2012年11月4日日曜日

1460:Challenges and Concerns

以前ある独法にいたが、そこで定期的に実践型英語研修を指導していたが、中年以上の職員は参加すると劣等感を感じるのが嫌でほとんど参加していなかった。ある部長経験者が一度参加した。その時の講義は、研修に対する「Hopes and Concerns」を参加者に聞いたが、その部長経験者は小生を馬鹿にして、「あんたはどう思うんだ?」と高飛車に質問してきた。難なく答えて、ではあなたは、と聞き返した。彼曰く、「数年後に定年だが、天下りの行先もなく、どうしたらいいものか?!」という答えだった。参加した一同もビックリ仰天。質問は、研修に関するもので、彼の第2の人生ではないのだ。ひょんなことから、彼の本当の悩みが暴露されてしまった。彼が首尾よく天下ったかは聞かない。 さて、主題だが、ある南太平洋国のIWRMの課題と懸案事項だ。表には左に課題、右に懸案事項が列記されている。ところがあまり差がない。一体、課題と懸案事項の違いは表現できるのだろうか? 課題があって、それを解決するための懸案事項と考えればいいのかね。IWRMというのは曖昧模糊なのだ。 チャレンジと言えば、比国の事例を思い出す。この案件はチャレンジだから、と関連する知事さんに言ったら、知事さん曰く、「実現できないんだね」、だって。チャレンジを必要以上に使うと難易度が強調されることもある。その知事さんの予想通り、案件は今も実現していない。 さて、そろそろ水資源の案件の公示はでてくるだろうか?まあ、ゆっくり待とう。

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