2013年1月26日土曜日

1470:土日の作業開始

昨日は日揮社長の会見を見た。

広報担当部長もそうだが、社長の人格の素晴らしさが伝わってくる。エンジニアの誇りとでも言おうか。すでに述べたように、日揮は日本のエンジニア会社の最大手である。コンサルタント会社では日本工営が1位だが、受注額では日揮さんの足元にも及ばない。年収も日揮さんより平均で200万円ほど低いのだ。経営者としての貫禄の違いがあるね。コンサル社長は貧相である。

さて、この10日ほど前から健康管理用に最新の体組成計インナーススキャンを使い始めた。簡易の体重計でもいいが、タニタのインナースキャンにはパソコン管理用のソフトがあるので、単純に毎日測っていれば自動的にパソコンで管理できる。この10日間で3キロ体重が減ることに成功。こういうモニタリング評価は分析好きのコンサル向きと言えよう。お値段が1.8万円だが高い買い物ではない。

さてさて、プロポ作成のための土日作業が開始された。

クライアント側からプロポ作成のための貴重な資料が次々に送られた。珍しいことである。応札者を増やし、再公示がないためのプロモートでしょうか。おかげで前任者の成果も知ることとなった。競争相手を知る上で、いいヒントである。前任者がいる案件の場合の受注はかなり難しいのが通常だ。小生も前任者の立場になったことがあるが、第2、第3の案件では誰も応札しなかったのだ。当たり前だ。前任者がいては通常逆転受注は望めない。今回はクライアントさんの「心意気」に沿って、前任者がいても応札することに決めた。何か事情がありそうと判断。

アフリカの例では、ある案件の前任者が次の段階の応札で意外にも失注した。第1段階の成果に対する現地サイドの評価が非常に悪く、不合格となって再公示されたのだ。だから前任者に対するクライアント側からの評価が悪い場合は逆転受注の可能性も出てくる。また、直接の前任者ではないが、案件受注に最も近い方が応札を諦めるケースもある。その方は現地事務所の担当者から専門家として不適と判断され、新規案件応札を諦めたそうだ。プロポには万全の体制で臨む必要があるわけだが、不適者と判断されては最低である。

今回の前任者は表向きには最強の相手である。その方に単純に勝つ可能性はきわめて低い。秘策をもってプロポ作成にあたっている。前任者も絶対自分が取ると確信しているからプロポの書きっぷりに手抜きがあることもあるのだから。



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