2014年11月24日月曜日

2578:カンブク君からのメール

彼の地での業務は、2009年から2年間であった。

南部アフリカの内陸国。数か月前まで1年半滞在した隣の国だ。

政策アドバイザーとして在席したのは、かんがい水資源開発省。

カンブク君は、なかなか優秀な若手の職員だった。赴任して2回目の出張の時、僕の執務室にやってきた。

第1印象は、礼儀正しい賢そうな青年に見えた。実際そうだった。

英語もかなりできるし、隣国の大学院に留学して戻って来たのだった。それ以来、1年半のお付き合い。

それから3年後に省を辞めて自分の会社を設立したと隣国出張時に知った。

突然彼からメールが来て、今筑波大学大学院に入ったとのこと。

へー、アドバイス通りになったねえ。

実は彼のような青年に日本政府の留学制度を教えて、実際日本に来た留学生は二人目だ。

一人目のズーバイ君のことは以前書いたが、中央アジアのタジキスタンであった時に日本に来て博士号を取ることを勧めたのだった。

もう一つの偶然は、二人とも筑波大ということ。

東大じゃないのか?特に水セクターは、東大か京大。筑波大はねえ。。。

まあカンブクの判断だからしょうがない。

しかし、途上国の優秀な青年が日本で博士号を取ることはいいね。そういうポテンシャルのある優秀な青年に良きアドバイスできたことは幸いだ。結果を出しているしね。

カンブク君からモバイルの番号ももらったので今度連絡してみますかね。



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