2015年5月21日木曜日

2624:評価分析業務の一部廃止

昨年から言われていた、JICA技プロの中間レビュー調査及び終了時評価調査の廃止に関して、JICA公文書で初めて確認した。


いいね。


導入当時から、この評価分析の意味とコンサル委託に疑問があった。要するに、意味がないという結論だ。


専門性もない人(たぶんPCM研修を受けた人)が評価方法に沿って分析し、プロジェクトの評価をするのだが、概ね問題なしという内容だ。経験者に言わせると、現地出張する前にほぼ出来てしまうと言う。安易だね。


僕は、人生で一度「評価分析」担当で、事前調査に参加したことがあるが、もう1度で沢山。専門性が活かせない仕事と認識。


それを生業にしている知り合いも数多い。上記のような廃止だと、結果として事前調査の役務とプロジェクト終了後の複数のパッケージでの評価しかない。それで食べていくんでしょうが、競争は激化するね。


評価分析はほぼ100%個人コンサル(歩合制の契約社員だね)が担当し、女性が多数派だ。会社員として評価分析に参加する人はたぶんいない。一人だけ知っている。コンサル会社で調査計画や技プロを実施しているのに、社員が評価分析やる意味は全くないのが常識。


しかし、僕の予想がやっと当たった。10数年かかったかな。全面廃止するのはいつになりますか?

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