応最後の現地調査を終えて首都に安着。

これから5月中旬の帰国まで内業が続く。書くことはすでにあるので書きだすだけ。

まずは英語で書き、西語に訳してもらい、同時に和文を作成。まあ2週間くらいでしょうかね。

後は、マニュアル類とプレゼン用のパワポの作成。最後のプレゼンはいつになりますか。5月になるか。

帰国後は、2週間後にまた当地に戻る予定で、最後の1か月の出張で終わり。

次回はNY経由のJALですねえ。帰りの便はグレードアップしてファーストクラスで帰りませう。JALのファーストクラスはいまだ経験なし。興味ありますねえ。

英国航空、シンガポール航空、マレーシア航空の3つのファーストクラスは昔々経験あり。英国航空の場合は、まるでサロンでしたね。いい経験でした。

さて、来週はイースターで連休に入りますね。13日から16日まで連休。ホテルで一気に報告書を仕上げましょうかね。気合を入れて。

現場で風邪気味だったけど、良く寝て風邪も治った。仕事に集中しませう。

2017年3月29日水曜日

2798:バナナ生産地での調査から戻る

午前に深浅測量チームの作業現場を見て、それから湖上をフェリーで北上し、バナナ生産で有名なテンビアポーラに入る。

フェリーも4台稼働している。予想以上に交通量が多い。トラックのほとんどはバナナを首都に運んでいる。

この国の主要なバナナ生産地だ。

一年前に設置した観測地点で測定するためだ。地図とGPSで捜査したが、3か所目でやっと発見。アクセスが悪いのでなかなか見つからない。

やっと発見した観測所も木杭が抜かれて、侵食距離の測定は不可。とりあえず、写真判読しかないと諦めた。

去年は市役所の職員と合同で調査し、彼の自宅のバナナ園で大きな房を何本も頂いたが、今回は諦めた。一房に30本以上付いてますかね。日本では考えられない大きさですね。

明日は、ブラジル人の経営する大豆畑に設置した観測所に行く。まさに豪邸。その庭に設置したので抜かれることはないでしょう。

さて、これからイグアスの日本食堂に行って皆さんで食事だ。

2017年3月28日火曜日

2797:3日ぶりにイグアスに

土日の首都はずっと雨。今週のお天気は頗る良い。

今日朝からイグアスに移動。26日から夏時間が終わり、1時間早くなっている。そのためか、お腹が空いたので、アスンシオンのモールでちょっと早い昼食を取る。

新しく開発された地区で、ホテルやレストラン、モールなどが集まっている。そこのモールだからレストランも充実している。最初、バーガーキングを食べようかと思ったが、かなり他の店に目移り。

最終的に、キロで値段が決まるビュッフェ。うまい牛肉とサラダ。値段は1000円程度か。

道中は道も空いていて、5時前には到着。今は5時半で、日の入り間近。

さて、奥さんからメールがあり、6月3日に今川中学校の創立70周年記念の同窓会があり、21期の同期会もあるとのこと。

6月3日ですか。次の南米出張を3日にしてましたが、数日ずらして成田を出ましょうか。5年ぶりの還暦同期会は、2014年の暮れにあったので、丁度2年半ぶりですか。幹事のH君が次からはやらないと固辞されてましたね。お馴染みの4人の方が引き続いていましたね。感謝ですね。

ということで、3年ぶりの同期会となり、初めての同窓会本会に参加となる。場所は、旧今川中学校の講堂ですね。懐かしいね。今は校舎は老朽化で取り壊されているね。

みんな今年63歳ですね。

同期会も2年に一回程度開いてもいいんじゃない、と幹事でもないのに思ってます。

2017年3月25日土曜日

2796:アスンシオンに戻る

4泊した後、首都に戻る。

調査はまた来週に。

昨日あたりから曇りから雨が降るようなお天気。天気予報では明日日曜日あたりから本格的な雨になるとか。

溜まった洗濯物を洗った。慣れているし、洗濯は楽しいものだ。

来週月曜日からまた現場に移動。2泊ぐらいでしょうか。

GHPも土日のお客さんで満員状態。

今は金沢に旅行中の奥さんと長女とLINEの動画で会話。すごい時代ですね。

さてと、洗濯の後始末。。。

2017年3月21日火曜日

2795:南十字星と大マゼラン星雲

夕飯の後、ベランダで天の川を観察。

1時間ほど、小林さんの女将の説明を聞きながら堪能していた。

人工衛星も一つ、そして流れ星も一つ見た。

1年ぶりの天の川も見事だねえ。昨日の夜は特に雲もなく1年前のものと同じ。

こういう天の川は、中近東のヨルダンやアフリカのマラウィで見ていたが、南米パラグアイもいいね。

大マゼラン星雲は見た目雲の塊。

南十字星は、南半球だけで見える。十字架を横に倒したように見える。

大きな人工衛星は残念ながら見えなかった。後で、ネットで人工衛星観測のサイトを見たら、国や地域別に見える方向や時間が検索できた。このサイトを参考にすれば、確実に観察できるようだ。小林さんの女将にも伝えましょう。

今日は朝出かけ、資料収集したらホテルで内業だ。

週間の天気予報を見ると、明日から週末まで快晴で気温もあまり上がらないようだ。風もなさそう。湖上の調査もうまく行くでしょう。

2794:5日ぶりのイグアス

アスンシオンからイグアスに移動。

これから約1週間の調査に入る。

いい天気ですねえ。暑そう。湖上の調査も日に焼けるね。

明日は調整で、アグロ佐藤さんに行って頼んであった調査報告書のコピーを取りに行く。それだけ。

明後日から調査開始である。3日と予想しているけどどうでしょうか。

1年間で貯水池の最上流域でどれだけ堆砂があるのか興味深いね。今回は器械もマニュアルから自動に変わるがどうでしょうか。

午後4時。まだ日没までは3時間ほどあるね。天の川観測だ。

サントリーの山崎を飲みながら、今日の夕飯はすきやき。初日だけ頂く。次回からは軽めで。

カウグアスのモールで食べたお肉もうまかったねえ。こちらのお肉は最高だ。

2017年3月20日月曜日

2793:今日現場に移動

3月20日。パ国に来て2週間。今日から1週間現場の調査作業に入る。

今日のアスンシオンは快晴。気温も秋の感じ。そういえば、グランドホテルの中庭では、トンボが飛び交っていた。5月以降は、冬ですからね。

今日からまたイグアスの小林さんの民宿にお世話になります。

湖上での調査なので、安全に気をつけたいところですが、お昼はベースキャンプで恒例のバーベキュー。最高ですね。

調査の意欲も向上します。

さて、あと1時間で移動開始。。。

2017年3月19日日曜日

2792:今日のGHPは結婚式

3月18日土曜日。

パラグアイに来て2週間が経った。

夕飯は内山田さんに。グランドホテルのロビーはたくさんの人。結婚式ですね。女性はイブニングドレス。ここは日本でいれば、帝国ホテル。土日は結婚式が多い。上位5%のお金持ちのホテルですからね。

タクシーで内山田さんに。パタゴニアを飲み始めると突然の停電。どうも内部の問題。食事を終えたころに復旧した。それで帰るのもあれなんで、追加でビール1本。

パタゴニアの

アンバー・ラガー

キュウン

ボヘミアン。ピルツナー

3本だね。ちょっと飲みすぎ。

ホテルに戻ると結婚式は最高潮。横目に見て、部屋に。。。

今はサントリーの山崎を飲みながら、ウルフマン・ジャックの昔の放送をYouTubeで聞いている。

明日休んで、月曜から1週間現場だ。

2017年3月18日土曜日

2791:日本工営OB会

もう日本工営を離れて14年。早いもんですね。23年も所属した会社です。いい修行期間でした。

プラント技術部にいた田口さんがFaceBookで今日開催された首記OB会の写真をアップされてました。

懐かしい上司の方々の写真を拝見。皆さんかなりのお歳ですね。80歳を超えた幹部の方々も。

和田さん

澄川さん

山口さん

などなど。。。あんまり名前を挙げたくない方もいますね。Hさんとか。

唯一の恩人の久野一郎さんは欠席でしたか。亡くなった大村精一さんも恩人かな。

23年もいましたからね、いろんな思い出もあります。彼らに何かを教わった記憶はないですねえ。自由にやらせていただきました。

久野一郎さん、亡くなった大村精一さんにはお世話になりました。これは確実。

後はねえ。。。サラリーマン的な上司だけ。

僕ももう63歳、でもまだまだ現役コンサル進行中です!!チャオ

2017年3月17日金曜日

2790:首都は曇りで涼やか

今日のアスンシオンは、曇りで気温も18度程度まで下がっている。気温変化が激しいですね。

金曜。来週の現地調査の段取りを済ます。

地形課の課長さんももうすぐ定年。どこか「寂しげ」ですね。一つの会社で40年も勤めるとそうでしょうね。

水文班の部屋に行ったら、アンヘルさんが一人でいた。若いのに高血圧の問題で来週の調査には参加できないとのこと。ウエイトリフティングやっていて、体もがっしりしているけどね。体を酷使したかもね。体を大事にと言って別れた。

来週月曜の移動には変わらないが、調査実施は水曜からに。火曜日は別の作業をしませう。いろいろあるしね。

来週一杯現場で終われば後は解析とか報告書やマニュアルの作成になる。現場もいいけど、移動が片道4時間以上かかるのでね。それが結構面倒くさい。

さて、今日の作業に入りませう。

2017年3月16日木曜日

2789:首都アスンシオンは雨

昨日夕刻、イグアスから戻る。最高気温は午後3時ごろで36度。やはり暑くなるか。来週から1週間湖面での調査だから熱中症に気をつけよう。

また、大雨や大風がないことを祈る。

首都のホテルは、セミナーで満員状態。リーダーシップのセミナーのようだ。英語のタイトルだから欧米の機関主催か。

現地調査では期待以上の成果アリ。

1.土壌浸食に関しては、これまで植生の重要性を述べていたが、みなさんあんまり気にしていないようだったが、意外な人から反応があった。イグアスの民宿小林さんの女将が体調が悪いので、急きょピラポからSさんのお母さんがサポートに来ていたが、ご挨拶早々、土壌浸食には草が重要とのコメント。えー、主婦の方から正解のコメント。良く伺うと、大豆と牧畜をやっているので、草に関しては実践的に経験と知見がある。それとピラポは地形が急峻でイグアスとは真逆。だからかー、それにしても素晴らしい。今度ピラポにまた行ってみよう。去年一度、そして5年前にも行っているが、実践されている農家さんとは会っていない。Sさんもすでにご長男が後継者。大学卒で専門性もあるようですね。いつ行けるかは未定だが、2泊ぐらいで行きたいですね。

それとイグアスのアグロS企業のグリーンベルトの実践現場を視察。以前から知っているけど、詳細な報告書もあり、かなりいい参考書となる。いいねえ。ヘビが出そうな雑木林にも小道をつけて頂いた。ただし、湖岸の土壌浸食は樹木では止められていない。草ですね。

主目的とはまったく違うことでいい成果がありました。勿論、本チャンの目的は果たしました。コンサルって思いつきの判断でもいい結果が得られることが多いんですね。これも海外の面白いところですね。

首都も一日中雨らしい。パラグアイ人もこのくらい降り出すと傘をさすらしい。

2017年3月15日水曜日

2788:イグアスに安着

現場での観測施設設置の検査を終えて、無事にイグアスの小林旅館に入る。

宿泊は1年ぶり。懐かしいね。

現在7時ちょっと前。間もなく日が暮れる。

あの天の川を早く見たいね。でもその前に皆さんと日本食屋に行きます。

大豆畑はすでにトウモロコシになっている。

ここ小林さんのところに初めて泊まったのは、5年前。今では南米バックパッカーの人気の旅館だ。長期で泊まる女性も多い。所謂、自分探しの旅らしい。見つかるかな?

さて、日の入りを観測しませう。

2017年3月14日火曜日

2787:急に秋模様に

昨日からこの南米内陸は気温が下がっている。よくある気象変動だ。

真夏から秋。

現場に向かうまで事務所で待機中。別部隊との待ち時間調整に勘違いがあり、こういう事態に。彼らは現地集合時間と思っていて、僕の方は首都出発時間と思っていた。とんでもない勘違いだね。

運転手さんはお昼出発と言われているので、急には変更できない。精々1時間程度前倒しか。

別部隊とは、調査内容の配分をしよう。現地で1泊して、別の調査をしましょう。そういう風に柔軟にして、結果オーライに。。。

2786:明日現地に

今日の昼食は、オフィス近くのレストランで。ビュッフェのうまいお店だ。

明日で業務を終了するフローレンシアさんの送別会でもある。彼女も去年結婚して、これから旦那さんと一緒に同じNGOで活動するらしい。夫婦で同じ仕事というのもいいでしょうね。

そのお店も今日で閉店らしい。理由は分からないけど、借地だからか?ケータリングはできるらしい。昼食は毎日のことだから、別の店にするのも残念だね。

さて、今日の会議で明日午前に現地に1泊で出張する。観測機材設置の検査である。観測データをWIFIで飛ばす通信装置も入っている。観測データの測定、データ送信と受信ができれば、作業完了となる。

観測システムの設置方法は、アメリカのUSGSのガイドラインで示された方法を採用した。日本ではそういうガイドラインはないんですね。深浅測量もUSGSのものを参考にしている。USGSが主導で開発された観測機器が民間で製品化されることが多いね。

うまく設置されたことを祈りましょう。

2017年3月13日月曜日

2785:新たな動きありか?!

今日からパラグアイ業務の2週目に入る。

1週間経ったので、体調も良い。50肩もずいぶん楽になった。ホテルは6時から朝飯なので、4時半ごろに起きている。オフィスは7時開始だ。これが南米の特徴。

明日また現場に行く。ある施設の設置状況の検査。1泊で帰る予定。本チャンの調査はまた来週に予定。今日その調査の予定を電力会社の職員と協議予定。

さて、首題。

もうJICAの技術協力プロジェクトが民間主導で始まって10年以上になりますか。気が付いたら調査計画(マスタープラン、FSなどの開発計画)の案件が水セクターでもほとんどなくなっている。不思議ですね。ハードからソフトへの移行でしょうか。

流域管理でもほとんどすべて技プロだ。4年とかね。

そのため調査計画で常識の科学および技術的な調査がちょっと抜け落ちている。課題の詰めがなく、いきなり対策の一部が始まっている。プラットフォームの構築とか環境教育など。。。

課題、例えば土壌流出のモデルに関してもないよね。そういう専門家も派遣されることがあまりない。要するに、科学技術的なアプローチなしに、いきなり住民参加型の流域管理になっている場合が多い。

それで問題ないならいいのですが、やはり調査や分析がないとねえ。

僕のモット―。

計測なくして、管理なし。

そういう問題をそろそろ気づく方が現れてきた。いいことですねえ。

その方法論についてもお問い合わせがクライアント側からあった。僕の経験から、方法、期間、コストなど大まかな推定をお送りした。

具体の案件が出てくるといいね。

ただねえ、今所属している会社はもう滅びる寸前。できる人材が枯渇している。他の会社の知り合いに聞いてみよう。専門家いるかどうか。

超複雑系の調査計画の案件がもっと増えないと、コンサルの技術は上がらないね。業務調整が専門です、なんて言いだす若手が増えないことを祈ります。

2017年3月12日日曜日

2784:内山田さんもパタゴニアを入れたねえ

昨日に引き続いて内山田ホテルのレストランに夕食に出かけた。

泊まっている高級ホテルのレストランもいいけど、一人じゃつまらない。

タクシーで7分くらいでしょうか。歩いてもいいけど、それなりに時間もかかるし面倒くさい。

お決まりの焼肉専用部屋に。そこではタバコも吸えるしね。

時間的にいつものシニアボランティアの一団もいるし、韓国系のおばさん一行もいたね。相変わらずの風景。一つ違う事は、ビールのメニューにパタゴニアが入っててきたこと。

ついに内山田さんでも流行のパタゴニアが飲めることに。時流だしね、当然だ。

昨日は皿麺だったが、今日はピリ辛ちゃんぽん。

いいねえ。

さて、シニアボランティア。彼らも去年からいるねえ。60歳代後半の団塊の世代だね。彼らのようにはなりたくないねえ。集団的な意識が強すぎる。個人としての力量はなし。昔、日本工営にもそういう輩が沢山いた。今は皆さんご老人でしょう。あの人たちも一生懸命頑張ったんでしょうけど、コンサルの国際化には無力だったね。他のコンサルは論外だけど。

さてと、YouTubeでも見ましょうかね。


2017年3月11日土曜日

2783:4日ぶりに首都に戻る

昨日夕方に首都に戻った。移動時間は、車で4時間。車両移動の限界値かな。

一応無事に現場調査を終えた。第一回目ですね。ローカル業者の作業の現場検査もあったが、何とかパスでした。

風が強く、たぶん瞬間風速が20メートルを超えていたと思う。ウィルソンの推定式をまとめに使いましょう。簡便式だが結構使える。これ以外だとか解析しないといけない。風速、フェッチで波高を推定するのだ。

湖岸の侵食はかなり進んでいたね。設置した木杭が2か所で盗難にあっていた。まあ写真の比較で記述しましょう。1か所は測定可能。残り2か所はまた次回。

ローカル業者の設置している施設もまあまあ指示通りに工事しているので安心。ある規格もクリアーした。詳細は書けない。

現地のホテルは最近できたいいホテル。朝のビュッフェが最高。ブラジル系ドイツ人の経営だ。元々シェラスコを中心にしたビュッフェをレストランでやっていたが、ホテルにも乗り出した。痩せる暇がないほどどこでもうまい料理がでてくるのでうれしい悲鳴だ。

昨日の夕飯は久々に内山田ホテルのレストランに。ピカダとピリ辛の皿麺。それとブラマというローカルのビール。インドネシアのビンタンビールに似ている。安いしうまい。ちょっとしゃれたレストランでは、パタゴニアがいいけどね。それはまた次回。内山田に来ていた東洋人がパタゴニアを注文していたが、内山田さんにはないよね。

また、来週現地に行く。あと2,3回は現地作業と研修会を数日既存発電所で行う予定。それはまだ先だ。

現場も雨模様だったが、首都の今朝は曇り。

土日はのんびりしませう。成田を出て、1週間だ。早いもんですね。ちょっと疲れが。。。

2017年3月7日火曜日

2782:首都3日目

日曜の午後に安着してから2日経った。今日の午後、現地に向かう。

午前中は地形課と協議。別プロジェクトとの協議を決定する。カナダのマニトバパワーとアルゼンチンのコンサルだ。

今週は金曜まで現地で週末は首都。来週も同様のスケジュールとなる。

お天気はいいですね。気温もどんどん上昇。暑くて汗びっしょりだ。

今朝も4時に起床。移動の準備。奥さんとのライン会話。ホテルの中庭、ロビー、レストランなどラインで写しながら会話。中庭の鳥のさえずりも伝わった。海外での環境を実写で伝えられるのはいいね。

今日泊まるホテルはドイツ系移民のレストランとホテル。ここのビュッフェは最高。シェラスコもあり。朝から頂けるのでいいね。品揃えは地域一番。日本からの使節団は必ずここで休憩する。最近隣にホテルも開業され便利になった。

さて、移動の前に、調査団が手を入れた計画書をレビューしましょうか。

2781:仕事の初日

昨日はかなり寝たせいで、朝は4時に起床。

朝飯の6時までのんびり過ごした。真っ暗な中庭を見ながら煙草を吸った。

6時の朝食も懐かしい。知り合いのボーイさんが用意していた。実質用意が完了したのは6時をかなり過ぎていた。お客さんも少ないのだろう。出来立てのフランスパンと生ハムは僕のお気に入り。それと、いつものソーセージとスクランブルエッグ。太りそう。

二杯目のコーヒーを持参し、部屋の外で一服。もう日も明けて来ていた。

7時過ぎにチーフと一緒にクライアント事務所に。新任の次長さんにご挨拶。特段問題はなし。

半年ぶりに調査事務所に。お馴染みの職員らと再会。いいねえ、仲間ですね。

銀行に行って換金。ドル安ですねえ。1ドル=5,300ですか。

戻ると行方不明のトランクが届いているとの連絡在り。ホテルの部屋に運ばれたそうだ。安心。

昼はおなじみのビュッフェ。キロで値段が決まるこの地域特有のシステム。うまいねえ。だから太る。

明日午後に現場に移動となる。数日間の調査で戻る予定。

午後は環境部長との協議。女性部長で頭が切れる。これまであんまり関与していないので、参加を要請するつもり。評論家から脱してほしいしね。

1時過ぎ。あと2時間でホテルに戻る。この国では、朝7時から午後3時までがオフィスアワー。日本は通勤時間が長いので無理ですね。金曜3時までという運動もあるけど、果たして浸透しますかね。ラテン的な発想でもありますね。

夕飯は、タクシーで、内山さんのレストランに行きましょう。地元のビールと辛みちゃんぽんかな。

2017年3月6日月曜日

2780:アスンシオンに安着

馴染のホテルに入った。暑いですねえ、南米の内陸は。

取りあえずの長旅は終わり。まる二日ですね。

サンパウロで受け取る荷物は、ビザなしでは入国できないので最終目的地まで送る手配を2回したが結局間に合わなかった。今日の夜行便に載せてもらえることを祈る。大体さ、エールフランスの係り員がサンパウロで止めるところがまずかったね。通常はアスンシオンまでスルーなのに、変に知ったかぶりでちょっと心配だったが、やはり油断したのがまずかったね。

最近どうもサービス業の人たちの不備が目立つね。なんか信用できないなーという印象があると必ずへまをするようだ。旅行代理店もそうだったし。

まあしょうがない。トランクが戻れば良しとしよう。

南米は暑くてかなり蒸し暑い。ブラジルに近づいたころから雲が一杯に広がっていた。パラグアイ河も洪水だったようだ。

現場の作業も雨が降らないといいけど。去年は2週間ほど降らなかったからね。さて今回はどうでしょうか。

荷物がないので、今日はのんびり行きましょう。明日は朝から会議の連続だ。

免税店で買ったサントリーの山崎をちょっと飲みましょうかね。

2017年3月5日日曜日

2779:パリに安着

1年ぶりのパリ。とは言え、空港だけだけど。

シェラトンの空港ホテルで書いている。2時間半後にサンパウロ行きに乗り換える。

仮眠する余裕はないので適当に過ごしている。ラウンジよりはいいね。

ヨーロッパは煙草を買うのも一苦労。何とか手に入れホテルの裏口の傍で吸う。なんとも喫煙者は惨めだね。ただし、空港内には喫煙室もいくつもある。これは非常に便利。

機内で寝たので今は快調。大体お酒飲んで、寝れば、後は数時間で着く。そんな感じで乗り継げば最適だ。横になって寝られるのはいいね。あんまり疲れない。

夜7時半。FaceBookでも見ましょうかね。

2017年3月3日金曜日

2778:技術士の必要性

平成28年10月18日の科学技術・学術審議会技術士分科会 第9回制度検討特別委員会において、技術士試験における変更が報告されました。
早ければ2018(H30)年度の試験から変更になります。
委員会が技術士制度の参考とした国際エンジニアリング連合会(IEA)が定める「エンジニア」には、資格取得段階で明白な解決策がないような複合的な問題を技術的に解決できる能力が求められています。日本の技術士にも同様の問題解決能力を求める必要があるとして、その能力をより的確に把握するには択一式より記述式の方が適しているとの委員会の判断で変更となりました。

 
主な変更点
1)必須科目を記述式に切り替える。
2)選択科目では専門知識及び応用能力を問う論文の記述枚数を現行の600詰め用紙4枚以内から3枚以内に削減することで、受験生の負担を軽減する。


上記は、2年後に技術士の試験方法が変更されるという記事だ。

国際基準に沿って、「明白な解決策がないような複合的な問題を技術的に解決できる能力」を求めることとなっている。

なるほど、確かにそうですね。国際開発管理コンサルタントにとっては、必須の能力である。

ですが、僕の場合、コンサルになって36年だが、技術士は一つも取っていない。専門分野が幅広なので取る必要性があれば、4から5個の技術士の取得が必要だ。無くても仕事を受注できるという事情がある。国内専門のコンサルだと業務主任は技術士でないとなれない。

海外の場合は、100点満点で16点が学位と資格に当てられている。学位は、学士、修士、博士だろうし、資格と言えば技術士が代表格だ。16点の内訳は公表されていないが、まあ8点でしょうか。

専門性の高い技術士を持っていれば、自動的に8点得られるとすれば、持っていないより持っていた方が受注確率は高くなる。僕のようにない人でも多くの案件の1位指名を得ているので8点差以上の得点を別の評価で得たわけだ。

類似案件経験の多さ・高い(48点)
実施方法の提案力(20点)
語学力(16点)

これらの点数で他社(技術士所得者)の人より8点以上差をつければ合格だね。技術士を持っている程度で勝てないのはそういう理由。

無くても合格するのは、経験知見の多さだね。そういう人は複合的な課題を技術的に解決できるわな。技術だけじゃないところも海外途上国では必要ですし。

会社も推奨するが、20代30代で技術士を目指すのもいいけど、あんまり効果がないのも実情である。

技術士取って、TOECIの点数が高いだけではだめなんですね。

また、専門性も幅広でないと仕事は枯渇してしまう。一つの技術士でカバーする領域は非常に狭い。

僕の場合だと、

水資源
防災
電力
自然環境
給水

の5分野をカバーしているので、息の長いコンサル人生を送っている。

世界最高の技術の取得を日々目指しているので、5分野に対応する技術士取得の暇はないんですね。


2017年3月2日木曜日

2777:出張準備ほぼ完了

会社のオフィスで現地に持参する文書・地図などを整理。資料はほぼパソコンの中に取り込んだ。

明日、パリのホテルのバウチャーをもらって、それと出張資金を円で頂くだけだ。ドルでもいいけど、今は空港で換金できるので円で良とした。円高なんですね。現地の交換レートは去年とあまり変わっていないようだ。最近は、ホテル代が実費精算なので安いホテルに泊まって定額代からの差額を頂けないので嫌だね。だから現地では最高ホテルに泊まることにしている。

現地からの情報だと、まだまだ懸案事項がたくさんあるけど、まあ百戦錬磨のコンサルですから、その程度の不確定要素はへっちゃらだ。リスクは常にある。それを最小化するのがプロのコンサルタントである。

さて、明日はどうしましょうかね。午後ホテルバウチャーを受け取るので午後まで会社にいないといけない。

今日は久々次男が実家に戻る。大学院の修士論文も見せてもらったが、結構いい出来じゃない。親ばか。僕の頃は、作成した論文を提出して、サマリーを基にプレゼンして終わりだった。プレゼンの後に修正加筆というのもなかったね。彼は就職してまた実家を離れる。自動車メーカーだからね、東京には居られない。寂しくなるけど、まあ自立していくのはいいことだ。今日は学生時代の最後の祝杯である。

土曜日は成田まで奥さんと長女を乗せて無料サービスのハイヤーで行く。成田での食事と買い物は恒例行事だ。現地ローカル職員のフローレンスさんが結婚したのでプレゼントを買わないと。それと別の職員との宴会用のサントリーウィスキー山崎を持って行こう。

2ヶ月半の出張なので、床屋では短めに散髪した。まあ床屋は現地でもあるが面倒くさい。日系人のおばさんがやっている床屋もあるけどね。

8月に帰国してからしばらく50肩だったが、やっと正常に戻ってきた。良かったね。現地での作業に影響するからね。歳は取りたくないですね。

2017年3月1日水曜日

2776:いよいよ南米へ出張

今度の土曜日に南米に出発する。

2ヶ月半で、同じプロジェクトでは3度目の出張である。去年の8月以来。

すでに冬は終わり、南米内陸国は夏の真っ盛りのようだ。1度目は去年の今頃でしたねえ。

今回は、パリ経由。前回のエアフランスでは旅行会社がミスしてマイレージを登録できなかった。そのため、今回は若干の追加サービスを得た。ささやかだけどね。

まずは、自宅から成田間のハイヤーサービス。お次は、パリでの空港ホテルのデイステイ。

バブルの時代を思い出すサービスですね。大したことないけど、無いよりはましかな。

2ヶ月半の出張も業務内容がいろいろあり、期間的には楽ではないが、まあいい国だしね。滞在を楽しみにしている。治安もいいしね。

帰国後は1ヶ月後にすぐまた行く。最後の1ヶ月ですね。それですべてが終わることに。。。

流域管理というのは、持続性が重要だから、それができるようにまとめたいところです。

そろそろ準備に入りませう。

2017年2月15日水曜日

2775:村落給水事業の課題って?

首記に関しては、様々な問題がある。

クライアントもコンサルもすでに承知している。ところが中々解決しないし、プロジェクト的には不合格になるケースも30%程度あるようだ。具体のことは知らされていない。

小生の理解では、無償案件として深井戸設置や掘削機供与及び技術指導といったハード的な援助が主だったが、徐々に村民の維持管理能力強化の必要性がでてきて、ソフトコンポーネントといういい方で進んできている。

それでも持続性が担保されないケースがあり、また村落の衛生向上という無視できない課題も付加されている。

案件自体も年々減りつつある傾向だ。

主たる問題を技プロ案件で論じると以下のとおり。

1.プロジェクト期間は大凡4年くらいか。3.5年というケースもある。本来6年程度を想定していたと聞くが、コンサル側が人員配置の問題があり、4年程度に落ち着いたとの情報がある。小生の限られた経験からすると、最低でも6年は必要で、それならある程度の成果は期待できる。改善の余地はかなりあるね。

2.維持管理向上のためのメカニズムの提案や各種マニュアルの作成がTORにあるが、上記1.のとおり4年程度では成果は見えない。ある案件の場合、7つの提案がなされたが、プロジェクト終了後直後でもそのうち1つの提案だけ生かされ、残りの6つの提案は全く動かなかった。また、マニュアルも作成されたが、記録用紙の利用などもプロジェクト終了以降全く利用されなかった。終了時に首都でプレゼンが行なわれて、中央政府側もプロジェクトで作成されたマニュアルの正式採用を口頭で約束したが、一切進まなかった。リップサービスでしたね。

3.いろいろ案件の内容を見るが、維持管理を実際行なう水委員会が記録するログブックが採用されていない。管理は記録がないと管理と言えない常識が理解されていない。

4.そもそも、人口400人足らずのコミュニティーだけで経験のないハンドポンプつき深井戸を管理運営できるのだろうか?そういう基本的な疑問はないのだろうか?ある国の辺境地でもあったが、人口1500人程度の村で3つの深井戸を維持管理しているが、村長のイニシャティブで複数の深井戸を合同管理していた。いい事例だね。委員会との会議でも、彼らはログブックも持っていたし、水政策も読んでいた。井戸修理のメカニックスも村で養成されていた。まさに自立的発展を示していた。そういう事例は他の州でもごく普通に散見され、その合同管理体制が発展し、レベル2の共同水栓の管理に活かされていた。そういう発想は我が国の事例ではない。3.のログブックすらないですからね。不思議である。

5.不合格と最後に評価された案件は、事前や中間でも分かるんじゃないかと思う。それをしっかり評価分析できるにはやはり専門家がするべきではないか。専門性のない評価分析屋さんができるわけがない。高々2週間の出張ではね。

6.教訓とよき実践が流行だが、よく理解されていないことが多い。知識管理として総合的にアプローチする必要がある。目的は、業務の改善なのだ。よき実践が普遍化されれば、それがベストな実践となり標準化される。

7.そもそも、標準化されているAfridev式ハンドポンプは、開発されてもう20年以上が経っている。抜本的な改善やモデルチェンジがない。ある製品で20年以上もモデルチェンジがないのも異例なことだ。安価で壊れにくいというデザインコンセプトだが、それでも改善は必要だろう。今我が国の中小企業の海外ビジネスの機会増加が叫ばれているが、日本の町工場さんの知見や技術で貢献できないだろうか?

8.各ドナーや国際機関で、直接案件実施しているのは我が国くらいだろうか。最低限のインターナショナルコンサルタントとローカルコンサルや業者、NGOとの連携などで首尾よく実施しているケースがほとんどだ。NGOでもレベル2の施設建設維持を支援している。ベルギーはレベル1では効率が悪いのでレベル2だけで支援している。

9.コンサルの問題としては、村落給水は無償や技プロしかないのが普通なのでコンサルの技術力の劣化が見られるのでは懸念している。調査計画に参加しないと総合的な技術力は落ちるね。これは技術援助全般の課題でもある。

と、いくつか課題を挙げたが、知識管理としてはもっと膨大な事例がないと使えないね。複雑系の水資源管理、流域管理や災害リスク管理などでは、給水とは比較にできないほど課題があるのだ。給水事業はそれほど難しくはないんですけどね。コンサルの実力不足かもしれないね。

2017年2月13日月曜日

2774:航空券マイレージの件

旅行代理店の不手際で2回の南米往復のマイレージが不加算だった事件だが、一応の結果を見た。

2回目のJALはJALの不手際だったのですべて加算で解決。1回目のAFは旅行会社の登録忘れだったので、さすがにこれは復帰できないとの説明があった。代替として、これからの2回分の出張で朝成田までハイヤーで送迎とのこと。2回で6万円ほどですかね。マイレージはお金じゃない価値があるけど、これ以上ごねてもしょうがないので、オーケーした。

クレームをし続けること自体ストレスですからね。

最近はどこの航空会社もビジネスであれば帰り自宅までハイヤーで送ってくれるので、次の2回は往復成田間をハイヤー送迎となる。まあそれで満足しましょう。

担当の人と話していたら、彼が僕の家の近所だったことが判明。うちの子供たちと同じ中学校だね。早く言ってくれれば許してあげたのに。。。

2773:TOEICのSWを受けてきた

昨日さいたま新都心の会場で、首記のテストを受けました。

2008年にTOEFLの最新式を受けてから9年になります。早いもんですねえ。2008年に受けた理由は、当時ある独立行政法人にいたが、再就職先の候補にある独法があり、その専門員の試験で英語力が要求されるのでその資格のために受けた。それ以前は、すでに受けた英語の成績に期限がなかったが、そのころから10年と決められ、前に取ったTOEICの期限が切れていたからだ。

TOEICを受けようとしたが、すでに空きがなく、仕方がないのでTOEFLを受けた。名古屋まで新幹線で行き費用も嵩んだね。その甲斐あって、無事に要求される点数を取って、Sクラスとなった。

専門員も試験も最終面談まで行ったが、結局水資源専門家の部門ではだれも受からなかったねえ。まあいいか、という気分で、他の二つの候補(コンサル会社か個人コンサル)に絞られた。他にも横浜国大の教授職もあったがこちらも最終面談で落ちた。というより、年収があまりにも低いので面接の時にお断りしたのを覚えている。最終の面談では英語のプレゼンをしたが、審査員の質問のはすべて日本語だった。これを見て、こんな大学じゃ国際化は無理だなとすぐ思ったね。

さて、9年ぶりの試験だが、TOEICとしてはもうかなり前に受けたと思う。20年くらい前でしょうかな。時代は変わり、TOEICもlistening and readingとspeaking and writingの二つになっている。前者は前の形式と同じだね。興味があったので、後者にした。

試験の方式はTOEFLの最新版と同じ。設問に合わせて、話したり書いたり。時間の制限があるので、難しく考えたらアウトだね。嘘でもいいから適当に、という発想。あんまり現実的じゃないけど、試験ではそういう仮想の設定だ。

結果はJICAさんが要求するSクラスであれば何の問題もない。100点満点で、16点が英語力に付く。だからSクラスじゃないと16点以下。その差で負けるのも悔しいからね。10年に一度は受けておかないと。今は62歳だから72歳まで適用。それ以降はたぶん無理じゃないですかね。

10年経ってまたTOEICを受けるのも想像つかないね。

或いは受けてたりして。。。

2017年2月7日火曜日

2772:四ッ谷界隈の変貌

3月に出張するためのワークプランの説明のため、クライアント本部の四ッ谷に行って、オフィスに戻った。

風は強いが、もう日差しは春だね。コートなしでも汗ばむ。

さて、主題。四ッ谷界隈は古巣の最大手コンサルの本社があるので、もう何年でしょうかねえ。大学院を出て就職してからだ。1981年4月。もう35年になるか。

その間、町も変貌したが、この10年ほどは四ッ谷駅の新宿側にはあまり行っていなかったが、今日行ってかなり変貌したことを感じた。昼間だったしね。

まず、イグナチオ教会に寄って、中央出版社ビルのお隣のトンカツ屋。老舗のお店がもう存在しない。えー、いつ消えたの?中々古くからあるお店で、気に入ってるお店だったが。フランチャイズのカフェになっていた。じゃー、その先の小さな中華屋さんはと歩いたが、そのお店もない。

皆さんお年寄りになったんでしょうね。周りを見てもなじみのお店はほとんどない。水商売ってそういうもんですね。

しょうがないので、最近よく見る中華屋に入った。2980円で食べ放題というお店ね。中国人が経営という感じ。お昼も定食がメイン。650円で、卵とホタテの野菜炒め。結構いいね。時代はそういうお店がいいんでしょうね。

四ッ谷駅までは、新道通りを歩く。なるほど、ラーメンの「こうや」はまだやってますね。さすがに名店だしね。もつ煮込みラーメンは最高ですからね。昔昔、奥さんと行ったね。

メキシコ料理店は健在、それと洋食屋2軒。昔よく行ったお店はとっくにない。そういうもんですね。

さて、午後の作業に取りかかりましょう。

2017年1月31日火曜日

2771:1月最終日

いよいよ明日から2月。

南米出張の準備に徐々に入る。ワークプランの改定である。作業内容も追加され、若干の修正になる。大きな変更はない。

現地では、計画書の翻訳作業が進んでいる。知り合いのFelix君。彼の翻訳力は絶大な信頼があるので、すべて任せてある。図とかを西語に翻訳するのはとりあえず延期とした。元々見づらいし、西語にする必要もないでしょう。

すでに現地の夏休みも終わるので、関係者らも2月から仕事はしているでしょう。12月から2ヶ月間はお休みというお国柄は見習いたいね。

別件のプロジェクトの情報収集も一段落だ。あまり情報が入らないので、SWミッションの調査時点で考えましょう。それに参加することで有利に展開することになる。

うちの営業担当者にももっと政治的に案件に参加するべく働きかけるように伝えた。思いつきで案件が取れるほど甘くないしね。案件を取れない2社がJV組んでも取れはしないのだ。

40代の部員も情けないほど専門性がないからね。要員配置ができないのだ。彼らも自分らの専門性のなさを痛感はしているのだけれど、何せ「井戸の中の蛙」でね、実力ないのにプライドだけ高い面倒な連中なのだ。所謂、雑用エンジニア。何でもできそうだが、実際はクライアントに全く評価されない。

12社中12位、8社中6位、なんて冗談じゃないよね。そんな評価を受けたら、自殺モンだね。精々3位ぐらいにつけてほしい。

何を言っても嫌みになるので、何も言わないことにしている。

さて、休憩でたばこでも吸いに行きますか。。。

2017年1月24日火曜日

2770:Sitrep

昨日の午後は、北区十条のある計測機器の会社に行く。

南米の案件で設置する圧力式水位計の実物を見学させていただいた。水位計とデータロガーなど。いろいろ質問にも親切に答えてもらい参考になった。おまけだが、最新のVWセンサーによる水位計も見せてもらった。

水文水理の専門家だが、こういう計測機器の詳細には不慣れ。だから、実物を見せてもらい説明を受けるのはいいことだ。現地での設置や調整にも係わるし。

さて、主題の意味はなんでしょう?

答えは、

situation report(状況報告)の略語で、主に軍事用語だ。このところ、毎日HULUでテレビシリーズのテロ対策組織の「Strike Back」を見続けているので、否が応でも専門用語とか略語などが目立つ。

Jo'burg

Comms

なんかも使っている。後者はCommunicationsですね。前者は、ヨハネスブルグの略。日本語では、ヨハネスなんて言うね。medivacもあったな。medical evacuationね。

面白いのは、日本語の「おい!」と同じように他人に注意を促す場合、

Oi或いはOyと表記されるいい方がたびたび使われる。いままであんまり気にしていない言葉。

それと主人公の二人が、アメリカ人とイギリス人なので、掛け合いがいいね。米語と英語。

3シリーズ30本のうち、昨日で半分まで見た。まだまだ楽しめそうだね。

2017年1月19日木曜日

2769:1月19日

今日は1月19日。あっという間に1月も下旬に入る。

南米出張の準備もまだ先になる。2月上旬でいいだろう。第2次派遣のワークプラン修正から進めよう。当初は2ヶ月を予定していたが、2週間延びて2ヶ月半。異例のことだ。

同じ技プロで二つの専門家を受注したが、もう一方のアサインも国内作業で1ヶ月延びている。

一つの技プロで二つの専門家を兼務するのも異例だが、いずれのアサインの延長も異例だ。

異例づくめの案件である。

コンサルとしては受注が増えることには大喜び。失敗して持ち出しで作業するのは嫌なものだ。それが普通のコンサル会社も多々ありますが。。。

南米も夏なので、現地の関係者もほとんど夏休みだ。いいねえ。FaceBookでも観光地からの写真で一杯だね。うらやましい限りですね。

さて、唯一の娯楽であるHULUで昨日から、

Strike backを見始めた。テロ対策の極秘ミッションだ。かなり出来がいい。テレビシリーズだから続けて何本でも見れるので最高。しばらく楽しめそうだ。南米人から見たら、つまらない生活でしょうね。

それにしても、南米の人はFaceBookが好きですね。日本時間の夜になると皆さん一斉に開くね。通話もできるから電話代わりかもしれないね。

2017年1月17日火曜日

2768:呆れる昨今の旅行代理店

以前、シンガポール航空のCAの不手際について書いたが、今回は旅行代理店。

渡航のたびに、マイレージが増えるとうれしいものだ。特に、アフリカや南米だと、1回の渡航でもかなりのマイレージが稼げる。去年は、2回南米に渡航したので、増えたマイレージを楽しみにしていた。

と言って、すぐに増えたマイレージを確認しなかった。旅行代理店が代行して登録するわけだし、特段の問題は発生しないのが通例。

ところがである。もう何ヶ月も過ぎたのだが、ネットで確認するとまったく登録されていないのに気がついた。こんどまた行くので、ついでに確認した次第。

今回使った旅行代理店は、実際初めての会社だった。軽い感じの担当だったし、何となく信頼性が欠けるなあ、との印象はあった。予感だね。

しかし、JALやANAのマイレージ情報はすでに出してあったので、当然安心はしていた。当たり前ですね。

ところが、まずエールフランスでの渡航では、登録自体を忘れたとのこと。次のJAL便では、登録したが通っていなかったとの言い訳。

サービス業を営む代理店の言葉ではない。

担当者が電話で謝罪されたが、きっちりとした正式な処理・対応をお願いした。

こういうことで怒るのも嫌だねえ。不快感。

CAの不備の場合は、途中のシンガポールでさっそく英文で事の次第をSQ本社に報告。CA数人の実名を告げたので、本社から当事者の再教育が知らされた。実際したかどうかは分からないが、噂によれば、実名で失態の報告があった場合はクビになることがあるらしい。

旅行代理店は会社が使っているので、どういう反応があるか興味あるところだ。

2017年1月11日水曜日

2767:次の南米出張は3月上旬に

今年は去年に引き続き南米の仕事だ。

約1年で、11M/M以上だから効率的な受注だ。予定よりも2M/Mほど業務期間が延長されている。珍しいことだ。

通常あるのは、コンサル側に不備不足があり、持ち出しで追加業務が起こる事態だ。Yエンジというコンサルはいつもだいたいこんな調子。それでも受注しているから不思議だね。恥という概念がないコンサルだ。

でもそういうコンサルでも仕事が取れるからいいね。仕事が取れなければ、干上がってしまう。そういうコンサルもいるので不思議ですが。。。

とりあえず、3月上旬を出発日と想定した。帰国は5月中旬、およそ2ヶ月半の出張となる。いい感じだね。

現場と首都での作業。最近ちょっと太ってきたので、南米のおいしい肉類を目の前にして我慢できるかどうか心配だ。

当該国の人たちは日系人の方々を含めいい人ばかりだから、早く行きたいところですな。

飛行機での移動も大好き人間。今回も行きはエアフランスで帰りはKLMです。両社は合併したので、便利だね。ニューヨーク経由の出張は第2回目の6月。こちらもたぶん1ヶ月がそれ以上に延びそうだ。

クライアント側からアサインを延してくれるのはいいね。そういうことは非常に希だし、同じ案件で複数の専門家をするのも超異例なのだ。

こういう信頼関係をつなげて、70歳以上までコンサルを続けたいね。

2017年1月6日金曜日

2766:TOEIC SWを申し込む

昨日ネットでTOEICのサイトを見て、SWを受けることにした。JICAの基準では、SWが指定されていたから。400点満点で330点でSクラスとのこと。一応それを満足しないといけないし。

(後で判明したが、TOEICのLRというのもあって、以前のものと同じで、リスニングとリーディングのみのマークのみの試験があり、受験料も5000円程度。なんだ、知らなかった。)

急ぎの仕事もないので、SWの試験方法などをチェック。TOEFLに比べれば超楽ちんだ。

TOEFLを最初に受けたのは、1980年だったか。ずいぶん昔だ。そのころは当然TOEICはない。あの時は、大学院で就職対応で受けた。会社からは別に要求はされていなかったが、TOEFLに敏感な会社もそろそろ出始めていた頃だ。

何点だったか?700点満点で600点ちょっと足りないくらいか。日本工営面接の久野部長(当時)が、「うちの会社で何人か受けたが500点すら取れないんだよね。」とぼやいていた。内定していたPCIを蹴って入社。

その後、1985年また受けた。それでも点数は同じくらいだったね。受験対応だけなんでそれほど対策はしない。

その後社内的にみんなでTOEICを受けたとき、1000点満点で900点に足りない程度だったか。まあJICA対応では不足ない。

9年前に就職対応で受けたのが、TOEFLの最新版。120点満点で、100点くらいか。まあいいんじゃない。それから9年経って、来年10年で切れる。だからまた受けなくてはいけないが、TOEFLは受験料が高いしね。それでTOEICのSWにした。

9年前は、最初TOEFL最新版を法政大で受けたがいまいち受験方法に慣れていなかったので焦った。それで、わざわざ名古屋まで新幹線で行って受験。まあ何とかSクラスを維持。

本当の英語力は、TOEFLやTOEICじゃ分からないけどね。コンサル選定では分からないからね。仕方ない。

コンサルって時々プレゼンもあるけど、マラウイのあるドナー会議で、最初の祈りをやるが、自分でやってみた。終わったら、あなたは宣教師ですか?って言われたね。その祈りを教えてくれとも言われた。水の祈り、というものでした。ちょっとした詐欺師だね。

2017年1月5日木曜日

2765:コンサルに必要な英語力??

平均的にいうと、やはり大手コンサルの社員の英語力は他の中小コンサルの人より若干高い。

TOEICの平均点でもそれが現れている。

しかし、実際海外部門のコンサルの人で、さすがにすごいと恐れ入る人はほとんどいない。それでも仕事しているわけだから、高度な英語力は要らないということか。

コンサルの英語力では、まず報告書作成能力が重要で、話す力はそれほど期待されない。ただし、公式な会議等では団長など責任者の英語力は問われる。まして、国際会議でのファシリテーターなどを任される場合は必須の能力だ。

クライアントもそうした国際会議でのファシリテーター並の英語力が期待されている。

実際は、そういう機会は乏しいので、英語力イコール英文作成能力だね。それでも、大した英文ではないことが多い。専門用語が入っている程度。

自画自賛になるけど、アフリカのマラウイに行ったとき、水資源省の局長とまず面談し、業務説明をした。彼曰く、25年間日本人専門家らがやってきたが、やっと英語のできる専門家が来ましたねえ。

マラウイは英国の植民地だったから英語にはうるさい。そういう背景もあり、厳しいコメントだ。実際、小さな無償案件しかなかったから、大手のコンサルが来ることはなく、ちっぽけな弱小コンサルの井戸掘り屋さんらだから英語力があるはずはない。

そういう経験は、フィリピン、レソト、マレーシアなどなど英語が得意な途上国でよくある。英語の下手な日本人に対して、下手ですねえ、とコメントするわけないですからね。

そういう状況に甘えて40歳も過ぎてしまうと、もう英語力は一切上達しないという結果になる。

最小限の英語力とは、

英字新聞を読めて、BBCかCNNを自然に聞けて、国際会議等でプレゼンそして質疑応答できれば、それで十分だ。当然、報告書は書けてね。

2764:仕事始め

今日は1月5日。昨日は私用があり、休みとした。

今年の予定は、継続案件で7月まで決まっているので、楽な出だしでもある。それと空きの期間に別件に応札するわけにはいかないので、8月頃までは新規の案件参加はない。

トルコの防災案件の公示も来年秋頃だと丁度いいね。

1,2月は暇ですね。3月の出張準備も大方終わっているのでね。どうしましょうかね。

流域管理のお勉強も終わったし、何か将来の案件に係わるお勉強でもしましょうか。なにかありますか。

2018年には、JICA提出用の英語の証明書(TOEFL)の期限が10年で切れるので、新規に受ける必要がある。前回は受験日の関係でTOEFLだったが、今度はTOEICにしよう。より簡単だしね。受験料も安い。

久々、英語の勉強でもしましょうか。TOEIC対策の教科書でも買ってこよう。実務にはまったく影響がないんですけど、ある程度Sクラスに留まらないと点数が落ちるからね。

しかしなんですね、コンサルを36年やっているけど、英語力って大事だね。それも最高レベルの英語力。コンサル、最大手でも英語力がないからねえ。実際。

世界トップクラスのコンサルになるには、やはり社員の英語力が足りないんでしょうね。JICAさんだけがクライアントじゃね。

英語の資格なんてほとんど実務では無力。真の英語力が望まれるね。まあ日本のコンサルでは無理でしょうね。