2015年5月18日月曜日

2620:コンサルとしての役割

前号のニュースを見て、コンサルタントもODAでどう活躍するかちょっと考えた。


23年間、最大手コンサル会社で修行したが、国際機関の仕事を含めても通常のコンサル的な役割を続けた。総括や団長までやったから、まずまずの活躍。


その後は、あるコンサルタント会社の新規事業推進のお手伝い。


新規事業を4本ほど立ち上げ、そのほとんどで総括を担った。団長を親会社からの出向者に譲ったりもした。4年で4件だから結構いい成績じゃないかなと自画自賛。組織的に戦略変更で、他社に移る。


移った会社は、コンサルではないが、国際的な事業展開の支援だ。2年で3件の案件を形成した。


2社合計では、6件の案件を作ったが、結果としては、その後社として継続されず、今ではまったく新規案件では活動していないのが実情だ。まあ組織として続ける意思がないのならしょうがないね。


その後は、専門家として6年間個人的な活動を続けた。受注はかなり厳しいが、6年間無事に生活できる程度に活躍できた。個人でもコンサルできることを確信したかな。




さて、今は、またコンサル会社の組織強化と人材育成に係わっている。


コンサル会社もこれまで大学と連携した案件もやってきたが、これからは市役所と連携する時代になってきた。この動きも長期的に見てどう評価するかはいろいろ意見があろう。


そういう歴史的な変遷を考慮しても、やはりコンサルタントとしてどうあるべきかは、真剣に考える必要があろう。


しかし、組織を動かすってかなり難しいのだ。40代、50代の社員の意識を変えることは特に難題だ。これまでに係わった会社での活動を振り返っても、改革に熱心なのは、30代と経営者や一部の幹部だけ。


国内でもそうだから、途上国での組織強化と人材育成はある意味ライフワークだね。

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