2015年8月19日水曜日

2661:日本の水道事業の教訓、成功事例そして途上国への適用

主題のようなアプローチはあまり聞こえてこない。


途上国の水道事業の課題を地域性を考慮して分析評価する報告書は多い。


さて、それでは、日本の水道事業の課題解決手法、試行錯誤と教訓、失敗・成功例、よき実践として途上国に適応する判断はあるのだろうか?


政令指定都市の水道事業体さんが主として途上国の水道事業体への支援を行なっている(勿論コンサルも参画しているが)が、支援内容の適用性の根拠を明記した報告書は意外と少ない。


日本の水道事業に係わる技術は揺るぎないと確信するが、第3者に認めてもらう根拠を示す文書の必要性はある。最近は日本でも人口減に伴う有収水量の減少や管路など設備更新資金の不足、人材の確保など課題も多い。


途上国側に適用する技術手法も日本での歴史的・地域的な試行錯誤や成功過程を示した上で、途上国側に理解納得してもらう必要性は高い。事業規模も重要だね。1万から10万程度の事業体に対して100万都市の水道事業体が支援するのは中々難しいかも。


そのような研究を近々始めるようですね。


中々興味深い。日本人はレベルは高いが、教訓やよき実践を形式知化するのが不得意だ。暗黙知的なことが多い。実際はそうでもないんですけど。両者が一体となって知識管理になるんですね。


研究の成果を待つことにしましょう。参加はちょっと時期的に難しいんですね。。。

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