2012年8月24日金曜日

1425:コンサル会社のパワハラ

ここ4年はサラリーマンコンサルではないので会社におけるパワハラの実態は見ていないが、昨日ちょっとした飲み会で最大手のコンサル会社のパワハラ事件のことを知った。 30年近いコンサルあるいは非コンサル会社のサラリーマン経験でもパワハラは日常茶飯事であったし、僕自身に対するパワハラも数多くあった。 クリスチャンであるためか、上司や先輩のパワハラで精神的に潰れることはなかったが、犯罪にもなるようなパワハラを受けたこともあった。企業におけるコンプライアンスの重視もあり、ここ10年ぐらいでコンサル会社でもコンプライアンス室も設置されたが、一般の企業に比べ機能しているようには見えなかった。 最大手コンサルの場合は10年近く前にコンプライアンス室ができたが、代々の室長自身がパワハラをやっている人物だから彼らに相談しても意味のないことは分かっていた。そういう問題のある人物がコンプライアンス室長になる会社組織に将来はない。 最近はどうも事態が変わってきたようだ。僕ら世代が会社の幹部になっているが、ついに同期がパワハラで訴えられる事例が出てきた。団塊の世代のひどさに僕らは耐えてきたが、僕らが幹部になるこの時代では、部下もパワハラ被害を訴えることになっている。同期をかばう気持ちはないが、ついにそういう時代になってきたようだ。 50歳を過ぎたらサラリーマンを卒業し、第2の人生を歩むことを推奨している。パワハラなんて組織の劣化を示すようなものだ。ストレスのないコンサルタント人生を歩みたいものだ。

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