2013年1月24日木曜日

1469:最近のニュースについて

まずは日揮の件。

日揮さんの業績についてはENRのランキングで示した通りだが、治安の悪い地域でプラント建設をしているんだなあとつくづく感じた。職員ではなく借り上げ者も多い。平均年収は950万円だからコンサルよりはかなりいい(雑談)。コンサルはあまり海外で死亡することはなく、事故や病気で死亡することはあってもテロによる死亡例は非常に少ない。今回の事例は海外リスク管理の重要性をあらためて認識することとなった。

次は、イギリスのEU離脱に関する国民投票。いよいよか、という気持ち。水資源管理に関してイギリスは絶対にIWRMを使用しないことは以前書いた。統合的とあえて言わなくてもいいという考え方である。EUはヨーロッパの統合というコンセプトによって設立されたものだが、以前からイギリスの参加には積極性がないと感じていた。ついにイギリスがEU離脱の可能性が出てきたか?

そろそろIWRMのデメリットについて真剣に議論がなされる段階かもしれない。これについてはすでにこのブログでも紹介している。ほとんどがビスワスのコメントだが、途上国の良識的な官僚は知っていることだが、IWRMを否定すると国際機関からの支援がなくなるので表向けの批判はしないというのが通例だ。

今日は久々水力の総合的な復習を行った。プロポの準備だ。

さて、最近人様の超お得意な領域に入って無謀に応札すると、惜しくも2位というのが目立つが、これもお勉強のつもりで頑張っている。1位の方の経験と知見を詳細にレビューすると確かに彼あるいは彼女の1位の理由が分かる。あんまり取りすぎても同業者の生活に影響するから適当に受注するのがいいんでしょうね。この4年はちょっと取りすぎたかもしれない。

しかし、常に前進あるのみ。2位ぐらいがキープできれば、持続的に応札を行うのがコンサルの根性である。

Always on the go.

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