2012年11月5日月曜日

1461:G国高級ホテルでの宗教儀式

去年の第2回目の出張は西アフリカのG国だった。

いろいろ地方にも行きG国の状況は掴んだ。地方都市もインフラが劣化している。 掴みきれないのは日本人の行動パターン。 最後の数日は首都の最高級ホテルに数日泊まったが、これはある方のご希望。何しろ200ドル以上するので無駄使い。 まあいっか、という気持ちでお付き合い。 兎に角びっくりしたのが、日本人の国際感覚。 最終日に外のレストランで食事したが、ある方が日本からソバを持参した。これをみんなで食べようということになった。国際機関の日本人の女性は準備に大変だ。 高級ホテルのテラス・レストラン。 我々の勝手な振る舞いにレストラン側も困惑気味。

高級ホテルのレストランで持ち込みそばのお食事会。どうみても国際人ではない。 そこで小生からレストランの責任者にそっとこう伝えた。 「日本人は海外で食事する時にはこうしてそばを食べてからメインに入るんですよ。ある種、宗教儀式ですから、ここは勘弁してくださいね。」 職員はうなづいた。 ガーナ人もしぶしぶ納得(?!)。無頓着な彼らはうまそうにおそばを食べていた。来てから2週間しか経っていないのに、おそばね。 コンサルのプロは死んでもしない儀式である。

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