2015年1月2日金曜日

2594:黒田官兵衛流の人生最適化手法

今BSで黒田官兵衛の総集編を見ている。

昨年は、年越ししたため、日本で見たのは3月から4月の1か月間と9月帰国後の4か月のみであった。

さて、我々水に係るコンサルタントには、黒田官兵衛が如水になってから示した、

水五則
 1つ 「自ら活動して他を動かしむるは水なり」

 1つ 「常に己の進路を求めて止まざるは水なり」

 1つ 「障害にあい激しく其の勢力を百倍し得るは水なり」

 1つ 「自ら潔うして他の汚れを洗い清濁併せて容るるの量あるは水なり」

 1つ 「洋々として大洋を充たし発しては蒸気となり雲となり雨となり雪と
    変じ霞と化して凝っては玲瓏たる鏡となり而も其性を失はざるは水なり」


が有名だ。

英語に訳して途上国で示すこともある。

官兵衛は武将だが、参謀として主君に仕える役割がコンサルにちょっと似ている。

僕のコンサルタント人生も1981年から34年目となるが、波瀾万丈であった。

今年もまた大きな変化がある。

ある先輩から、「君は状況の変化でうまく最適な道をリアルタイムで決めているねえ」、とお褒めの言葉を頂いたこともあった。決して最適な方向をゆとりを持って選んだわけではないが、結果だけ見ているとそう見えるんでしょうね。僕もそう思う。

迫りくる危機の匂いを感じ取ること。

危機に対しては、負けるが勝ちととりあえず逃げ、おバカとの喧嘩は慎むこと。

大局観を持ち、状況の変化に対応する知見と経験を活かすこと。

味方は社外に在り、敵は社内にあることと思え。

捨てる神あれば、拾う神ありだ。拾ってくれる多くの方々がおられたお蔭である。

ことしからはいよいよコンサル人生最後の段階だ。60歳からというのも幸せ者だ。サラリーマンコンサルだったらそうはいかないだろう。

最後の大勝負。

まずは65歳までが前半、そして65歳から70歳までが後半になろう。それ以降どうなるかは未定だね。

人生の最適問題の解法はなかなか難しいものだが、面白いよ!!






 


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